2006年10月29日

少し前にJustice Talkingというラジオ番組の"Alleviating World Poverty"(世界の貧困問題の解消・軽減)というのを聴きました。(mp3ファイルをダウンロードできるので簡単でした。)

NPRという、日本で言うとNHKラジオみたいなネットワークで流している番組です。NPRは国立公共ラジオの略。でも別に政府が運営しているわけではないそうです。

そこで、国連のミレニアム目標のひとつ、2015年までに貧困を半減させることが可能かどうか、ディベートがありました。短いものなのでそんなに内容豊富ではありませんでしたが、現状に批判的な意見の経済学者の人は、3つの問題点を指摘していました。
・目標が抽象的
・協力者に責任のある行動をとらせる仕組みがない
・草の根レベルで活動する方がずっと有効的

また、1970年代に世界の水不足問題を解消しようという目標が同じように国連で合意された時にも同じように失敗した、今回も失敗する、というのが彼の見方でした。

先進国が特定額の援助を約束しておきながら実施しない、それについて有効な追及がない、というような話を聞くことがありますが、そういう失敗の形になるということでしょうか。

ちなみに、これまでの成果としては主にインドや中国の経済成長のためにアジア地域では貧困が随分減ったものの、アフリカではむしろ増えているのだそうです。紛争などの社会問題があるため。

国連のレポートミレニアム開発報告を見ると、こんな風にもあります:
「2002 年の時点で、開発途上地域では 8 億 1,500 万人が飢餓状態
にあるが、1990 年に比べると 900 万人減っている。しかし、最
も飢餓が深刻な地域(サハラ以南アフリカと南アジア)では、
その数が数千万人単位で増えている。」




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(15:27)

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