December 2007

December 31, 2007

焚き火

焚き火NHK教育テレビの第九を聴き終わってから,三石神社に行ってみると,初詣の準備が始まっていました.そろそろ今年も終わり.来年はどんな年になるでしょうか.それでは良いお年を!

tnakadat at 23:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 路上散歩 

岩手公園

岩手公園昨日までは雨が降り,11月下旬のような暖かい天気でしたが,朝起きてみると景色が一変していました.自動車はまるでカマクラのようになっていて,とりあえずは雪かきです.お正月は雪で静かな景色になりそうです.

tnakadat at 23:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 自然・環境 

吹雪

吹雪昨日の夜から,東北地方は断続的に雪が降り続いています.花巻市の東北自動車道で,20台が絡む追突事故が起きましたが,幸い軽傷だったようです.

tnakadat at 23:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 自然・環境 

ナメタガレイ

なめたがれいしかし,何といってもお正月に人気なのは,このナメタガレイ.醤油と砂糖で甘辛く煮て食べるのが定番.白い身肉も美味しいのですが,ヒレ,つまりエンガワのゼラチン質がトロリとして美味しい.特に寒い時期は脂の乗りが良く,それは美味しいものです.このエンガワと卵のために,高いお値段でも買い求めるようです.

tnakadat at 23:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 季節の話題 

マダラ

マダラマダラも東北,北海道を代表する魚です.この時期美味しいのは何といっても雄の精巣,タラキクという奴です.というわけで大きなものは結構なお値段.

tnakadat at 23:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 季節の話題 

どんこ

どんこどんこはアイナメ科の魚で,色の黒いアイナメといった感じです.ちょっとグロテスクですが,冬の三陸の味.特に脂の乗った肝臓が美味で,豆腐やネギなどと,汁物にすると絶品です.お値段もそこそこ.

tnakadat at 23:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 路上散歩 

土日ジャンボ市

土日ジャンボ市盛岡市の西側,滝沢村にある土曜,日曜に開かれる市場.近くにショッピングセンターが出来て,やや客足は減ったようですが,年末ともなればまた別.気取りのなさと,この喧騒が市場らしくて好きです.

tnakadat at 23:01|PermalinkComments(9)TrackBack(0) 路上散歩 

December 24, 2007

James Taylor:One Man Band

One Man Band
三連休は昼は大掃除,夜は聴いていなかったCDを,ウイスキーをお供に聴きました.このアルバムも大分前に注文したもの.まだ国内盤は出る予定は無いようです.何しろ昨年出た彼のクリスマス・アルバムが今年出たくらいですから.レッド・ツェッぺリンのロバート・プラントがアリソン・クラウスと出したアルバムも,フェイス・ヒルのアルバムも多分出ないのでしょう.

 このアルバムはCDとDVDの二枚組.DVDはリージョン・フリーで,何とコンサート全曲が収められています.そのまま通しで聴いてもいいし,曲ごとのインデックスから聴きたい曲だけを聴くこともできます.初めにジェームス・テイラーが,このコンサートが開かれたBerkshires のコロニアルクラブについて語ります.マサチューセッツ州にあり,ボストン交響楽団が夏にコンサートを開くタングルウッドに程近い場所なそうです.コロニアルクラブは1891年に建てられたクラブで,観客は1000人に満たないこじんまりとしたホールです.内部の装飾は,クラシックコンサートが似合うようで,建物の歴史を感じます.この小さな会場で,キーボードと,一部機械仕掛け(!)のドラムス,そして彼自身のアコースティック・ギターだけで,何とも魅力的な世界が生まれるのです.

 彼自身が書いている通り,現代のコンサートは肥大化してしまい,大きな会場でしか,ペイしなくなってしまいました.しかしかつては巨大なマシンだったシンセサイザーも,小さなキーボードだけとなり,映像だってまぶしいほどの照明がなくとも,高感度のCCDが捉えてくれるのです.昔髪の毛が焼けるほどとか,感電死するスタッフがいたという,無数のライトは不要となりました.大きな会場では得られない親密さ,生々しさ,温かさをこのアルバムで味わうことができます.このコンサートも通常のHDカメラ(ハイビジョン映像?)で撮影されたようですが,極めて鮮明かつ,自然な映像です.加えてこのコロニアルクラブとその街の景色の美しさ.周囲の山々や湖の美しさは,確かにニューヨークなどの大都市では得られないものです.

 今テレビを見るとけやき坂や,新宿のイルミネーションが盛んに登場します.青色ダイオードやシャンパンゴールドのLEDが覇を競い,いくら省電力と言っても,沢山点灯してしまえば,製造コストだけで,やっぱり二酸化炭素を増やしてしまうということが,彼らには分らないようです.一方で限界集落や,医療過疎など,地方の生活が崩壊しつつある,とニュースはしつこく報道するのです.マスコミの人たちにこのDVDを見せてあげたい.過密も過疎も,どちらも良くない.過密と過疎は一緒に解決できるのです.

 それは都会を離れること,田舎暮らしを選ぶこと.魅力ある街を残すこと,地味でも温かい街を再生すること.こういった「第三の道」を選ぶという選択肢は,彼らには思い浮かばないのでしょうか.彼らとて元を正せば地方から出てきた人たちの筈.地方にいても,仕事ができる仕組みをどうして考えないのでしょう.大阪厚生年金会館や,フェスティバルホールは来年閉鎖するようです.新自由主義のアメリカですら,100年以上前に建てられたホールを大切に保存しているというのに.青色ダイオードや,シャンペンゴールドのLEDでは,ほんのひと時街を明るくするしかできません.私には一見この質素で地味なコンサートがとても豊かで,古臭いようで実に未来的な印象を受けました.未見の方達はぜひご覧下さい.3200円と邦盤CDと変わらないお値段で,素晴らしい映像と音楽,そして何がしかの感動が手に入ると思います.

tnakadat at 17:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 音楽,CD 

December 20, 2007

薬害肝炎と消えた年金

薬害肝炎訴訟で原告側は和解案を拒否しました.政府案は患者1000人に対して,補償するというもので,原告側は期間で患者を線引きすることは認められない,とこの提案を退けました.シェリング・プラウの「C型肝炎,新しい治療,新しい可能性」によれば我が国のC型肝炎,ないしキャリアーと呼ばれる潜伏感染は150万人から200万人近くに上る,と推定されています.医療機関でC型肝炎と診断されている患者はそのうち50万人に満たず,残りの100万から150万人は感染したことすら知らないと考えられています.2002年から厚生労働省が市町村の健康診断にC型肝炎の検査を加えたところ,一年間に3万人の新規患者が登録されたといいますから,凄まじいものです.この中には覚せい剤や,ピアス,入れ墨など医療行為以外での感染もあるでしょうが,大多数は輸血など医療行為によって感染したものであり,期間で区切らなければ,これらの患者の救済には莫大な経費が必要になります.また推定される患者の過半数が感染していることすら知らないわけですから,大々的なキャンペーンを行い,肝炎の検査を行わなければなりません.これはまさに消えた年金と同じ構造です.さらにC型肝炎の抗体検査が1990年,ウイルスの同定が1995年ですから,感染防止策はともかく,感染の可能性がある患者になぜ厚生労働省は通知しなかったのか,という不作為の罪がやはり年金と同じように浮かんでくるのです.薬害肝炎患者については,医療機関にかかっているのだから,医療機関が感染を告知するのが筋と自らの責任を認めませんでしたが,医療機関にかかっていない一般市民に説明し,検査を勧めるのは厚生労働省の他にはありません.厚生労働省の幹部は,全例補償に応じれば2兆円が必要だ,と福田首相に伝え,和解に応じないよう勧めたと云われています.以前も書きましたが,C型肝炎は敗戦の後遺症の一つです.これまで隠して,隠してとうとう隠し切れなくなったことが噴き出してきたのです.皮肉なことに,民主党が強くなったわけでも,マスコミが果敢にこの問題に挑んだわけでもありません.名もない患者たちが,溜まりに溜まったマグマを掘り当ててしまったのです.これは自壊という現象で,もはや止めることは困難でしょう.

tnakadat at 15:12|PermalinkComments(5)TrackBack(1) 記事,事件 

December 19, 2007

気分は世紀末

60dce75d.gif21世紀に入ったばかりなのに,世の中は明るくない.いよいよ石油は高騰し,アメリカの株価は下がり続けています.日本ではまだ何とかなる,いずれ改革で景気は上向く,という超楽観的な観測が,無責任にも流され続けていますが,私は甘いと思います.まず技術革新がない.何を言っているんだ,遺伝子工学や,ムーアの法則に代表される情報分野は日進月歩ではないか,と反論されるかもしれません.しかしそれは科学のごく一部の領域に過ぎません.

 たとえばバイオエタノールにしても,今エタノールの生産に用いられているのは,サトウキビや,トウモロコシといった穀物です.本来であれば人間や家畜の餌になるものを,自動車の燃料に使おうというわけで,誠に勿体ない話です.ところがセルロースを原料とするためには,多糖類であるセルロースを加水分解しなければいけないのですが,これに時間とエネルギーが必要で,元が取れない.何とか低エネルギーで糖まで分解してくれる酵母や細菌を探しているようですが,そう簡単にはいきません.人間が分解できないセルロースを,反芻動物である馬や牛に食べさせて,燃料として車を引かせるという,鉄道や自動車出現以前の状態にもまだたどり着いていないのです.これではお話になりません.

 第一次石油ショックの時は,二酸化炭素による温暖化は重要視されていなかったから,石炭を使えば良い,と考えてアメリカは炭田を温存しました.アメリカ,そして中国が二酸化炭素排出の規制に強く反対する理由は,炭田を抱え,いざとなれば石炭を国家戦略としてエネルギー資源に用いるという腹積もりだからでしょう.わが国でも実は石炭の消費は1970年代に比べると増加しています.そして石油ショックを乗り越えたつもりが,実はそうではないことがこのグラフを見ると一目瞭然です.日本の「省エネ」は,一貫して「省石油」であって,ずっとエネルギー消費は増え続けていることが,このグラフは語っています.産業界の省エネは進んだかもしれませんが,総量ではおよそ5割近く増加しています.60年代に比べれば,石油もガスも,石炭も全てが増えている.自動車,冷暖房,電化製品.映画「三丁目の夕日」を見れば分かるとおり,かつて一般家庭では煮炊きや,照明くらいしかガスや電気を使いませんでした.バスや市電が自家用車に代わり,大八車やリヤカーがトラックに代われば,エネルギー消費は減る筈がありません.加えて郊外型のショッピングセンターが乱立し,週末になれば一家総出で買い物に出かけるという,アメリカの愚劣なライフスタイルを真似てしまいました.これではとても京都議定書の目標は達成できません.日本は省エネでも,エコでもない.生活水準を下げるしか,もう方法は残されていないのです.

 以前は常温核融合が実用化するという淡い期待がありました.また水素を燃料としたクリーンエネルギーが主流となるという夢もありました.しかし常温核融合はどうやら無理だし,核融合で発電する見通しすら立っていません.水素はコストや安全性からいって,とても自動車の燃料とはなり得ないでしょう.情報の高速化によって国の垣根がなくなり,世界がフラット化する,というのは幻想に過ぎません.ファックスで送られる紙はファックス機に装てんされなければならず,キャッシュ・ディスペンサーから出てくるお金は,ガードマンが常に補充しなければいけない.情報のやり取りに費やすエネルギーが極小となっても,モノを動かすエネルギーはそう変わりません.ところがその燃料が尽きかけているのです.やはり現代は曲がり角の時代だと思います.産業革命,そして第二次大戦終了後にアメリカが全世界に広めた大量生産,大量消費の終焉の時なのです.何よりアメリカの凋落が,この事実を雄弁に語っているのではないでしょうか.

tnakadat at 16:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 記事,事件