2006年10月14日

ノーベル平和賞の有力候補を扱った記事がBBCにありました。

All eyes on Nobel Peace Prize possibles


今回の受賞が決まった後の記事

Changing scope of Nobel peace prize
と併せて読んで、面白かったことが3つあります。


ひとつは、BonoとBob Geldofが有力候補の中に挙がっていたこと。これはホワイトバンドなどの形で日本でも展開された貧困撲滅キャンペーンへの貢献などが理由なのだとか。

今回の受賞は貧困解消の運動をしている人に賞を与えるものですが、それがどうしてノーベル「平和」賞なの? という点についても解説がありました。これは、2年前のワンガリ・マータイ女史の受賞の延長にあるそうです。マータイ女史も、直接の停戦や戦争回避ではなくて植林を中心とする持続可能な開発(開発と環境保護の両立)について取り組んできた人でしたが、ノーベル賞の選考をするノーベル委員会は、狭い意味での平和ではなくて、人権や民主主義を推進するものは平和へ貢献するものと捉えるというような考え方があるのだそうです。

候補の中でも特に有力視されていたのは、インドネシアのアチェ州をめぐる内紛の和平成立に尽力した人々だそうです。これまで1万数千人規模の被害者を出したこの内紛は、インドネシア内の勢力が独立を求めていたものですが、スマトラ地震をきっかけに対立が収まったのだとか。

アチェ和平/もう後戻りは許されないが和平の背景事情の説明としては読みやすくまとまっていました。

もっとも、外務省の情報を参考にする限りでは、同地域はまだ完全に安心できるような治安状態にはないようです。





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(07:37)

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