2007年01月24日

脱日本。

卒論終わって、引越し、スキー、とあわただしくすごしております。
家にネットがつながらない、って不便なんですねえ。


今朝は10時に、日本で最初に美容形成を作った、
とある大学病院での診療。
私は、もちろん、「美容」のつかない形成外科に通ってますが。
昨夜、2時くらいまで飲み続け、
でも10時に間に合った私をほめてあげたい。

病院内、3階の診療室前。

大体がごっついお兄さんとか、おじい様おばあ様なのですが、
たまーに、ブランドバッグにヒールのお姉さまが。
美容がつく方もつかないほうも、待合室は一緒だから、
「ああ、あの人、保険がきかない方の形成外科なのね」
なんて、ふと思ってしまう。

いやあ、これって、相当、変な先入観に飲み込まれてる。
いやだなあ。こんな自分。

私も、
「あの子の顔やスタイル、美容形成の効果出てないわ〜」
なんて思われてるのかも・・・

美容形成への忌避感だって、埋め込まれたものだし。


それでも私はやりませんが。


自分に満足はしてないけど、あきらめはついてるし、
私の思う美しさの基準も、社会コードの影響受けまくってるから、
お化粧くらいは迎合するけど、身体改変というほどまでには
巻き込まれないぞ、という中途半端な気概であります。


社会にうまく適応しつつ、でも、そのおかしさみたいなものを
感じていられる、社会人になるぞ!


変わらないのは過去と他人、変えられるのは自分と未来、
とかいう流行りことば。

よく言ったものですね。


自分と違うことを非難するんじゃなくて、
その自分の価値観や規範でしか、ものごとを見られない
自分を反省すべし。
なかなか社会は変わらないけど、
無自覚でいるよりは、不自由さを感じてる方がいいなあ。
みんな、それぞれに重荷しょってるわけだし。


昨日、久々にお茶したフィリピン仲間がそれぞれの、
すっごく豊かな感性を見て、なんだか、
自分がいかに日本に染められてるか、感じてしまった。
それが全部だめとは思わないけど。


ということで、脈絡ないけど、脱日本。
週末から、ほぼ3月21日まで、
適当な日本の私、でしかいられない私を、肌で感じてきます。


  

Posted by tmko1215 at 12:19Comments(1)TrackBack(0)

2007年01月15日

ひとり上手

なんだか、このごろは情緒不安定。


そもそも、こないだは新年初の整体で、コリ症の私に、
マッサージ師さんの一言がぐっさり。

「コリの原因は運動不足とか、睡眠不足とか、あとはストレスですけど、
ストレスは・・・なさそうですね」

!!!
まあ、確かに、嫌なことは記憶から抹殺するタイプですけどね。
卒論とか卒論とか。


そして、寒いんだか何だか知らないが、やたらに身体を寄せ合うカップル!
電車の中は暖房あるし、くっつかなくてもあったかいと思いますけど。
うちの隣のスーパーにも、深夜12時を回っているというのに、
あるいは、そんな時間だからこそ、
やたらと二人連れ男女の多さ。
あなたたちがお寿司食べても、餃子食べても、何でもいいから、
きゃあきゃあ言わず、静かに選んでくれ、とか思いつつ。

まあ、結局、これって、ひがみというか、
自分の寂しさがうまく処理できてないから、
こんなにイライラするんだろうなあ。


ストレスも、寂しさも、結局、外側から埋めてもらうことなんて
できやしないので、
自分で飼い馴らすしか、ない。

わかってても、できないのですけど。


今日は、ちょっと下らない演劇を観てきまして、少し心晴れました。
現実逃避とも言う。

つまり、美しい国、我が日本は、はるか平安の時代から、
不倫・レイプ・浮気・覗き見の国であった、と。
でも、そういったものでは満たされないものもある。
だからって、簡単に浮世を捨てられるなら、そんな苦しみは
そもそも存在しないのである。
それこそが、
源氏物語の苦悩なのかもしれませんが。


いろんな人の力を借りてることはもちろんなのだけど、
最終的に、ストレスも寂しさも、自分で
ちゃんと向き合うほか、救済の道はないのでしょう。


って、自分用アナログ日記に書かずに、
ブログに書いてる辺り、ひとり上手への道は、
まだ少し、ありそうです。
  
Posted by tmko1215 at 01:33Comments(1)TrackBack(0)

2007年01月10日

こうもり

昨日午後10時30分。母への電話。
母から、ではない。
「お母さん、体調悪いし、やることあるし・・・以下略。」

結論。
東京には来られません。


ということで、心優しいお友達をかどわかし、
オペレッタ、こうもりを観に行ってきました。

この、自分に都合の悪いことをギリギリまで言わないとこ、
似た人がいるよなあ、と思ったら、私でした。
人のふりみて我がふり直さなきゃですが。


エンターテイナーってすごいですねえ。
プロ意識の高さ。
私もプロ意識高い大人になるぞ!!という影響のされやすさ。


そして、オペレッタやオペラではありがちすぎるけど、
ウィーン・・・何でもありですねえ。
18世紀のフランスでは、男女の恋愛は既婚の男女のもの、
と聞いたことがあるけど、ウィーンもそうだったのでしょうか。

こうもりの冒頭もフロイトから始まったけど、
彼の言葉:
人は性的魅力を感じるものを美しいと思う
フロイトの国は違うなあ。


しかし、現実に戻らないと行けませんね。
何もかも、シャンパンのせい、全て忘れてケセラセラ♪
私の酷い卒論も。
とは、流石に言い訳にはならないし。
シャンパン飲んでないのに、帰り道、迷うし。


都合の悪いことを後回しにする癖、
そろそろ忘れずに直したいものです。

  
Posted by tmko1215 at 23:12Comments(3)TrackBack(0)

2007年01月03日

背負うもの。猪突猛進。

きました!2007年。
人生2回目の年女。

なんだか、もやもやもやーっとした毎日が
年末から続いていたものの、ようやく、イノシシらしさを取り戻す。


「しがらみ」に囚われて、それをいいわけにして、
いろんなことを先延ばしにして、逃げてて、
自分が大嫌いな時に、言われたことがあります。
まだ、就職しようって決めちゃう前で、うじうじ言ってた頃。

いろいろと守らなきゃいけない、と思うのは当然で、
それらから逃げ出してしまって、自分だけで突き進む人は、
だんだんと限界が来る。
糸の切れた凧のように、どこに行くかわからなくなる。
背負うものがあって、でも、それをあえて、振り切る痛みがあって。
たとえ何かを捨てても、捨てる痛みを、やっぱり背負う。
そういう、背負うものがある人は、
年をおうほどに、深みのある人生を送れる、と。


現金な私は、それで急に自分大好きっ子になって、でも
人間の深みは増すことのないまま、自由な道を来てしまったのでした。

とはいえども、やはり、意識しなくても、空気圧のように、
しがらみやなんか、背負うものはあって。
思いこみかもしれないけれど。


だからこそ、今年は意識的に我が儘度を加速させてやる。

学生、という、社会的な責任の少ない3ヶ月、
社会人1年目、という、失敗が許されそうな9ヶ月。

甘えるのではなく、自分の正しいと感じることを、
思いっきり我が儘に、追究していきたい。

どうせ、人に迷惑はかけるし、人を傷つけるのだから、
どうせ、いろいろなものを全て放り出すことは出来ないのだから、
あえて、突っ走ろう。


これまでも好きなことやってきて、でも自分は我慢してる、とか
思いこんでいた悲劇のヒロイン願望。

同じ事やるなら自覚的にやってしまえ。
そして、もっと気持ちよく我が儘な人生を。


  
Posted by tmko1215 at 16:40Comments(5)TrackBack(0)