2018年09月21日

DSC_000410月の一か月間、百五銀行阿倉川支店ロビーで開催される第8回善正寺門徒作品展の内、布絵の作品を持参された。
数か所の老人施設で指導されているH先生(76)は、我が家のお掃除ボランティアさん。以前は自転車で片道30分かけてお越し下さったが、近年膝を痛められてからは自転車に乗れずご無沙汰がち。しかし法座や寺の催しには、運転手を頼んで快く協力して下さる。
一昨日鹿児島からの帰路途中、来訪予告の電話があった。、私は朝から3人分のお弁当を作り、鹿児島土産(さつま揚げ)を用意して待った。

今回も生徒さんの力作16点が集まった。
「寺が一般向けに作品を展示する場所を提供して下さるから、私達も作品作りに励みができるのよ」と言われた。
そうか、寺は本堂で仏法を伝えるだけが仕事ではない。限られた門徒さん対象だけでもない。誰にでも生きがい与えるお手伝いをするのも大切。それには寺から一歩飛びだして社会にアピールする。伝統を守るだけでは伝わらない。ご門徒さん以外の人と繋がるにはそれが必要ではないか?

K師のFBで紹介された中日新聞記事に注目。「愛知県一宮市中学の校長先生が、学校のホームページを開設した。先生は《校長室コーナー》を設けて、小まめに学校の情報を紹介。それまで生徒や教師そして保護者の関係がバラバラだと感じていた。しかしHPを開設してから目標が共有化できて、地域との一体感が生まれた。校長先生は言う。「情報を発信しなければ受信なし」。

これはお寺にも当てはまる。我が家のように少ないご門徒さんだけを相手に、今までどおりの事をしていれば、ますます社会から置いてきぼり。先ずお寺からの情報発信から始める。その一環として銀行での門徒展。また26年間毎月の寺報発行、10年間毎日のブログがある。細々ながら、私達の力の限り継続していきたい。(充子)

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銀行のロビー展に出展するアップリケ作品を昨日大雨の中、ご持参いただいたのは、グループを指導しているHさんとSさん夫婦。写真は台所のテーブルを囲んで暫し座談のひと時。
Sさんは数年前、病気を患うまで私どもの寺の法要には僧侶姿で出勤して下さった。サラリーマン時代に得度して、声明、作法には専門的なレベルに達していたが、病気でリハビリに励む日々に変わった。
半身不随ながら精進努力惜しまず心してリハビリに励む。そのリハビリの一環としてアップリケ作品を仕上げる。出展という目標があるので、辛いリハビリもわが身のためと思って一生懸命励むことができる。

寄り添う奥さんと指導されるHさんのお蔭で片方不随の身でよくもうまく仕上げて下さった事よ、と感心する。他の方々もHさんの厳しくも温かなご指導で立派な作品を出して下さる。

我が方も何か出展しなければいけないが、孫の集う写真を大きく引き伸ばして額に入れる。

秋は文化の季節。素人芸でも展示して多くの人たちにご覧頂くには精進努力が欠かせない。
でも老後のリタイア世代にとって、毎日生き生きと生きがいを感じながら日暮しするにはやはり生涯学習が必要である。
過去、作品を出して下さった方々の中で今は創作叶わぬ方が何人かある。
見事な写真を出して頂いたKさんは長く寝たきりの身、伊勢型紙の作品を毎年出して頂いたIさんは先日急な患いでお浄土の人となられた。
そう思うと、皆限りある命の生かされている時間を無駄にすることなく、精一杯燃え尽くして生かされて生きたいとの思い、切なるものがある。


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2018年09月20日

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鹿児島の感動的な余韻が冷めやらぬ今日は、早くも秋の彼岸の入り。ハードな三日間を駆け抜けて、幾分疲れは残る。
しかし甘えてはおれない。暇があるとすぐに横になって体を休める。鹿児島から帰宅した翌日早々から、4時に起床して垂坂山散歩に向かう。
住職は山までの往復は軽自動車。到着すると私のスマホに電話してくる。
「モシモシ、今着いた。夕焼け亭へ向かって、そこでラジオ体操する」」
「私は南の山の新展望台で日の出を見ながら(写真)、体操しているよ。済んだらそちらに向かうから」
夫婦といえども別行動。年齢差、体力差があるから仕方ないが、いつも私の方が三歩先を歩く。世間ではカカア天下のように思われて嫌だが、運動が苦手で嫌々歩いている住職を引っ張って行くのも並大抵の苦労ではない。お互い介護する側、介護される側のどちらに立たされても大変だから、これを予防するためのトレーニング法と心得る。でも垂坂山の東屋に名前が付いているのが有難い。すぐに自分の居場所と待ち合わせ場所が確認できるから。こうして出会って機嫌のいい時には、和讃の行進曲を口ずさむ。

 昼間来客や電話の応対をしたが、横になるとさすがに泥のように眠ってしまった。若いつもりでいたが、やはり歳相応に老いが進行。おかげさまで元の状態に80パーセントくらい回復しつつある。ウトウトしながら再び鹿児島の余韻に浸る。
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二日目の龍泉寺様の隠れ念仏紹介と鹿児島別院参拝。最後は城山から桜島を一望。一同の記念撮影。日陰になって顔がはっきりしないのは残念だが、こんなゆっくりしたのは何年ぶりだろうか?幸せな気分を味わった。
これもよき人のお導きとによる。
思い巡らせば、私達は全て不思議な縁の糸で結ばれていた。それを固く結び直させて頂いたのが「鹿児島温泉説法の集い」だった。。

私は飛行機が初心者で、搭乗手続きや保安検査等にウロウロして手間取った。毎月実母を見舞うために羽田・鹿児島間を往復されるK夫妻から見ればまるで幼稚園児。
人間の心は距離が問題ではない。どんなに遠く離れていても、行くと決めたらすぐに行動に起こすKさん夫妻。母親との距離は普通の人よりはずっと近い。たとえ近距離に住んでいようとも、声さえかけあわぬ関係だったら、遠い存在になってしまう。お互いの気遣いと行動力が、人間の距離感を縮める。そのことも気付かせてもらった。(充子)


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