July 2006

July 31, 2006

安全性への配慮に欠ける設計

埼玉県ふじみ野市の市営プールで,女の子がプールの排水口に吸い込まれ,重機などで排水溝を壊し,女の子を発見したようですが,生存は絶望的のようです.排水口の前の網の半分が外れていたようですが,監視員も知っていたようです.このような流れるプールは全国各地にあるようですが,重機で排水口を壊さない限り,救出できないというのでは,この事件で分かるとおり生存は絶望的です.ポンプに繋がる排水口を単なるパイプとせずに,すぐにアクセスできる溝状の構造とすれば,直ちに救出できたでしょう.今回事故の起きたプールのような構造では排水口前の金網が外れてしまえば,もう終わりです.以前から子供がプールの排水口に吸い込まれる事故は絶えませんでした.プールの事故の多くは排水口で起きていたのです.流れるプールでは通常のプールより排水口の水流は激しいはずです.それなのにたった一つのデフェンスしかないというのは,明らかに設計者の安全への認識が欠けていると云うしかありません.もちろん網が半分欠けた状態で営業を続けた責任者も問題ですが,あまりに安全への配慮に欠けている,二重三重のフェイル・セーフという精神がない,これはパロマのガス瞬間湯沸かし器の事故などにも通ずる問題だと思います.

tnakadat at 19:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 記事,事件 

Winner takes all. の社会

アテネ・オリンピック100m走で金メダルを取ったアメリカのジャスティン・ガトリン選手の尿サンプルからテストステロンが検出された問題で,ガトリン選手のコーチは「ガトリンが知らないところで,マッサージ師がテストステロンのクリームを使ったため」と弁明したそうです.この弁明は全く馬鹿げています.確かにテストステロン入りのクリームというのは日本でも市販されています.「グローミン」と呼ばれるこの薬は皮膚から吸収されるため,より生理的であると効能書きには書かれています.しかし日本での適応疾患は30歳以上の男性の,更年期障害となっています.ガトリン選手はまだ24歳です.マッサージ師がテストステロン入りのクリームを使う理由などどこにあるでしょうか.むしろわざと経皮吸収の製剤を使ってホルモンのピークを抑え,ドーピング・チェックを逃れようとしたのではないかとも取れるのです.このガトリン選手は5年前にもアンフェタミンが検出され,この時は注意欠陥他動性障害の治療のため処方されていた,と説明しています.しかしアメリカでこの疾患に最も頻繁に使用される薬剤はメチルフェニデート,日本ではリタリンと呼ばれる薬です.しかも国際競技会でこのような薬剤が使用禁止であることは分からないはずがありません.アンフェタミンも同じようにごまかしていたように私は思います.大リーグではボンズ選手やジオンビー選手が薬物使用を認めました.ツール・ド・フランスの勝者フロイド・ランディス選手の尿からも異常な量のテストステロンが検出されています.アメリカ人は誘惑に負けやすいのか?特別に意志が弱いのか?そんなことはないでしょう.ただこのような薬剤が簡単に手に入り,しかも勝つか,負けるかで天と地ほど違いがある社会なのだ,そう考えるしかありません.ガトリン選手は年間一億近い収入があるといわれていますから,悪魔の囁きが聴こえてきても決しておかしくないというわけです.

tnakadat at 15:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 記事,事件 

外科医と軍人

 また医療ミスのニュースが入ってきました.水戸済生会総合病院で大動脈弁閉鎖不全の手術を行なった18歳の男性が,術後2日で多臓器不全のため死亡したと読売新聞は伝えています.この手術はロス手術と呼ばれるもので,主に小児の大動脈疾患に用いられる稀な手術法なそうです.肺動脈弁を大動脈弁と置き換え,肺動脈弁はホモグラフトか,ステンレス生体弁,手作りの弁つきパッチで置き換えるのだそうです.ところがこのホモグラフトというのは,死亡した患者から弁をいただくということです.我が国では患者と同じサイズの弁を入手するのは困難であろうことが推測されます.結局手術でどのように肺動脈が再建されたかは不明ですが,遺族の話では肺動脈周囲からの出血が止まらなかったとのことですから,縫合不全か,用意した弁が適合しなかった可能性が高いと思われます.

 この水戸済生会総合病院では事故を受けて,事故調査委員会を開き,主治医にミスはないという結論に達したそうです.遺族は「手術前まで元気だったのに」と語っているそうですが,大動脈弁閉鎖不全は突然死する可能性のある病気です.手術を選択したことについては,必ずしも誤ってはいなかったと思います.問題は術式と主治医のスキルです.このロス手術は生体弁を使うので,人工弁のような一生抗凝固剤を使用するという負担を取り除くことが出来ます.しかし肺動脈弁にホモグラフトが使えない以上,どこから弁の材料を持ってくるかが問題です.ここに人工弁を持ってくれば大動脈弁に生体弁を使う意味は無くなるわけです.この術式のジレンマです.このジレンマをどう解決するか,それは自分のスキルで回避できるのか,もう少し慎重に考えるべきだったと思います.

 有名な心臓外科医である南淵明宏氏は「心臓外科は,手術の成否が素人でもはっきり分かる分野.いつ殺人者と呼ばれるか分からない.手術前は逃げ出したくなることもある」と対談で語っていました.執刀というのは外科医にのみ許された医療行為です.起死回生の治療となることもあれば,患者への最後の一突きとなる可能性もあります.

 明日からは8月です.8月15日は終戦記念日,多分マスコミは小泉首相や麻生外務大臣,そして安倍官房長官がいつ靖国神社に参拝するのか,張り付いているのでしょう.安倍官房長官は「講和条約締結により戦犯は戦犯で無くなった」という理論を展開し,靖国神社にA級戦犯はいないという理屈を押し出しています.私も東京裁判は戦勝国の一方的な裁きであるという意見には肯けるものがありますが,しかし稚拙な軍事行動や,お粗末な外交で自国民のみならず多くの市民の命を奪った行為は,講和条約が締結されようとも変わりはありません.そもそも我が国で太平洋戦争の「事故調査委員会」は一度も開かれなかったのではないでしょうか.軍人とはいえ,兵卒と将官とは自ずと立場は異なります.政治家や外交官も同様でしょう.医師により高度の倫理や注意義務が求められるように,国家を破滅の淵まで追い込んだ政治家や外交官,軍人が断罪されないというのでは,それこそ英霊も,一般市民の霊も,成仏できようはずもありません.

 「皆お国のために戦った」という理屈は,件の外科医が「患者のためを思えばこそ手術を行なった」というのと等しいのです.外科医の責任を追及するマスコミは,当時の軍部や政治家,外交官の責任をちゃんと追及してきたでしょうか.もちろん戦争責任の追及は心臓外科医のような容易な作業ではないでしょう.すでに半世紀が過ぎ,昭和天皇がお亡くなりになってから20年が経ちました.それでもやらなければいけなかったし,やらねばならないのです.戦争への助走のプロセスを緻密に検証することこそ,真の意味での追悼に相応しい行為ではないかと思うのです.小泉首相や安倍官房長官の参拝について大騒ぎするのは,彼らの策略の片棒を担いでいるに等しいのです.

tnakadat at 10:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 記事,事件 

July 30, 2006

平野商店

平野商店かつては河権と呼ばれた老舗の商店.江戸時代まではここが城内の東端で,宮古街道や岩泉街道からの物資は全てここに集まったといわれています.宮古街道や岩泉街道からの物資といえば海産物と塩.そして運んだのは牛です.ですからここには宿場と牛を留め置く広場があったようです.東京の馬込,牛込という地名も,そこに馬や牛を留め置いたところから来ているようです.商品は鍬や鋤,スコップ,荒縄,竹で編んだ笊など.秋にはリンゴの箱が並ぶこともあります.

tnakadat at 22:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 路上散歩 

夕刻の岩手山-2

夕刻の岩手山-2こちらは開運橋から見たもの.空気がこの時期としては珍しいほど透明で,山頂の輪郭がはっきり見えます.べたべたと湿気がまとわりつく暑さとは無縁の一日でしたが,気温の低い日が,少なくともあと一週間は続くという予報です.関東,甲信越地方の梅雨明けを気象庁は宣言したそうですが,東北北部は今週一杯は難しいとのこと.ひょっとすると今年の夏はこのまま秋に移行してしまいそうな雰囲気です.

tnakadat at 21:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 岩手山 

夕刻の岩手山-1

夕刻の岩手山-1夕刻の岩手山.絹雲が夕日に輝いています.風は爽やかでまるで秋のようです.

tnakadat at 21:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 岩手山 

秋のような天気

秋のようなこちらは中津川.放流された鮎を狙って釣り人が糸を垂れています.空はまるで秋の空のように澄んで,川面も青く輝いています.

tnakadat at 21:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)  

北上川,川下り

北上川川下りといってももうレースはすっかり終了してしまった様子.北上川の川原に車を停め,思い思いにバーベキューを楽しんでいるようです.私はというとジョギングでこの南大橋まで走ってきたところです.風は涼しく,川下りにはあいにくの天気だったようですが,走るには絶好のコンディションでした.

tnakadat at 21:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 季節の話題 

July 29, 2006

ドレスデン大空襲

今日の午後NHK・BSで「ドレスデン大空襲」を再放送していました.1945年2月13日から14日にかけてのドレスデン空襲をドイツの番組制作会社が検証した番組です.生き残った市民,空襲を行なった元イギリス軍兵士,爆撃の効果や被害を客観的に説明する軍事専門家のコメントと,お涙頂戴式の番組が多い日本とは一味違う仕上がりでした.驚くのは空襲当時謝肉祭ということで子供たちは,仮装をして近所を訪れたり,戦争末期というのに映画を楽しんだり,サーカスを見た後で被災したという市民が多かった,という事実.三度にわたる空襲は最初は焼夷弾,次に通常爆弾,そして次の日瓦礫の中を救助しているところを昼間爆撃が襲うという誠に執拗な攻撃で,被害者数は3万とも15万とも云われています.ただ日本と決定的に違うのは,地下室があったということです.日本でも地下壕が掘られたようですが,土を掘っただけの地下壕とは違い,レンガ造りやコンクリート造りの地下室は,直撃でもない限り,多くの市民の命を守ったことは疑いがありません.終戦後も「ドイツ市民には地下室があったが,日本人にはそれすらなかった.」といわれています.都市のインフラというか,住環境の貧弱さがすでに復興のスタートからあったわけです.戦後ヨーロッパの冷戦期に日本は飛躍的な経済発展を遂げました.所詮冷戦というのはヨーロッパや朝鮮半島での出来事に過ぎなかったわけです.大陸間弾道弾のことなど全く考えずに,我が国は繁栄を謳歌してきたわけです.今北朝鮮のミサイル発射で大きく世論が割れています.アメリカと協力して,北朝鮮をぎりぎりと締め付けるべきか,専守防衛を捨て敵基地攻撃を可能とする兵器を保有すべきか,ミサイル防衛にもっと防衛予算をつぎ込むべきなのか.これらの議論が沸騰する理由というものは,これまで考えてこなかった,その一点に尽きます.今になって冷戦という理不尽で,無慈悲な戦いを考え始めたのです.これまでの原子力兵器やICBMは所詮海の向こうのことだった.我々はぬくぬくと平和を享受してきたということを痛感させられるのです.地震,テロ,更に戦争,疫病,気候変動,これらの全てに脆弱で,ひよわな日本の姿を改めて認識させられた,そういう夏であった,そんな気がします.

tnakadat at 20:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 記事,事件 

ピントがずれている先制攻撃論

 今朝の日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」でミサイル攻撃に対する,いわゆる「先制攻撃」を取り上げました.ゲストは塩爺こと塩川正十郎氏,佐々淳行氏,森本敏氏ら.毎日新聞や朝日新聞でもこの先制攻撃論が取り上げられましたが,内容は充分とは言えませんでした.この番組でも取り上げていますが,現実として可能かどうかは別に,「敵基地攻撃」と「先制攻撃」とは区別して論じるべきであると思います.その上で我が国は攻撃を受けた場合に相手領土の基地を攻撃できるか,それが自衛のための戦いと見做せるかをまず論ずるべきです.相手から攻撃を受けた場合,そして明瞭な形で人的な被害があった場合,武力を含めた反撃は正当防衛の範疇ではないか,と思います.
 
 国際連合憲章第51条には「この憲章のいかなる規定も,国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には,安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間,個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない.」と個別的自衛権の行使を認めています.武力を保有する国が,憲法上行使できないといって,国民が攻撃されるのを傍観していては,何のための武力か,ということになるでしょう.日米安全保障条約でも第5条に「前記の武力攻撃及びその結果として執った総ての措置は,国際連合憲章第51条の規定に従って直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない.その措置は,安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執ったときは,終止しなければならない.」とあり,自衛のための武力行使は最小限のものとし,国連安全保障理事会に付託することを明記してあります.
 
 問題は「先制攻撃」です.ミサイル発射寸前に相手基地を攻撃できるか.テポドンは今回のミサイル発射でも数週間前から発射台に載せられ,燃料が注入されたという情報がアメリカや韓国の情報部から漏れて来ました.日本の偵察衛星も,その事実を確認できたようです.しかしノドンや今回発射されたスカッド延伸型は車載式の移動式ミサイルです.短時間に発射することが出来ると云われています.元々スカッドは戦術ミサイルですから,短時間に発射することが出来るのは当然です.したがってもし北朝鮮がミサイルを発射するとすれば(個人的にはその可能性は恐ろしく少ないと見ますが),それは予測困難で,第一撃は防げないと考えるべきです.
 
 「先制攻撃論」はあくまで理論上のものです.ブッシュ大統領は同時多発テロを防げたでしょうか.ブレア首相はロンドンのテロを防げたでしょうか.真珠湾攻撃を引き合いに出すまでもなく,攻撃する側と攻撃される側では,圧倒的に攻撃する側が有利なのです.場所も時間も方法も攻撃する側は選べます.何から何まで情報を収集し,相手に先んじて攻撃するというのは不可能です.日本の暗号:パープルを解読していたから,ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていた,戦争に消極的な国民に参戦を決意させるために,真珠湾攻撃を知りながら,隠蔽していたという,陰謀論があります.しかし攻撃の意図を例え知っていても,その方法や時期までは予測しがたいものです.日本だけでなく宣戦布告をしてから攻撃する国はいません.アメリカがベトナムを攻撃する際宣戦布告をしたでしょうか.イラクを攻撃する時に宣戦布告をしたでしょうか.戦端を開いてから大統領は国民にテレビで報告したのです.防衛する側は犠牲を覚悟しなければならない.これが戦争の現実です.
 
 「先制攻撃論」の危うさは,今のアメリカを見ればわかります.大量破壊兵器がある,アルカイダに資金や武器を供与していた,そういってイラクを攻撃しましたが,いずれの証拠も見出すことができません.文明国家は現代人がそうであるように,「やられる前にやっちまえ!」という論理を承認しないのです.この論理がまかり通れば,全て暴力的解決が可能になります.「あいつが俺のことを殺しそうだったから,俺があいつを先に殺した」 こういう言い分が通るのはパラノイアか,妄想狂だけです.
 そしてこの「先制攻撃論」の恐ろしさはこのパラノイア,妄想です.この辺りはキューブリックの「博士の異常な愛情」ににも良く描かれていますが,先制攻撃を可能とするのは相手の攻撃の意図を事前に察知し,しかも相手より早く攻撃するテクノロジーを持つことです.更に相手が攻撃するかもしれない,という意識を政府と軍が共有することが不可欠です.相手が攻撃する意図はどうやって測るのでしょうか.ロケットが発射されると確信するのはどこからでしょうか.スタートが早ければ早いほど攻撃には有利です.「攻撃の意図」の判定はどんどん曖昧になり,先制攻撃の引き金はどんどん力が入る可能性があります.ヨーロッパが「先制攻撃論」に否定的なのは,このようなパラノイアや妄想に支配された冷戦を経験してきたからではないか,と思います.
 
 では防衛する側は無力なのか.そんなことはありません.ノドン,スカッドはペイロードと呼ばれる弾頭部分はたったの1000kg,1トンです.通常爆弾であれば周囲数10メートルが破壊されます.核弾頭を小型化し,搭載する能力は北朝鮮にはまだ無いといわれています.今年9月には核実験を行なうのではないか,という推測もありますが,少なくとも現時点では核弾頭を搭載する能力は疑問視されています.以前も書きましたが,市民を守ることができるのはシェルターだけです.建物に避難しても爆風でこなごなになったガラスが,四方に凄まじい速度で飛散します.ガラス張りのオフィスは,地震でも危険ですが,爆発物に対しても非常に危険なのです.それでは東京や大阪にはシェルターはあるのでしょうか.この問題には政府も,マスコミも全然触れようとしません.多分いくつも核戦争に備えたシェルターはある筈です.全く造らないとすれば,そちらも問題ですから.一体どのくらいあるのでしょうか.首相官邸,国会,霞ヶ関,宮中などは当然備蓄も含め,シェルターが完備されているはずです.東京都庁にもあると考えています.秋庭俊氏の本によれば東京都庁を含めた幾つかの建物は,天然ガスによる電力,冷暖房の施設が地下に共有しているそうですから,ここにもシェルターはあると考えるのが自然です.
 
 問題は一般市民です.いったいどの程度避難できるのでしょうか.今回突然降って湧いた北朝鮮のミサイル騒ぎですが,根っこにあるのは都市防災なのだと思います.過密都市の脆弱性といっても良いでしょう.テロも,ミサイルも,災害も,それが人里離れた山奥であれば,これはほとんど問題になりません.もし岩手の山奥に某国のロケットが落ち,クマと牛が数頭死に,近くで農作業をしていたお婆ちゃんが,びっくりして倒れたはずみで足の骨を折ったとすれば,日本政府は報復するでしょうか?多分厳重抗議で終わりではないでしょうか.
 
 テロにせよ,冷戦を思わせるミサイル攻撃にせよ,本来最も重要なのは市民防衛です.パトリオットも有効かもしれませんが,もっとも効果的なのは避難であり,そのためのシェルターです.国民や市民をどうやって守るのか,政府や防衛庁はスキームを示す義務があります.それがどうも先制攻撃だとか,敵基地攻撃だとか,局所的な議論に収斂しています.華々しい「先制攻撃論」だけが出てくるのは,旧軍の伝統が抜け切らないようで誠にみっともない.マスコミの不勉強なのか,世論が操作されているのか,国民は冷静に考えるべきでしょう.特に東京や大阪など大都市に暮らす方たちは,もう少しこの問題を掘り下げて,じっくり冷静に考えるべきではないか,と思います.

tnakadat at 10:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 記事,事件