2008年04月09日

宙飛ぶらせん階段

おかげさまで、無事、上棟ができました。
京都に戻りましたので、上棟報告その一です。

まずは先に掲載してくださっているこちらをご覧ください。
当日の様子がすっごくよくわかります
  →uch氏のブログ
  →内野設計現場レポート



ところで、「宵建て」というそうです。
上棟の前日にある程度まで建てておくのだそうです。

が、その宵建ての日が、日本列島をおそった「爆弾低気圧」のせいで、大雨になってしまいました。

ずぶ濡れになりながら、作業してくださった大工さんたちをみていると、ありがたいやらもうしわけないやら…
なかでも中山棟梁は、真っ暗になっているのに一人残って、石屋さんと一緒にびしょぬれで基礎と土台と柱の調整をしてくださってました。
それが仕事とはおっしゃいますが、やはり「ありがたい」の一言に尽きます!


さて、その「宵建て」のメインが、このらせん階段の取り付けだったようで

大きなトラックで届いたらせん階段、
クレーンで吊られて…

階段







宙飛ぶ階段(笑)


この飛んでる姿、きっと毎日毎日、この階段を踏むたびに思い出すだろうなー

それにしても、
巻貝を彷彿させる優雅なライン
意外にキュートなグリーン
取り付けられた姿も、惚れ惚れでした。

ただし、これからちがう色に塗られます。
踏み板もふみ心地のよい杉材がつきます。
ところでこのらせん階段、お客様の眼にふれることはない運命なのですねー。
それがちょっと惜しいような気も…



さて、翌朝、すっごく早く。

現場に行ってみるとそこにはすでにuch氏が…
「前日、直したところが気になって」と。
嗚呼、ここにも「ありがたい」存在!


そのあと、
本日、柱が納まるべきほぞ穴にたまった雨水を
「溜まっていても大丈夫だけど、早く乾くように取っておきましょうか」
ということなって、大工さんたちが来る前にuch氏とスタッフM3さんとマスターと4人で、ほぞ穴の雨水かいだし作戦となりました。

建築家






非常にちょっとだけですが、私もなんだか上棟作業に参画した気分(笑)







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この記事へのコメント

1. Posted by 木野子   2008年04月10日 13:25
前日は雨でしたが、上棟式は晴れて良かったです。おめでとうございます!

ミントグリーンの空飛ぶらせん階段。すごかったです。一人ではしゃいでみてました。

見れて良かった…。
2. Posted by 文庫あるじ   2008年04月10日 16:59
木野子さま
ありがとうございます!

空とぶらせん階段ごらんになったんですね。
ラッキーでした(よね)
実は一往復半飛んだんですよ
一回目の帰りは、製作会社の社長さんも乗って飛んでたんです(笑)

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