2018年10月20日

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秋晴れの下、昨日は姫路市へ出かけ、午後の会議に出席。
いつもは本山の研修室などを借りて会議が設定されるのだが、あいにく部屋がとれないというので、姫路のお寺をお借りした。
会場のお寺のすぐ近くに、名刹の本徳寺さん(亀山御坊)がある。
父もこのお寺に何度もお説教で招かれ、父なきあと私もテレホン法話仲間と一緒に、この古刹のお寺を見学、前住さんの丁寧なご案内を頂いたことを思い出していた。
広大な境内地にたつ沢山の建物は多くが県や市の指定文化財。因みに写真の本堂は本願寺の建物(北集会所)を移築された由緒ある建物で、江戸時代末期新選組が本山に駐屯、本堂の柱に刀傷が残る。
そんな懐かしさで、早めに着いてのんびり会場(H寺さん)に近いこのお寺の散策をした。

会議は熱心な議論で前向きな方向に進み、終了後駅前の高層ビルの一角で参加者一同夕食、歓談のひと時をしばし過ごした。
IMG_20181019_133308因みに下の写真は、会議の場となったお寺の会館の立派なステンドグラス、中央にお木像のご本尊様が安置され、見事なお浄土の荘厳。寺に集まる子供たちが以前「暗い」「こわい」などと敬遠気味だったため、作家に頼んでこのステンドグラスの荘厳を発起したが、費用の見積もりが高価で、粘り強い交渉で半額近くにしてもらったとのこと。子供たちだけでなく、地域の会合にも活用されているそうだ。

さて、夕食会場を適宜切り上げて、18時台の新幹線に乗るべく姫路駅に駆けつけて見てビックリ。改札付近は人並みであふれ、困り顔の人ばかり。「何があったんですか?」と傍のひとりに尋ねると「この駅で人が通過するのぞみに接触事故を起こしたらしい」とのこと。「いつ頃復旧するのでしょう?」「そのアナウンスはないので、戸惑っているのですよ」とのこと。

同行の人たちは、奈良方面に帰るが、京都まで新幹線で一緒するつもりだったが「在来線の新快速で大阪まで行って鶴橋で近鉄に乗ればいい」と方針転換。新幹線改札から在来線のホームに駆け抜けて列車を待つ。在来線もこの日、大阪付近で車が橋脚に接触事故を起こし、午後のダイヤは乱れていた。
夕方には復旧していたが、やはり遅れはあり、時刻表ダイヤより少し遅れてきた快速電車に乗り込んで、何とか座れた。懐中の携帯には家から沢山の着信履歴、メールが記録。坊守だけでなく息子からのもあり、必死で状況説明のメールを返信。大阪からの近鉄特急の時刻を知らせてくれたので、姫路から大阪に着く時間を計算し、「今、姫路から快速に乗車、鶴橋から乗れる近鉄特急に乗る予定」などと二人に返信。するとまたメールが二人から来たりして超多忙。でも快速の電車は順調に阪神方面に走り、
鶴橋を20時36分発の特急に乗車したことを家族に連絡し、車中睡眠をとり無事帰り着いた。

最近は、自然災害も多いが、このような人身事故も随分頻発する。「一寸先は闇」「明日の我が身の保証はない」と胸に刻む。でも帰宅後届いた郵便物の中に、今週中の小生のテレホン法話をお聞き下さった滋賀県のM師からのお手紙があり、「亡き父のことなど思い出しました」との言葉を拝見し、ほっと安らぎの境地に浸ったのだった。姫路土産を買えなかったが、何とかこの週末の法務を勤められることを感謝したい。

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Dp3AYTiVYAA6hUH[1] 昨日17時27分に姫路駅構内で起きた新幹線の人身事故。我が家は大きな影響を受けた。
丁度住職が朝早くからある会議で姫路へ出張中。夕方18時過ぎの新幹線で帰る予定だった。

 夜7時前、留守番をしていた私はテレビを見てビックリ仰天!!!
「姫路駅新幹線ホームの人身事故の影響で、東京・博多間の新幹線が上下線ともストップ。復旧は20時以降。それでも運休か大幅な遅れが出る模様」。
新幹線の車内で停電のまま閉じ込められた人からのツイッターも多数寄せられていた。早速住職にメールを送った。住職も大慌て。
「JR在来線を使って姫路から大阪まで行って、環状線に乗り換え、近鉄鶴橋駅から近鉄特急で四日市へ帰る」と返信。

実は何故私が住職の帰宅をこんなにも心配しているかといえば、明日は午前;四十九日法要、午後;一周忌法要、夕方;納骨法要・・と法務がぎっしり。
今月で一番忙しい。普段はひまーな寺なのに、重なる時は重なる。その上今回の新幹線ストップ事故の余波。
息子も勤務先の『学祭』で学生たちの監督のために出勤。若嫁は孫の小学校の授業参観とPTA総会。私以外の全員に予定が詰まる。そんな中で住職がもし帰宅出来なかったらどうしようと焦った。
でもきっと何とかなる。今までも何度もこんな窮地を乗り越えて来たのだから・・・。まさかの時は、私が僧侶姿でピンチヒッターの代理をするしかないのか?でもそんなことが無いようにと願うばかり。

でも今回の人身事故で一体何万人が影響を受けたのだろうか?今まで他人事のように思っていた新幹線ストップ。花の金曜日で、新幹線移動する人も多かったに違いない。どんなに焦っても腹立たしくても、なるようにしかならないと諦めよう。

人生まさかの出来事で、番狂わせがあることを自覚した大ハプニングだった。
姫路帰路の詳細は、後ほど住職より報告する。(充子)

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2018年10月19日

DSC_0001 ここ数日、住職は朝早い外出が続き、散歩は私一人だけ。
まだ真っ暗な午前5時、反射光タスキとペンダント型LEDライトを首から下げて、いざ垂坂山を目指す。
「一人で心細くないかい?」と問われれば、「若い頃はもっと早い時間に、たつた一人で田んぼ道を黙々と歩いていたから平気です」と応える。
実際携帯ラジオで5時のニュースを聞いた後、和讃を小声で唱えながら歩いているので、あっと言う間に垂坂山に到着する。
握ったこぶしの親指を立て、両手を大きく振って歩くと、モチベーションも高まる。
芝生広場の鉄棒や器具で軽いストレッチ。まだ暗くてはっきり姿は見えないが、先客が腕上げ器具を使って運動。声で88歳のKさんと分かった。彼は2年前に坂道で転び杖をつく身。今はストレッチと平坦な道を歩く早朝散歩が日課。これが彼の唯一の長寿健康法。
「今日はダンナはどうしたの?」
「ええ、今朝も用事があって欠席です」
「仕事はあるのはいいが、いつまでも若いと思ったらそのうちエライ目にあう。せいぜい大事にしてもろうてな」
16歳も年上の人から住職の身体を気遣う言葉を頂いた。

北の山道から登ってアカマツ亭(東屋)に到着。いつもならば、茶色のトラちゃんが甘えた声ですり寄って来るが、姿が見えない。犬を連れた奥さんが「展望台で白黒猫に睨まれて、隅っこ固まっていましたよ」と教えてくれた。展望台に向かうと、エサやりのオバちゃんがいた。しかしトラちゃんの姿は見えず。白黒猫だけがエサを独り占めにして美味しそうに食べていた。(写真上)
「今日はトラちゃんどうしたんですか?」
「きっと白黒猫と対決して、縄張り争いに敗れてどこかへ移動したのでしょう。あれも食べなきゃ生きていけないのにね・・・」とエサやりさんは心配そう。

DSC_0006 展望台から冒険の道を潜って鈴鹿山脈が見渡せる夕焼け亭に出た。するとどこからともなくニャアニャアという鳴き声。
たちまち私の足元にすり寄って来て、ひっくり返って甘える仕草。(写真下)きっと自分の味方を見つけて安心したのだろう。

たかが捨て猫といえども、自分の居場所を見つけて、生き延びるのは大変な苦労があるのだなあと気付いた。
縄張り争いに敗れても、自分を認めてくれる人がいる!
どこかに居場所がある!
トラちゃんの逞しい生命力と柔軟な生き方から学んだ。
ちょっとオーバーに考え過ぎかもしれないが、私達人間世界にも当てはまることだと思った。(充子)






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