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1: 野良ハムスター ★ 2015/02/16(月) 19:34:00.12 ID:???.net
死という究極の刑罰をあたえられた死刑囚が、人生最後に食べたいと願ったものはなんだろうか。
アメリカでは死刑執行前の食事に、受刑者のリクエストに応えた食事が供される。
そのため“最後の晩餐”の記録が多く残っている。

03年に筑摩書房より出版された『死刑囚 最後の晩餐』(タイ・トレッドウェル/ミッシェル・バーノン 
訳・宇佐羽通)は、アメリカの死刑囚たちが人生最後の食事について詳しくレポートされている。

■死刑囚の25.7%がハンバーガーを人生最後に注文

同書によれば、アメリカで1977年に死刑制度が復活して以降、最多執行数508人をほこるテキサス州での
“最後の晩餐”にはハンバーガーが1番人気だったという。受刑者の25.7%がハンバーガーを頼んでおり、
そのうち半数が、ダブルミートとダブルチーズにしたという。

また、フライドポテトを一緒に頼む者も多く、レタス、ピクルス、トマト、マヨネーズといった
トッピングも人気だったとのこと。ちなみにステーキは、全体の約19%にとどまっている。

死刑囚たちはほぼ殺人犯、彼らにとって人生の名残となる食べ物は、
アメリカを象徴する食べ物ハンバーガーだったのだ。

■有名シリアルキラーは死刑前にダイエットコークを

他にも同書には、アメリカ犯罪史上最凶のシリアルキラー、ジョン・ウェイン・ゲイシーをはじめとした
有名犯罪者が死刑前に食べた料理が掲載されている。
ピエロの格好で子供たちを呼び込んで殺していたゲイシーは、エビフライ、ケンタッキーフライドチキン、
フライドポテト、いちご、そしてダイエットコーク(!)を頼んでいた。

死刑直前に数キロもたいらげた者や、「ロブスターテイルのカニ肉詰め」なんて珍奇なメニューを頼んだもの…、
気になる記録が多く掲載されている。

同書の内容は、犯罪者のライフヒストリーと“最後の晩餐”をプロファイルするといったものではなく、
淡々と罪状と食べたものについて記録している一冊だ。
むしろ、なぜ“最後の晩餐”を知りたいと思うのか、我々の心理について問いかけるものとなっている。

文/鷹村優

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http://mogumogunews.com/2015/02/topic_9847/

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