<第9話のストーリー>



バセドウ病を患っていた朱美(芳本美代子)は、ジャンボ(眞木大輔)の支えもあり、桐谷祥太(川野直輝)と結婚した。そんな2人が『馬場医院』に訪れる。朱美が妊娠したことを報告に来たのだ。好きな人の子供を授かって喜ぶ朱美に、「バセドウ病のこともあるから出産まで注意が必要よ」と長尾千種(吉田羊)は助言する。幸せいっぱいの2人だったが、帰り際、祥太がよろけたことをジャンボは見逃さなかった…。

『白根総合病院』では、理事長(大出俊)がジャンボを迎えるため、『総合診療科』の新設を考えていた。『地域医療統合ネットワークシステム』までもジャンボに任せようとする理事長の意向を知り、天龍一郎(尾美としのり)は里中麗子(笛木優子)に12年前のジャンボが患者を死なせたスキャンダル記事を公にするよう命じる。

ジャンボの診察で、祥太は『褐色細胞腫』(副腎髄質または脊髄に沿った交感神経節細胞にできる腫瘍)であることがわかった。命を落とす可能性もある危険な病気だが、ジャンボは、朱美を心配させないよう治すことを祥太と約束する。しかし、『褐色細胞腫』の手術は『馬場医院』の設備では不可能で、ジャンボ立ち合いの下、『白根総合病院』で手術をすることとなった。

手術当日、ジャンボのオペ立ち会いを天龍が突然拒否する。麗子が書いた12年前のスキャンダル記事を見た病院関係者に不安が広がり、手術に関与させられないという理由だった。ジャンボを理解する理事長も出張中で、全権を委ねられた天龍の決定は覆らない。さらに天龍が、インフォームドコンセントとして「最悪、亡くなるケースも考えられる」と朱美に祥太の手術リスクを直接説明してしまう。どうすることもできないジャンボ。祥太の手術は成功したものの、大きなショックを受けた朱美は流産した…。「ジャンボ先生が白根にいればよかったのに…。」頭を下げるジャンボに対し、朱美は言った。

その夜、倉橋次郎(郭智博)は飛鳥(忽那汐里)にプロポーズをする。倉橋についていくことを決める飛鳥。自分のせいで、ジャンボという優秀な医者を小さな診療所に縛っているのではないか…。自分がここを去れば、ジャンボは大きな病院でより多くの患者を救えるのではないか…。飛鳥は『馬場医院』から去る覚悟をした――。



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