2018年12月31日

#45 旭川実業高校×和歌山北高校

選手権1回戦、駒場の第2試合は旭川実業と和歌山北。

旭川実業はプリンスリーグ北海道優勝。プレミアリーグ昇格は逃したが、コンサドーレ札幌U-18を抑えての優勝。夏の全国大会・インハイは道ベスト4で、全国を逃した。
和歌山北は県リーグ優勝。参入戦は敗れ、プリンス参入は逃した。また夏の全国大会・インハイは県ベスト4でこちらも全国を逃した。


旭川実業高校
GK 1 小竹唯貴 2年 東光中学
DF 13 石川蒼 2年 SC釧路U-15
DF 7 西川知広 3年 緑が丘中学
DF 3 江嶋直樹 3年 上富良野中学
DF 15 青木駿汰 3年 SSSジュニアユース
MF 8 山内陸 3年 SSSジュニアユース
MF 6 河合悠人 3年 東光中学
MF 5 藤本詠稀 3年 SSSジュニアユース
MF 16 飯野敬太 3年 コンサドーレ札幌U-15
FW 10 西村歩夢 3年 コンサドーレ札幌U-15
FW 27 安藤望 1年 様似中学

____27__10____
_16________8_
____5__6____
_15__3__7__13_
______1______

旭実は4-4-2の布陣。
今シーズン2回目の観戦。
キャプテンは西川知広、率いるのは富居徹雄監督。


和歌山北高校
GK 1 得津颯志 3年 楠見中学
DF 5 岡本昌浩 3年 Belo,La日高FC
DF 22 清水陽斗 2年 宇久井中学
DF 4 松本修造 3年 Belo,La日高FC
DF 2 黒松竜大 3年 西脇中学
MF 8 上田樹生 3年 明和中学
MF 6 井上晴貴 3年 SC和歌山ヴィーヴォ
MF 10 田村凌我 3年 紀之川中学
MF 7 中川愛斗 3年 セレッソ大阪和歌山U-15
FW 11 楠見歩希 3年 紀之川中学
FW 9 桂梨恩 3年 H.L.Pデポルターレ和歌山FCジュニアユース

____9__11____
_7________8_
____10__6____
_2__4__22__5_
______1______

和歌山北は4-4-2の布陣。
今シーズン初観戦。
キャプテンは松本修造、率いるのは中村大吾監督。


40分ハーフでキックオフ。

序盤は旭実ペース。
夏に観た時よりはシンプルに大きく蹴る。後ろから作るシーンもあるが、割り切っているのか組み立てに詰まると前線へ。

和歌山北は悪くない。
ボールを失うとガッツリ下がる。4-4のブロックを組み立てて、ボールが一定ラインまで来るとFWから一気にプレッシャーをかけていく。このスイッチが絶妙で、闇雲に走りがちな高校サッカーとは異なる。

16分。旭実は後方からのロングフィードを西村がPA内でDFを背負って受けると鋭いターン。これにたまらずDFが倒してしまいPKの判定。

16分。旭実はこのPKを西村が蹴りにいくも、GK得津は動かない。西村のキックはGK得津が横っ飛びセーブでピンチを救う。

お互い1回戦らしい堅い入り。
共にリスクは侵さず、シンプルに心がける。

気になるポイントは旭実のキーマンでもある河合があまりボールを触れていない事。
河合へのコースは和歌山北ツートップがしっかり切り、ボランチの2人も入ると潰しにいく。
動き出しの良い守備で、旭実のストロングポイントを消す。

ただ旭実はツートップを活かした大胆な攻めをみせる。
ツートップは競れる・キープできる・裏に抜けられると万能型。10番を背負う西村は夏も見事なパフォーマンスではあったが、相方の安藤は夏にはいなかった1年生。サカダイ名鑑の時点では登録されていない選手で大抜擢か。

31分。和歌山北は楠見が後ろからのパスを受けて、桂とのワンツーからリターンパスをシュートも左に外れる。

33分。旭実は飯野が右サイドからのロングフィードを受けると中へ切り込んでいく。中に入れると、西村がニアで潰れて、安藤がヒールで流したボールを山内が左足一閃!ゴールに叩き込んで先制!
☆旭実 1-0 和歌山北

36分。和歌山北はCKのこぼれを右サイドで拾った田村が仕掛けていき右足ミドル!GK小竹が弾いて外へ!

このまま前半終了。
前半は初戦らしい堅い入り。
ただその中で旭実がチャンスを逃さずに先制。ツートップを軸としたシンプルな攻撃。
和歌山北は守備は悪くないだけに、攻撃陣がカタチを作りたい。

後半開始。
選手交代はなし。

43分。旭実は中央から右サイドに展開。山内が受けて角度のない位置から左足ミドル!巻いてゴールへ迫ったシュートは僅かに外れる。

45分 旭実 飯野敬太→遠藤正志
遠藤は右サイドハーフ。山内が左へ。

51分。旭実は石川がオーバーラップから運んでいきクロス。これは流れるも、ファーで拾った西村がマイナス方向に出して、PA左に飛び込んだ河合がシュート!これはDFがブロック。

52分。旭実は青木が左サイドから中へ仕掛けていき、右足のクロス。これをPAファーでバックステップを踏むように流れた西村がヘッドもGK得津がセーブ!

53分 旭実 西村歩夢→谷口明典
谷口はそのままFW。
西村は夏に見たときは絶対的存在と感じたが、ここで交代。怪我明け・怪我持ちなどコンディション面だろうか。確かに前回ほどのインパクトは無かった。
エースがここで下がる。

60分。旭実は谷口のロングスローからPA中央の混戦の中で、山内がターンして左足!ゴール上段に叩き込み追加点!エースと交代した谷口が得意のロングスローで魅せる。
☆旭実 2-0 和歌山北


63分 和歌山北 上田樹生→大石智生
63分 和歌山北 中川愛斗→堀尾大貴
大石は右サイドハーフ、堀尾は左サイドハーフにそのまま入る。

65分 旭実 安藤望→赤川扇月
赤川はそのままFW。

66分。旭実は遠藤が右サイドを仕掛けてクロス。PA中央で谷口が合わせるも左に外れる。

68分。旭実は山内が右サイドを仕掛けてクロス。PA中央に飛び込んだ河合がヘッドもGK得津が片手でビッグセーブ!

72分。和歌山北は田村が中央でキープすると、大きく右サイドへ展開。ここに大石が抜け出してPA右のスペースに落とす。楠見がシュートもGK小竹がセーブ!

和歌山北はようやく決定機。
後半は単調なリズムとなり苦しんだ。シンプルな攻撃と単調なリズムは違う。
攻撃で違いを出せそうなのは田村と桂くらいで、彼らももう少しやれるはず。

72分 和歌山北 黒松竜大→鶴田和希
72分 和歌山北 楠見歩希→中屋愛斗
鶴田は左サイドバック、中屋はFWとそのまま入る。

77分 旭実 藤本詠稀→村口幹汰
村口はそのままボランチ。
村口はFC網走U-15出身の1年生。

80分 旭実 山内陸→大間歩
大間は右サイドハーフ。遠藤が左へ。

このまま試合終了。
後半にも追加点を加えた旭実が和歌山北を寄せ付けず、帝京長岡との2回戦へ。

旭実はツートップを軸にシンプルに攻めた前半から、後半はボランチの河合やアタッカーの山内がツートップに絡み幅が増した攻撃を披露。
西村歩夢はチーム屈指のタレント。ただ今日はあまりらしさを出せず。夏のインパクトはもう少しあった。176/70とサイズに恵まれた選手ではないが、空中戦の強さとポストプレーの巧さは圧巻。献身的な守備もある選手。次戦の爆発に期待したい。
安藤望は登録では174/65のサイズだが、1年生なだけに今はもう少しありそう。身体能力が高く、前からの献身的なプレッシャーは驚異的。西村と共に走れて身体を張れるツートップは魅力的。
山内陸は2得点の活躍。左足の精度を武器にシュート・パスで魅せる。夏に見た時はドリブルももっとチャレンジしていた選手。次はそこも出せるか。
谷口明典はロングスローでチャンスを演出した。
赤川扇月は187cmのサイズがあるFW。交代のカードとしては貴重な選手。
河合悠人は前半こそボールを受けれずに苦しんだが、広く動いてツートップに近い距離をとるようになった後半はらしさ全開。迫力ある攻撃参加でチームを後押しした。
江嶋直樹は181cmのCB。サイズを活かした守備を魅せる。
小竹唯貴はまだまだ甘い場面もあるが、バランスのとれたGK。
次戦は帝京長岡。ボールを握られる展開になりそうなだけに、カギはDF陣か。

和歌山北は組織的なチーム。見ていて面白かったが、全国で勝ち抜くにはもう一工夫欲しかったところ。
得津颯志は191cmの大型GK。手足も長くGK体型。キックも丁寧で意図を感じる。まだまだ素材で、ハイボール処理も不安がある。それでも恵まれた身体を活かして修正する。そこの判断が高まれば、もっと面白くなるだろう。反応はやや鈍いので、そこを高めたい。
松本修造は170cmと小柄だが出足の良さで相手FWに対応したCB。
田村凌我はチーム屈指の技巧派MF。
桂梨恩はダイナミックなプレーで魅せるストライカー。もう少し周りのサポートが欲しかったか。


旭川実業高校 2-0 和歌山北高校
12/31 14:10
全国高校サッカー選手権 1回戦
浦和駒場スタジアム
33分 山内陸 1-0
60分 山内陸 2-0
私的MOM:山内陸

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