「雨の日だけに起きる殺人の謎!?女医VS.美しき気象予報士!!黒豆と、金色の紙片が暴く秘密・・・」

<ストーリー>

二宮早紀(名取裕子)は港南医大・法医学教室の准教授で、神奈川県警から監察医を委託されている。夫の一馬(宅麻伸)は横浜東署の警部で、2人の間には新米新聞記者として奮闘中の息子・愛介(佐野和真)がいる。また、一馬には七海(由紀さおり)という叔母がいて、時々二宮家内を引っ掻き回すので、早紀にとってはありがたい相手ではない。

雨の夜、赤い傘をさした若い女性が横浜市内の路上で腹部を刺されて殺されるという事件が連続して起きた。早紀の検死により、2件の凶器はプロの料理人が使うような刃渡り25センチ前後の片刃の柳刃包丁と判明する。まもなく、一馬たち横浜東署の刑事課宛てに「雨の日、横浜でまた殺人が起きる」という犯行予告らしきハガキが届き、横浜の街は騒然となる。

そして、予告は現実のものとなった…。殺されたのは、人気気象予報士・島貫菜穂子(原史奈)の妹で、クラブホステスの千尋(高部あい)だった。事件が起きたのはやはり雨の夜で、千尋もまた赤い傘をさしていた。だが、早紀の検死により、千尋の事件で使われた凶器は、これまでの2件とは異なることが判明。早紀はまた、遺体の右の掌に点状の圧迫痕が4点、長方形型に残されていることを発見する。千尋は死の間際、犯人が身に着けていた長方形の何かを握りしめたのではないか…。さらに驚いたことに、千尋は妊娠2カ月だったこともわかる。姉の菜穂子は、妹が妊娠していたと聞き、驚きを隠せない様子だった…。

やがて、不審な元料理人・工藤剛史(西興一朗)の存在が急浮上。一馬たちは、新たな凶行に走ろうとしていた工藤を逮捕する。取り調べの結果、工藤は2件の犯行と、犯行予告のハガキを出したことを認めた。だが、千尋を殺したことは否認し、鑑定結果もそれを裏付けた。千尋の事件は、何者かが工藤の連続殺人に乗じて雨の夜に犯行に及んだものとわかる。

その後、一馬たちが改めて千尋の周辺を調べたところ、菜穂子の部下・友部信也(石垣佑磨)が千尋の勤めるクラブに通い詰めていた事実が浮かぶ。ところが直後、思いがけない真実が明らかになる。なんとDNA鑑定により、菜穂子の婚約者でテレビ局のディレクターである速水隆夫(金子昇)が、千尋のお腹の子の父親だったことがわかったのだ。突然の妹の死に続き、婚約者の裏切りを知り、深いショックを受ける菜穂子…。早紀はそんな菜穂子から、姉妹に秘められた悲しい過去を聞いて…!?
 
しかしその矢先、速水が腹部を刺されて死体となって見つかる事件が発生! 犯行はやはり雨の夜で、凶器は千尋の事件と同じものと思われた。一馬は、婚約者を妹に奪われた姉の菜穂子の犯行を疑う。しかし、菜穂子から妹・千尋に対する愛情を聞いていた早紀は、猛反発。速水の死体に残された数々の謎を解こうと、決意を新たにするが…!? そんなとき、早紀は愛介が仕事で悩みを抱えていることを知って…!? 



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