August 2008

August 31, 2008

猫ジャケ:素晴らしきネコードの世界(レコード・コレクターズ増刊)

411c3985.jpgレコードコレクターズ増刊 猫ジャケ 素晴らしきネコードの世界

古今の猫をモチーフにしたレコード(CD)ジャケットを集めた特集です.有名どころではサザンオールスターズの「タイニィ・バブルス」,スピッツの「名前をつけてやる」そしてキャロル・キングの「つづれ織り」,ジャズではジミー・スミスの「ザ・キャット」,ルー・ドナルドソンの「ミッドナイト・クリーパー」などなど.写真だけでなくイラストも収められていて,こちらもなかなか楽しいもの.音楽好きで,猫好きの人にはお勧めします.思わずニヤリとすること請け合いです.

tnakadat at 21:17|PermalinkComments(5)TrackBack(0) ネコ 

高架下道路は危険

 8月16日栃木県鹿沼市で,折からの集中豪雨で東北自動車道の高架下を通る道路を軽自動車で運転中の女性が,自動車に閉じ込められ死亡しました.マスコミは現場に出動しなかった消防署を責めていますが,仮に出動しても救出できなかった可能性もあり,例え怠慢や過誤があったにせよ,現場にとっては酷であると感じます.似たような増水が数多くの場所で発生していたであろうことは間違いなく,近くで同じような事故があったとなれば,その他の場所で事故が起きていないか確認することは,理想はともかく,実際は困難です.むしろ軽乗用車に限らず,浸水すると,エンジンはもちろん,電気系統が停止し,パワーウィンドウが作動しなくなり,脱出できないことのほうが,ずっと問題だと思うのですが,セダンが売れず,軽自動車で糊口をしのいでいる自動車メーカに遠慮してか,一方的にマスコミは鹿沼市と消防を責めてばかりいるようです.

 しかしこの悲劇の真の原因は,このような高架下道路の設計にあります.地面の凹凸に合わせるためか,それとも高架道路の経費節減か,事故のあった道路のように高架をもぐる道路は日本全国に無数にあります.ところがこのような構造であることの表示は一切ありません.点滅装置など危険を知らせる警報もなしです.路面に溜まった雨水は両脇の側溝から排水されますが,マンホールから水が溢れるような豪雨であれば,水は逆流し,むしろ路面が格好の貯水槽になるでしょう.ところがこのような危険な構造であるにもかかわらず,現場にもハザードマップにも何の注意もありません.このような地点には何らかの警報装置を設置すると同時に,交通規制をすることが望まれます.何よりこのような道路を通らないこと,そして通るのであれば十分に減速し,徐行することです.最後に自分の命を守るのは自分自身です.例え裁判で勝訴しても,失われた命は戻りません.

tnakadat at 11:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 記事,事件 

August 25, 2008

駅伝を拒否し,マラソンで優勝したワンジル選手

以前紹介したスポーツライター生島淳氏の「駅伝がマラソンをダメにした」には次のような記述があります.
 「駅伝がマラソンをダメにしている.これは陸上界では長く考えられてきた問題である.しかしあまり一般の人に触れられることはない.それは何故か?答えは簡単である.新聞,テレビといった報道機関が駅伝,マラソンを主催していて,腫れ物には触ろうとしないからだ.駅伝がマラソンだけでなく,五千や一万といったトラック長距離種目の強化の妨げになっていると言う問題点は無視され続けているが,関係者にとってはいつまでも気になる問題であることに変わりはない.要は巨大メディアの報道によって人気が過熱しすぎると,競技の本質が変容してしまい,ときに関係者や選手の望まない方向へ競技が進化してしまう場合があるのだ.」

 ケニア出身のワンジル選手は高校時代に宮城県の仙台育英高校に留学し,当時の渡辺監督から我慢することを学んだ,とテレビは大きく伝えました.ところが高校卒業後トヨタ九州に入るものの,「駅伝ばかりをやらされるのは嫌だ」と途中退社をしているそうです.走るのは週に100キロから120キロ,週に二日は休みを取るというのは,日本の選手に比べるとかなり少なめ.トヨタ九州にはバルセロナオリンピック銀メダルだった森下監督がいたそうですから,彼の決断には相当の理由があったように思えます.

 今回の陸上は男子リレーの銅メダルで隠されてしまったものの,反町ジャパンや星野ジャパンに匹敵するほどの醜態でした.野口みづきの登録抹消,土佐礼子の棄権,男子マラソンの大崎選手もやはり出場辞退.能力ギリギリまで挑戦するという気持ちも分からないではありませんが,やはり競技前に怪我をしてはどうしようもありません.陸上に限らず,勉強でもそうだと思いますが,日本はやらせすぎではないか.「やればできる」,「精神力があれば,何事も可能だ」という精神論が蔓延する社会では選手や生徒は限界を超えて努力しようとする.しかし人間も生物である限り,その能力は有限で,限界を越えればどこかで破綻します.

 疲労の蓄積は治癒を遅らせ,度重なる衝撃は,疲労骨折や肉離れの原因ともなります.ワンジル選手の金メダルを,日本が育てたと喜ぶにはあまりに単純ではないか.確かに過熱する駅伝ブームがなければ,高校がアフリカからの留学生を受け入れることもなかったのでしょうが,反面彼はその過熱がもたらしている大きなマイナス面にも気づいていたのです.学ぶべきは彼が何故日本の企業やコーチから離れたか(今はイタリアのコーチ)にあります.「我慢の心」や「恩」という文字が踊る紙面に真実はありません.

tnakadat at 12:12|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 記事,事件 

コスモス

コスモス代わりに咲き誇っているのが秋の花の代表,コスモス.草むらからはコオロギやキリギリスの鳴き声が盛んに聴こえます.季節は秋へと動いています.数日前は最低気温が12度まで下がり,シャツ一枚では肌寒いほどです.今日の最高気温も21度の予想.9月下旬の気候です.

tnakadat at 10:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

ヒマワリ

ヒマワリ中津川の河原で咲いていたヒマワリの花です.ハスの花や,アジサイ,そしてヒマワリはそろそろ花を散らし始めました.

tnakadat at 10:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 花たち 

トマト

トマトたわわに実ったトマト.8月前半は猛暑が続き,色づきは良いようです.いきなり涼しくなったため,トマトも驚いていることでしょう.

tnakadat at 10:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 自然・環境 

いつの間にか秋の空

秋の空先週からぐっと冷え込み,もう東北は秋の空です.お盆を過ぎるともう秋とよくいわれますが,今年はその通りになりました.昨日は一日中雨の天気でしたが,前線は南下し,関東から東北南部にかかっているようです.秋の長雨という感じです.

tnakadat at 10:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)  

野球種目は,アメリカから独立せよ

 星野ジャパンは,オリンピック開催前とは一転してボロクソです.昨夜の野村監督と王監督の対談が朝刊各紙に掲載されていますが,野村さんの言ったとおりでしょう.WBC次期監督候補に星野氏が挙がっているようですが,ここまで来るとお笑いです.

 しかしこの惨敗に隠れてしまったものの,このような混乱のそもそもの元凶は,野球の母国たるアメリカの,オリンピック軽視にあることは疑いようがありません.それはサッカーやバスケットボール,テニスと比べれば一目瞭然です.ロナウジーニョ,メッシが出場するサッカーは,オーバーエイジ枠を使えなかった反町ジャパンが太刀打ちできないほど,レベルの高い争いでした.それに比べると今回のアメリカチームがマイナーリーグと大学生主体であったように,オリンピックを含めた国際試合を軽視しています.メジャーリーグの優勝決定戦を「ワールドシリーズ」と呼ぶように,彼らにとって「世界」はアメリカでしかありません.試合球の問題や,ストライクゾーンなどは国際試合を重ねれば自然と解消する問題で,ここでもメジャーリーグしか視野にないアメリカの頑迷さが障害になっています.

 ようやく始まったWBCも,メジャーリーグの開催時期と重なり,選手は球団との契約に拘束され,最強のナショナル・チームは組めない状態です.そのくせオリンピック人気種目の開始時間は,アメリカのゴールデンタイムに合わせるという傲慢さ.いっそのこと国際野球連盟は,アメリカを無視して日本,韓国,キューバ,ベネズエラなどでオリンピックや,WBCの運営をおこなうべきではないか.メジャーリーグは国際野球連盟IBAFに参加していないようで,これこそが混乱の元凶です.参加したくなければ無視すればよいだけのことです.

 メジャーリーグは選手の参加を認めないかもしれませんが,それに対してはIOCがアメリカにぺナルティーを課せばよいのです.いつまでも我儘を許してはいけません.メジャーリーグが日本をはじめ,韓国,ベネズエラ,プエルトリコなどからの参加で成り立っている以上,自国のことだけを優先するのは,自らの首を絞めるようなものです.イギリスはサッカー発祥の国ですが,ワールドカップはプレミア・リーグには拘束されません.もう野球はアメリカから独立すべきです.野球が国際的なスポーツとして認められるには,これしかありません.

追記:元中日の谷沢健一氏ブログ「谷沢健一のニューアマチュアリズム」に日本におけるプロとアマの捻じれに関する含蓄ある記事が掲載されていたので紹介します.谷沢氏と星野氏とは犬猿の仲のようですが,記事の内容を見れば,視野の広さといい,文章の内容と言い,どちらが指導者として適任かは一目瞭然なようですが...

tnakadat at 10:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 記事,事件 

北京オリンピックのメッセージ

52c2fbdf.jpg北京オリンピックが終了しました.開会式は花火がCGだったとか,少数民族の衣装を纏って登場した子供たちが皆漢民族だったとか,批判も多かったのですが,素晴らしい演出だったと私は感じました.総合演出のチャン・イーモウ監督の手腕によるところが大きいとは思いますが,中国を表現するに当たり,四大文明を持ってくるところが凄い.紙,火薬,羅針盤,活版印刷という,その後の文化に大きな影響を与えた発明は全て我々が作ったという,傲慢なまでの自信.中国は再び大国として復活するのだ,という挑戦状ともとれます.世界の四大文明といえば,メソポタミア,エジプト,インダス,黄河文明です.この中でかつて植民地でなかった地域はありません.メソポタミア文明の末裔,そしてメソアメリカ,アステカ文明はいまだにアメリカという超大国に蹂躙され続けています.かつて東京オリンピックはアジアで最初のオリンピックとして,戦後復興の象徴として,大きな希望を与えました.今回の北京オリンピックは報道管制や,言論弾圧という汚点は残したものの,欧米の影響から脱した大国の出現という点で,第三世界に与えた影響は大きいでしょう.いまだにインド洋での給油活動継続を,景気対策より優先する自民党は,星野ジャパンより遅れているとしか思えません.

tnakadat at 08:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 記事,事件 

August 23, 2008

因果は巡り,運命の女神は去った

 真珠湾攻撃からたった11日しか経っていない12月17日,当時の海軍長官であったキンメル大将は,大統領命で司令官を解任され,予備役少将に降格されました.真珠湾攻撃を未然に予防できなかった責任を問われての処分です.彼の責任は問えない,と1999年名誉回復決議が上院で可決されたそうですが,クリントン大統領も,ブッシュ大統領も署名を拒否しているそうです.何という執念深さ.それに比べると日本は甘い.ミッドウェー海戦で戦艦部隊を参加させたのは,これで太平洋戦争は終わりで(アメリカが講和するであろうから),その前に戦艦部隊の将官に昇格の機会を与えたかったから,と日下公人氏が書いています.もちろん空母艦隊のはるか後方にいたため,戦闘には全く参加できず,虎の子の空母部隊が壊滅するのを座視していたわけです.全くいい気なもので,海軍首脳はすでに戦争に勝った気分でいたようです.このような怠慢はミッドウェーでの敗戦を経験しても変わらず,すでに書かれているように敗北の事実は,国民には一切が秘匿され,南雲長官など,責任者への追求はありませんでした.

 北京オリンピック前に星野監督は「我々には金メダルしかない」と豪語しました.まことしやかに全日本監督の後は,成績はともかく,人気の低迷する原監督の後任という噂が飛び交いました.蓋を開ければ,キャプテン宮本や川崎など,主力が怪我で精彩を欠き,結局銅メダルも逃してしまいました.今朝の朝刊を見る限り,讀賣新聞だけは星野監督に同情的ですが,星野監督や,そのお友達内閣と呼ばれた田淵,山本コーチのマネージメント能力に疑問符がつくのは当然でしょう.これでも讀賣ジャイアンツは原監督の首を切って,星野氏を後釜に据えるつもりなのでしょうか.韓国の反撃の火蓋を切ったのがイ・スンヨプ選手なら,銅メダルを奪ったのはかつて「ダメ外人」と呼ばれたジョンソン監督.まさに因果は巡り,日本に勝利の女神は微笑んでくれませんでした.

tnakadat at 15:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 記事,事件