2005年03月03日

S02E01"Life, Loss, Leaving"日本語訳脚本

*無断転載禁止*
英語バージョンはこちら. Thank you the L word Fan Site!

ベット:前回のLワード。。。

[ヘッドビート音とともにシーズン1からのシーン]
[CACのガレージを眺めるベット。キャンデスが車から出て来る]
[怒ったティナがベットを見つめる]
[ジェニーとロビンがベットでキス]
[ティムが窓から偶然ジェニーとロビンを見てしまう]
[ジェニーに微笑むロビン]
[叫び狂うシェリーを止めようとするシェーン]
[ヘッドビート音が速くなる。シェリーが去り、シェーンは手をおでこにあてる]
[トンヤがMr.ピドルズの葬式で手を頭にあてる]
[アイヴァンがキットに後ろから歩み寄る]
[ジーンとジェニーが水族館でキス]
[ティナ、ベット、シェーン、アリス、マリーナ、キットそしてアイヴァンがMr.ピドルズの葬式でグラスを上げる]
[プラネットにいるベットとアリス]

ベット:何でみんなが色んなヒトと寝ているってことを信じるのがそんなに大切なの?
アリス:だってみんなやってるじゃない。
[ティナ、目を回す]

[ティムの膝に座ってるジェニー]
[シェーンとある女性とのプールでのキスシーン]
ジェニー:隣に住んでる人達知ってる?
[シェーンととある女性がセックスを始める]
ジェニー:彼女達って。。。ゲイカップルなの?
ティム:うん。そうだよ。
[柵越しにシェーンとある女性のセックスシーンを見つめるジェニー]
ジェニー:彼女達がプールでセックスしてるの見ちゃった。
[ジェニーとティナ。ティナ家の庭で会話]
ティナ:明日家でパーティーがあるんだけど、ティムといっしょに来たら?
[ジェニーとティム、パーティーが開かれているベットとティナの家に入る。マリーナとアリスとジェニーがソファーに座っている]
アリス:ジェニー、こちらマリーナ。
[マリーナ、アリス、そしてジェニーがソファーに座っている。マリーナとジェニーがお互いを見つめ合う]
アリス:あなた達コスモポリタン誌のロマンスクイズやったほうがいいわよ(笑)。
[トイレでマリーナがジェニーを掴みキスをする]
[マリーナとジェニーの、そしてティムとジェニーのセックスシーンが素早く流れる]
ティム:どこにいるの?
[ジェニー、ティムではなくマリーナの顔を見る]
ジェニー:ここにいるけど。
[テーブルの上に婚約指輪]
アネット:結婚するの?
[マリーナとジェニーがジェニーの家の台所]
マリーナ:幸せ?
ジェニー:(泣きながら)聞かないで。
[ティムがジェニーの部屋を開け偶然マリーナとジェニーがセックスをしているのを目撃]
[ジェニーが水泳の練習に参加しているティムの所へ]
ティム:何で止めなかったんだよ!?何でだよっ!?
[ティムがプラネットで働いてるマリーナに話すようにジェニーをプラネットへ連れて行く]
ジェニー:私達の間で起きたことは間違いだった。
[ティムがマリーナの顔を覗き込む]
ティム:ジェニーが言ったこと聞いたか?
[ジェニー、去る]
[ティム、ジェニーの部屋へ入る]
ティム:離婚しよう。

[ロビンと話すジェニー]
ジェニー:土曜日の夜ヒマ?
ロビン:デートがあるんだ。
[ジーンとジェニー、CACパーティーでティムとトリッシュと話す]
ティム:(ジーンに向かって)ジェニーさ。。。君にレズビアンだって言った?
[ジーン、ジェニーを見る]
[ジーン、ロビン、ジェニーがジェニーの部屋に]
ジーン:多分僕が帰るべきだと思う。
ロビン:ジーン。私が帰るべきよ。
ジェニー:うぅん。どっちにも帰ってもらいたくない。
[イスに座ってるジェニー]

[シェーンとティナがパーティーで抱き合う]
ベット:シェーンが部屋に入って来る時いつも誰か泣いて帰るって気付いた?
[シェーンとレイシー、歩道で話し合う]
シェーン:私は恋愛ってものはしないの。
[違う女性達とキスをするシェーンのシーンが流れる]
[シェーンが働いている美容室のイスに座るシェリー]
シェーン:どうしてもらいたいか教えて。
シェリー:何をしてくれるの?
[シェーンの美容室でセックスをするシェーンとシェリー]
[クレアとシェーンがプラネットで会話]
クレア:彼女のこと愛してるの?
シェーン:うん。
[シェーンとスティーブが道路で会話]
スティーブ:その手をお前のズボンだけに突っ込むことを学べ。
[Jaffeマンションの外。車の中にいるシェーン。インターコムに向かって叫ぶ]
シェーン:ゲートを開けろ!
[シェリー、泣き叫び、シェーンを叩く]
シェリー:あなたになんかもう二度と会いたくない!
シェーン:私が言うことを聞いてよ!
[CACのパーティーで話すシェリーとシェーン]
シェリー:あれはただの妄想よ。
シェーン:(泣きながら)そっちも私のことを好きだと思ってた。
シェリー:(泣きながら)そんな愛なんて存在しないのよ。

[プレネットにいるデーナとアリス]
デーナ:っつーかシェーンにあって私には無い物って何よ?
アリス:シェーンは乳首に自信があるのよ。
[デーナとラーラ、テニスコートでキス。コンラッドが歩み寄る]
コンラッド:おい!
[デーナとラーラ、びっくりしてキスを止める]
[レストランにいるデーナとラーラ。怒っているデーナ]
デーナ:ラーラは私でいるっていうことがどんな意味をを分かってない。
トンヤ:初めまして。トンヤです。何か必要だったら言ってね。
[デーナとトンヤがベットイン]
トンヤ:今からデーナ・フェアバンクスの下に行くなんて信じられない。
[アリスとティナがホテルの部屋で座っている]
アリス:あの女は嫌なバイブぷんぷんよ。
[ティナ、デーナ、アリスがプラネットで一緒に座っている]
デーナ:あんたいつになったらdickかpussy選ぶのよ?
アリス:私は同じ質を男性にも女性にも探してんのよ。
[デーナがティナに向かってジェスチャー]
デーナ:でかい胸。
[デーナ、Mr.ピドルズの葬式でトンヤと婚約したことを知らす。トンヤ、婚約指輪を見せる]
デーナ:私達結婚するの!
[トンヤが興奮して微笑む]
[深夜にデーナの家の玄関に立つアリス。デーナはパジャマ姿で立っている]
アリス:トンヤと結婚しないでよ。
[デーナが困惑した顔でアリスを見る。突然アリスがデーナにキスをする]

[プラネットで歌ってるアイヴァン]
[プラネットでいっしょに座ってるアイヴァンとキット]
アイヴァン:もし誰かと話したかったら、電話して。
[ベット、CACでキットと話している]
ベット:アイヴァンは姉さんの旦那になりたいのよ。
[プラネットでキットとアイヴァンがいっしょに座っている]
キット:もしあなたが男だったら。。。完璧よ。。。
[キットが家のドアを開ける。アイヴァンが花を手に立っている]
アイヴァン:ぅおぅ。
[部屋にいるベットとティナ]
ベット:赤ちゃん作りましょう。
[キス]
[セラピストのオフィスにいるベットとティナ]
ベット:完璧なドナーを見つけたわよ!
[ティナ、玄関のドアを開ける。マーカス・アレンウッドが立っている]
[プラネットでティナとベットが会話。怒っているティナ]
ティナ:何でマーカス・アレンウッドが黒人だったって教えてくれなかったの?
[泣くベット]
[仕事から帰宅したベット。テーブルに置かれた妊娠判断テストを見つけ、ティナに微笑む]
ティナ:妊娠したよ。
[ベットがウィルソン医師を訪ねる]
ウィルソン医師:心拍が聞こえなかったのよ。
[ベット、ティナを慰める。ベットの腕の中で泣くティナ]
[グループセラピーに行くベットとティナ]
ティナ:たったの12週間だったけど、生涯一緒にいた誰かを失った気がする。
[ベットとキャンデス。至近距離]
キャンデス:今日ずっとしたかったことはあなたにキスすること。
[青写真をチェックしている時に、キスをしたい欲望に満たされるベットとキャンデス]
[自分のオフィスにいるベット。ティナがベットの体に両手を回す。キャンデスだと勘違いしたベット]
ベット:できないわ。
ティナ:何ができないの?
[ベット、振り向く]
[ベットがキャンデスの車に乗り込む]
ベット:どこかへ連れて行って。
[キャンデスがベットをベットに押し倒す。キャンデスがベットをキスをしながらドアに押し付ける]
[CACのパーティーでベットとキャンデスが手を繋いでいるのを目撃するティナ]
[部屋にいるティナとベット。]
ティナ:見ちゃった。
ベット:ごめんなさい。
[ティナ、ベットを平手打ち]
ティナ:ファックユー!ファックユー!
[ベット、ティナを掴みベットに押し倒す]

[フェードアウト]
[フェードイン]

ウィルソン医師のオフィス ー 日中
[ウィルソン医師のオフィスにいるティナ。カメラに向かっている。バックを肩からおろす]
ティナ:こんなことが起こってるなんて信じられない。

キャンデスの部屋 ー 日中
[キスをしているベットとキャンデス]

ウィルソン医師のオフィス
[タイトル:ロスアンゼルス、現在]
ティナ:これやった時、安心してたんだけど。。
[ジャケットを脱ぐティナ]
ティナ:私とベットの関係は頑丈だと思ってた。

キャンデスの部屋
[キスをしているベットとキャンデス]

ウィルソン医師のオフィス
[シャツを脱ぐティナ。ウィルソン医師はそばに立っている]
ウィルソン医師:いつベットに言うつもり?
ティナ:今。もし何も問題なく行って、前回見たいにならなかったら。。。ベットがまた流産に耐えられると思わないし。
[ズボンと靴を脱ぐティナ]
ウィルソン医師:そう?
[ティナがウィルソン医師と向き合う。窓からの光に照らされて、ティナの大きくなってお腹が見える]
ウィルソン医師:まぁ。
[お腹を撫でるティナ]
ウィルソン医師:御覧なさい。
ティナ:うん。なんか。。。
[横を向くティナ。かなり妊娠している]
ティナ:。。。突き出してる。
[ティナは自分のお腹を見て、医師を見る。診察服を着る]
ティナ:まだ誰にも言えない。しばらくの間自分だけにとどめておくつもり。
ウィルソン医師:うーん。それは簡単じゃないわよ。
[診察台に座るティナ]
ティナ:自分だけで赤ちゃんを産むと思うわ。
ウィルソン医師:それは良くないわよティナ。
ティナ:そんなこと言わないでよ。そんなことみんなやってるじゃない。
[ウィルソン医師、両腕を組みカウンターに寄っかかる]
ウィルソン医師:それでいいのね。
[ティナ。少し間を取って]
ティナ:この赤ちゃんは絶対に産みたいの。
[診察台に座っているティナ。孤独。カメラズームバック]

[オープニングクレジット]

キャンデスの部屋 ー 日中
[BGMはDusty SpringfieldのJust A Little Lovin'。ベットの中にいるベッ函H?个鵑任い襦?掘璽弔鬚弔泙濔紊家?个燹
キャンデスが頭を出し、キスをする。キャンデスがベットの顔を触る]
キャンデス:ベットがここにいるってすごい幸せ。
[ベット、少し悩]
キャンデス:ねぇ。
ベット:うん。
キャンデス:どこに行っちゃったのよ?
[答えないベット。キャンデスを見つめる。困惑気味のキャンデス]
キャンデス:どうしたの?
[ベット、視線をそらす。悲しげに見える]

プラネット ー 日中
[たくさんの人がコーヒーを飲んで話している。アリスとシェーンが一緒に座っている。毛糸を編んでるアリス。雑誌を読んでいるシェーン]
アリス:あぁー。なんでこんな宿題引き受けちゃったんだろ。編み物なんて全然私に向いてない。
シェーン:そう。。それってかなり流行ってるんだよね。知り合いのゲイはみんなやってるよ。ストレートの男だってやってる人いるし。
アリス:でしょ?でしょ?男は毛糸を編んで女は世界を動かすべきよ。私はそう思うわね。L.A.マガジンにそのこと書くわ。
シェーン:(うなずいて)いいんじゃん?みんな気に入るよ。
[雑誌に戻るシェーン。そしてまたアリスを見る]
シェーン:ティナどうしてんの?
アリス:うーん。ベットまだ電話かけてきてないのよ。
シェーン:いっしょにいる運命にある2人を引き分けるなんて神様は間違ってる。
[アリスは編み物を止めてコーヒーに手を伸ばす。ぼーっとしてるシェーン]
アリス:あんた神様なんて信じてるの?
[まだぼーっとしてるシェーン。コーヒーを飲むアリス]
アリス:うーん。
シェーン:なに?
アリス:このコーヒーうんこみたいな味がする!マリーナどこよ?
[アリス、編み物に戻る。シェーンは辺りを見渡す]
シェーン:最近見てないからわからない。
アリス:私も最近見てない。
[シェーン、辺りを見渡す]
アリス:あぁー あのこと話したい? 友達ってそのためにいるもんでしょ。もしあんたが話したいならだけど。
[シェーン、ページをめくって頭を振る]
シェーン:話すことなんてないよ。
アリス:シェーン。
シェーン:何だよ?
[アリス、編み物を止めてシェーンを笑いながら見る。シェーン、アリスを見る]
シェーン:あぁー!レズビアンしてんなよ!
[アリス、編み物に戻る。シェーン、雑誌に戻る]
アリス:なに? たった今シェリー ジェフィーランドから戻ったつもり?
シェーン:なんも変ってないよ。自分は今までと同じ自分。
アリス:あーぁー、あんたまだコードで生きてるんだ。
[シェーン、雑誌を読むのを止める]
アリス:恋愛はやらない。
シェーン:コードじゃないよ。それが自分なの。
[プレネット入り口からピンク色のハイヒール。シェーン、ため息をつく]
シェーン:あぁーー。。。。
[アリス、入り口を見る。トンヤだ。アリスとシェーンを見つけてトンヤ、手を振る。そしてカウンターへ]
アリス:ダメダメ。今日は(ディズニー映画に出て来る)Cruella DeVilleとなんて話してられないられない。なんかしないと。。うーん。。私が怒ってるふりして。
シェーン:はぁ?
[アリス、編み物を置いてシェーンをつつく。シェーン、雑誌を置く]
アリス:手を肩にまわして!
[シェーン、手を肩に回す]
アリス:えっと。。。私泣き出すから。。んで。。
[悲しい表情をするアリス。泣いているふりをする。シェーン、慰めてるふりをする]
アリス:。。。個人的な雰囲気に見えるはず。
[シェーン、アリスの手を取りうなずく]
アリス:(悲しそうな声で)。。。鈍感な人がこれに入り込もうなんて夢にも思わないし。。
[うなずくシェーン。コーヒーを受け取ったトンヤ。2人のテーブルを見る]
トンヤ:ねえ!ちょっとちょっと!
[同じテーブルに座るトンヤ。2人の”劇”にはおかまいなし。アリスとシェーン、劇の前までやっていたことに戻る]
トンヤ:このカフェめちゃめちゃじゃない!(息を飲む)マリーナのこと聞いた?
アリス:なによ?

道路 ー 日中
[ジョギングをしているデーナ。Tシャツとショートパンツ姿。汗だらだら。カメラの前でストップ。振り返って道の真ん中で腕立て伏せ。
そしてもと来た道をジョギング]

プラネット 
トンヤ:神経的に衰弱しちゃって、病院送りだって。
[アリスとシェーン、お互い見合ってショック]
アリス:え。。。
シェーン:死のうとしたの?
トンヤ:手首を切ったのよ。ベルエアーホテルの最上階の部屋で。
アリス:最悪じゃん!
[シェーンとアリス、トンヤのぽかんとあいた口を見る]
トンヤ:ドルチェ&ガッバーナのスーツ着てたんだって。
シェーン:(アリスに向かって)お見舞い行かなきゃ。
[アリス、うなずく]
トンヤ:もう遅いわよ。母親が飛行機でこっちに来て、マリーナは今ミランに帰ったちゃったみたい。彼女って考え方が古いわよね。
[アリスとシェーン、ぽかーんとしてる]
トンヤ:マリーナは考え方が古い。
[シェーン、トンヤを見る。トンヤ、アリスとシェーンの後ろに向かって叫ぶ]
トンヤ:ハニー!ハニー!ハニー、ハニーこっちこっち!
[アリス、後ろを振り返ってデーナを見る。デーナ、トレーナーを着てる。汗だく。アリス、急いで前を向きテーブルを見る。デーナ、
トンヤの隣に座る]
トンヤ:(デーナに向かって)今ちょーど昨日の夜デーナが私の前妻になるとこだったって話してたのよ(笑)。
デーナ:あぁ(笑)結婚式の計画でちょっとびっくり怖じ気づいちゃって(笑)
トンヤ:(ウェイターに向かって)すみません。お茶お願い!冷たいお茶!
[アリス、テーブルを見つめる。そしてデーナを見る。デーナ、アリスを見る。訳ありな視線を交わす2人。トンヤ、振り返って2人を見る]
トンヤ:(アリスに向かって)大丈夫?
アリス:ん?大丈夫大丈夫!びっくりしちゃって。。。マリーナ。。。
[アリス、テーブルを見つめる。シェーン、アリスを見る]
デーナ:そうそう。ベルボーイありがとうって感じよね。マリーナがホテルから投身する直前に部屋に入ってきてくれて。
シェーン:(トンヤに向かって)ちょっと、ちょっと。あんたマリーナは手首を切ったって言ったじゃん。
アリス:うん。。
トンヤ:(デーナに向かって)見てよデーナ。汗だくじゃない!
[トンヤ、デーナの汗をナプキンで拭きはじめる。デーナ、恥ずかしそう]
トンヤ:こんなに汗だくなのかわいくない?
[アリス、見ないようにする。デーナ、トンヤの汗拭きを止める]
デーナ:(アリスに向かって)ティナはどう?ベット電話した?
[アリス、頭を横に振る]
トンヤ:ティナはベットルームに入っちゃったのよ。
[アリス、頭を横に振り、笑う]
デーナ:(皮肉に)OK!ミス内輪話。ティナはどうやって分かったのよ?
アリス:(トンヤに向かって)あのね、トンヤ、ティナはただ推測したのよ。2人がお互いの手を触ってるのを見て。。。全部分かっちゃったのよ。
デーナ:(皮肉に)どうやったら手を触り合ってるだけで分かるのよ?
シェーン:女は分かるんだよ。
アリス:(デーナに向かって)そう。特にレズは。
[デーナ、アリスに向かってしかめっつらをする。トンヤ、自分の想像話を続ける]
トンヤ:ベットが何考えてたのか理解できないわ。だって、ティナみたいな女性を大工のために置いてくなんて。
[アリス、笑いながら目を回す]
アリス:あのねぇ!トンヤ、もしキャンデスがもっとましな仕事してたらいいってこと?
[トンヤが話し出そうとするがシェーンが話し出す]
シェーン:みんな、うちらの問題じゃないじゃん。
アリス:でもベットはティナを愛してるのよ!何の疑いも無いわ。
デーナ:(アリスに向かって)じゃあなんで問題解決しないわけ?
[アリス、デーナを見る。そしてシェーンを見る]
シェーン:セックスが問題なんだよ。ベットが止められなかった。
デーナ:(アリスに向かって)じゃぁそれがセックスだけだったら問題は解決するでしょ?
[アリス、デーナを見る。悲しそうに]
トンヤ:女はコントロールできるのよ。男はだめ。だって男ってペニスにコントロールされてるから。
アリス:(トンヤに向かって)男も女も同じよ。これがいい例でもし(トンヤが)言ってることが正しかったらベットは(キャンデスと)寝るの止めてるはず。
トンヤ:(ショック)ベットはまだ大工と寝てるの?!
[トンヤ、 オーマイガッドの表情をする]
デーナ:あぁティナ可愛そう。
[アリス、腕を組んで天井を見上げる]
シェーン:おい。
トンヤ:ベットはペニスをコントロールしなきゃ!
シェーン:おい!
[みんなシェーンを見る。シェーンの視線先を見る。ティナが落ち着かなく微笑んで立っているる]

市場 ー 日中
[ジェニーとジーン、店の間を歩いている。歩いている人達、買い物している人達がいる]
ジーン:日本の細長いやつ知ってる?
[ジーンが話しかけてるのにジェニーは群衆を見ている]
ジーン:キノコに見えないよね。針か何かに見える。
[ジェニー、そばを歩く2組のレズビアンカップルを見る。どちらも腕を組み、花を持って幸せそうに見える。1組のカップルがキスをする]
ジーン:うーん。。
[ジェニー、話を全く聞いていない。女性が通りすがる度に微笑む。ジーン、ジェニーを見る、そして女性を見る]
ジーン:。。。やれば。
[ジーン、ジェニーの手を取り空想から現実に戻す]
ジェニー:何?ごめん、ごめん。何話してたの?
[ジーン、頭を振る。そして話す]
ジェーン:えっと、キノコについて話してたんだけど。
ジェニー:そうそうそうそう。キノコ好きなの?
ジーン:種類によってわ。
ジェニー:んー。キノコって私のこと怖がらせるのよね。3年生の時きれいな女の子がいたの憶えてるんだけど。名前は、えっと。。。
[ジェニー、話してる途中に女性のカップルを見る。一人は赤ちゃんを抱いてもう一人はベビーカーを押している。ジェニー、夢心地に話す]
ジェニー:。。。ミリアム。で、彼女野生のキノコ食べちゃって3週間も病院送りになちゃったの。アレルギーでね。。で。。
[ジーン、通り過ぎる女性を見る]
ジェニー:あぁー、彼女リレーを見逃して。。。わぁ、茎が付いたネギなんて初めて見た。
[ジェニー、ネギを売ってる女性に歩み寄る。女性販売員、微笑む]
ジェニー:匂い違うの?
女性販売員:嗅いでみて。
[??稜箘???个澆覆?薀優?鮑垢圭个后?検璽鵝¬椶魏鵑后?献Д法次▲優?瞭?い鰉未亜??気辰箸いι従陲鬚垢]
ジェニー:あぁかなり強い。
[女性販売員、微笑んでネギをテーブルに置く]
ジーン:(女性販売員に向かって)彼女とやりたい?それとも二人とも家に来たい?
[ジェニー、びっくりした表情でジーンを見る]
ジェニー:ジーン!
ジーン:ルームメイト今家にいないと思うし。。。
[ジェニー、ジーンの腕を取りひっぱる]
ジェニー:違う違う。(販売員に向かって)ごめんなさい。
[ジェニー、数歩離れてジーンを見る]
ジェニー:OK。どうしたの?
ジーン:僕が頼んだわけじゃない。そっちが僕と会い続けたいって言ったんじゃん。だから。
ジェニー:うん、そう、分かってる。
ジーン:じゃあ何?
ジェニー:私はあなたのことが好きって言った。
ジーン:親切にどうも。僕もジェニーのことが好きだよ。でも僕達セックスしないじゃん。分かる?僕は料理を作ったり、ミックステープを
作ったりしてあげる女性と寝たい。でもジェニーはセックスしたがらないじゃん!なんでか分かってるよ!ジェニーはゲイだからだよ。
[周りの人が二人を見る]
ジーン:だろ?だからだよ!こんなこと言い出して悪いと思うけど、でもジェニーは女好きなレズビアンだよ!
ジェニー:あなたにそんなこと言われる筋合いは無い。
ジーン:それが真実だよ。わかった?
[ジーン、ジェニーに花を手渡たす]
ジーン:グッドラック。
[ジーン、振り返り去る]

プラネットのトイレ ー 日中
[トイレが流れる。アリス、手を洗うためシンクへ。デーナが立っている。アリス、微笑み手を洗う。デーナ、神経質になっている]
デーナ:いつになったらあのこと話し合うつもり?
アリス:何のこと?
[アリス、デーナの後ろにあるタオルに手を伸ばす。二人、見つめ合う。アリス、手を乾かす]
デーナ:分かった。
[デーナ、頭を振りトイレから出ようとする]
アリス:待って。
[デーナ、アリスの前に立つ]
アリス:あれは間違いだったよね?
[二人、見つめ合う。デーナ、下を向くそして上を向く]
デーナ:そっちがそーいうなら。
アリス:そっちはどーなのよ。なんにも言うこと無いの?
デーナ:そっちがキスしてきたんじゃん。
アリス:(笑いながら)そっちがキスを仕返したの憶えてるけど。
デーナ:そっちが始めて来た後にね。
[アリス、恥ずかしそうにうつむく]
アリス:じゃあもしまたキスしたら?
[デーナ、ナーバスになる。アリス、デーナに近寄りキスをする]

プラネット ー 日中
[アリス、トイレから出てきて服を直しながら足早にテーブルへ]
トンヤ:(シェーンに向かって)あ。。。アリスなら知ってるわよ。
[アリス、座る]
トンヤ:アリス、アル、あれなんだっけ。。。書籍代理店。スマッシュ ボックスじゃなくって。
[アリス、編み物を手に取る]
アリス:あー、フレッド シーガル ヘアー&メイクアップ?
シェーン:トンヤ、大丈夫。代理店は問題ないの。仕事くれたし。
ティナ:顧客は誰なの?
シェーン:えっと(考える)アリアーナ。。何とか。
トンヤ:(ショック)アリアーナ・ハフィングトン?
シェーン:そう。アリアーナ。。えっと。。本を出版したんだよね。だから出版ツアーをやっててテレビ番組とか出てる。
トンヤ:デヴィット・レターマン、ジェイ・レノ、ビル・オコネリー?ちょっとー!
アリス:(シェーンに向かって)アリアーナ・ハフィングトンは50よ。あんたのタイプじゃないわよ。彼女ファンシーだし。
シェーン:ヘアーセットをやるの。アル、彼女と寝るつもりないし。
アリス:あ、そう。だって昔のシェーンだったらやるでしょ。
シェーン:ふん。
[デーナ、トイレから戻り座る]
シェーン:その場合は、相手がきれいなら。。。
[アリスとデーナ、見つめ合う]
トンヤ:(デーナに向かって)ハニー、シェーン、アリアーナ・ハフィングトンをやるのよ。
デーナ:アリアーナ・ハフィングトンをやるの?彼女50よ、シェーン!
シェーン:髪。
デーナ:あぁ。
ティナ:すごいじゃない、シェーン。もしアリアーナ・ハフィングトンの件がうまくいったらそしたら。。。映画関係の顧客と仕事できるかもよ。色んな場所に行けて、旅行できて。
シェーン:そしたらいいよね。
ティナ:うん。そしたらいいわよね。私行かなきゃ。
[ティナ、自分のコップを手に取り立つ。見上げるとそこに哀れな表情を浮かべてるベットが。みんなベットを見る]
ベット:心配しないで。いっしょにコーヒー飲むつもりはないから。みんな私がモンスターだと思ってるの知ってるし。ただ。。ただティナに言いたいことがあって。
[シェーン、立とうとする]
シェーン:席開けてほしい?
[ティナ、シェーンの腕に手を置く]
ティナ:大丈夫。(ベットに向かって)言いたいことがあるんなら、ここで言いなさいよ。
[みんな居心地無く見える]
ベット:ティナ。。。ティナが頼んだことができるまで今までずっと。。。会ったり。。電話かけたりしなかった。
[ティナ、聞いている]
ベット:約束する。(声を震わせて)これからキャンデスに会ったり、話したり、考えたりしない。
[ティナ、何も言わない。ベット、泣きそう]
ベット:あなたが恋しい。それ以上にあなたが必要。あなたがいないと生きて行けない。
[ベット、ティナの言葉を待つ。ティナ、何も言わない]
ベット:キャンデスとの関係は完全に終わったわ。
[シェーン、ベットを見る。アリスはデーナ、デーナはアリスを見る。トンヤは誰も見る人がいず、自分の鼻を見る]
ティナ:いつ終わったの?
ベット:今朝。あなたが私の人生の愛する一人で今までいったい何をやっていたのかわからない、自分が短期的におかしくなっただけってキャンデスに言ったわ。
ティナ:彼女に会って話したの?それとも電話で?
ベット:それになんか問題あるの?
ティナ:午前2時に家の前を通った時、車が無かった。(叫びながら)私があなたの愛する一人だってことを伝える前に一晩中彼女と寝たの?!
[ティナ、テーブルを掴み。ちゃぶ台返し。ベット、後ずさる。周りの人が見ている。アリス、ティナを慰めようとするが、ティナはアリスの手をほどいて去る。ベット、ティナが去るのを立ち尽くして見る]
[トンヤ、立ち上がってショック顔。コーヒーのシミが白いスカートに]
トンヤ:(息を飲む)

アイヴァンのガレージ ー 日中
[キットと話しながら止めてあるビンテージカーの間を歩くアイヴァン]
アイヴァン:レンタカーもまぁいいお金になるけど、やっぱ夢はピクチャーカーだな。
キット:ピクチャーカー。
アイヴァン:そう。映画に使われる車。
キット:あぁ。
アイヴァン:映画ディレクターが今度来るんだけど、ボブリグルっていうニュージャージー州で有名な車と同じ型のレースカーにビリー・ボブを乗せたいんだって。 彼が憶えてるピカピカでピンクパンサー柄の車が欲しいんだってよ。
キット:(笑いながら)アイヴァン、あなた外国語を話してるわ。女の子が理解できないの分かってるでしょ?
[二人、止まる。アイヴァン、微笑む]
アイヴァン:中に入ろう。見せたい物があるんだ。来て。

アイヴァンのガレージのオフィス ー 日中
[質素なオフィスへと続く階段を上がるアイヴァンとキット。オフィスの中はビンテージ車のパーツ、本棚、トロフィー、車の写真と古い車の広告、50年代の女性が描かれたカレンダー、そしてレトロな家具で飾られている]
アイヴァン:駐車場の壁めがけて運転?本気で自殺しようとした様には思えないけど。
キット:それはプラネットでみんな言ってたことよ。すごいかわいそう。。。だってマリーナが心に深い傷を負ってるの知らなかったし。
[アイヴァン、机の角に座る]
キット:分かってる。考え過ぎるな。
[キット、アイヴァンの机の上にある額に入った新聞記事を見つける。出だしを読む]
キット:えぇっと、「アイヴァン・エイコック:ビンテージカーの専門家」すごいじゃない!全然知らなかったわ。
[アイヴァン、微笑む。キット、辺りを見てうなずく]
キット:ここアイヴァンのオフィスね。
アイヴァン:あのさ、プレゼントを渡したかったからここに連れてきたんだけど。
[キット、近くにあるイスに座る。アイヴァン、机の引き出しを開け小さな長方形の宝石箱を出す]
キット:え、アイヴァン。受け取れないわ。
アイヴァン:(微笑みながら)キットが思ってるものとは違うよ。開けてみて。
[キット、宝石箱を受け取りふたを開け、中に入ってた鍵を取り出す]
キット:OK?
[アイヴァン、微笑んで鍵を手に取る]
アイヴァン:これは家の鍵。プラネットから2ブロック先のとこに住んでるから、もし仕事で疲れて休みたかったらいつでも寄っていいから。
キット:えっと。。プラネットについてはまだ決まってないのよ。明日銀行に行かなきゃいけないし、マリーナの家族のためにやることもたくさんあるし。マリーナの母親ってちょっとコンテッサで(考え方が古い)。
アイヴァン:(微笑みながら)コンテッサかもしれない。でも私が知ってる限りでは。。。キット。。。あんたは女王だよ。そのこと忘れないで。
[アイヴァン、鍵をキットに渡す。キット、アイヴァンの家以外の鍵を見つけ、アイヴァンに見せる]
キット:この鍵は何?
[アイヴァン、微笑んで窓の方に向かう。ブラインドを開け外を見る。キット、歩み寄る]
キット:(息を飲んで)あれ私の車
[外にはキットの車が。以前はへこんだシボレーの車だったか今はピカピカの新しい車になっている]
キット:に見えるけど。
アイヴァン:ちょっとだけ修理してみた。
キット:ちょっとだけ!?まぁぁ!!
アイヴァン:運転免許が返還されたお祝いだよ。
キット:だれも今までこんなことしてくれたことないわ。どうやって感謝したらいいのか。
[キット、アイヴァンに歩み寄る。キス寸前。アイヴァン、キットの肩に手を置く]
アイヴァン:まだ駄目。
キット:なんでよ?
アイヴァン:だってまだ確かじゃないでしょ。キットに。。。確かになってもらいたい。来なよ、べっぴんさん。車に乗ってみよ。来て。
キット:信じられないわ。

ティムの家 ー 日中
[ティム、引っ越し用のトラックから家へと段ボールを運ぶ。ジェニーはそばに座っている]
ジェニー:オーバリンは結構いい学校みたいじゃない。
ティム:うん。いいチームだよ。
ジェニー:(歌うように)ハスペルコーチ!
ティム:学校は俺に月曜から働いてもらいたいからオハイオ州まで行くのに5日見積もってみた。
ジェニー:ふーん。教師証明書まだとっておくつもり?
ティム:多分ね。アパート見つけたの?
ジェニー:うぅん。やってられない。
ティム:ここに住み続ければいいじゃん。契約を引き継いでさ。
ジェニー:うぅん。この家の家賃を払う余裕なんてないし。
ティム:新しい仕事は?
ジェニー:うーーん。ハンク59のウエイトレスは低賃金しかもらえない。
ティム:考えてみなよ。この家の家賃は今月末まで払ってあるし。
ジェニー:ほんとに?ここにいていいの?
[ティム、トラックを閉める]
ティム:うん。なんで? 出て行ってもらうとでも思ってた?
[ティム、ジェニーに歩み寄る]
ジェニー:ほんとに、ティム? まじありがたい。私。。今ちょっと集中しなきゃいけなくって。。。だって。。うーん。。そう、シャーロット・バーチがC.U.で上級クラスを教えてて、その授業をとりたいんだけど。。。あぁーもう。。最近執筆がうまくいってなくって。(肩をすくめて)なんか何書いていいのか分からないんだよね。
[ティム、家の方へと去る]

ジェニーの部屋 ー 日中
[ジェニー、ベットの隅に座っている。膝にはノートパソコン。何か打っている。打つのを止めて読む]
ジェニー:(声に出して読む)「ある人が違う人と寝る時、いつもそれぞれの性的経験を呼び起こす。それがどう私達の人間関係の無限のネットワークにリンクするのか。」(考えてまた繰り返して読む)
[ノートパソコン、ズームイン。単語「connections」のすぐ後にカーサー。ジェニー、しばらく間を取って、ノートパソコンを指でとんとん叩く。そして打ち始める]
ジェニー:(ジェニーの声)「ジェーンが理解できることは彼女の両親がまた喧嘩してること。」

ジェニーの空想世界
[夜。広い草原。遠くには遊園地。小さい女の子が立っている男と女の間に座っている。男は女に向かって何か叫んでいる。なにを言ってるのかは聞こえない。ロビンのように見える女は怒っている]
ジェニー:(ジェニーの声)「彼等の昨夜の微妙な人間関係は今やかなり薄くなっている。」
[男、去る]
少女:置いてかないで。
[男、止まって振り返る。ティムだ]

ジェニーの部屋 ー 日中
[ジェニー、ノートブックを打っている]

ベットの家 ー プール際 ー 夜
[ベット、プール際にワインを飲みながら座っている。ワインを飲む。背後からティムがトラックからベットへと歩み寄る。手には段ボール]
ティム:こんばんは。
[ベット、無反応]
ティム:ベット。
[ベット、プールを見つめ続ける]
ベット:こんばんは、ティム。
ティム:さようならを言いに来ただけなんだけど。
ベット:(ほろ酔い)あら?そう?どこに行くの?
ティム:オハイオ州。
ベット:そう。どのくらい?
ティム:オハイオ州で仕事見つけたんだ。あさってここを出るつもり。
[ベット、無反応]
ティム:じゃぁ。グッドラック。
[ティム、去ろうとする。ベット、振り返る]
ベット:あぁ、待ってよ、ティム。(立ち上がる)ごめんなさい。引っ越すなんて知らなかった。
ティム:大丈夫、心配いらないよ。
[ベット、ティムに歩み寄り座る]
ベット:ティム。。え。。オハイオに引っ越すことが自分のためになると思ってるの?
ティム:分からない。それが自分のためになるのか分からないけど。。。(肩をすくめる)。。。ベットに出会えて良かったよ。
ベット:(微笑んで)こちらこそティムと出会えて良かったわ。
[微笑みあう]
ベット:寂しくなるわ。
ティム:(笑って)そう?きっとバカな奴が性的な問題を抱えている彼女とここに引っ越して来るかもしれないじゃん。そしたら彼女をマリーナに紹介して誘惑させて、彼の人生を台無しにできるよ。
ベット:マリーナ、自殺しようとしたのよ。PCHかどっかから車を転落させようとしたみたい。
ティム:マリーナが?
ベット:ティムがマリーナのことを気の毒に思わないのは理解できるわ。
ティム:うぅん。っていうか。。気の毒に思うよ。ただ。。自分の人生が急に変るなんて想像できないよね。。分かるだろ?
ベット:うん。
[ベット、ワインを飲む]
ティム:ティナいる?さよならを言いたいんだけど。
ベット:ティナは外出してるわ。
ティム:そう。。もし会えなかったら、僕がさよならって言ってたって伝えてくれる?
ベット:(微笑みながら)もちろん。
[ティム、去る。ベット、ワインを手に立ち上がる]
ベット:待って。
[二人、握手をする。ベット、ティムを引き寄せて抱擁する。しばらくの間抱擁。ティム、段ボール箱を拾い上げ去る。ベット、プール際に戻る]

ジェニーの部屋 ー 夜
[ジェニー、郵便をチェックしている。一通の手紙を開けて読む。パートリッジ ジル 出版社からだ。「シェクター様へ。申し訳ありませんが、あなたの原稿は選ばれませんでした。あなたがライターとして向いていないということではなく、パートリッジ出版社には向いていないということをご理解下さい。」]
[ジェニー、窓の方へ歩く。窓には今までに受け取った手紙が貼ってある。パートリッジからの手紙を貼り、イスに座る]

ハリウッド駐車場 ー 日中
[ロックミュージック。色んな人、コスチュームを来た人が歩いている。シェーン、ステージ5の建物の前を通り過ぎる。手の中のメモを読んでいる]

控え室 ー 日中
[アリアーナ・ハフィングトン、鏡の前に座っている。シェーン、髪をセットするための用具を取り出す。メークさん、アリアーナの顔を触り、去る。シェーン、鏡のなかのアリーナに向かって微笑む]
シェーン:こんにちは。
アリアーナ:こんにちは。
シェーン:(微笑みながら)シェーンと申します。
アリアーナ:あなたが来てる服いいわね。
シェーン:どーも。
[シェーンは眼鏡、シルバーネックレス、白いシャツ、ジーンズそして黒いタキシードジャケットを着ている]
アリアーナ:誰のためにそんな服を着てるの?
シェーン:ん。。(笑う)んー。自分のため。たまに女の子のために、でもたいていは自分のために。
アリアーナ:あなたゲイ?
シェーン:ばりばり。(うなずいて)そうです。
アリアーナ:ある晩のディナーでのことなんだけど、
[シェーン、カウンターに寄りかかる]
アリアーナ:。。。ある人が最近のレズは新種のゲイだって言ったんだけど、それについてどう思う?
[シェーン、前屈みになって考える]
シェーン:(微笑みながら)みんな分類しようとし過ぎだと思う。
[アリアーナ、微笑んでうなずく。シェーン、アリアーナの後方へ行き髪をとかしはじめる]
シェーン:何についての本を書いたんですか?
アリアーナ:ある国の政治について。。
シェーン:そう?
アリアーナ:。。。私のアイデアはどうやったら世界をもっとよりより場所にできるかっていうこと。
シェーン:(笑いながら)いいんじゃないですか?
アリアーナ:あなたはどう、シェーン?何が欲しいの?
シェーン:えっと。。(笑いながら)そんなこと考えたこともない。えっと。
アリアーナ:恋愛は?
シェーン:うぅん。恋愛は嫌い。私はただ楽しんで次に進む方。
[アリアーナ、微笑んでうなずく。若い女性、カルメンが部屋に入って来る。手にはコーヒー]
カルメン:はい。ハフィングトンさん、コーヒーです。
[カルメン、コーヒーをカウンターに置き、シェーンに微笑む]
カルメン:なにかお持ちしましょうか?
[シェーン、アリアーナの髪をセットしながらカルメンを見つめる。アリアーナ、鏡の中のシェーンに微笑む]
シェーン:(頭を横に振って)いいえ結構です。
カルメン:もし何か欲しかったら言って下さい。私カルメンです。
シェーン:(微笑みながら)シェーン。
[カルメン、くすくす笑いながら去る。シェーンとアリアーナ、カルメンが去るのを見届ける]
シェーン:じゃあね。

スタジオ内 ー 日中
[シェーン、アリアーナとメークアップとともに歩いている。カルメンが向こうからビデオテープいっぱいのカートを押しながら歩いて来る。危うくシェーンにぶつかる]
カルメン:(笑いながら)ごめんなさい。
シェーン:(微笑みながら)こんにちは。
[カルメン、カートを押し続ける。シェーン、微笑みながらカルメンを見つめる。アリアーナがシェーンに歩み寄る]
アリアーナ:私のことは心配しないで。
シェーン:(まだカルメンのことを見つめている)でも。。。いっしょにいなきゃ。
アリアーナ:(微笑みながら)行きなさいよ。
[シェーン、アリアーナを見る。アリアーナ、微笑んでうなずく。シェーン、微笑んでカルメンを追う]

廊下 ー 日中
[カルメン、カートを押している。シェーン、カルメンの横を歩いている。手にはビデオテープ]
カルメン:まぁとにかく。これが私の日中やってる仕事で。。先週フィッシャースプーナーのビデオ収録を手伝ったんだけど。。
シェーン:クール。
カルメン:DJもやってるの。毎週金曜にLittle Templeっていう曲をプレイして(Little Templeとう場所でDJして?)、それからMRXで2週間に1回水曜日にオールドスクールのテクノミュージックをプレイしてる。
シェーン:超クール。
[歩きながら見つめ合う二人]
カルメン:(笑いながら)シェーンは何やってるの?美容師以外に。
[カルメン、あるドアの前で止まる。シェーン、笑う]
シェーン:何してるんだろ。。何にもしてない。出かけるだけ。
カルメン:ふーん。
シェーン:どーでもいいねそんなこと。。
[シェーン、抱えていたビデオテープをカルメンのカートの上に置く]
カルメン:あーぁ、ありがと。
スタジオ内放送:ハフィングトンさんの最終チェックをお願いします。
[カルメン、笑う]
シェーン:また後で。
カルメン:うん。
[シェーン、振り返りゆっくりと去る。カルメン、しばらく考えてカートからCDを手に取る]
カルメン:シェーン。
[シェーン、振り返る]
カルメン:。。。超クールな音楽聴きたい?

視聴覚室 ー 日中
[リズムにのってLワードのテーマソング。シェーン、サウンドボードに寄りかかる。カルメン、ベッドフォンを片耳に機械をいじってる]
カルメン:この曲先週ニッティングファクトリーで聴いたんだけど。。。(笑)これが今から5年間にやりたいことなの。
シェーン:(ほほえみながら)野心がある女の子って好き。
カルメン:(笑いながら)ファックユー!
[シェーン、笑う]
シェーン:オーケー。そっちがやりたいんなら。
[カルメン、シェーンを見る。シェーン、少し笑って肩をすくめる。カルメン、微笑む。ヘッドフォンを置いてシェーンにキスする]
[大きいボリュームで音楽が流れる。”kissing...fucking...girls...the way that we live"の節がエコー]
[激しくキスをしている二人。シェーン、キスをしながらカルメンをサウンドボードに押し付ける。シェーン、ジャケットを脱ぎ、眼鏡を外す]
[スタジオモニターのショット]
[シェーン、カルメンのTシャツを脱がす。カルメンの肩にはトライバルのタトゥー。キス。シェーン、カルメンのジーンズのボタンを外す。カルメンの腰付近にもタトゥーを発見。シェーン、タトゥーを見る]
シェーン:ぅおぅ。このタトゥーなんか意味あるの?
カルメン:あぁ。私の父親。。1回も会ったことないんだけどね。。
[カルメン、シェーンの方を向く。カルメンのタトゥーは腰から背中にある竜の頭のタトゥーまで続いている]
カルメン:。。。彼はマヤの薬剤師系の人だったの。
[音楽、スローダウン。シェーン、カルメンの背中にキスをする]
シェーン:何で一度も会ったことがないの?
カルメン:私が産まれる前にバイク事故で他界したの。
[音楽、速くなる。シェーン、カルメンの肩にキス。カルメン、振り返りキスをする。シェーン、カルメンをサウンドボードに押し付けて下へ下へとキスをする]

テレビ撮影室 ー 日中
[スタッフ、番組撮影が始まるのを待っている。ヘッドホン型のマイクを付けた女性スタッフが部屋から出てくる]
女性スタッフ:(怒って)ちょっと話してる余裕なんてないのよこっちは。どういうこと?だれかシェーンを見つけだしてくれない? ボブ、あんたに2分だけあげるわ(2分だけ頂戴?)。5分前に最終チェックを頼んだんだから。つーかシェーンはいったいどこよ?!

視聴覚室 ー 日中
[モニターから音楽が流れる。シェーンはカルメンの体を下へ下へとキス]

CACミーティング部屋 ー 日中
[ベット、若い男性の提案を聞いている。若い男性、ノートパソコンのキーを押す。絵画がモニターに映し出される]
男性:この画家はロビーの広い壁に日本のアニメをベースとした絵を描いてます。違法なんですが。。。
[男性、不安げにベットを見る。機嫌が悪いベット。頬を片手にのせて本をめくっている。モニターに映っている作品を見ようともしない]
ベット:(いらいらして)続けて。聞いてるわよ!聞いてる。
男性:違法の施設なんですが。。。高速道路Sawtelle 405号線のすぐ下にあって。。
[ベット、モニターを見る]
ベット:ノーブルがパフォーマンスとして裸でテーブルの上を這ったりしてるのを見たことあるわ。誰がそれに資金を投資してくれると思うの?
男性:(うなずいて)それについてはアマンソン財団に問い合わせました。
ベット:無理ね。そこは保守的すぎるから。
[男性、うなずいてノートパソコンを見つめる。ベット、読んでた本に戻る。ジェームスが部屋に入って来る。メモをベットに見せる。「キャンデス・ジュエルが電話かけてきてます」]
ベット:(叫んで)出ないわよ!
ジェームス:(ささやいて)電話かけて来たのこれで5回目ですよ。
ベット:(怒って)電話かけて来るなって伝えておいてよ。
[ジェームス、去る。ベット、ため息をつき、落ち着いた声で]
ベット:ピーバディー財団に問い合わせてみて。もしかしたら投資してくれるかもしれないから。
[ベット、ため息をつきモニターを眺める]

ハンクス ダイナー ー 日中
[オレンジ色の制服を着たジェニー、もう一人のウエイトレスと歩いている]
ウエイトレス:オーケー。ジェニーは3番テーブル、私は2番と5番ね。
ジェニー:オーケー。
ウエイトレス:それでいい?
ジェニー:(微笑んで)はい。
[ジェニー、3番テーブルに座っている客に歩み寄る]
ジェニー:こんにちわ。何をオーダーするか決めましたか?
客:質問があるんだけど。このハンバーガーに使われてる牛肉ってニュージーランド産?それともアメリカ産?
[ロビン、レストランに入る]
客:それとフェタチーズをアメリカンチーズに換えてくれる。。。
[ジェニー、ロビンを見て手を振る。ロビン、入口付近のテーブルに座る]
客:。。。それと野菜をフレンチフライに換えてね。
ジェニー:(客に向かって)ちょっとすみません。すぐに戻ります。
[ジェニー、ロビンの方へ]
客:ちょっと、注文したいんだけど。
ジェニー:分かってます。(ロビンに微笑んで)どうしたの?
ロビン:ジェニーが大丈夫かどうか様子を見に来ただけなんだけど。
ジェニー:私なら大丈夫だけど。つーか役に立たないウエイトレスになると思うけど。。でも私は大丈夫。
ロビン:聞いてないのね。
ジェニー:聞いてないって何を?
ロビン:(ためらいながら)マリーナ、自殺しようとしたのよ。
[ジェニー、ぽかんとしてそして頭を振る]
ロビン:ベルエアーホテルの高級ルームに泊まってたの。
ジェニー:しようとしたってことは。。。死ななかったのね?
ロビン:うん。マリーナの向かい部屋にいた人たちが叫び声を聞いて。彼等、女性が乱暴されてると思ってフロントデスクに電話して。ベルボーイが。。。
[ジェニー、赤くなって泣きそうになる]
ロビン:。。。一人で部屋にいるマリーナを見つけたの。薬を3瓶飲み干して。。
ジェニー:(悲しい声で)気の毒なマリーナ。
ロビン:私に電話かかってきて。(苦笑して)多分私の電話番号がマリーナのバックの中にあったんだろうね。マリーナの母親がアンブリアにいるってこと憶えてたから、彼女の母親とコンタクトできたんだけど。。。
ジェニー:(うなずいて)別荘。。
[ジェニー、悲しそうにうつむく]
ロビン:ジェン、このこと言わない方がいいかもしれないけど。。。病院行った時。。(ためらいながら)マリーナ、ジェニーの名前を呼んでたの。
[ジェニー、ちょっと間を置いて振り返り歩き出す]
客:ちょっと!注文したいんだけど!

ロデオ ドライブ ー 日中
[トンヤ、デーナと手を繋ぎながら歩道を歩いている。たくさんの店。買い物をしている人たちが歩いている]
トンヤ:ちょっと見てこれ!
[トンヤ、デーナをある一軒の店のウィンドウへと力強く引っ張る]
デーナ:ぅおうっ。
トンヤ:見てこれ。
デーナ:(指をさして)あれ?
トンヤ:きれいだと思わない?
[デーナ、ウィンドウから覗き見る]
デーナ:(タグを読む)ジューラカプレッソS8エスプレッソコーヒーメーカー?
[大きいエスプレッソメーカー。その横には値段が]
デーナ:(ショック)千九百九十九($1999)ドル!?トンヤ!こんなのみんなに頼めないわよ!
トンヤ:デイ。。。(動揺して)割り勘する人もいるのよ。
[デーナ、トンヤを見て苦笑する]
トンヤ:デーナ、友達を過小評価しちゃ駄目よ。
[デーナ、エスプレッソメーカを見る。トンヤ、腕時計を見る]
トンヤ:Geary'sで見せたい物があるんだけど。
[トンヤ、歩き出す。デーナ、エスプレッソメーカーを顔にしわをのせながら見る。そしてトンヤの後を追う。デーナの携帯が鳴る。デーナ、表示を見て電話に出る]
デーナ:(電話)もしもし!

アリスの家 ー 日中
デーナ(声):(電話)デーナ・フェアバンクスですが。
[アリス、リビングルームにいる編み物グループといっしょに座ってい襦?如璽覆?渡辰暴个襪汎瓜?卜?曽紊?]
アリス:(電話)もしもし!こんにちは!えー。。話し合った方がいいと思うんですが。

ロデオ ドライブ ー 日中
デーナ:(電話)はいはい。。(トンヤに向かって)ロビーから。ハリソンの前のテニスパートナー。。。
トンヤ:ふーん。

アリスの家 ー 日中
デーナ(声):(電話)会ってお話ししたいんですが。どこで何時に?
トンヤ(声):(デーナの電話の向こうから)ハニーちょっと。。。

ロデオ ドライブ ー 日中
トンヤ:水晶のグラスはどう?
[トンヤ、近くの店へと歩き出す]
デーナ:オーケー。はいはい。

アリスの家 ー 日中
[アリス、電話機をいじりながら落ち着かない]
デーナ(声):(電話)オーケー。

ロデオ ドライブ ー 日中
デーナ:明日の朝ランヨンキャニオンでどう?

アリスの家 ー 日中
アリス:(電話)。。10:30に入口でどう?

ロデオ ドライブ ー 日中
デーナ:ちょっと早いかな。。
アリス(声):(電話)オーケー。。。

アリスの家 ー 日中
アリス:(電話)11時は?11時。
デーナ(声):(電話)うーん。。。でも

ロデオ ドライブ ー 日中
デーナ:(電話)。。渋滞が。。405号線。
アリス(声):(電話)あー。。

アリスの家 ー 日中
アリス:(電話)4時は?午後4時。午後4時ね。
アリス(声):(電話)オーケー。

ロデオ ドライブ ー 日中
デーナ:(電話)オッケー。じゃあね。
[デーナ、電話を切る]

アリスの家 ー 日中
アリス:そうそう。編んで編んで。
[アリス、電話を置いて座る。ピンク色の編み物を手に取り編む]
アリス:(笑いながら)おしゃべり。(皮肉につぶやいて)楽しいおしゃべり。
[すぐそばに座っている女性がアリスに向かって]
女性:アリス△修譴犬稈?瞭?眥未蕕覆い隼廚Δ錣茵
[アリス、自分の編み物を眺めて持ち上げる。ピンク色の管の様に見える]
アリス:これはディルド(dildo)用のヒモにピッタしぃー。
[アリス、編み物を腰にあて笑う。女性、アリスを見る]

ベットの家 ー 夜
[ベット、テーブルのイスに座って中華料理を食べている]
キット:人間らしくいることってできないわけ?
[キット、2皿とナプキンとその他を持ってキッチンからテーブルへ向かう。ナプキンをベットの膝の上に置く]
キット:ティナと話させて。
ベット:彼女に何を言うつもり?
[ベット、話し出すと同時にベットが食べている箱に入ったままの中華料理の下にお皿を敷く。自分のお皿に料理を盛る。ベットの涙で潤んだ目を見る]
キット:私の妹は紐で結ばれてバシバシ叩かれなきゃいけないバカな犬だけど、ティナを自分の人生以上に愛してることには変りはない。ベットを罰するのをいい加減に止めてこれからの50年間をどういっしょに生きるか考えなさい。
ベット:試してみる価値はあるんじゃない。
[ベット、料理を食べる。今にも泣き出しそうだ]
キット:ちょっとマリーナみたいにならないでよ。
[ベット、キットを見る]
ベット:キット。
キット:言ってみただけよ。
[ベット、ため息をつき食事をお箸で摘む]
ベット:姉さんのビジネス計画書読んだわよ。大丈夫なんじゃない。いっしょにローンに署名してあげるわよ。
キット:(微笑みながら)頭金は?
ベット:姉さん、50,000ドルなんて無いわよ。
キット:アイヴァンなら持ってるかもしれないわ。
ベット:アイヴァンはいいアイデアじゃないと思うけど。
キット:何でよ?
ベット:だって姉さんとアイヴァンの関係は困惑してるし。アイヴァンを仕事のパートナーにしたら、彼はきっとそれを”いい機会”って考えるんじゃないの。
キット:あんたらしいわね。現実化するが難しい計画にせっかく解決策をあみだしたのに、なんでそうやって軽蔑するのよ!
ベット:軽蔑なんてしてないわよ。
キット:(笑いながら)じゃあ何よ?
[ベット、冷蔵庫へ向かう]
ベット:私が言ってるのはそれが解決策になるかもしれないし、ならないかもしれないってこと。
キット:(がっかりしてため息をつく)なんでアイヴァンに依頼しちゃいけないのよ?
[ベット、ぺリアー炭酸水をテーブルに置く]
ベット:だって姉さんストレートじゃない。
キット:そんなこと誰が言ったのよ?
ベット:違うの?
キット:ストレートよ。でもベットに私がどうだ、アイヴァンがどうだって言う権利なんてないわよ。アイヴァン自身だけが彼が男か女か言う権利がある。彼が言う限りではアイヴァンは男性に近いのよ。
ベット:そんなの妄想世界よ。
キット:そうね。ベットの世界観でわね。でも今じゃあんたの世界観は前とはいっしょじゃないでしょ。分かるでしょ私が言ってること?
[ベット、ため息をつく]

ジェニーの家 ー 夜
[ロビン、水の入った洗面器とタオルを持ってジェニーが横たわってるベットへ向かう]
ロビン:ジェニーは何も悪くないわよ。マリーナのせい。出会った時から分かってたんだけどね。座らせて。
[ロビン、ジェニーの横に座る]
ロビン:病院で見てもらわなくて本当にいいの?
ジェニー:私は大丈夫だから。
ロビン:本当に?
ジェニー:本当に。大丈夫だから。(何でもないように笑いながら)気絶しちゃったぁ。
[笑う二人。ロビン、タオルを絞る]
ロビン:(笑いながら)うん。
ジェニー:(冗談で)たまに気絶するの。大丈夫。誰かマリーナの看病してるといいんだけど。
ロビン:誰かさんがジェニーの看病してるわよ。
[ロビン、タオルをジェニーのおでこに当てる。ジェニー、微笑む]
ロビン:どう?
ジェニー:お母さんがたまにおでこにで湿布貼ってくれたの。
ロビン:私が機能障害持ちの母親を思い出させたなんて言わないでよ。
ジェニー:お母さんが機能障害持ちなんて分からないわよ。でしょ?つーか誰も自分の母親がいい人か悪い人か分からないし。
ロビン:アパート探しはどうなってるの?
[ロビン、洗面器とタオルをそばの机に置き、座り直す]
ジェニー:(息を飲んで)全然ダメ。1000ドルでやっと高速道路下の小屋に住めるって感じ(笑)。ティムが「この家の契約を引き継げば?」って言うけどそんなの金銭的に余裕無いし。
ロビン:考えがあるんだけど。私といっしょに住まない?
[ジェニー、座り直す。手をあごに当てる。困惑気味]
ロビン:2部屋で。。。私が家賃払うからジェニーは払わなくていいよ。
[ジェニー、おどおどして首を振る]
ジェニー:それはダメ。
ロビン:ジェン、私達幸せになれると思うけど。
[ジェニー、未だにおどおど。ロビンを見つめる]

プラネット ー 日中
[アリスとベットか隣どうしていっしょに座っている]
アリス:今夜数時間だけ家を空けてもらいたいんだけど。
ベット:いいけど。
アリス:ティナが自分の物を取りに家に寄りたいから。服とか必要だし。。。
ベット:彼女の家でもあるのよ。来たい時に来ていいわよ。
[アリス、手をお尻に当ててベットを見る]
アリス:それはウソでしょ。
[ベット、ムカついて目を回す。ため息をつく]
ベット:あのねぇ(頭を振りながら)アリス。私がやったことは自分で止められなかったのよ。
アリス:(苦笑しながら)どうやったらそんなことできるのよ?だって。。。それってただの自発的なもんじゃない。
ベット:知ってるでしょ。いつも疲れ果てて。自分を止められなかったのよ。
アリス:彼女を愛してたの?
ベット:(素早く)私はティナを愛してるのよ。ティナだけが私が愛してる人。
アリス:でも未だにキャンデスと寝てんじゃないの。
ベット:寝てないわよ。言ったでしょできるだけ早く止めるって。
[ベットの携帯が鳴る。ポケットから出す]
アリス:できるだけ早く?何?セックス中毒にでもなったの?
ベット:セックス中毒なんかじゃないわよ!もぉ。
[ベット、携帯の電源を切る]
ベット:セックス中毒って言うのは悪い行為に対しての言い訳。私の行為が悪かったのは分かってるわよ。でも責任を取る準備はできてる。
アリス:あんたの行為は超悪かったわよ。
ベット:言い訳に聞こえるのは分かってるけど、知ってた?ティナは私の前から姿を消したのよ。落ち込んで。。話そうとしたけど。。私なんて相手にしてくれなかった。
アリス:どのくらい?
ベット:2ー3か月間。
アリス:7年間もいっしょにいたのに? 待つことぐらいできたんじゃないの?
ベット:私がティナのことを見放したみたいにあっちも私のこと見放したのよ。あっちも私も同じことしたのよ。
アリス:そうだけど、あんただけがオーガズム感じてたんじゃない。
[ベット、目を回してため息をつく]
ベット:ファックユー、アリス。
[ベット、立ち上がり去る]
アリス:家、空けておいてよ!

アイヴァンのアパートの外 ー 日中
[キット、車から出る。ブリーフケースを腕に抱えアパートへとゆっくりと歩く。入口で呼び出しボタンを押す。内線が鳴る。誰も出ない。キットは振り返り鍵を使って建物に入る]

アイヴァンのアパート内 ー 日中
[1950年代のポップミュージックがキットがドアを開けるとともに流れる]
キット:(叫んで)アイヴァン!キットだけど!
[キット、玄関のドアを閉め、部屋に入る]
キット:(叫んで)ちょっと早く着いちゃった。
[キット、広々としたモダーンだが派手な部屋を歩き回る。アイヴァンのオフィスの様にアパートもレトロなビンテージ家具で飾られている]
キット:ってかかなり早く着ちゃった。アイヴァンってかなり気前がいいから、ちょっと話したいことがあるんだけど。。。
[キット、アイヴァンの寝室を見つける。ドレッサーの上には色んな物が置いてある。黒髪のウィッグ。男性用の香水。宝石。そして紐がついたディルド。キット、興味津々にディルドを触る。アイヴァン、髪を下ろしたまま、パンツ一丁でサラシを巻きながらクローゼットから出て来る。鏡に映ったキットを見る。頭を振ってキットを寝室から追い出しドアを閉める]
キット:アイヴァン。。。
[キット、自分がたった今したことで怒っている。ドアに向かって叫ぶ]
キット:(叫んで)アイヴァン、ごめんなさい!何も見なかったわよ!
[ドアの向こう側にいるアイヴァン、ベットの淵に座る]
アイヴァン:キット。。
キット:(叫んで)違う部屋で待ってるから!
[アイヴァン、ドアに歩み寄り、寄りかかる]
アイヴァン:(怒って)キット!帰ってくれる!
キット:(叫んで)アイヴァン、準備ができるまで待つから。話したいことがあるのよ。
アイヴァン:(怒って)キット!聞いてんの!?出っててよ!分かった?出てって!
[キット、ドアを見つめる。アイヴァン、怒っている]
アイヴァン:ファック!
[キット、寝室のドアから離れる]
キット:はぁ。
[キット、玄関に向かう。1回振り向いてアパートから出る]

ランヨンキャニオン ー 日中
[ジョギング専用の道。ジョギングをしている人達と犬。Tシャツを着ているアリス、汗だくで足取り重く歩いている。デーナ、軽快よくアリスの周りを円を描きながら走っている。そしてアリスの横を走る]
デーナ:何言ってたんだっけ?
アリス:(息を切らして)えっと。。。私が言ってたのはうちらの間に何か起こってるってこと。
デーナ:何だと思う?
アリス:知らないわよ。ってかそっちは何だと思うの?
デーナ:多分。分かんないけど、お互いに惹かれ合ってるんじゃない。
[デーナ、ピッチを上げる。アリス、立ち止まる。そして歩き出す]
アリス:多分ね。。

ジョギング専用道路
[アリス、軽く走ってるデーナの横を息を切らしながら歩いている]
アリス:(息を切らして)オーケー。もしお互いに惹かれ合ってるならお互いのタブーを認めることで問題が解消されることがあると思う。認めるわよ。私はあんたに惹かれてる。
[デーナ、走るのを止める]
デーナ:いつから?
アリス:そんなこと分かんないわよ。?泙乃ど佞?覆?辰燭掘?淵如璽覆鮓?董縫?璽院次?修辰舛糧屬茵
デーナ:認めるわよ。私もあんたに惹かれてる。
[デーナ、ピッチを上げてアリスの先を行く。アリス、息を切らして立ち止まる。数秒後、デーナが戻って来てアリスの周りを円を描く様に走る]
デーナ:どう言う意味?
アリス:うーん。。。
[デーナ、止まって手を腰に当てる。アリスとデーナ向かい合う]
アリス:たいした意味は無いけど。。。人に惹かれるってたいして大きな問題じゃないでしょ?
[デーナ、ストレッチを始める。アリス、デーナがやってることをコピーする]
アリス:ただ惹かれてるだけだし。
デーナ:うん。
アリス:ただ。。。ただそれ以上のことをやらないようにしなくちゃ。
デーナ:オーケー。でもどうやって?
アリス:お互いのタブーを言い合ったから、問題は解消されたはず。
[ストレッチ、スローダウン。見つめ合う二人。デーナ、止まる]
デーナ:他の案が必要だと思う。
[デーナ、走り去る]
アリス:(うなずいて)うん。オーケー。
[アリス、数回呼吸してから、デーナの後を追う]

ジョギング専用道路
[太陽が沈み始める。アリスとデーナ、肩を並べて歩いている。デーナ、息を切らしている]
アリス:減殺しないと。両方ともお互いの魅力を見つけだすのを避けないと。
デーナ:うん。
アリス:うちらが必要なのは。。。それを避けるルールよ。
デーナ:オーケー。例えば二人だけにならないとか。。例えばプラネットのトぅ譴箸?如
アリス:そうよ。二人っきりにならない。
デーナ:絶対に二人っきりにならない。。。特にベットとかソファーがある場所で。
アリス:そう。あと、あとテーブルも。
[デーナ、うなずく]
アリス:それと車の後席とか。
デーナ:(笑いながら)後席いいわね。(真面目な顔して)よくないわよ!
アリス:そっちは走り終わった直後にプラネットに来ないようにしてよ。汗だくだし、体中の血管が浮き出てるし。
デーナ:アリスそれ好きなの?
[アリス、まゆげを上に動かす]
デーナ:トンヤはそれ大嫌いなのに。分かった。じゃあそっちは今着てるようなシャツ着ないでよ。
アリス:どんなシャツよ?
デーナ:そう言う感じの。。(にやにやしながら)体にぴちっとするシャツよ。
[アリス、にやにや笑う]
デーナ:ファックユー。
[デーナ、走り出す]
アリス:それはルール違反よ。
デーナ:(アニメの様な声で)おいで、アル!
アリス:待ってよ!
デーナ:おいで アル。捕まえてみな アル!速く アル!
[アリス、大きな岩を飛び越す時に叫び声を上げる]
デーナ:私はどこに向かってるの?
アリス:待ってよ!

ティムの家 ー 夜
[リビングルームにはたくさんの段ボール箱。それを外へと運び出す。ジェニー、リビングルームに立っている]
ジェニー:ティム?
[ジェニー、両手を開く。片手には婚約指輪。もう片方の手にはティムの壊れたストップウォッチ。ティム、受け取り始める]
ティム:ありがと。
[ジェニー、ストップウォッチに手を触れる]
ジェニー:これとっておきたいんだけど。私達の思い出を失いたくないから。
[ティム、少しだけ微笑む。ストップウォッチを手に取り、ジェニーの後方へ行き、ジェニーの首に付ける]
ティム:じゃあ消失しないようにしよう。
[ジェニー、ティムを振り返り見つめる。ティム、感情を見せてジェニーを見つめる。が視線を急にそらし箱の上に座ってビールを飲む。ジェニー、ゆっくりと歩き去る]

ベットの家 ー 夜
[ティナ、玄関を開ける。電気は付いていない。薄暗く、家は静かだ。ゆっくりと歩いて家に入る。辺りを見渡す。寝室の方へ向かう。寝室に入り電気を付ける。そこにはベットに座ってるベットがいた。お互いを見る二人]
ベット:会いたかった。
[ティナ、足早にクローゼットへ向かい服を取り出す。ベット、手を放り上げる]
ベット:そっちは私が必要としてる物を与えてくれない。オーケー。それは平等よ。
[ティナ、ベットの方を向く]
ティナ:何も平等じゃないわよ、ベット。そっちは私に意味があった物全てを台無しにしたのよ。
[ティナ、クローゼットから服をもっと取り出す]
ベット:私に修復させてよ。
ティナ:嫌。
[ベット、ティナに歩み寄る]
ベット:そんなの認めない。
[ティナ、タンスの方へ行き必要な物を手に取る]
ティナ:残念ね。
[ベット、失望してため息をつく]
ベット:私、自分のことを過大評価してたのよ。私達二人を金銭的に支えて、それから、赤ちゃんを失って。私が全ての負担を担わなきゃいけないと思った。ティナの心の痛みを吸収して自分のは無視しなきゃいけないと思った。 
[ティナ、振り返る]
ティナ:大工と寝たことでそれが少しでも癒されたことを願うわ。
[ティナ、部屋から去る。ベット、両手を腰に当てて怒っている。コントロールを失い。。]
ベット:(叫んで)ティーナァァァァァァーっっ!!
[ティナ、玄関を開ける時に振り返るがそのまま歩き去る]

クラブ ミルク ー 夜
[ドレスアップした女性達。入口が開く度にドアから激しい音楽が聞こえる]

クラブ ミルク ー 夜
[クラブにいるのは全員女性。喋っていたりお酒を飲んだりダンスを踊ったりして楽しんでいる。大きいボリュームで流れるダンスミュージック。色んな色のライトで照らされている]
[カルメン、カウンターでビールを飲んでいる。シェーンを見つけて微笑みかける。シェーン、うなずき手を振る。シェーンの視線先にはシェーンに微笑みかけてる別の女性が。シェーン、その女性に微笑みかける]

ティムの家 ー 夜
[もう家の中にはランプと本棚一個以外何も残っていない。ティム、家に入り玄関のドアを閉める。ビールを飲みながら歩き回る]

クラブ ミルク ー 夜
[カルメン、少し怒ってシェーンに歩み寄る。あの女がシェーンの首や頬にキスをしている]
カルメン:はい。
シェーン:元気?
カルメン:(微笑みながら)そんなに元気じゃない(笑)
[女、シェーンの頬にキスをする]
シェーン:(カルメンに向かって)ごめん。
カルメン:謝らなくていいけど、何してるの?
[カルメン、シェーンといちゃいちゃしている女を見る]
シェーン:私はただ楽しみたいだけなの。カルメンにここで会うとは思わなかったし。
カルメン:分かった。でも今ここにこうしているんだけど。計画をちょっと変えることってできないわけ?
シェーン:私には計画なんてないの。それがポイントなの。
[カルメン、躊躇する。ビールを上げて歩き去る。シェーン、カルメンが去るのを見る。女、シェーンの顔を手で覆いキスをする。シェーン、キスをしながらカルメンが去るのを見る]

ジェニーの部屋 ー 夜
[ティム、部屋に入って来る。電気は付いていない。ジェニーは服を来たままベットで寝ている。本を読んでいるうちに眠ってしまったようだ。ティム、ジェニーに近寄りそばに立つ。ジェニーをしばらく見つめて服を脱ぎ出す]
ティム:(静かに)ジェン(ちょっと声を大きくして)ジェン。
[ジェニー、しばらくの間ぼけーっとするが裸で立ってるティムを見る。ティム、ベットに入って来て掛け布団を取る。ジェニー、掛け布団を取り戻そうとするがティムがそれを奪う。ティム、ジェニーの上に乗る。ジェニー、周りを見渡たす。少し困惑気味]
ジェニー:ダメ。。間違ってるよこれ。
[ティム、止めない。ジェニーのスカートを上げタイツを脱がし始める]
ジェニー:こんなことすべきじゃないよ。
[ティム、止めない]
ジェニー:間違ってるよ。。。(頭を振る)
[ティム、ジェニーのタイツをかたわらへ投げる。ジェニーの上に乗り、ジェニーの足を上に上げる。ティム、前にかがんでキスをする。ジェニー、目を閉じてティムに触らないようにする。ティム、セックスをし始める。ジェニーはやる気がない]
ティム:気持ちいい?
ジェニー:うん。
[ティム、急に行為を止めて服を着始める]
ジェニー:どうしたの?
ティム:もう行かなきゃ。朝が来るまで待ちたくないし。
[ジェニー、座って掛け布団をかける。ティム、玄関へと向かう]
ジェニー:ティム。
[ティム、立ち止まって振り返る]
ジェニー:お願いだから。
[ティム、去る]
ジェニー:置いてかないで。

ベットの家 ー 台所 ー 夜
[沸騰しているヤカンが音をたてている。ベット、台所へ行きヤカンを素手で掴んでやけどをする]
ベット:あつっ!ファック!ファック!
[BGM ー Feist "Lonely Lonely"]
[ベット、タオルを手に取りヤカンを掴む。お湯をコップに注ぐ]
[家の中は暗くて静か。ベット、窓際へ行き外を見る]
[駐車場を挟んで、ティムの家の電気を消すジェニーを見る。ジェニー、窓際に立ちベットを見る。悲しそうに見つめ合う二人]

ー完ー  

Posted by tlw4japanese at 17:56Comments(0)