2010年08月

2010年08月31日

百合も終わり

あんなにたくさん咲いた百合の花もおわりました。

いっときはこんなんでしたが、
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夏休み中のことで、どなたにも観ていただけないまま

花が終わってみると、百合の茎がびっしりで、なんだかアプローチがざわざわして見えます。
新学期にむけて、あんまり気持ちよくないなあというわけで、種をとるためのものを少し残して切りました。
(大丈夫。百合は根っこに栄養を蓄えていて、来年またでてきます⇒茶碗蒸しに入れる百合根ですなぁ

秋になったら、種を収穫してご希望の方にお分けします。
種を蒔いてみようと思われる方はおっしゃってくださいね。


さて。
切るには切ったのですが、どうも即座に捨てる気にならず…
こうなりましたので、ぜひ実物のボリュームを現地にてご覧ください。
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あんまりたくさんあったので、何本あるのか数えられませんでした


2010年08月30日

夏も終わり?

今朝からインターネットの接続ができずに焦っておりました。
サポートセンターにようやく電話ができて、無事解決
それにしても、あまりの暑さでPCが壊れてしまったのではないかとドキドキしました。

で、こうなってから
「あ!バックアップしてない〜
と慌てるいつものパターン。
いけませんですねー。

楽して備えてないと、そのあとにはきっとしっぺ返しがくるのですよ。キリギリスさん。

しかし、キリギリスが遊んでいるのを横目に、この暑い夏の間にも、冬に備えて勤勉に働いていた茶房マスターは、ストーブのための薪をたっぷり用意してくれました。

これでワタクシは楽してこの冬もぬくぬく 
うーん、しかし、あとでなにかしっぺ返しがくるのだろうか〜



そうして

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今日は気持ちのいい夕立ち
「ふ〜、生き返る〜」
と、秋海棠の花も申しております。
気温が高いせいか、今年は秋海棠の花や葉の色が濃いのです。
いつもの可憐な感じとはちょっとちがって何だかたくましいような…


そろそろ、酷暑の夏も終わり…ですか?
終わりにしてほしいです。


2010年08月29日

十二番焼山寺

26日は、人間ドックが半日で終わったので、午後から思い立って焼山寺へ行きました。

大きな杉。
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ここ、子どものころに来たことあるかなあ?
ないかなあ?
新しい駐車場や歩道ができているし、建物もわり新しいものが多くて、どうもよくわからない

歩道でかわいい花を発見。

これはゲンノショウコですよね?
木野子さんのブログで見たところだからわかりました
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これは?
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あじさいみたいですが…???
葉っぱが細い、野生のアジサイですか?


山の上にあるので、歩道からの景色はこんなん。
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こういう山の景色が一番好きです。
あの深い谷の向こうの山肌にきざみつけたような家には、いったいどんな暮らしがあるのだろうかと想像してしまいます。



2010年08月27日

ご常連

毎日来てくれます。
あのう、今日も茶房お休みなんですが…

「にゃに?休み?かまへんかまへん。気にせんといてんか。わしら好きにしてるさかいにゃ」



というわけで、このお二方です

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シャムは飼い猫?
ちび黒はノラ?
かってにシャムワンさんとチビの黒さんと呼んでます。

遊びに来るようになった時期からみても二匹は親子ではないようです。
シャムは以前から来ていて、最近現れた子猫の黒がシャムを慕って付きまとっているかんじ。
はじめはおそるおそる遠巻きにしていたのですが、次第になれて、まるで、みなしごの少年が、親切なあしながおじさんについてまわってるみたいです。
まわりをうれしそうに飛び回っています。


今日、実家の戸口の網戸から外を見ると…
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二匹が戸口の真ん中にすわって、文庫母におやつを請求中。

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そのうちにシャムが網戸に手を出したりするのですが…

うーん、しかしシャムワンさん。
その姿勢ではイマイチ熱意っちゅうかヤル気が感じられまへんなあ(笑)



2010年08月26日

メンテナンスづくし

このところ、庭や裏山の草取り、普段しにくいところの掃除や整理などにいそしんでいます。
これはやはりメンテナンスといえますよね。

昨日は、薪ストーブのメンテナンスでした。

今日は、通称人間ドックという健康診断。いわば人間のメンテナンスです。

サラリーマン時代は、自分はなーんにも考えなくても、組織がなかば強引に定期的に健康診断を受けさせてくれました。
組織から離れたら、突然、全て自発的に計画して受けなければいけないのですね。
面倒やなぁと思ったら、これがなかなか腰があがらへんのですー

サラリーマン時代はいろんなことで保護されていたなあとしみじみ感じる場面のうちのひとつです。


薪ストーブのほうは、その場で結果がわかります。

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ストーブ内と煙突内部の状態は、シゲさんが「優・良・可の優」をくれました
あれだけ、ひと冬中たくさん焚きましたが、煤はサラサラで量も極少。
乾燥した良い薪を高温で焚けた証拠ですって。
でも、なぜか、炉内の部品がひとつ失せていました。
灰と一緒に捨ててしまったらしいのですが、うーん、???な出来事でした


さて、人間のほうは、どうでしょう?


2010年08月25日

あと一週間

今夜は満月ですね。
みなさん、観ておられるでしょうか?

いつもと撮影地点を変えて駐車場から撮りました。
下のオレンジ色の灯が万年山文庫です(真っ黒でよくわかりませんが)。

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しかし

あんなに長いと思った夏休みですが、残すところあと一週間です(休みの最後の2日ほどは、営業の準備になりますから、実質あと一週間)。
やはり、早かった。
あっという間でした。


そして、その一週間の間に、シゲさんが来てくれて薪ストーブのメンテ、同窓会、人間ドック、笛の阿波踊り打ち上げ会、大掃除とかあれやこれや…などを予定。
秋からの新メニューや万年山文庫の通信第15号もつくるつもりです。
全体的に営業準備にシフトしていってます。

当初計画ToDoリストの項目はほぼなんとかクリアできそうですが、読書数は極端に少なく、祐信さんおっしゃるところの「嘘つきの修行」とか、「漆つぎにチャレンジ」などには到達できなさそうな気配です。


それにしても暑いのにいろいろしたなあと、我ながら感心するよりあきれます。

やりたいことがありすぎましたが、この夏休みは「ゆるゆる教徒」としては失格かも
うん?もしかしてゆるゆるやってるから何事にも時間がかかるのか…?
いやいや、それは「ゆるゆる教」の趣旨とはちょとちがうような

来年の夏休みはもっとゆるゆるの計画にしよう。…って、まだ休み終わってもないのに
こんなせっかちでは、「ゆるゆる教」を破門されそう。

とはいえ来年の計画が(おいおい、来年の話がまだ続くのか)、ひとつもうできつつあるのです。

今年はせっかくの高砂百合をみていただけなかったのがとても残念。
なので、来年は、百合が咲く頃に「百合観茶店」をしようかな…と。

うーん、できるんかな? ほんまに。




2010年08月24日

栗、大丈夫か?

裏山の栗が、そろそろ収穫期をむかえているのですが…
(早生なので、早いのです)

いつもなら、イガがもっと大きくなっているはずなのですが、ちいさいままです。
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熟す直前にぷっと大きくなるにはなるらしいのですが、それでも例年に比べると小さいみたいだ。と、母が申します
木の様子もちょっとへんなような気がする…

今夏の異常な高温で木が弱っているのかもしれません。
水は十分与えているのですが、野菊やホトトギス、芙蓉も弱っていますし、アスナロも高温やけしています。

動植物にとっては、平均気温で2度も上がれば環境の激変。
これまで環境がフィットして繁栄していた生物にとっては、環境が合わないということになるわけです。
平均気温が上がるということは、生態系が変わるということなのですね。
生態系が変わるということは、文化が変わるということに。

原因が地球の温暖化ならば、なんとかできないはずはないわけで、ほんとになんとかしなければ


2010年08月23日

『ホビット ゆきてかえりし物語』

久しぶりに本に没頭して夜更かししました

先日の下鴨神社の古本市で入手した一冊です。
『ホビット ゆきてかえりし物語』J・R・R・トールキン著、第四版注釈版(原書房)
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この物語の存在を知ったきっかけは、もちろん『指輪物語』です。
こんな面白い本を、何故子どもの時にしらなかったんだろう???
と思いましたが、イギリスで最初に出版されたのが、1937年。
はじめの日本語訳が出版されてから四十数年ということですから、その頃、田舎の小学生であったのワタクシが、その存在を知るにはちょっと微妙なタイミングのようです。


次号の万年山文庫の通信で、きっとおすすめ本にすると思います〜。


2010年08月21日

DIY

たしか、以前は「DYI(Do It Yourself)」という業態だったと思うのですが、最近は、ほぼ「HC(Home Center)」になっているのですね。

DIYと言われると、不器用なワタクシなどには近寄りがたいというか無縁な世界という感じでしたが、最近はHCにちょくちょくお世話になっています。


そのHCで、水性塗料を買ってきて、テラスの椅子とテーブルに塗りました。
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まずは、汚れを落として乾燥。
そのあと、一回塗ってまた乾燥。
二度塗りして完成です。
なんて手間なんでしょう!

でも実は、ペンキ塗りっていうのは、『トム・ソーヤーの冒険』を読んで以来、ある種のあこがれで、一回やってみたいと思ってたのです。
嗚呼、実に構想40年(笑)


で、その水性塗料を塗っていてふと気付いたのですが…
缶がほら
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まっすぐ持っても微妙に傾く

なるほど、傾くわけです。
真上からみるとこうなってます。
持ち手がついてる位置に注目。
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はい。実はこの傾きのおかげで、ハケを缶につけやすいんですね。
すごいなあ!アサヒペン!
きっと、「お客様の意見」なんかをもとに改善をしてきたんだろうなあ。
…それとも、昔から塗料の缶って、こういうもの?

知らなかった世界の扉をまた一つ発見
暑いし、腰は痛いし、だったけど、けっこう楽しめました。



しかし…

信之介さんにも言われましたが、たしかにゆるゆるのセカンドライフの夏休みにしては(決して働き者なんかではありませんが)いろいろと動きすぎているような気がします〜

あー、休みあと2週間だー


2010年08月20日

おじいさんは裏山に

この猛暑のなか、万年山文庫では

おじいさんは、裏山の草刈りに
おばあさんはペンキ塗り(日陰で)

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(杏の木の根元付近で草刈りをするおじいさん)

あんまり暑いので、熱中症にならないように、長時間の作業はしないように気をつけています。

ところで、おばあさんは、うっかり半袖シャツで陽に当たってすっかり日焼けしてしまいましたとさ(その写真はだせませーん)

どっぺんぱらりのぷ


PS
阿波弁では「日焼けする」ことを「こげる」といいます。
南国情緒にあふれてます。か?


2010年08月19日

厄、退散ッ!

O師匠が、祇園祭に、鶏鉾で万年山文庫のために「厄除ちまき」を買っておいて下さったので
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さっそく、文庫の玄関にとりつけました。
ありがとうございます。
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こんなもんで大丈夫でしょうか。
厄、これを見たら来ないでくださいよ。

ちなみに、このちまきの中はからっぽです。
入っていたらカビちゃいます〜

もともと、茅巻きの茅に意味があるらしいですから、中のお菓子はなくてもいいわけですね。なっとく。


ちまきといえば、これ。
「御粽司」の川端道喜さん著「和菓子の京都」という本があります。
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450年続いた和菓子屋さん(えっと…、和菓子屋さんやなんてそんな言い方してもいいのだろうかぁ?)であり、かつて逼塞していた天皇家に朝食のお餅を差し入れていたというような家ですが(「お朝はまだか」というエピソードが有名です)、明治維新のおりに東京へはついていかなかったんですね。

その、15代道喜さんの語る京都は非常にディープでたいへん興味深いものがあります。
鷲田清一さんの「京都の平熱」ともども、京都の素顔に興味を抱いておられる方には、ぜひともおすすめです。



2010年08月18日

残暑お見舞い申し上げます

休み中、茶房のテーブルでいろいろ作業しているので、コンパクト時計をおいています。
今日、ふと見ると、これ時計のくせに温度計もついていることに気がつきました。
えー、10年も使ってるのにいまごろー?!ですが

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風が通って涼しいはずの茶房で、35.8度でした
あ、もちろん、クーラーをつけてないせいです。

このあたりは、国道あたりから自転車で帰ってくると、たしかに2度くらいは涼しいなと実感するくらい、ひんやりしているのですが…

街中の暑さは推して知るべしです。
どーかしていますね。この暑さ。

みなさま、どうぞご無理なさいませんよう。
くれぐれもご自愛のほどを。


2010年08月17日

宿題進捗状況

「毎日遊び暮らしているようだが夏休みの宿題はできておるのか?!」という声がそろそろ聞こえてきますが(笑)
はい。すこしずつですが、やっつけております。
こんな
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ランチョンマットの追加とか、
倉庫の整理とか、
テラスの椅子とテーブルのペンキ塗り(の準備)とか…

じつは、そのテラスの椅子とテーブル、雨ざらしなのでかなり風化(?)が進んでおりまして、塗る前にサンドペーパーをかけんとあかんと言われました。
そんなぁ!また右手が痛くなる〜と落ち込んでいたのですが、塗装屋さんがペーパーをかけなくてもよい簡単な洗い方を教えてくれたので、今日、試してみました。

いわゆる、右が施術前、左が施術後(笑)
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テーブル2、椅子4を洗いました。

ちなみに、今夏最高の暑さだったらしい猛暑日でした。
マスターは裏山の草刈り、ワタクシは、椅子テーブル洗い、なんと母は家の拭き掃除をしたようです。
あっつー
みんな熱中症にならなくてよかった


夕方、ひと仕事終わってから、腰だの腕だのが痛いなあというわけで、急に思いついて神山温泉へ行ってきました
お盆明けで空いてるかなと思いましたが甘〜い。とっても賑わっておりました。

夏の温泉もいいですねー。
あー、ほっこり!でしたよ。

あ、これは宿題とは違うな…


2010年08月16日

百合の精霊

アプローチの高砂百合がこんなに咲きました。
夏季休業中で、見ていただけないのが残念な、でも花を避けながらアプローチを通るのがたいへんなので、よかったともいえるような…(笑)

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百合は、キリスト教では、特別な花だそうです。
仏教での蓮みたいに?
もっと別の意味?

たしかに、たたずまいの美しさ、大輪なのに清楚な花、香り、すべてがあいまって高貴な精神を表しているような気がします。
もちろん、植物の都合でこういう姿をしているわけですから、なんら特別ということはない。見る人間が勝手にイメージをはめ込んでいるわけですが


ただ、お盆のこの時期、百合のたたずまいは、たくさんの精霊たちをイメージさせます。

この百合の季節は、6月23日の沖縄慰霊の日、8月6日のヒロシマの日、9日のナガサキの日、昨日15日の終戦記念日、と、私たち日本人の前の戦争の記憶と重なっているからです。
(ここで、京都人と話していて「前の戦争」と言ったら応仁の乱だったなんていう笑い話は今日はしません。なぜなら空襲を受けなかった京都ですら無傷というわけではなかったのですから。)

ワタクシは直接戦争を知っているわけではありませんが(イラク戦争とか各地の内戦などをリアルタイムで知っているというべきかもしれません…)、記録を見聞きすることで知ることができます。
もし、直接体験していたとしても、自分の体験した事実だけでは、戦争の全体像は見えないでしょう。群盲の象…ですね。

どのように記録するか
どのように編集するか
どのように伝えるか
どのように学ぶか

それが大切だと思います。
最近、戦争を肯定するような話があちこちであるのが気になります。これはやはりいかんなと思うのです。

あれあれ…
ノーテンキな極楽とんぼのワタクシですが、今日は、たくさんの百合の花に押されて、なんだか真面目な話になってしまいました。

おお。今夜は京都の「五山の送り火」ではありませんか。
精霊たちは西の国へ帰っていくのですね。




2010年08月15日

阿波踊り

京都ツアー報告と阿波踊りが、行ったり来たりしてややこしくてすみません。

なにしろ、京都では書きたいことがてんこ盛り。
徳島では、阿波踊りが現在進行形。
あせりますー

というわけで、阿波踊り3日目の14日は、ワタクシはヨット連でした。
なんと、今年は、お囃子連中にねじり鉢巻きが支給されました
でも、出る直前にもらったので、こんなんでいいんかい???鏡が見たいよーといいつつ、頭にのっけていったんですが(笑)、自分ではわからない。どうだったんでしょうね?

ヨット連出陣の写真。
お囃子の時は、ほんま、写真がとれなくて。
いくらなんでも…っちゅう写真ではありますが
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ヨットレースの旗とヨット連の提灯、空にはきれいな三日月…のはずなんですが、完全にピンボケです〜
ヨット連のみなさんはほんとに元気。
レースで真っ赤に日焼けして、お疲れのはずやと思いますが、建築家のHさんの「ヨットせー」の掛け声(県外の方ののため念のための注:一般的には「やっとさー」と言います 笑)で、ほんとーに楽しそうに踊り狂っていました。


それから、吉野川連の写真は、きっと誰かがいいのをアップしてくれると思うのですが、たまには、自分の写真ものせてみたいと思います(笑)
というわけで、叔母が撮ってくれた吉野川連お囃子連中。
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ジミだけど、お囃子の構成バランスもよくて音もよく揃っていると好評でした(誰に?ほんまに?)
が、今年は例年より踊り手が少なくてちょっと寂しかったかも…

興味がわいた方は、来年は一緒におどりましょう!!
吉野川連は、吉野川はもちろん、全国どの川でも川を愛する人なら参加資格大ありです。
なにより、ゆるゆるなので、参加しやすいです。

と、来年のことを言って鬼に笑われてるヒマはないノダ!
阿波踊りは、今日が最終日です。

踊りたい方は新町橋北東側のたもとで、uch氏たちの「新町橋よいよい囃子」でどうぞ。
ここのはほんとにたのしいですよ


2010年08月14日

いとをかし

阿波踊りと京都ツアー報告が行きつ戻りつしてますが

京都ツアーより
涼しげなるもの

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高台寺圓徳院の玄関を入ると氷柱
氷が溶けて下の容器に落ちる水音が耳にも涼しい

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同じく圓徳院の北庭
他に誰もいない、この風を独り占めする

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雨あがりの先斗町
濡れた路面に提灯の光がつややかに映る

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下鴨神社で
夏の日射しの下、巫女さんの袴だけがヴィヴィットに彩色されている…

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東山の「河井寛次郎記念館」の登り窯
ここでは空気が凛と張り詰めております



2010年08月13日

吉野川連

怒涛のような夏休み前半のクライマックスは、阿波踊り。
初日の12日は、吉野川連。

そろいの浴衣で…というよりは、思い思いの格好で楽しく踊るという連なので、服装はいろいろ。

去年は、自分で染めた藍染の着物で、今年は阿波しじらの着物で参加のお友達のMさん。
落ち着いた大人の魅力。今年は踊り下駄で踊る気まんまん
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京都から、踊りでは初参加のTさん。後ろ姿もさまになってます。
阿波踊りがこんなにたのしいなんて!と感動してくれました。
来年も来ます!とうれしい感想。
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演舞場を待つ間に輪になって踊る。
見ている人たちも入ってきて踊り広場みたい。
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これが阿波踊りの醍醐味ですね



2010年08月12日

下鴨神社の

古本まつりが開催されている下鴨神社糺の森の参道に、なにやら趣のある茶店が出ています。

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青々とした笹竹につけられた幡は…
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京名物 申餅 さるや

ちょうど、ご主人がいてお話をすることができたのですが、下鴨の宝泉堂という和菓子屋さんで、そこが出しているのだそうです。

江戸時代までは、この参道にたくさん申餅の店がでていたそうで、下鴨神社からお話があって、今年、約140年ぶりに復活したそうです。
お餅の紫色は小豆の煮汁の色。
餅米と小豆なので、お赤飯と同じです。
幡の色は、四神の象徴(青龍、白虎。朱雀、玄武)の色。
器も檜で、あつらえたばかりで真新しく、なんとこれも今日が初日だったのですね。

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冷たいお茶つきで300円。お茶のおかわりもできます。
おいしかった

古本まつりに行かれる方は、お見逃しなく!!


***
ところで、阿波踊りは今日12日からです。
徳島におられる(またはこられる)方はさる餅食べられませんから(笑)、一緒におどりませう!
こちらこちら



2010年08月11日

下鴨納涼古本まつり

掘り出しものコーナーに殺到するマニアたち(笑)
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今日から、下鴨神社納涼古本まつりが始まりました。
そうです。今日が初日だったのです。
ワタクシは、無精者なので、初日のオープン時間になぞ今まで行ったことがなく、今回初めてこういう場面に遭遇しました。

10時開始なので、それまでブルーシートがかけられていて、10時になると一斉にシートがとられるのです。
で、今年初めて知ったわけですが、一番端っこに「掘り出し物」コーナーがあって、「ツウ」たちはそこを目指すというわけなのでした

それにしても、しょっぱなからかなりの人出です。
TVな人たちも複数社。
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夜は短し歩けよ乙女」を読んでいたので、その印象から、絶対に日傘が要る!と思い込んでいましたが、そうとう緑陰が濃く、雨上がりでもあったので、思っていたほどは暑くありませんでした。
とはいえ、配ってくれたうちわがたいそうありがたかったです
うちわありがとう!!

残念なことに明日からの阿波踊りとほとんどの日程がかぶっているので、ワタクシは、今日午前中だけ見て帰ってきました。

期間は、8月11日〜16日です。
(会場:下鴨神社糺の森)

阿波踊りに行かはらへんお方はどうどすか(笑)

書店数も本の量も多くて見ごたえ(?)探し応え(?)ありますよ。
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ちなみに、主宰は、京都古書研究会。古書店の組合みたいなものでしょうか?
毎年3回、春夏秋に大きな古本市を開催してます。
秋は、10月30日〜11月3日(於:百万遍知恩寺)です。


というわけで、夏の京都ツアー報告が……つづく



2010年08月09日

「道草」公認所

公認というより、推奨ですね。
ちかごろ、幹線道路に必ずあって助かります。
地域の個性があって楽しめるし。
先日の島根への帰省でも、道草食ってきました。

その壱:道の駅
あのUFOを入手したのがここです。
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道の駅みずほ

あぁ、なんてのどかな、こころ休まる景観

ここの名物(と、勝手に決めている)のは、石見弁のおじさんのアナウンス(その筋では、サウンドポップとか申しますね)。
ほんとに楽しそうに、石見弁で、その時期の商品やら施設やらの説明をしています。
ききほれますー。

阿波踊り会館も、こんなアナウンスにしたらいいと思うのですが…。
おもいっきりかいらしい阿波弁で、どないでしょう?


その弐:サービスエリア

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さすが!広島県内のPAです。
ほんとにその場で焼いてくれるアッツアツ!の広島焼き。
もちろん、ソースはおたふくソースです

これもパーキングエリアで。
初めて見た。
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「夏休み ミストファン 運転中」
(写真を拡大してみてください)
要は、扇風機の前に水を噴霧して、それをファンで霧状に吹き飛ばす⇒冷たくて気持ちいい というものらしいです。

うーん、せっかくのアイデアだけど、これ、設置方法のせいか、ちっとも涼しそうに見えないんだけどなあ。
見た目も大事だと思うワタクシでした。
もう、一工夫ほしいとこです


2010年08月08日

潮風に吹かれて桟橋で

気持ちのいい夏の夕暮れ
眉山を背景にした桟橋に
潮風が心地よく吹き抜けていきます

ケンチョピアの夕暮れ

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ふふふ

なんだかロマンチックでしょ

そうなんです。
ロケーションはロマンチックでしたが


実態は、というと、特訓なのでした

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阿波踊り「ヨット連」の鳴りもの、音合わせです。

なんと、今年の音合わせは、笛がTさんとワタクシのふたりきり
こわい鬼コーチもいるし(笑)、なにしろ、吹く時間が長い!!

一回の練習で、ゆるゆるの吉野川連の10回分くらい吹いたような気がする…って、それはオーバーです
それに吉野川連は、あのゆるさがいいんですぅ!

ヘロヘロでしたが、喉元過ぎれば…で、「たまにはハードなのもいいかな」なんてTさんと言いながら帰ってきた、超充実の2時間でしたー。

ヨット連は14日。
阿波踊りヨットレース」参加者のみなさんが踊ります。
もちろん、ワタクシはヨットには無関係です。
よくある鳴りもののお手伝いというわけなのですが、こういうお手伝いは楽しいです



2010年08月07日

Shall we Awa‐dance?

阿波踊りがもう目前になりました。

街中では演舞場の桟敷やちょうちんの準備がチャクチャクとすすんで、雰囲気が盛り上がっています。

ところで、阿波踊りは、やはり踊ってこそたのしい!
「踊る阿保に見る阿保、同じ阿保なら踊らなそんそん」
というのは、その場にいけばだれでも納得。
見に行くくらいなら一緒におどりましょ!

というわけで、とってもゆるーい阿波踊り連「吉野川連」
はじめての方でも大丈夫ですよ。
一緒におどりませんか?

8月12日(木)です。

詳しくは⇒こちら をご覧ください。
水色の浴衣と青いTシャツの人がバラバラと混じっている集団です。


ワタクシは笛で参加します。
練習不足です
「今年は、去年よりさらに下手になっている」と家族に言われていますが、否定できない。
気合いがまだ足りんようです。トホホ

あと、数日、頑張るしかないな。
がんばろう。


2010年08月06日

手造りびと

とっても珍しいビールをいただいたので、厳重に冷蔵庫に保管のうえ、飲む機会をうかがっておりましたら、昨夜、ビール大好きのMさんが本を読みにきてくれたので、開栓となりました。

これです。
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え?フツーのキリンラガーとちゃうん?
と思ってはいけません。
よく見ると色もちょっとちゃうでしょ。
フルーティでほのかな甘みがあって果物でつくったヨーロッパの地ビールのようなふくよかな味わい。

確かに瓶はキリンラガーさんのをお借りしておりますが、中身は、手造りなのです
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なんと、ビール手造りして、おつまみも種や苗から育てて、その顛末を自分で本にまでしてしまうという、究極の「手造り人」、Iさん。そのIさんが今年のビールをもってきてくださったのでした。

微笑ましいのは、ビールをつくるにあたってまず最初にすることは、「瓶ビールを買ってきて飲む」ということなのです(笑)
瓶、いりますからね。
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とっても楽しい本です。
この人もバックナンバーをさらえて行ったくらいですから。

秋には(年末かな?)Iさんのカレンダーもできます。
茶房でも販売の予定ですのでご期待くださいね。


2010年08月04日

UFO?

島根の道の駅で見つけました。

UFO?

真俯瞰
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斜め45度(笑)
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直径は約20センチ。

2010年08月03日

植物の生活

少し前まで、こんなんでした。

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オレンジ色の情熱的な花のノウゼンカズラがわが世の春を謳歌しております。


が、ノウゼンカズラはまだ、気づいていないのです。
下の方からひたひたと攻めのぼってくる侵略者の触手に…


今朝ふと見ると、同じ場所が、もうこんなになってました。

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大きな葉っぱと黄色い大きな花は、ご存知かぼちゃです(笑)
一枚目の写真をよーく見ると、下の方にかぼちゃの葉っぱが数枚みえています。

いやー、つる植物って、ほんとにすごいなあ


 
とはいえ、かぼちゃが生えているのを黙認しているというか、実らせて収穫してやろうとしているのがいるわけで、もちろんそれはこの畑の主です

畑が狭いので、やむを得ずですが、こんな高いとこに成ったかぼちゃは収穫がたいへんでしょう
だいいち、頼られている木の方も重いでしょうね。
悪いわねぇ。しばしごめんね。



2010年08月02日

栗が…

薪割り場を通りながら、ふと見ると

あッ!


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栗のイガが落ちている!
まだ、実ってないのにもったいないー


っていうか、これが頭の上に落ちてきたらえらいことちゃいます?

ヘルメットが必要
でも、ないのでせめて帽子必須ですね


で、只今のその栗の木の様子です。
BGMは蝉の大合唱ですが、それはご想像くださいまし。

早生なので、収穫は9月上旬ころの予定。
うーん、これを何にするか…
またプレッシャーですー

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2010年08月01日

講演会「イサム・ノグチ作《ユネスコ本部の庭園》と徳島の青石」終了です。

夏休み第5日めの7月31日は、万年山文庫オリジナルイベント開催でした。

ミニ講演会&茶話会 @万年山文庫「イサム・ノグチ作《ユネスコ本部の庭園》と徳島の青石」

おかげさまで好天
しかし、この時期の好天って……暑かった!!
あんまり暑いので、当日来られない方もあるのでは?と心配したりしましたが、杞憂でした。
講師の山吹さんも、参加者のみなさんも、暑い中を汗をかきかき来てくださったのです。

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さて、講演会は、山吹さんのほんわりした雰囲気と、聴かれるみなさんも熱心で、和やかで楽しい会になりました。

写真を示しながらのお話は、非常にわかりやすくて聴いていてたのしく、そして勉強になりました。

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一旦お話を終えて、そのあとに、お茶タイムと交流会。

が、なんと主催者側はうっかりして写真を撮るのを忘れてしまっておりました
えーん、残念だよーと泣いていたら、参加者のNさんがとってもいい写真を撮ってくれていました
救いの女神とはまさにこのことですね!

写真奥から、裏山の(去年の)栗入りパウンドケーキ、シャンタルさんのレシピでつくった「プルーン入りファール」、裏の畑で収穫した冷たーく冷やしたミニトマト
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盛り付けはセルフでお願いしたのですが、さすがNさん、きれいに盛り付けておられます
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暑い日に、狭いとこにたくさんの人がいたので、後半は部屋がかなりあつくなってしまったのに、みなさん、最後までありがとうございました。


で…

終わって後片付けしながら缶ビール飲んだら、1本で即、寝てしまいました。ブログも書かずに…
不覚