November 2006

November 30, 2006

アメリカは曙である

ヨルダンでブッシュ大統領がイラクのマリキ首相と会談を行ないました.ところがイラクのマリキ首相は時間になっても会見場所に現れず,ブッシュ大統領と側近はやきもきしたようです.会見でもブッシュ大統領はアメリカ軍の撤退時期について「マスコミはそれしか聞かない.答えは出来るだけ早く,だ.」と答えたところ,マリキ首相は不快な表情を隠しませんでした.すでにイラク戦争開戦から3年8ヶ月が過ぎました.これは太平洋戦争を超える長さです.アメリカ側の犠牲は3000人足らずに過ぎませんが,アメリカ国内では厭戦ムードが漂っています.更迭されたラムズフェルド国防長官は,かつて10-30-30戦略を提唱しました.紛争地域に10日で部隊を展開し,30日で戦略目標を打破し,30日で引き揚げるというものです.しかしラムズフェルド氏の目論見は大きく外れました.30日で引き揚げるどころか,イラク駐留はもう直ぐ4年になろうとしています.元横綱の曙は相撲では無敗でしたが,K-1では全く勝てません.相撲の土俵はK-1のリングとそう大きさは変わりませんが,K-1では組み手を取る必要がありません.がっぷり四つでは体の重さと上半身の強さが物をいいますが,K-1 ではフットワークが必要です.曙と組み合う馬鹿な相手はいません.ヒット・アンド・アウェーで逃げていれば,自然と相手は疲れてきます.下半身に攻撃を加え,動けなくなったところで,ゆっくり料理すれば良いのです.多分今のアメリカは曙です.戦おうにも,余りに豊かになり過ぎて,駐留しているだけで膨大なエネルギーと経費を浪費する軍隊なのです.イラク市民は少なめに計算しても15万人が犠牲になったといわれます.しかしアメリカにとっては3000人の兵士の犠牲は,それ以上の損失のようです.世界同時多発テロの犠牲者を越えてしまったのですから.世界一高価な兵器を持ち,世界一の国防費を費やしながら,たった3000人の兵士の犠牲で撤退しようとする超大国アメリカ.この国に守ってもらおうとするというのは,果たして賢明な方策なのでしょうか.そろそろ日本人も目を覚ますべきではないか.確かに日本は第二次大戦で徹底的にアメリカに負けました.しかし敗戦の理由は何もアメリカの国力や軍事力にあったわけではありません.中国大陸で戦い,ソ連にアメリカが援助するという四面楚歌の状態がありながら,アメリカとイギリスに宣戦布告をするという,あまりにも無謀な外交や戦略が,この国を未曾有の敗戦に導いたのです.しかし敗戦による負け犬根性から脱却しないと,アメリカから金を奪い取られるだけではないか,と思うのは私だけでしょうか.仮に日本が他国から侵略されたとして,たった数千人の兵士の犠牲で撤退する国が,最後まで守ってくれる保証が一体どこにあるのか.曙は土俵の上では無敵だったかもしれませんが,土俵が変われば話は別なのです.負けても負けてもK-1に挑戦する曙をさすがに応援する人は少なくなりました.日本はいつまでアメリカの軍事力を頼りにするつもりなのでしょうか.

tnakadat at 21:39|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 記事,事件 

実効性に疑問のある提言

35ac11ec.gif首相直属の諮問機関である教育再生会議がいじめに対して毅然とした態度を取る,見て見ぬ振りをする生徒もいじめに加担したと見做す,などの方針を示しましたが,いじめをした生徒を出席停止にするという処置については,慎重論が出て取りやめになったそうです.当然でしょう.一度出席停止にした生徒が,実は犯人では無かった,とか,実は他にも生徒がいじめていたとなれば,学校長や教育委員会の責任が問われます.またこのような決定を下す検察や裁判官を,全て教育関係者が占めるというのも問題です.生徒の人権が守られるという保証は全くありません.またややこしいことに小学校や中学校は義務教育です.出席停止にしても生徒は復学して卒業しなければなりません.この生徒をケアするのは出席停止にした担任や校長なのでしょうか.このような処置が取られれば,生徒と担任,他の生徒との人間関係は,通常修復し難いほどの溝を生む筈です.誰がこのような生徒を善導するのでしょうか.このようないじめに走る生徒は,いじめをする時点ですでに何らかの問題を抱えている筈です.そこで更に出席停止にした後充分な指導が無ければ,多分彼らは本格的にぐれてしまうでしょう.中途半端な抗生物質の使用が耐性菌を生むのと全く同じです.私は厳罰主義が悪いといっているのではありません.ただ罰だけではどうしようもないのではないか,と思います.受け皿となるような学校なり,教師なり,臨床心理士なり,そういうシステムを構築しなければ,単純に出席停止を導入しても,いざとなると使えない,役立たないということになります.当初はいじめに対するいわば心理的な歯止めになるかもしれませんが,実効性が無いことがわかれば,また始めることでしょう.丁度飲酒運転の取締りと同じように.これは昨今話題の幼児虐待でも同じです.虐待の事実がわかっても,長期間子供を保護する場所が無い,あるいは保護者を充分観察する職員がいない,というのが現実です.結局これらの事件の背景には今の義務教育や,社会の貧しさがあるのだと思います.子供のいじめだけを切り取って議論するむなしさを感じてしまうのです.実はアメリカと比べても日本の子供の自殺率は少ないのです.社会実情データというサイトに日米の年齢別自殺率が載っています.高齢者に自殺が多いのは共通ですが,日本の異常な点は20代から60台という,まさに働き盛りで,社会の中心であるべき青壮年の自殺率が異常に高いことです.少なくとも自殺率からいえば,学校の方が一般社会より安全で,自殺は少ないのです.アメリカと比べて暮らしにくく,過酷なのは学校では無く,一般社会であり,病んでいるのは学校では無く,社会のほうだ,という結論は間違いなのでしょうか.教育再生よりもまず政治家が成すべきことは社会再生ではないか,と思うのです.片岡鶴太郎氏のコピーとしか思えない作品を,恥ずかしげも無く発表した総理大臣には,過ぎた望みなのかもしれませんが.

tnakadat at 09:50|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 記事,事件 

November 29, 2006

寒気の南下

寒気の南下これは新花巻駅周辺だと思います.上空はかなり強い風が吹いているようで,雲の形を見ても強い寒気が南下してきたことが推測されます.この雲が切れる頃には山々は白くなっているのでしょう.

tnakadat at 22:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 自然・環境 

雨に負けぬ花

雨に負けぬ花言わずと知れたサイモンとガーファンクルの名曲「雨に負けぬ花」.彼らの三枚目のアルバム,パセリ・セージ・ロズマリー・アンド・タイムに収められています.ヒットした「スカボロー・フェア」や「59番街橋の歌」なども有名ですが,この時期だと「7時のニュース/きよしこの夜」でしょうか.

tnakadat at 22:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 花たち 

雫今日は昼過ぎまで雨でした.これはバラの実に垂れ下がる雫.

tnakadat at 22:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 自然・環境 

November 27, 2006

キカラスウリ

キカラスウリこれは放置されていたリンゴの木に巻きついて,リンゴの実より大きくなったキカラスウリです.漢字で書くと黄烏瓜.烏瓜の実は緑から赤に変わるそうです.

tnakadat at 10:03|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 自然・環境 

ピラカンサス

ピラカンサス和名がトキワサンザシ.バラ科の低木で,確かにバラに良く似た実をつけます.春には小ぶりな白い花をつけるようです.

tnakadat at 09:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 自然・環境 

ウメモドキ

ウメモドキ最初はナナカマドかと思ったのですが,実のつき方が違うようです.ナナカマドは枝の先の方から多数の実が房状につけるのに対し,ウメモドキは,枝のあちこちに実をつけているように見えます.梁川の傍で見かけたものです.

tnakadat at 09:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 自然・環境 

November 26, 2006

雪とどう向き合うか

北海道夕張市では財政赤字のため,除雪のための出動の基準を引き上げ,10cmから15cmにするそうです.これで今年の冬と同程度の降雪であれば870万円の節約が狙えるというのが夕張市の計算です.これは何も夕張市だけの問題ではありません.北国では除雪に膨大な予算が計上されています.盛岡市では5cmの除雪で一つの契約先に500万円支払われるという話を聞いた事があります.土建業者は仕事が特に冬場は少ないですから,貴重な収入源です.しかし今年のような大雪になれば除雪だけで数億円が飛んでゆきます.かつてのようにどんどん景気が良くなり,給料が上がる時代ならともかく,市の赤字も膨らんでいますから,これまでのように土建業者に丸投げというわけにはいかないでしょう.盛岡市では町内会に小型除雪機を貸し出す制度を平成14年度から始めたようですが,雪捨てのためのトラックも貸し出すことにしたそうです.市民が除雪をしても,雪の置き場がありませんから,これは良いアイデアだと思います.しかしもう一つ考えて欲しいことがあります.それは自動車です.除雪する前に車が走ると雪が固まってしまい,人手では除雪することが難しくなります.また車が通れば除雪は車の往来を避けながら行なうこととなり,能率が下がります.東北や北海道のような雪国では学校や職場の始業時間を,大雪の日には繰り下げるべきでしょう.10時出勤とし,近くの道路を除雪してから出勤する,あるいは学校に登校する,ということが必要になると思います.中学生や高校生は地方では数少ない若者です.彼らが除雪をせず,高齢者が除雪をして,その後から親である中年のサラリーマンと学生が車で出勤,ないし登校するという風景はとても奇妙なものです.風邪でも引いて学業に影響が出たらどうする,と反発する親もいるかもしれませんが,雪かき中に心筋梗塞や脳出血で亡くなるお年寄りの数の方が多いのです.転倒や落雪による怪我はもっと多いでしょう.どちらがリスクが高いかを考えれば,学生が風邪を引くリスクなど大したものではありません.むしろ彼らは体力が有り余っているのではないか,とさえ思います.もはや自治体におんぶに抱っこではどうしようもない時代です.出勤時間や始業時間を遅らせるても,さほど影響が出るとは思えません.もう少しフレキシブルな仕組みを考えてみても良いのではないか,と思うのです.

tnakadat at 14:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

豪めん:豪めん−中(650円)

豪めん以前「ちゃぐちゃぐ」という醤油ラーメンを出していたお店が,ラーメン次郎慶応大学前店にインスパイアされたという,こってり,野菜たっぷりのラーメンを出すお店に変わりました.元々は宝介というお店の系列でしたし,ちゃぐちゃぐで出していた醤油ラーメンは宝介でも食べれますので,このお店はいわゆるアンテナショップなのかもしれません.ここは国立大学である岩手大学の近くで,アパートが沢山ある学生の町です.ここで流行るかどうか,見ているのかもしれません.これは中のため,野菜は程々ですが,大はかなりの分量になります.背脂たっぷりのスープや,太くて歯応えのある麺は,ラーメン二郎の影響なのでしょう.背脂たっぷりの割には,野菜のせいか,醤油味のスープのせいか,美味しく食べることが出来ましたが,やはり脂が多いせいか,しばらくもたれる感じがあります.若者向けでしょう.昼時に伺ったところ,若い人で一杯でした.中年には脂肪や塩分が気になるラーメンです.

tnakadat at 12:48|PermalinkComments(0)TrackBack(2)