1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 20:54:08.37 ID:9FviAgGF0
土御門「ホントか、カミやん?」
青ピ「殴っていいか?」グゥ
上条「あぁ、何か色々書かされたり変な面接されたけど、昨日合格通知が届いた、って何で殴るんだよ」
青ピ「カミやんって不幸不幸言う割にな、女がらみの方はそうでもないってのが憎いでー」
上条「別にそんなんじゃねーよ。俺には生活がかかってるからな」
上条「アイツが帰ってくるまでにお金を作らないと、今度こそ上条さんの貯金はマイナスになります」
SS初投稿ですので頑張りたいと思います
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 20:55:56.06 ID:wqBRUfywO
御坂妹ルートと聞いて飛んできますた
>>4
御坂妹って常盤台入れそうだけど1度も常盤台で見てないな
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:35:09.86 ID:RImFMZzE0
常盤台は最低レベル3から
御坂妹じゃ無理
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:49:59.95 ID:kaH94YWz0
つまり打ち止めや番外個体なら行けるわけだ
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:00:25.01 ID:9FviAgGF0
土御門「で、いつからアルバイトが始まるのかにゃー?」
上条「ちょうど明日から冬休みだから、明日から始まるけど何か都合が悪いのか?」
土御門「別に何でもないにゃー(禁書目録はカミやんにどれだけの汗を流させれば…)」
青ピ「そうや!カミやんの誘いってことで学舎の園に」
上条「いや無理だろ」ビシッ!
土御門「ところでアルバイトの内容って何なのかにゃー?」
上条「学校の掃除だけど」
土御門・青ピ「 え?」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:02:21.86 ID:DCI7rA8s0
いつかの寮監代理なのかと思った
>>11
寮監代理は面白いよね、寮監代理ネタでも出してみるか・・・
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:07:22.42 ID:9FviAgGF0
校長「すまないね。本当は生徒たちにやらせたいんだけど、冬休みで生徒の数も少なくて大変なのよ」
上条「いえいえそんな」
校長「できれば生徒たちも一緒にしてくれればいいけど、その辺お願いできないかしら」
上条「ええぇぇ!?そんなことさせていいんですか?って言うかそれじゃアルバイトの意味が」
校長「いいのよ。ここは学校。掃除ロボの案もあったけど、やっぱり生徒の手でやることに意味があると思うの」
校長「それに生徒に何かあった時は、人間の方が柔軟に対応できるからね」
上条「そうですか……では、できるだけ生徒を誘えるように努力してみます」
校長「そうそうその調子よ。貴方みたいな子が学内で掃除活動してたら近寄って来る生徒も居ると思うから、上手く利用して掃除させちゃってちょうだい」ニコッ
上条「……はい(この人苦手だな)」
上条「失礼しました」ガチャ
上条「さてと、まずは校門から片付けますか」テクテク
こうして上条さんの常盤台中学のお掃除アルバイトが幕を開けた
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:28:11.76 ID:9FviAgGF0
御坂「暇だわ。どうしてレベル5なのにこんな講習受けないといけないんだろ」ハァ…
教師「 であるからして になるわけだ」
御坂「ん?アレは」
「さ~て仕事仕事」
御坂「ははっ、まさかね」
御坂「アイツが学舎の園に、ましてや校内に居わけない」ハハハw
御坂「きっと疲れてるのね。今日は早めに寝よっと」
「ちょっ、暴れるなスフィンクス。いま出してやるから」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:41:31.79 ID:9FviAgGF0
上条「ほら、もう出ていいぞスフィンクス」
スフィ「にゃー(さすがに猫でもカバンの中は狭いぜ旦那)」
上条「俺はこの辺で掃除してるから、お前はその辺で遊んでろよ」
上条「あと、あまり遠くに行くなよ。探すの大変だからな」
スフィ「にゃ~(日当たりのいいところで旦那が終わるまで寝るとしますか)」テクテクテク
上条「もう行っちまいやがったか」フゥ-
上条「さて、上条さんも生活のために頑張りますよっと」
「あれは類人猿?でもここは常盤台中学。きっと他人の空似でしょう」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:47:21.31 ID:9FviAgGF0
上条「たく、冬だってのに、なんでこんなに落ち葉があるんだよ。秋じゃないんだぞ」
上条「」サッサッサッ
ヒュ~
パラパラパラ
上条「」サッサッサッ
ヒューーーー
パラパラパラパラパラ
上条「」サッッサッッ
ヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゥ
パラパラパラ
上条「だああああああああああ!なんで集めたところにピンポイントで風がくるんだよ!!」
上条「不幸だああああああああああああああぁぁぁぁ」
ドカーーーン!
上条「!?」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 21:56:38.29 ID:9FviAgGF0
「おーい若いの」
上条「ん?」
他の掃除の人「おい若いの。今の爆発はレベル4の発火能力者が実験中に暴走したらしいぞ」
上条「え?実験中に暴走ですか?」
他の掃除の人「そうだ。だからお前も早く非難しろ。巻き添えをくうぞ」ダダダダダ
上条「こりゃ掃除どころじゃねーか」
上条「たく。暴走覚悟で実験とかしてんじゃねーだろうな」
上条「とりあえず現場に行ってみるか」ダシュ
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 22:10:31.28 ID:9FviAgGF0
御坂「今の音なに?」
黒子「アチラの方向かr」
Prr Prr
黒子「もしもし、あの爆発は何ですの?」
黒子「え?レベル4の暴走って、わたくし以外の風紀委員は居ませんの?」
黒子「仕方ありませんわね。まずは現場に向かいますわ」ピッ
御坂「ねぇ黒子。現場を教えなさい。アンタと私なら止められるはずよ」
黒子「それはできません」
黒子「いくらお姉様の頼みでも、一般人を巻き込ませるわけにはいけませんの」
御坂「被害大きくなっても知らないわよ」ムゥ
黒子「」
黒子「はぁ、仕方ありません。ですが、くれぐれも無茶はなさいませんように」
御坂「そうと決まれば早く行くわよ」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 22:17:40.70 ID:9FviAgGF0
黒子「もう1度言って欲しいですの」
博士「だから、いきなり掃除のつなぎを着た少年が出てきて、この子をとめてくれたんだよ」
生徒1「はい、博士が言ってるのは本当です。私も薄れる意識の中で、男の人に助けられたのは覚えています」
黒子「ちなみに、外見とか教えてもらえれば助かりますが」
博士「確か高校生くらいだったかな頭がツンツンしてて」
ビリッ
生徒1・博士「!?」
御坂「やっぱりアイツか」ビリビリ
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 22:28:47.03 ID:9FviAgGF0
黒子「お姉様落ち着いてください。ココはあの殿方がそう簡単に入れるような場所ではありません」アセアセ
御坂「でも…」
黒子「ちなみにその少年の名前はお解かりになりますか?」
博士「確か自分のことを上条さんって言ってからそれが名前じゃないのかな?」
御坂「やっぱりあのばかかあああああああああああああ」
ビビビビッビビビイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
黒子「現場を荒らさないでくださいですのおおおおおおおおおおおおおおお」ギャー
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 22:36:41.37 ID:9FviAgGF0
上条「げっ、少しつなぎ焦げてるよ…不幸だ」
スフィ「にゃー(まったく旦那の周りにいると飽きないぜ)」
それから数時間後
上条「帰るぞスフィンクス。どこに居るんだー?」
スフィ「にゃ~(ここだぜ)」
上条「おっ、いたいた」
上条「では帰りますか」
テクテクテク
テクテクテクテクテク
上条「そういえば、今何時なんだ?」チラ
上条「げっ!?嘘だろ、そろそろ特売の時間じゃねーか、急ぐぞスフィンクス」
スフィ「にゃー!」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 22:46:29.54 ID:9FviAgGF0
上条「うおおおおおおおおおおおおお間に合えええええええええええ」ダッァー
「あっ居た、ちょっと待ちなさいよ」
上条「とおおおおくううううばあああああいいいいいいいいいいい」ダァー
「待てやコラアアアアアアアア」
ズバーン←電撃
上条「どわぁっ!?」ドサッ
御坂「待ちなさいって言ってるでしょ」ビリビリ
上条「あぶねーだろ。当たってたら死んでたぞ」
御坂「うるさい。さっきから無視してたくせに」
上条「えっ、俺を呼んでたのか?」
御坂「そうよ。さっきから後ろでアンタを呼んでたわよ」イライラ
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 22:56:32.22 ID:9FviAgGF0
上条「っと、そんなことよりビリビリちょっと付き合え」グイッ
御坂「ちょ(なんでいきなり手をつなぐのよ)」カァァ
上条「今日は卵と鶏肉が安いんだよ、お一人様3つまでだからお前も手伝え」
御坂「あっ、でもまだ話が」
上条「買ったあとで聞いてやるから早くしろ。間に合わねー」ダッ
御坂「いきなり走らないでよ(うぅー手が手が)」
上条「ほら。早くしないと全部主婦たちに持っていかれちまうだろ」グイグイ
御坂「あぁ、うん」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 22:58:30.15 ID:LcFaU5DI0
学園都市に主婦?
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:03:14.43 ID:9FviAgGF0
とある公園
上条「で、話って何だよ。勝負ならやらないぞ」
御坂「勝負なんてしないわよ」ビリビリ
上条「とりあえず、その頭の周りを飛び回ってるビリビリをお静めください」
御坂「ほら、これで良いでしょ」スゥ…
御坂「それでアンタ、今日どこに居たのよ」
上条「どこって言われても、お前も通ってる常盤台だけど」
御坂「(やっぱり)一般人が入れるような場所じゃないんだけど」
上条「俺にだって生活がかかってるんだよ。レベル0の上条さんは苦学生ってことくらいお前も知ってるだろ」
上条「それにあのシスターも飼わなくちゃいけないし、お金が必要なんだよ」
御坂「そうじゃなくて、なんで常盤台に居たか聞きたいのよ」
上条「それは」
御坂「(まさかコイツ、私に会うために)」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:10:51.02 ID:9FviAgGF0
上条「常盤台がバイト募集の中で一番時給良かったし」
御坂「」
上条「ん?どうした?具合悪いのか?何なら病院でも行くか」
御坂「だ、大丈夫よ(顔近いって)」カァァ
御坂「(そうよ、コイツが私なんかのために、わざわざ来るわけないじゃない)」
上条「そうか?ならいいけど、気をつけろよ」
御坂「ごめん、用事思い出したからもう帰るわ。それじゃ」ダッ
上条「おい、急にどうしたんだよビリビリ」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:18:22.89 ID:9FviAgGF0
上条「なんだったんだアイツ、いきなり走ってどっか行きやがった」
スフィ「にゃー(だんな~さすがに返す言葉に苦しむぜ)」
上条「おっ、そうだ喜べ。今日はササミだぞスフィンクス」
スフィ「にゃ~!?(マジかよ。惚れなおしたぜ旦那)」
上条の部屋
上条「ふぅ。さすがにインデックスが居ないと静かだな」
スフィ「にゃんにゃん(旦那間違ってますぜインビジブル嬢ちゃんですぜ)」
上条「おー、ササミが気に入ったようだな、よかったよかった」
スフィ「にゃー(会話できないのはつらいぜ)」
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:27:57.97 ID:9FviAgGF0
翌日
上条「なんのことでしょうか?」
校長「知ってるわよ上条さん。昨日は暴走した生徒を助けたそうじゃない」
上条「すいませんでした」土下座
上条「でも、どうしても何とかしたかったんです。どうかバイトを続けさせてください」
校長「ちょっとちょっと頭を上げてください。お礼を言いたいだけなんですから」アセアセ
上条「え?」ムクッ
校長「ほらほら、土下座なんてしないで座ってください」
上条「は、はい」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:28:34.22 ID:ba14SCe10
ムクッ で勃起を想像したのは俺だけじゃあるまいて
64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:33:48.66 ID:9FviAgGF0
校長「でも凄いわね。暴走状態のレベル4を簡単に止めてくれたそうじゃない」
上条「別に簡単ってわけじゃないですけど、あのタイプの能力者なら何とか俺にでも対処はできたので」
校長「おや、でも確か貴方はレベル0のはずでしょ?」
上条「それは俺の右手が」
ワイワイガヤガヤ
校長「なるほど、興味深いわね」
上条「あっあの、そろそろ仕事に戻りたいんですけど」
校長「あら、結構時間たってるわね。ごめんなさいね長居させて」
上条「いえいえ。では俺はこれで」ガタン
上条「失礼しました」ガラッ
上条「さて、今日は中庭か…急がないとな」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:39:47.78 ID:9FviAgGF0
上条「広い…広すぎる」ポカーン
上条「この広さを俺一人だと?不幸だ」
上条「まずは草むしりから始めますか。あまり量もないし、そんなに時間はかからないだろう」
モゾモゾ
モゾモゾモゾ
「」チラ
上条「うっ!?(視線を感じるのは俺の気のせいでしょうか)」
「ぁ」ボソ
上条「」
「ぁの」
上条「」
「あのっ!」
上条「ん?」フリムキ
68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:49:34.14 ID:9FviAgGF0
生徒1「あの、昨日は助けていただいてありがとうございました」ペコリ
上条「あ~昨日の子か。よく俺だってわかったね」
生徒1「はい、校長先生に聞いたので」
上条「なるほどね。で、どうしたの?俺に用事?」
生徒1「できれば御礼とかしたいのですが、何かありませんか?」
上条「いやいやいや、上条さんは当たり前のことをしただけなので御礼なんて要りませんよ」
生徒1「いえ、そうでもしないと私の気がすまないんです。お願いです、何かありませんか」ズズズ
上条「そんなこと言われても(この子やたら間合いをつめるな)」
生徒1「そうだ!」ポン
上条「?」
生徒1「私もお掃除のお手伝いをします。コレなら別にかまいませんよね?」
上条「(そういえば校長先生が、生徒にもやらせたいとか言ってたな)」
上条「じゃ、掃除の手伝いを頼もうか」
生徒1「ハイ」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 23:54:44.97 ID:9FviAgGF0
上条「うぉ、この草かてー」
生徒1「私の能力で焼きましょうか?」
上条「ダメです。能力使ったら掃除の意味がありません」
生徒1「うー」ムスッ
上条「そういえば、体のほうは大丈夫なの?昨日は色々大変そうだったけど」
生徒1「大丈夫ですよ、コレでも昨日のうちに医者からOKもらってるんですから」
上条「まぁ外傷とかなかったし、そんなものかもしれないな」
生徒1「でも凄いですね。私が暴走してるのに、一人であの場を収めるなんて」
上条「そんなことは…」
生徒1「私コレでもレベル4なんですよ。ちょっと傷つきます」
上条「うっ、ごめんなさい」
生徒1「謝らないでくださいよ。上条さんは私を助けたんですから」
上条「そうでした」
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:05:37.84 ID:J2K7MX5q0
生徒1「でも、何で私を止められたんですか?もしかしてレベル4とか5の能力とか!?」キラキラ
上条「いや、俺はレベル0の無能力者だよ」
生徒1「え?でもそれじゃ、どうやって私を止めたんですか?」
上条「俺の右手には生まれつき幻想殺しってのが宿っててね。異能の力なら超能力でも神様の奇跡でも消せるんだ」
生徒1「なんだか信じがたいですね。それに神様の奇跡って何だか現実味がないです」
上条「本当に奇跡は打ち消せるんですよ」
上条「俺の知り合いならだいたいわかるだろうけど、俺って物凄い不幸体質なんだよね」ショボーン
生徒1「不幸体質?」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:09:44.11 ID:J2K7MX5q0
上条「そう、この力のおかげで運気0って言うか、プラス面でのあらゆる運が打つ消されるんだよね。
おかげで不幸続きなんですよ」
生徒1「不幸は打ち消されないんですか?」
上条「それができたら俺はノーマルの中のノーマルな人間だけど、なぜか不幸は消せなくてこうなっております」
生徒1「お気の毒ですね」
上条「ハイ…」ドヨーン
生徒1「でも、その力のおかげで私は無事に助けてもらったので、その力には感謝してますよ」
上条「まぁ確かにコイツのおかげで俺は今まで生きてこれたわけだけど」
「アイツなんで女の子と」イラビリ
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:15:31.59 ID:J2K7MX5q0
上条「さて、お次は掃き掃除ですよ。これホウキね」
生徒1「どうも」
「ちょっとアンタ」
上条「なんだ、ビリビリじゃないか」
御坂「私には御坂美琴って名前があるの、ビリビリって呼ぶな」ビリビリ
上条「すまんすまん…。それで御坂、どうしたんだ?勝負ならお断りだぞ」
御坂「別にここで勝負なんてしないわよ」
上条「それはつまり、ここ以外でやろうと、そうおっしゃるのですか?」
御坂「そうじゃなくて。んもーなんていうか」イライラ
生徒1「あのー、御坂さんと上条さんってお知り合いなんですか?」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:24:15.23 ID:JiDLwI5RO
御坂様だろ常盤台の生徒は!
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:25:09.62 ID:742U0jX+0
>>79
さん付けもいたと思うけど
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:21:54.27 ID:J2K7MX5q0
御坂「うん、まぁ少しね」
上条「俺が一方的に攻撃されてるんだけどね」
生徒1「えっ?攻撃ですか!?」
御坂「ちょっと。余計なこと言わないでよ」
上条「だって本当だろ。街中で会うなりいきなり電撃飛ばしてくるし、受けるこっちの身にもなれって」ハァ
生徒1「御坂さんの攻撃も打ち消せるんですか?」
上条「あぁそうだよ。おかげで俺は御坂に追われる日々さ」
御坂「それって、まるで私が意味も無くアンタを襲ってるようじゃない」ムカムカ
上条「あー悪かった。俺の言い方が少し変だったな。すまん御坂(いや実際そうだし)」
御坂「わかれば良いのよ、わかれば」ウンウン
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:27:53.29 ID:J2K7MX5q0
上条「それで何か用なのかビr」ピタ
御坂「」ギロリ
上条「何か用なのか御坂?」
御坂「アンタがバイトしてるのは昨日聞いたから、何してるのか少し気になって声をかけただけよ」
上条「見てのとおり掃除です、ハイ」
御坂「それくらい知ってるわよ!」ビリビリ
上条「だから頭のビリビリやめろって」
生徒1「お二人とも楽しそうですね」ニコッ
上条・御坂『どこが!』
上条「(なぜかぶった!?)」
御坂「(アイツと息があっちゃった)」カァァ
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:33:42.06 ID:J2K7MX5q0
上条「結局お前は何しに来たんだよ。冷やかしか?」
御坂「そんなんじゃないわよ。気になっただけって言ったでしょ」
御坂「それに私が言いたいのは何でこの子と一緒に掃除してるかよ」ビシッ
生徒1「私ですか?私は上条さんへの御礼と思い、お手伝いしていますが」
上条「そういうこと。中庭広いし、上条さんもお手伝いさんが増えて少し助かったところですよ」
御坂「じゃあ、私も手伝う」
上条「はぁ?」
御坂「(ちょっと、いきなり私は何を言い出してるのよオオおおおお)」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:40:17.96 ID:J2K7MX5q0
上条「(なんで御坂は掃除する気になったんだ?別に何か貸しをつくった覚えは無いぞ)」
御坂「(うぅ何でこうなっちゃたんだろう。別に掃除するつもりなんて無かったのに)」サッサッサッ
上条「御坂、この辺にゴミ集めといとくれ。後でまとめて捨てに行くから」
御坂「あっ、うん」
生徒1「(御坂さん普段と様子が違うな、何でだろう)」
「お姉様ー」
御坂「げっ、黒子!」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:49:11.94 ID:J2K7MX5q0
黒子「お姉様ここにおられたのですか。探しましたですの」シュッ
上条「白井じゃないか。お前も学校に来てたのか」
黒子「なっ、類j殿方がなぜここに」
上条「お前さっき何を言いかけた」ジト目
黒子「別に何でもありませんの。気のせいですのよ」
上条「そうか?ならいいけど」
黒子「それでなぜ殿方がここに居るんですの?」
上条「アルバイトだよアルバイト。生活費稼ぐために働いてるんです」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 00:54:18.28 ID:J2K7MX5q0
黒子「なるほど。状況はわかりました」
上条「そうか、それは良かった。では上条さんはそろそろ仕事に戻りますので」
黒子「それで、お姉様は何故一緒に掃除していますの?」
御坂「これは成り行きというかなんと言うか…」アセアセ
黒子「ハァ…。お姉様、いくらあの類人猿が気になるからって、仕事まで一緒に居なくても」ヤレヤレ
御坂「ばっ、そんなわけないじゃない。たまたまこうなっただけよ」
黒子「(成り行きの次はたまたまですか…)」
御坂「と、とにかく、引き受けたものは最後までやるから、黒子は先に帰っててちょうだい」
黒子「わかりました。お姉様、くれぐれも校内で電撃なんて放たないでくださいですの」
御坂「わかってるわよそれくらい」
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:00:38.59 ID:J2K7MX5q0
上条「あれ?白井はどうしたんだ?」
御坂「先に帰ったわよ」
上条「てっきりお前は白井を待ちながら掃除してたと思ったけど、違ったみたいだな」
御坂「別にいつも黒子と居るわけじゃないわよ」
上条「まぁ、それもそうだな」
御坂「ほら、そんなことより早く終わらせるわよ」
上条「ハイハイ」
御坂「返事は1回」
上条「ヤー!(了解)」
御坂「なんでドイツ語?」
上条「特に意味はありません」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:02:08.11 ID:J2K7MX5q0
22巻の内容少し噛むけど良い?
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:04:00.42 ID:hcWJeOve0
気にせずに行け
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:05:13.35 ID:J2K7MX5q0
おk
でも自分なりにあること無いこと付けてるからそこは勘弁
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:07:53.46 ID:J2K7MX5q0
御坂「そういえばアンタ大丈夫なの?」
上条「大丈夫って何が?」
御坂「ロシアでのことよ。アンタ1度は死んでたのよ」
上条「そのことか。でも御坂が俺に電気ショック浴びせて、心臓マッサージして生き返らせてくれたから大丈夫だって」
御坂「そう言うことじゃなくて。もう動いても平気なのって聞いてるの!」
上条「大丈夫ですよー。上条さんの体は不幸体質のおかげで丈夫になったんです」
上条「(それでも面会謝絶で病院に2週間以上缶詰だったんだがな)」
御坂「不幸不幸言う割には、ここで働けるだけの金運みたいな物はあるみたいだけど?」
上条「それ以上にお金が逃げていくから結局意味無いんだけどなぁ」トホホ
幻想殺しで電気ショックをパキーンとかは無しの方向で
99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:12:14.89 ID:lI7goqdPO
体全体に効力ないなら打ち消しの条件には入らないな
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:14:50.45 ID:J2K7MX5q0
それから少し時が流れて
生徒1「上条さん、中庭の掃除終わりましたね」
上条「そうだね。今日はこれでおしまいかな…。余った時間は休憩でもして待つとするか」
御坂「他の場所はしなくていいの?」
上条「あぁ、問題ない。今日はココ、明日はアッチって感じで、毎日指定されたところやっとけば良いらしいから」
御坂「ずいぶん適当なのね」
上条「まぁ、冬休みだし、必要以上に畏まっても仕方ないからだろ」
御坂「それもそうね」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:18:34.43 ID:J2K7MX5q0
2時間後
上条「ただいまー」ガチャ
スフィ「にゃー(ひどいぜ旦那、今日から留守番なんて聞いてないぜ)」
上条「いい子にしてたみたいだな」ナデナデ
スフィ「にゃ~(よせよ旦那テレるじゃねーか)」
ピンポーン
上条「んっ客か?」
上条「はい今出ますよ」
ガチャ
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:18:39.29 ID:esFgUWjKQ
スフィンクスが可愛い
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:23:58.48 ID:J2K7MX5q0
上条「なんだ御坂か。どうしたんだ?」
御坂「なんだとはなによ」
上条「そんなこと言われても……で、どうしたんだよ」
御坂「はいコレ」スッ
上条「ゲコ太ストラップ…」
御坂「ロシアの一件で千切れたやつを私がたまたま拾ってたのよ…ほら受け取る」ズイ
上条「でも何で今日なんだ?明日でもいいだろ」
御坂「たまたま通りがかったし、忘れないうちよ(アンタの顔見に来たなんて言えるわけないじゃない)」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:26:16.87 ID:tU8wNVvlO
ひどいネタバレをみた
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:28:28.90 ID:D2ITQ4lVO
>>105
見なかった事にするんだ
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:30:30.61 ID:J2K7MX5q0
>>105
アニメでは4期くらいの話だからそのころには忘れてるはずさ
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:34:05.20 ID:mduTXPd0O
まぁぶっちゃけ4期はないな
どのアニメでも3期が限界
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:36:50.42 ID:NawnAD9s0
超電磁砲いれたら4期いきそう
ゼロの使い魔とか4期いかないのかねぇ
原作(ほぼ)なしならギャラクシーエンジェルとか5期くらいまであったか?
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:06:38.43 ID:T3x7hYdbO
>>109
最近だとマリみてくらいじゃなイカ?
4期まであるのって
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:37:52.59 ID:hcWJeOve0
ロシア編は劇場版だな
それか三期も2クールなら何とかなる
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:38:56.59 ID:lI7goqdPO
別の意味で三期や四期はキツいな
バチカン半壊、イギリス内乱、ロシアが第三次世界大戦起こすとか色々アレすぎる
>>113
放送禁止ですねわかります
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:44:55.44 ID:hcWJeOve0
その考え方じゃ三期も絶望的だな
長さからいってOVAもキツイし
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:30:30.61 ID:J2K7MX5q0
上条「でもよくわかったな。俺がここに住んでるって」
御坂「あっ、それは(やばっ、尾行してたの忘れてた)」アセアセ
上条「それは?」
御坂「あの子に聞いたのよ。ロシアから帰ったときにたまたま会ってね」ヒヤアセ
上条「そういえば御坂妹は2回くらいここに来たことあったっけ」ボソ
御坂「そう、そうなのよ(2回も!?あの子、今度会ったら問い詰めてやる)」アハハハハ
上条「じゃ、わざわざありがとな。今日にでも携帯に付けとくよ」
御坂「う、うん」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:35:18.63 ID:J2K7MX5q0
上条「それじゃ、門限までには帰れよ」
御坂「うん、それじゃ」
ガチャ
御坂「(なんでわざわざアイツの家まで来たんだろ私…)わかんないよ」ボソ
「こらースフィンクス。爪とぎはベランダでやれって言ってるだろー」
御坂「はぁー、わけわかんないわよ」
御坂「……帰ろ」
トボトボトボ
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:42:17.75 ID:J2K7MX5q0
御坂「ただいまー」ガチャ
黒子「お帰りなさいませお姉様…おや、ずいぶんと疲れたご様子ですが」
御坂「べーつにー」ドサッ
黒子「まさかまた類人猿と何か!?」
御坂「そんなんじゃないわよ」
黒子「それならいいですけど。疲れいるのなら早めに寝たほうが良いと思いますの」
黒子「それとも、わたくしの体で」キラキラ
御坂「大丈夫よ別になんとも無いから」
黒子「(なんともありますの)」
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:47:10.88 ID:J2K7MX5q0
とある掃除の合間のお昼休み
上条「」モグモグモグ
上条「(ひとりで弁当食うのってやっぱり寂しいな)」モグモグモグ
上条「(でも1食2000円って高すぎないか?)」モグ
上条「(学校の食事から違うとは、流石お嬢様だよな…)」モグモグ ゴクン
上条「」モグモグモグ
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:00:46.72 ID:qVu7AtBsO
上条さんが2000円の飯だと………!?
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:04:56.89 ID:lI7goqdPO
持ち弁じゃないのか?
もしくはバイト代に昼飯代込みとか
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:02:27.12 ID:EyQQS4bIP
自費ならコンビニで買えよ
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:52:17.61 ID:J2K7MX5q0
お仕事中
生徒1「こんにちわ、上条さん」
上条「君は昨日の…ん?隣の子は?」
生徒1「この子は私の友達です」
生徒2「1がお世話になった方でいいんですよね?」
上条「あぁうん。そうなるかな?」
生徒2「私2って言うんですけど、何だか凄い能力あるそうじゃないですか」キラキラ
上条「幻想殺しのこと?」
生徒2「そうですそうです。ちょっと生を拝んで見たくて、少し力をみせてくれませんか?」
上条「そう言われてもなぁ…」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 01:58:25.21 ID:J2K7MX5q0
上条「君の能力は何?」
生徒2「私ですか?私は水流操作系です」
上条「水流操作系ってことは水泳部か」
生徒2「はい」
生徒1「2さんはいお水」スッ
生徒2「ありがと」
生徒2「私のレベルは低いですが、ほらこんな感じに」
器の中の水が蛇のように動き出した
ウネウネウネ
上条「(アックア思い出した…)」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:09:20.25 ID:PMVidgXu0
トラウマw
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:05:11.15 ID:J2K7MX5q0
生徒2「では上条さんでしたっけ?幻想殺しをお願いします」
上条「上条で合ってるよ。そうだね、じゃあ幻想殺し使うけどいいかな?」
生徒2「はい」
ウネウネウネ
バキーン!
生徒2「すごい…普通の水に強制的に戻された」
生徒1「やっぱり凄いですね、その能力」
上条「あと、こんなこともできるんだけどね」
上条「ちょっと2人とも手をだしてくれるかな」
生徒1・2「どうぞ」スッ
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:11:04.56 ID:J2K7MX5q0
上条「俺の右手を掴んだ状態で能力使ってごらん」
生徒1「あれ?能力が」
生徒「使えないね…」
生徒1「凄いですね。触れた状態だと能力すら使えないなんて」
生徒2「演算はできるのに能力が発動しないって…」
「なんでアイツの周りには女の子がたくさんいるのよ」イライラ
上条「まぁ、こんな感じかな。後は特に無いけど、これくらいで説明よかったかな?」
生徒2「はい参考になりました。凄いよ1ちゃん、この人凄いよ」
「なんであんなにあの子喜んでるのよ」ビリビリ
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:16:56.06 ID:J2K7MX5q0
上条「さて、そろそろ作業再開といきますか」
生徒1「すいません、わざわざ作業止めてまで付き合ってもらって」
上条「いいんだよ気にしなくても。俺も休憩みたいに思ってたから」
生徒2「あの、この仕事がはやく終われば、もう少し付き合ってもらえるんですよね?」
上条「そりゃそうだけど…」
生徒2「じゃ、私手伝います。ほら1ちゃんも」
生徒1「でも迷惑なんじゃ」オドオド
上条「手伝ってもらうのは大変うれしいけど、君たち特別講習は?」
生徒2「大丈夫ですよ。私たちは昼までなので、もう終わってます」
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:22:15.88 ID:J2K7MX5q0
上条「じゃ、君たちは向こうから頼むよ。俺はここら辺をやるから」
生徒1・2「はい!」ダッ
「よし、今のうちに」
上条「ふぅ行ったか…そんなに気になるもんなのか?幻想殺しが」
御坂「見つけたわよ」
上条「御坂か、また手伝いに来たのか?」
御坂「ちg」
御坂「(待てよ、このままじゃ作業の邪魔だと言って相手にしてもらえないんじゃ)」
130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:26:43.13 ID:J2K7MX5q0
上条「(御坂の奴、2日連続で手伝いやがって。何を考えてやがる)」
上条「(まさか、手伝ってあげたんだから電撃サンドバックになれとか言い出さないだろうな!?)」
上条「(もしそんなことされたら、流石の上条さんでも今度こそ天国に…)」ダラダラダラ
御坂「アンタ、なんでそんなに顔色悪いのよ。まさか無理して仕事してるんじゃ」
上条「大丈夫だ、問題ない」
御坂「ならいいんだけど。体調悪いなら言いなさいよ。アンタは病み上がりなんだから」
上条「わかってますよ」
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:29:58.78 ID:mCInCOM30
エルシャダイwww
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:31:27.08 ID:J2K7MX5q0
とある校長室
校長「おや、あの子は確か上条さんだったわね。昨日もだったけど、生徒たちも彼を手伝っているようだし、感心だわ」
寮監「ん?アレは御坂か?あの少年と親しげに話しているようだが」
校長「そうだわ、あの子を使ってはどうですか?彼なら多分任せられますよ」
寮監「しかし彼は高校生ですよね?色々と不安要素があるのですが」
校長「そうですか?なら彼の履歴書でも見せましょうか」
寮監「ふむ(レベル0か…それに彼女たちも彼を信用してるようだしな)」ペラ
寮監「(寮生は最低でもレベル3だから問題ないだろうが)少し考えさせてもらいます」
校長「そうですね。1度彼と話すのもいいと思いますよ」
寮監「わかりました」
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:37:23.69 ID:J2K7MX5q0
上条「くっそー、なんて手ごわい奴なんだ」
上条「くうぉぉぉぉ!!」グイ
ドサッ
上条「ふぅ…やっと抜けやがったぜ、苦労させやがって」
御坂「雑草ひとつに何やってんのよアンタは」
上条「仕方ないだろ。根がしっかりしすぎなんだよ」
「少し時間はあるか、少年」
上条「ん?」
御坂「げっ!?(なんでこの人がここに)」
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 02:43:14.72 ID:J2K7MX5q0
御坂「ごめん、私用事思い出しちゃった。じゃねー」ダシュ!
上条「ああぁ…?」
寮監「(逃げたか)」ギロリ
上条「お姉さん。何か俺に用事なんですか?」
寮監「!?(私がお姉さんだと)」
上条「あの、何か俺まずいことしましたか?」オドオド
寮監「(私がお姉さん…お姉さん…お姉さん………)」
上条「(どうしよう。凄いまずい状況になった気がするんですがぁぁぁぁ)」
寮監「おっとすまない。安心しろ、貴様は何も悪いことはしてない。ただ少し話がしたくてな」
145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:02:25.44 ID:J2K7MX5q0
上条「つまり、俺に寮で手伝いをしろってことですか?」
寮監「そうだ。仕事が終わってからで構わないから、私の代わりに門限破りなどの監視をしてほしい」
上条「ちなみに何時にお帰りに?」
寮監「消灯時間までには十分帰れるはずだから安心しろ」
上条「そうですか。では仕事が終わりしだいお姉さんの管理する寮に行けばいいんですね?」
寮監「そうだ(お姉さん…良い響きだ)」
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:05:04.19 ID:J2K7MX5q0
上条「これって1回だけなんですか?」
寮監「いや数日は頼もうと思うがダメだったか?」
上条「いえ問題ないです」
寮監「安心しろ給料はちゃんと出してやる」
上条「はい(すまんスフィンクス夜ご飯遅くなりそうだ)」
寮監「では明日から頼むぞ。住所はここだ」スッ
上条「どうも」
寮監「詳しい説明はまた明日にでも寮でする」
上条「わかりました」
171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 08:28:11.23 ID:G7WOeO1rO
常盤台のような名門が得体の知れない男を
アルバイトとして雇うとは思えないがまあこの際それは気にしないでおこう
173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 08:43:39.65 ID:rrcQVyf30
>>171
得体の知れないって、上条さんはただの学生じゃん。
能力は得体が知れないけど。
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 08:46:14.58 ID:HetgMEt/O
確か寮監って門限破り調べる時に各部屋を回ってなかったか?
>>174
そんなことしたら上条さん社会的意味で人生終わりそうだな
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:09:20.98 ID:J2K7MX5q0
生徒1「こっちは終わりましたよ、上条さん」
上条「おっ、早かったな。ありがとう、助かるよ」
生徒2「あれー?なんで寮監まで居るんですか?」
寮監「あぁ少しな。では頼んだぞ」テクテクテク
生徒1「上条さん、何で寮監と一緒に居たんですか?」
上条「ちょっと頼まれごとかな」
生徒2「何だか寮監ご機嫌だったけど、何でだろう…」
148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:13:33.64 ID:J2K7MX5q0
上条「ただいまー」ガチャ
スフィ「にゃー(待ってたぜ。早くご飯にしようぜ)」
上条「スフィンクスごめんな。明日から帰るの凄く遅くなりそうなんだ」
上条「エサは多めに出しとくから、それでつないでくれ」ナデナデ
スフィ「にゃー(不幸だぜ)」ショボーン
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:17:07.95 ID:J2K7MX5q0
翌日の寮にて
上条「ここだな…」
ピピピ
ピコリーン♪
上条「おっ、開いた開いた」
テクテクテク
上条「寮監室は……ここか?」
コンコン
「入れ」
上条「お邪魔します」ガチャ
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:23:01.23 ID:J2K7MX5q0
寮監「早速だが説明に入らしてもらうぞ」
上条「はい」ゴクリ
寮監「と言うことだ。あまり深く考えずにやって構わん。後は私がするからな」
寮監「では、私は出かけるが、後は頼んだぞ」
上条「そういえば数日続くって何の用事なんですか?」
寮監「なにちょっとした会議だ(合コンなんて言えるわけなかろう…)」
上条「そうですか。ではお気をつけて」
寮監「あぁ」ガチャ
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:29:44.13 ID:q6H7sxSr0
会議という名の合コン
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:27:11.59 ID:J2K7MX5q0
上条「これが名簿か。この寮って何人居るんだろう」
ペラ
上条「」
パタン
上条「とりあえず門限破った奴だけ名前書けばいいから覚えるのはやめるか…」
上条「門限まであと30分か…暇だ」
コンコン
上条「はいどうぞー」
黒子「寮監から話を聞いて駆けつけてみれば、やはり殿方でしたのね」
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:29:49.71 ID:J2K7MX5q0
黒子「それで、なぜ寮監の代わりを?」
上条「あれ?聞いてるんじゃないのか」
黒子「わたくしが聞いたのは、代わりが来たってことだけですの」
上条「と言ってもな…向こうからこの話を持ちかけられたんだぞ」
黒子「信じられませんわね」
上条「どうすれば信じてもらえるんでしょうか?」
黒子「代わりに私がやりますわ。殿方は早く帰ってくださいですの」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 03:34:37.76 ID:J2K7MX5q0
上条「いや無理だって。その話なら寮監が帰ってからにしてくれ」
黒子「仕方ありませんわね。ですが、くれぐれも余計な事はしませんようにお願いしますの」
上条「わかってますよ」
ガチャ
上条「ふぅー。そういえばここは御坂と白井が居る寮だったな忘れてたぜ……」
数分後
コンコンコン
上条「またか…はいどうぞ」
ガチャ
御坂「あっ、ほんとに居た」
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 04:00:04.87 ID:J2K7MX5q0
上条「白井の次はお前かよ」
御坂「悪かったわね。さっき黒子に聞いて、様子を見に来たのよ」
上条「で、お前は何しに来たんだ?白井みたいに追い出しに来たのか?」
御坂「ばかっ、違うわよ(少し気になってきただけなんだから)」
上条「じゃあ何しに来たんだ?」
御坂「ちょっとアンタの働きっぷりを見てみたくてね」
上条「モニターとにらめっこするだけの仕事だぞ。お前そんなのが見たいのか?」
御坂「別に何だっていいわよ何だって」イライラ
上条「ちょっと御坂さん。なんでいきなり不機嫌になるんですかぁ?」
172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 08:37:28.89 ID:J2K7MX5q0
御坂「だぁーもういい。アンタ、しっかり働きなさいよ。じゃないと承知しないわよ…それじゃ」
ガチャ
上条「またこの展開か。御坂のやつ何しにきたんだ?」
2時間後
寮監「ご苦労」
上条「今日は門限を破る人も居なかったので少しほっとしました」
上条「初日でそのノートに門限破りの名前を書くのは気が引けたので」
寮監「安心しろ。門限を破る奴はあまり居るものではないからな」
上条「そうですね。では俺は帰ります」
寮監「ではまた、明日もよろしくな」
上条「はい」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 08:51:54.69 ID:J2K7MX5q0
翌日
上条「さて、今日は裏門か…これ本当に裏門なんだろうか。俺たちの高校の表門より5倍は豪華だぞ…」
上条「とりあえず目に付くところから始めるか…」
生徒2「おはようございます、上条さん」
上条「2さんか、早いね。今は授業中だと思ってたけど」
生徒2「私は1ちゃんを待ってるだけですよ、今日は学校に用事はありませんから」
上条「そうなんだ。でもさっき始まったばかりだから結構待たなくちゃいけないぞ」
生徒2「いいですよ。上条さんの手伝いでもして時間つぶしますから」
上条「そうですか…(時間つぶしか…そうですよね、俺なんて所詮その程度の人間だもんな)」
177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:02:35.83 ID:J2K7MX5q0
生徒2「ところで上条さん、昨日はドチラに?」
上条「昨日は校内の空き部屋の掃除だったぞ」
生徒2「なるほど、だから外に居なかったんですね」
上条「俺を探してたの?」
生徒2「別に探してたってわけじゃないですけど、見ないな~って思って」
上条「上条さんも毎日外で作業ってわけじゃないからね。たまにはそんな日もありますよ」
生徒2「そうですよねー」ワラワラ
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:10:14.84 ID:J2K7MX5q0
キーンコーンカーンコ~ン
上条「授業終わったみたいだな(毎回思うが、なんて古いチャイムなんだ…)」
生徒2「そうですね。それじゃ私は行きますね」
上条「おう」
上条「さて、授業が終わったってことは昼休みか…意外と話し込んでしまったな」
「一緒にたべよー」
「うん」
上条「」
上条「………俺も座れるところ探して弁当食べよ」
180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:21:44.96 ID:J2K7MX5q0
「ずいぶん貧しい弁当食べてるわね」
上条「?」フリムキ
御坂「アンタ、一緒に食べる相手も居ないの?」
上条「誰かと思ったら御坂か。仕方ないだろ、ここでの俺は場違いな存在なんだから」
御坂「まったく。寂しい奴ね、アンタって」
上条「余計なお世話だ」
御坂「そうだ、今日は私も弁当なんだけど、一緒に食べてあげるわ」
上条「あぁ、いいけど。何かお前様子おかしくないか?」
御坂「別にいつも通りだけど?(こうでもしないとアンタは私に気を配らないじゃない)」
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:32:36.35 ID:J2K7MX5q0
上条「へー、かわいらしい弁当じゃないか」
御坂「当たり前でしょ。アンタの日の丸弁当とは違うのよ」
上条「日の丸言わないでください。朝起きて頑張って作ったんですから」
御坂「日の丸は日の丸じゃない。ほら玉子焼きあげるから、明日からは別の具を入れなさいよ」スッ
上条「すまん。明日はカツオぶしでも隅の方に入れとくよ」
御坂「もっと色のあるもの入れなさいよ。卵とかブロッコリーとか」
上条「卵はあるけど、アレは朝と夜の為だしな…何入れようか……」
御坂「なら、私が作って来ようか?」
上条「 え?」
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:40:29.25 ID:J2K7MX5q0
御坂「だから、私がアンタの弁当を作ってあげるって言ってんのよ」
上条「でも御坂さん、それではアナタが朝大変では?」
御坂「いいのよ私のことは。それで作ってほしいの?作ってほしくないの?」
上条「作ってほしいです」イケメンAA
御坂「じゃ、明日の昼にココでね」
上条「わかった」
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:51:19.68 ID:J2K7MX5q0
上条「さて昼休憩も終わったし、ぼちぼち始めますか」ヨッコラセ
上条「あれ?そう言えばここってどこだ?」
上条「確か俺は座れる場所を探して歩き回って、御坂に会って別れたんだよな…」
上条「もしかして俺って迷子?……とりあえず、あの本校舎に行けば何とかなるだろう」
テクテクテク
「そこの君」
上条「ん?俺ですか?」
「そうだ、少し手伝ってくれないか」
上条「えぇ、少しくらいなら良いですけど」
186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 09:52:04.04 ID:CCbzauGIO
誰が来たんだ?
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:02:30.01 ID:J2K7MX5q0
「おや、君は上条君じゃないか」
上条「へ?」
上条「(俺はこの人を知らない。それはつまり、俺が記憶を失う前に会ったってことになるわけで)」
「どうしたんだい?顔色が優れないが」
上条「いえいえ、何でもありませんよ。大丈夫です元気100倍ですから」アセアセ
「なら深く聞かないが、体調が悪いなら休んだほうが良いぞ」
上条「そうですね。俺も目の下にクマできないようにきちんと休憩とります」
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:12:02.48 ID:J2K7MX5q0
「この機械なんだがな、ひとりでは少し辛いんだよ」
上条「確かに重いですね(おおおお、白衣はネームプレートが!?)」
上条「(木山春生さんか。よぅしこれで名前を聞く難所は越えたな)」
木山「どうした、何か良いことでも発見したのか?口が緩んでいるぞ」
上条「いえ、そんなことはありませんよ。それじゃ向こう側持ってください」
上条「これはどこまで?」
木山「そこの台までだ」
上条・木山「それっ」ドスン
上条「ふぅ、こんな感じで良いですかね、木山先生」
木山「あぁ、わざわざすまなかったな」
上条「それじゃ俺はこれで」ダッ
木山「やれやれ、もう行ってしまった。相変わらず走ってばかりだな彼は」
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:23:15.39 ID:+z248Vwh0
誰かと思ったら木山先生かよ
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:20:30.37 ID:J2K7MX5q0
上条「ハァハァハァ…」
上条「やっと裏門までたどり着いたぞ…ハァハァ」
上条「はやく済ませるか」
数時間後
上条「おわったー。迷子になったりしたけど、何とか間に合ったぞ」
上条「何だか必要以上に疲れた気がするし、今日は早く寝よ」
トボトボトボ
上条「そうだ、寮に行かなくちゃいけなかったんだっけ……不幸じゃないけど不幸だ…」
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:29:59.28 ID:J2K7MX5q0
寮監「ずいぶん疲れてる様子だが大丈夫か?」
上条「少し重いもの持ったり、歩き回ってたので疲れてはいますが大丈夫ですよ」
寮監「すまないな、苦労をかける」
上条「いえいえ、ではお気をつけて」
寮監「(今日こそ男を落とさねば)」ガチャ
上条「さてと、門限まで時間あるし、少しこの部屋の掃除でもするか」
ガサゴソ
ガサゴソガサゴソ
上条「ん?これは…」
男を落とす合コンマニュアル
上条「見なかったことにしよう」
上条「こんなことしてる間に門限の時間がきてしまった」
上条「俺はいったい何をやってたんだろう…」
とあるってヒロインたちよりも大人の女性の方が魅力を感じるのは気のせいなのだろうか
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:33:41.30 ID:IOBacIR80
中学生も可愛いけど、木山先生もいいよね
>>195
若い木山先生も今の木山先生もすばらしい魅力でした
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:02:56.57 ID:XyMzfLd6O
>>195
年増のババァはちょっと…
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:10:05.97 ID:NUqX0T3s0
>>204
屋上
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:34:39.52 ID:qKCEfREl0
でも顔芸だけは勘弁な!
>>196
顔芸?第2王女あたりですか?
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:38:59.49 ID:+z248Vwh0
顔芸と言えばテレスティーナだろ、常考
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:37:06.86 ID:J2K7MX5q0
上条の部屋
上条「ただいまー」ガチャ
スフィ「にゃー(ずいぶんとお疲れだな旦那)」
上条「ごめんスフィンクス、俺もう寝るわ」ドサッ
スフィ「(旦那も苦労してるもんな)」
上条「zzz」
スフィ「(もう寝てやがる)」
翌日
上条「じゃ、スフィンクス良い子にしてるんだぞ」
スフィ「にゃー(頑張ってフラグ立ててこいよ)」
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:45:41.92 ID:J2K7MX5q0
テクテクテク
上条「そういえば、今日から御坂が弁当作ってきてくれるんだっけ…」ボソ
「へー、ずいぶんと面白いことを言ってるなカミやん」
上条「どうした土御門」
土御門「女の子、弁当と耳に入ってくれば、さすがに無視できないにゃー」
上条「お前の頭の中には女の子関連のものしか存在しないのか?」
土御門「お仕事モード以外はこんなんだぜ。それで御坂って子は超電磁砲のことだろ?」
上条「あぁ、そうだぞ。お前も1度会ってるだろ」
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 10:52:56.83 ID:J2K7MX5q0
土御門「確かエツァリの奴が来たときだったかにゃー」
上条「そうだよ、その時の子だよ。あの時はアイツを殴る以上に御坂に苦労したなぁ」
土御門「あー、何だか非常にカミやんを殴らないといけない気がしてきたから殴るぞカミやん」グゥ
上条「お断りします」キリッ
上条「それよりも、どうしたんだよ。お前が休みにこんな場所をぶらつくなんて」
土御門「舞夏の奴がどうしても欲しいって物を調達にな」
上条「苦労してるんだな」
土御門「苦労?とんでもない。舞夏が喜ぶならコレはご褒美みたいなものにゃー」
203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:01:43.54 ID:J2K7MX5q0
上条「それじゃ、俺は向こうだから」
土御門「おう。中学生に手を出して捕まるんじゃないぞ」
上条「そんなことしねーよ」
土御門「それじゃーにゃー」
上条「あぁ、またな」
テクテクテ
ヒュゥゥゥゥ~
上条「だいぶん冷えてきたな…」
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:08:49.55 ID:J2K7MX5q0
「君は今日この部屋を掃除してくれないか」
上条「ずいぶん荒れてますね。いったいどのくらい放置してたんですか?」
「鍵が見つからなかったらしくてな。3年間以上は放置されてたらしい」
上条「そうだったんですか。わかりました、ここは任せてください」
「この部屋は以前のより広いから、2日もあれば大丈夫だろ」
上条「そうですね、2日あれば大丈夫だと思います」
「おう、頼んだぞ」
上条「さてと、まずは窓でも開けて空気入れないとホコリくさくて仕方ないな」
ガラガラガラ
ヒュー
ボフッ
上条「…さらにホコリが舞ってしまった」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:16:20.09 ID:J2K7MX5q0
上条「まずは机を出さないとな…よっと」
上条「次はイスっと」
上条「ふぅ…、とりあえずこんなものか、後は天井のクモの巣をなんとかしないとな…」
グリグリグリ
上条「クモって何でエサも無い部屋に巣を作るんだろうな…」
上条「それにクモそのものが居ないし、どこから来てどこに行ったんだか」
208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:26:03.09 ID:J2K7MX5q0
とある昼休み
御坂「ほらお弁当よ」ズィ
上条「お、おう(本当に持ってきてる)」
御坂「アンタ、私がわざわざ作ってきたのよ。御礼のひとつも無いわけ?」
上条「ありがとうございます美琴様。このご恩は忘れません」ペコリ
御坂「みみk、みこt…」カァァ
上条「おい、どうした?顔が赤いぞ風邪でもひいたんじゃないだろうな」
御坂「だっ、大丈夫だから」アセアセ
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:38:01.17 ID:J2K7MX5q0
パカ
上条「うおっ、こんな豪華な弁当は初めてだぞ」
御坂「アンタの生活水準っていったいどれだけ低いのよ」
上条「お前にはわかるまい。インデックスが毎日毎日どれだけ食べるかなんて」
御坂「インなんだって?そのインなんとかってのがアンタの生活水準を下げてるの?」
上条「インデックスな。お前も会ってるはずだぞ地下街で」
御坂「地下街…もしかして、あのシスター?」
上条「そう、そのシスターさん」
210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:45:43.71 ID:J2K7MX5q0
御坂「もしかして一緒に住んでるの?」
上条「まぁな。おかげで火の車だけど」
御坂「変なことしてないでしょうね」
上条「しねーよ。上条さんはこう見えても紳士なんですよ」
御坂「でも、あの時アンタのアパート行ったときは居なかったけど」
上条「それは今イギリスに帰ってるからだよ」
御坂「ふぅ~ん(ってことはコイツひとりか…)」
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 11:52:45.21 ID:J2K7MX5q0
御坂「あの子とはどんな関係なわけ?」
上条「どんなつーても、難しい質問だな」
御坂「まさか言葉にできない関係じゃ」
上条「だから違うって言ってるだろ。説明が面倒なんだよ」
上条「それにインデックスについては基本的に他言無用なの。後は察してくれ」
御坂「察するって…(何をどう察するのよ。男と女がひとつ屋根の下なのよ)」
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:01:27.91 ID:J2K7MX5q0
上条「さてと、そろそろ仕事始めるからお前もさっさと教室行けよ」ヨッコラセ
御坂「今日はどこで掃除してんのよ」
上条「○○○って所だ。どうも何年も放置してあったらしくて、1日じゃ終わりそうにないけどな」
御坂「そう。なら頑張りなさいよ」
上条「言われなくても頑張りますよ」
上条「そういえば、弁当って明日もお前が作ってくれるのか?」
御坂「そうよ、悪い?」
上条「悪くありません」
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:10:28.69 ID:J2K7MX5q0
上条「さて、この天井どうしたものか…」
上条「クモの巣は取れても汚さは余裕で残ってる……脚立の上り下りは骨が折れるぞ」
上条「でも、他に選択肢は無いよな……頑張るしかないか」ハァ…
ふきふき
ふきふきふき
上条「」
上条「(誰も居ないと寂しいな)」
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:16:51.02 ID:J2K7MX5q0
とある寮
寮監「では頼んだぞ」
上条「はい」
ガチャ バタン
上条「さてと、今まで忘れてたけど宿題出てたんだよな」
上条「時間はたっぷりあるんだ、ゆっくりやるか…」
チクタク チクタク チクタク
上条「(わからない…)」
上条「そうだ、応援を呼ぼう」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:24:09.21 ID:J2K7MX5q0
御坂「それで私たちを呼んだわけ?」
黒子「どうしてわたくしまで…」
上条「ごめんなさい。でもどうしても解らないんです。教えていただけませんでしょうか?」
御坂「私は良いけど、黒子はどうするの?」
黒子「当然付き合いますわ。お姉様を殿方と二人っきりで部屋に閉じ込めたら、何が起きるかわかりませんので」
上条「どう考えても何も起きたりはしないけどな」
御坂「」
221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:24:59.55 ID:wvdWvz/XO
中一に教わるとかプライドもクソもねぇな
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:31:38.68 ID:J2K7MX5q0
上条「ふむふむ」
御坂「それでこうなるのよ」
上条「なるほどなぁ」
黒子「この問題なら常盤台中学に入って早々やりましたわ」
黒子「常盤台と比べると、ずいぶんと殿方の学校は遅れているみたいですの」
上条「悪かったな。どうせ俺たちの高校はせいぜいレベル2までしかない惨めな学校だよ」
御坂「黒子あまり悪口言わないの。そんなこと誰でも知ってることなんだから」
上条「」ショボーン
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:41:41.34 ID:J2K7MX5q0
上条「今日は助かったよ、ありがとな」
御坂「コレくらいなら楽なもんよ。どうせまだ残ってるんでしょ?」
上条「はい…」
御坂「明日も手伝ってあげるから持ってきなさい」
上条「よろしいのですか?」
御坂「と、当然じゃない」
黒子「(最近のお姉様は変わりましたですの)」
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:49:30.84 ID:J2K7MX5q0
とある寮部屋
御坂「(これでまたアイツに少し近づけるわ)」
黒子「ずいぶんと積極的になりましたわね、お姉様」
御坂「なんのことよ」
黒子「あの殿方のことですの。以前と比べるとそれはもう…」
御坂「べべっべ、別に私はアイツのことなんて」
黒子「あの殿方のことを言っただけなのに動揺しすぎですの」
御坂「うるさい、もう寝るから話しかけないで」カァァァ
黒子「」orz
231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 12:56:06.54 ID:J2K7MX5q0
翌日
「そうだ若いの」
上条「なんですか?」
「急なんだが、この部屋の掃除が終わったらお前さんのアルバイトはもう終わりだ」
上条「今日で最後ってことですか?」
「そうだ、俺たちも今日でおしまいだからな。あまり気にするなよ」
上条「はい(さよなら俺の収入源)」
上条「では、行ってきますね」
「おう、頑張って来い」
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:05:08.90 ID:J2K7MX5q0
上条「ふぅ、だいぶん綺麗になったな」
キラキラ
上条「あとは外に出したものを綺麗にすれば終わりか…」
上条「色々あったけど良いアルバイトだったな」
上条「しんみりしてても仕方ないか…作業続けよ」
ふきふきふき
上条「(そういえばここ何に使うんだろうなぁ)」
上条「(今まで放置してたってことは必要になったんだろうけど…)」
上条「(まっ、いいか考えてても仕方ないし)」
ふきふきふき
237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:10:50.95 ID:J2K7MX5q0
とある昼休み
御坂「ほらっ」スッ
上条「昨日に続いてありがたい」
上条「そういえばお前に言うことがあったんだ」
御坂「え?(まさか告白!?うそ、どうしよう)」
上条「今日でバイト最後だから」
御坂「」
御坂「ごめん、もう1度言って」
上条「今日で上条さんの常盤台中学のアルバイトは終了です」
御坂「(うそ…)」
238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:17:31.63 ID:J2K7MX5q0
ふきふきふき
上条「(御坂のやつずいぶん元気が無かったみたいだけど、大丈夫なんだろうか)」
上条「(まぁ寮でも元気が無いようなら少し相談に乗ってやるか…)」
ピカーン キラキラキラ うぉまぶし
上条「どうだ。上条さんクラスになると、最後の頑張りはココまで光るんだぜ」ウンウン
「ずいぶん綺麗になったもんだな」
上条「はい。最後なので思いっきりやりました」
「俺たちももう少し若かったらなぁ」
上条「ははは、まだまだこれからだと思いますよ」
「そうかい?」
上条「はい」
「じゃ、おじさんも頑張らないとな。そうそう、給料は明日にでも入ると思うから」
上条「了解です、今までありがとうございました」
「こちらこそ」
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:24:57.04 ID:J2K7MX5q0
寮監「では頼んだ」
上条「はい」
ガチャ バタン
上条「さて、御坂が来る前に自力でできる奴はやっとかないとな」
チクタクチクタク
上条「」
ガチャ
御坂「来てやったわよ」
上条「待ってました」ウルウル
御坂「ちょ、何で涙目なのよ(か、かわいい)」
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:35:29.70 ID:J2K7MX5q0
上条「そういえば白井は?」
御坂「風紀委員だって。遅くなるそうよ」
上条「そうか。それなら門限破りってわけでもないし、ノートに白紙が続いて助かるが」
御坂「そんなことよりもほら、問題解くんでしょ」
上条「そうでしたね…」
御坂「この問題なんてコレを参考にしたら解けるわよ。自分でやってみなさい」
上条「どれどれ……解けた…式はもう覚えてないけど解けた」
御坂「覚えないよ」バシン
上条「頭は叩かないでくれ。これ以上馬鹿になりたくない」
御坂「安心しなさい。もう手遅れだから」
上条「なん…だと?」
御坂「補習」ボソ
上条「うっ…」
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:41:41.98 ID:J2K7MX5q0
1時間後
ガチャ
寮監「御坂、ここで何をやっている」
上条「今日は早かったですね。御坂は俺が呼んだんですよ。解らない宿題を手伝ってほしくて」
寮監「そうか。それと上条」
上条「はい」
寮監「会議は今日で終了した。明日からは来なくてもいいぞ」
上条「え?」
御坂「」
寮監「すまないな、急な話で」
上条「いえ、別に俺は…」
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:45:23.83 ID:lch9FE6V0
寮監合コン成功おめでとうございます
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:17:50.40 ID:LD+uTwbVO
寮監朝帰りじゃないから成功したか微妙だな
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:49:01.07 ID:J2K7MX5q0
上条「それでは今までお世話になりました」
寮監「うむ、また機会があれば頼む」
上条「はい、喜んで」
ガチャ
御坂「なんか急に仕事が逃げて行ったわね」
上条「不幸だ…」
上条「それじゃ俺は帰るわ」
御坂「あっ、そうだ。仕事ないってことは明日って暇でしょ?」
上条「そうですが、それが何か?」
御坂「ちょっと明日付き合いなさいよ。あと明日、アンタの部屋まで迎えに行くからね」
上条「別に良いけど。出かける前に宿題終わらせたいけどいいか?」
御坂「なら少し早めに行くわ」
上条「そうか、それじゃ」
御坂「あっ、うん」
246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:53:00.57 ID:eVBgGYTaO
ニヤニヤしてる俺きもいです
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:54:39.70 ID:J2K7MX5q0
翌日
ピンポーン
スフィ「にゃー(客だぜ旦那)」
上条「もう来たのか。やけに早いな、まだ8時だぞ」
ガチャ
上条「ずいぶんと早いな」
御坂「アンタの宿題を終わらせるためよ。上がるわよ」
上条「お、おう」
スフィ「にゃ…(AIM拡散力場がああぁぁぁぁ)」
御坂「アンタって猫飼ってたんだ」
上条「あまり近寄るなよ。スフィンクスがお前の力に干渉してるから」
御坂「わかってるわよ」
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:57:32.00 ID:J2K7MX5q0
御坂「はい、これで宿題おしまい。ほら行くわよ」
上条「ちょ、あまり引っ張るな、服が伸びるだろ」
御坂「良いじゃないこんな安物。私がもっと良い服買ってあげるわよ」
上条「えぇぇえ!?御坂さんいったいどうしたんですかー?」
御坂「うるさい、アンタは黙ってついて来るの」グイ
御坂「(早く私の気持ちに気づきなさいよ、このバカ)」
上条「(何がどうなってるんだよ…)」
御坂「(絶対逃がさないんだから)」
ー完ー
SS初めてなので、適当な部分が多くて見苦しい部分もありましたが、支援してくださった方ありがとうございました
支援しなくても最後まで見てくださった方もありがとうございます
終わり方もずいぶんとお粗末なものかもしれませんがどうかご勘弁を…
これに懲りてSSは見る側に戻ります
250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 13:58:45.27 ID:FijqsWz00
乙
面白かったよ
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:17:50.40 ID:LD+uTwbVO
なんか終わりがあっさり杉じゃね?>>1乙
252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:20:00.47 ID:c8F7vrwfP
もっとラブラブなの書いてもいいだぜ?
254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:29:45.32 ID:HLBM8e01O
乙です
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:48:49.14 ID:nosSZGy/O
おっつん
やっぱり美琴はこうでなきゃ
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 14:49:56.54 ID:esFgUWjKQ
乙なんだよ!
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/17(日) 15:02:55.19 ID:N+x7Ea8M0
乙でした
!と?のあとはスペース空けろ
最低限度の文法くらい守れ素人
上条さん女子寮のバイトとかパネェっすwwww