淡希「サラシがない!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:16:56.31 ID:VG/qMoqk0

~とある日のグループのアジトにて~

海原「……はい、ええ、わかりました、では…………」

プツッ

海原「…………ふぅ…」

土御門「仕事か?」

海原「ええ、どうやら今回もまたスキルアウト絡みのようですね」

一方通行「まーた雑魚退治か、さすがにもォいい加減飽きてきた」

海原「まぁそう言わずに」

一方通行「へいへい」

淡希「………………」ガチャッ

海原「……どうかされましたか?あまり顔色が優れないようですが??」

土御門「なんかあったのか?」

淡希「………無いのよ」

一方通行「あン?」

淡希「私のサラシが何処にも無いのよっ!!!!!!!!!」

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:20:24.26 ID:3kZYhpUeO
パンツ脱いだ

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:24:50.04 ID:lJ+dzFhXO
隠すのにサラシとはこれ如何に

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:32:27.82 ID:VG/qMoqk0

土御門「…おい海原」ボソッ

海原「はい?」

土御門「今のうちに耳塞いどけよ」

海原「ご心配なく、もう塞いでますよ」

土御門「フン…、さすがだな」ニヤッ

一方通行「……はァ?」

淡希「だ~~~~~~~か~~~~~~~~ら~~~~~~~~~~」

淡希「私、いつも戦う時にサラシ巻いてるでしょ?ここ!胸のところに!!」

淡希「そのサラシが無くなっちゃったの!何処かにいっちゃったのよっ!!!!」

一方通行「知るか、そンなくだらねェモン」

淡希「くだらなくないっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

一方通行「うおっ」ビクッ

土御門 海原(…ほーらやっぱり)

淡希「いい?あのサラシが無いと能力使用してる時に上手く集中できなくて…」

一方通行「だったらサラシの代用品にサランラップでも胸に巻いてりゃいいじゃねーか」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:53:05.46 ID:lT4GZ0m00 ?2BP(310)
あえて透明なサランラップを挙げるところ一方さんさすがっす

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:34:59.78 ID:qqTpLtlo0
僕もサランラップをまけばいいと思います!

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:38:00.87 ID:Ej9b5PX6O
>土御門「今のうちに耳塞いどけよ」
>海原「ご心配なく、もう塞いでますよ」

おかしいだろ


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 10:40:46.32 ID:rnRVhrfK0
>>17
お肌のふれあい回線かな


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 12:29:53.06 ID:sj/mucmpQ
肌に直でワイシャツでも着ればいいだろ
着てくださいお願いします


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 12:18:22.92 ID:o3x26uM7O

一方「つーかよォ…下着付ければいいだろ」

淡希「!?」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 14:12:48.31 ID:JGynqCxsO
サラミでも貼っとけばいいだろ

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 14:16:40.67 ID:reXEF6mH0

>>32

一方「サラミでも貼っとけばいいだろォが」

あわきん「は、はぁっ!? なにいってんのよこの変態! そもそもそんなものが今ここにあるわけ、」

下部組織の男「ありますよ」

あわきん「………」

みたいなの誰か続けて

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 14:29:43.01 ID:JGynqCxsO
10円玉セロテープ貼り付けもなかなか

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 14:32:01.06 ID:scquInnJ0
手ブラでいいじゃない

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 14:55:46.41 ID:vMdl+/ey0

一通「絆創膏やるよ」

淡希「それでいいわ」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 18:29:10.45 ID:kOR+yihV0

結標「サラシを失くしました」

土御門「はい」

一方通行「新しいの買ってこいよ」

結標「アレじゃないとダメなの。肌に合わないのよ」

土御門「擦れるんだにゃー」

一方通行「ほォ・・・」

結標「というわけでこのサランラップを巻きます。質感が似てるのよね」

土御門「ガタッ」

一方通行「!?」

結標(エツァリ)「計画通り・・・!」

みたいな感じで成り行きで本物もサランラップを巻いちゃう感じで頼む

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 19:42:41.46 ID:m5xtya2k0
あわきんの皮はがされてしまったん?

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 19:44:30.39 ID:fqs8QZRbP

一方「いや、ンなこと言われてもよォ」

土御門「別に誰も盗んだりしてないにゃー」

海原「洗濯したのでは?」

淡希「だからって全部なくなるのはおかしいわよ」

海原「確かに」

土御門「とはいえ俺達から盗みを働く命知らずがいるとも思えんぜよ」

一方「ましてこいつのサラシなんかなァ」

淡希「はぁ?どういう意味よ!」

土御門「こらこら、とりあえずは新しいのを買ってくれば良いにゃー」

淡希「それしかないか……ちょっと行ってくるわね」

一方「けっ」

海原(ノーブラにあの薄着……ふむ)

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 19:52:24.94 ID:fqs8QZRbP

駅前

淡希「あー……もう、スースーする……ってか擦れる……」

淡希「今敵に襲われたら絶対負けるわね……」

通行人「ぺちゃくちゃ」

学生「ぴーちくぱーちく」

淡希(うぅ……視線が気になる……まさか私の話してんじゃないでしょうね)

淡希(いっそ脱げたら……いやいや!さっさと買って帰ろう!)

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 19:55:30.35 ID:kOR+yihV0
ノーブラに服羽織ってるだけとか興奮します

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 19:59:44.52 ID:fqs8QZRbP

下着店

淡希「良いサラシが無いなぁ……ってかサラシが無いなぁ」

店員「ブラをお探しですかぁ?」

淡希「えっ、あ、はい、まぁブラと言うかサラシをですね」

店員「お客様くらいのサイズですとこちらなどよろしいかと」

淡希(話聞けよ!)

店員「ご試着されますか?」

淡希(でもとりあえずの下着は買っとくかな……このままじゃ歩くのも辛いし)

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 20:00:00.52 ID:8FkMjpBy0
サラシって下着店に置いてるものなの?

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 20:05:57.99 ID:fqs8QZRbP

淡希「ブラすんのって久しぶりね」

淡希「ん、しょっ、と……」モゾモゾ

店員「つけられましたかぁ?」

淡希「うわ!」

店員「ちゃんと胸の周りのお肉も入れてあげると形が良くなるんですよ」ゴソゴソ

淡希「んっ!」

店員「サイズはもちろんですが、付け方もきちんとしないと」

淡希(ちょ……どこ触って)

淡希「あんっ!」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 20:07:11.07 ID:m5xtya2k0
まさかの店員ルート…っ!

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 20:16:14.77 ID:fqs8QZRbP

淡希「ただいま」

一方「おう」

海原「おかえりなさい」

土御門「早かったにゃー」

淡希「サラシが売ってなかったから普通の下着にしたのよ、また明日買いに行くわ」

一方「興味ねェよ」

淡希「じゃあ黙ってなさいよ!」

一方(ブラするかしないかギリギリを攻めるくらいじゃねェとな)

土御門「だから服の前を留めてるのか?」

淡希「当たり前でしょ、何であんた達にブラ見せなきゃいけないのよ」

海原(基準が解らない)

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 22:59:24.08 ID:I+Z3g0wD0
一方通行「ないなら絵の具で描けばいいじゃねェか」

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:54:52.91 ID:pJVW9rEqO
結標「ポスカがあるわね・・・これで描けば大丈夫かしら」

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:23:36.36 ID:I60A6f4BO

結標「包帯は…やっぱり細いかしら」

結標「動いたら間からはみ出しそうだし…」

結標「まあ、乳首に絆創膏貼ってその上からなら大丈夫よね」

結標「よいしょ……あ、案外大丈夫ね」

結標「サラシは後で買いに行くとして、仕事はこれで行きましょう」

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:35:14.70 ID:RwjwECHK0

結標「私のサラシがないのよ!」

海原「はぁ」

土御門「無いとまずいのか?」

結標「……マズいわよ。日常生活にも事欠くわ。まして能力使用なんてとんでもない」

土御門「替えは」

結標「あればしてるわよ」

海原「買ってきたらどうですか?」

結標「すぐ手に入る様な物ならそうしてるわ」

海原「……どうします?仕事に影響が」

土御門「……一方通行、なんとかなるか?」

一通「めンどくせェな……ちょっと待ってろ」

――

結標「なにこの小汚い毛布」

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:48:47.91 ID:RwjwECHK0

一通「とりあえず隠せれば何でもいいだろ」

結標「このくそ暑いのに毛布……?」

一通「言っとくが、」

結標「?」

一通「汚したら殺す」

結標「いやすでに半端なく汚れてるんだけど」

――

一通「出れンのか」

結標「ええ。ま、少し不恰好だけど暑さ以外はとりあえず問題ないみたいね」


海原「……」

土御門(……裸に毛布一枚巻いてるようにしか見えん)

118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 07:49:53.31 ID:lY3XvwG0O

結標「サラシがなくて外を出歩くなんてなんだか不安ね……」

ビュウッ!

結標「きゃっ!悪戯な風がっ///!」

結標「う、上着だけじゃ見えちゃうかもしれないわね……」

結標「ど、どうしようかしら……なんとかサラシの代わりを見つけないと……」

上条「さて早く買い物してインデックスに飯食わせないとな……」
トコトコ

結標「!」

結標「ち、ちょっとそこのアナタ!」

上条「はい?上条さんの事ですか?」

結標「お願いがあるのだけれど……私のサラシの代わりになってもらえないですか?」

上条「はい?」

125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 09:42:17.97 ID:A2muePEB0
あわきん「おっぱいがない!」

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 10:09:01.69 ID:hwKxKZ43O
淡希「起きたら小学生みたいになってた…」

152レスdat落ち



御坂「ヤハハハハハ 我は神なり」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 00:57:37.56 ID:iNRuTyfyO
御坂「人は神を恐れるのではない、恐怖こそが神なのだ」

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:54:04.00 ID:eHY44vkSO
今初めて気付いたけど、神なりと雷がかかってたのか

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:08:31.57 ID:5mesW8YVO

御坂「フゥーハハハ! 神をも冒涜する学園都市の超能力者、超電磁砲こと御坂美琴とは私のことよ!」

黒子「お姉さま、また厨二病ですの?」

御坂「ふぅ……、黒子アンタはまだ学園都市の暗部を知るには早すぎるわ」

黒子「はいはい、わかりましたですの」

御坂「学園都市の暗部……、レベル5量産計画、まずこれを調べるわ!」

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:18:12.30 ID:5mesW8YVO

御坂「さて、まずはネットから調べるかなっと」
御坂「ふんふん、超電磁砲量産計画……、って私じゃない!」

黒子「お姉さま、もう遅いので黒子は寝ますの」

御坂「まぁ身に覚えがないし、これは白ね」

御坂「んっ! どんな超能力も効かない男! これよ! こういうのを探してたのよ!」

御坂「明日早速探しに行くわ!」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:18:50.22 ID:3FZVH0Qs0
スルーすんなww

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:26:13.09 ID:5mesW8YVO

御坂「取り敢えず公園に来てみたわ!」

上条「あ」

御坂「あ」

上条「……くそ、面倒な奴に会ったな」

御坂「それはこっちの台詞よ……、『幻想殺し』上条当麻」

上条「『超電磁砲』御坂美琴……、か」

御坂「こんな所で何をしているのかしら?」

上条「……貴様の知る所ではない、去れ怪我をしない内にな」

御坂「ふふふ、誰に向かって口を聞いているのかしら無能力者さん」

上条「……世界には貴様の様な一般人には知らない暗部もある、お遊びで首を突っ込むと……、死ぬぞ」

御坂「アンタには話してなかったわね……、私は既に暗部に片足を突っ込んでいるわ」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:27:08.49 ID:hGwvsada0
上条さんも厨二病患者かよ

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:36:37.19 ID:5mesW8YVO

上条「……まさか虚数学区!」

御坂「いえ……、超電磁砲量産計画……」

上条「……聞いた事がある、レベル5量産計画の一つ」

御坂「ま、流石に実行はされなかったけど、ね」

上条「……やはり貴様は甘いな」

御坂「な、に?」

上条「……学園都市の暗部がそうそう情報を与える訳がなかろう」

御坂「どういう……意味よ」

上条「……お前にもいずれわかる」

御坂「ど、どういう意味よ……」

上条「……いずれわかる」

御坂「ま、待ちなさい!」

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:37:39.69 ID:5mesW8YVO

上条「……妹達(シスターズ)」

御坂「?」

上条「……覚えておくといい」

御坂「上条当麻……いったい何者なの!」


御坂「それはそうと超能力無効男ってのは何処にいるのかしら」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:39:30.30 ID:/Ox3SP/t0
これはww

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:44:03.97 ID:5mesW8YVO

御坂「うーん、やっぱり超能力を無効にするなんて現実的じゃないわね、パス」

黒子「あら、お姉さま」

御坂「……どうしたの黒子、まさかついに機関が動き出して!」

黒子「違いますわ、普通に風紀委員の巡回ですの」

御坂「こんな所にまで機関の手がっ……!」

黒子「門限までには帰ってくださいまし、失礼しますわ」

御坂「くくっ、巻いたか……、やはりあの子に暗部は早すぎるわ、現実を知るのはもっと先ね」


御坂「まぁ今日は暑いから早く帰ろっと」

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:50:04.44 ID:+vcpzLycO
気持ちいいくらいの厨二

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:52:28.96 ID:5mesW8YVO

上条「……『超電磁砲』御坂美琴と接触、大丈夫だ計画に支障は無い」

上条「ん? 『虚数学区について何かわかったか』だと?」

上条「……ふ、奴らがそんな簡単に情報を落としてくれるのならば、俺は今頃自由の身さ」

上条「む、時間がないな……、デジ・ラバ・ゴイスー」

「なにあれ?」
「見ない方がいいんじゃない」
「危ねェ奴だなァ……」

上条「……さて、行くか」


上条「ん? 台所用洗剤が58円だと! ひゃっほー!」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:00:22.47 ID:5mesW8YVO

御坂「昨日は何も得られなかったわね……」

黒子「また夜更かしですの?」

御坂「状況は逐一変わるわ、乗り遅れることは死に直結する」

黒子「なんとかチャンネルとか言う掲示板を見るのがそんなに重要なことで?」

御坂「嘘を嘘と見抜き、真実の情報だけを手に入れる……、それが出来ないアンタにはまだ早いわ」

黒子「興味ないですの」

御坂「それで良いわ、現実を見るには……、アンタは若すぎる」

黒子「一学年しか違わないですの」

御坂「さて、出掛けるとしましょうか」

黒子「本日は何処へ?」

御坂「……虚数学区・五行機関」

黒子「門限までには帰ってくださいまし」

御坂「ええ……、生きてたらね」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:07:50.80 ID:5mesW8YVO

土御門「よーっすカミやん!」

上条「……土御門か」

土御門「んー、その顔はまた徹夜かにゃ?」

上条「……あぁ、昨日少しな」

土御門「あんまり根を詰めると体に良くないぜぃ」

上条「……心配掛けて、すまないな」

土御門「気にするなよ、昔の人は言ったにゃ『友情は見返りを』」

上条・土御門・青ピ「『求めない』」

上条「……どこから出てきた」

青ピ「僕ぁ神出鬼没やでぇ」

土御門「カミやんまた徹夜だってにゃ」

青ピ「まーた半角見てたん?」

上条「……いや科学・超能力板」

土御門「いつものとこか」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:15:54.44 ID:5mesW8YVO

上条「……やけに絡んでくる荒らしが居てつい、な」

青ピ「どないや?」

上条「……あぁ、神琴って言うコテだ」

土御門「そいつたまにオカ板にもいるにゃー」

上条「知っているのか!」

土御門「うーん、まぁ都市伝説スレによく食いついてくるってことぐらいしか……」

上条「アイツなんか頭良いんだけど馬鹿っぽくね?」

土御門「あー、なんとなくわかるにゃー」

青ピ「見たことあるわ、物理板でガチ討論してる裏で脱ぎ女のスレに食いついとったで」

上条「……なんでそんなに幅広いんだよ」

土御門「一説には何人も居るとか、どっかの研究機関の教授だ、とか言われてるにゃー」

上条「……本人が都市伝説じゃないか」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:20:57.95 ID:53SdocQrO
美琴さんのコテ酷いww

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:24:14.28 ID:5mesW8YVO

土御門「まぁカミやんにはかなわんけどにゃー」

上条「……なんの話だ?」

土御門「カミやんも都市伝説の一つになってるぜぃ」

上条「なん……だとっ!」

青ピ「あれやろ無理矢理説教するウニ頭の青年」

上条「まさか俺の情報が出回っているとは、至急本部へ連絡しなければ!」

土御門「あぁ、厨二病の説教男の噂だにゃー」

青ピ「みんな『あの厨二病に比べれば自分はマシだな』って改心していくって話やな」

土御門「ある意味、流石カミやんだにゃー」

上条「……俺だ、諜報部は何をやっている! 情報がだだ漏れではないか!」

青ピ「ま、平和やなぁ……」

上条「ええぃ! 言い訳はいい! 早く情報の漏洩を止めろ!」

土御門「ほんと、平和だにゃー……」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:32:58.40 ID:5mesW8YVO

御坂「んー、やっぱりどれだけハッキングしてもネットで見る以上の情報は無いわね」

初春「御坂さん、これ以上は危険ですよー」

御坂「仕方ないわね、接続をカット! 後処理お願い」

初春「はぁ……、またですかぁ」

御坂「また今度お礼はするわ、私には今はまだ探さないといけないモノがあるの」

初春「お礼よりも付き合わされる身にもなってくださいよ……」

御坂「さて、探すわ……、虚数学区そして……、説教厨二男!」

初春「止めた方がいいですよ、なんか殴られたって人もいますし」

御坂「私を誰だと思っているのかしら?」

初春「あ、やば」

御坂「学園都市が誇る超能力者、その第三位」

初春「スイッチ入っちゃった……」

御坂「『超電磁砲』御坂美琴よ!」

初春「そうでしたね」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:44:42.51 ID:5mesW8YVO

御坂「それにしても説教厨二男って何処かで……、気のせいか」

上条「……また、会ったな」

御坂「背後からとは、『幻想殺し』様も堕ちたものね」

上条「……勘違いをするな、貴様が俺に背後を見せただけだ『超電磁砲』よ」

御坂「また性懲りもなく、何の用?」

上条「……貴様に用があるわけではない、俺が探しているのは『吸血殺し』だ」

御坂「『吸血殺し』?」

上条「……知らないのも無理はない、その存在は皆知っていても姿を見た者はいない」

御坂「まさに幻の存在って訳ね」

上条「……そういうことだ、貴様にも情報は無いのだろう?」

御坂「まぁ、ね……、生憎今日は『吸血殺し』の調査じゃないし」

上条「……ふむ、なんの調査だ」

御坂「虚数学区……」

上条「なっ!」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:48:16.07 ID:5mesW8YVO

御坂「やっぱりなにか掴んでいるようね」

上条「……ふん、残念だが俺にも詳しい話は入ってこない」

御坂「くっ、的が外れたか」

上条「……だが」

御坂「?」

上条「……『風斬氷華』」

御坂「かざきり……ひょうか……」

上条「……いずれわかる」

御坂「ま、待ちなさいよ!」


御坂「また、逃げられた……『幻想殺し』上条当麻……」


上条「……また会おう『超電磁砲』御坂美琴」

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 10:36:05.07 ID:5mesW8YVO

御坂「今日も重要な情報は得られなかったわね……」

黒子「またですの?」

御坂「『風斬氷華』……、虚数学区……何か関係が?」

黒子「おやすみなさいですの」

御坂「学園都市の暗部……、逃がさないわ」


御坂「あと、説教厨二男……」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 10:38:15.53 ID:7doFw9fK0
説教!ウニ男

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 10:42:59.44 ID:5mesW8YVO

上条「……嫌な空気だ、空間にテレズマを感じる」

上条「……学園都市で魔術の痕跡が有るとは思えないが」

上条「……ん?」

御坂「またアンタか……」

上条「……御坂美琴」

御坂「つくづくアンタとは縁があるようね」

上条「……こんな夜更けに何を嗅ぎまわっている?」

御坂「さぁ? 誰かさんと同じじゃないかしら」

上条「……貴様が、まさか『天使』を降ろすつもりか? いや、あれは学園都市の人間では」

御坂「虚数学区……風斬氷華……、そしてAIM拡散力場」

上条「……既にそこまでたどり着いたか」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 10:44:59.92 ID:7doFw9fK0
原作の時点で厨二病臭いのにここまで邪気眼臭いとwww

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:04:15.25 ID:QZDl4OqZO
>空間にテレズマを感じる
クソワロタwwwwww


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 10:53:13.33 ID:5mesW8YVO

御坂「そしてついにわかったわ……、『幻想殺し』」

上条「……ほぅ」

御坂「もし、アンタが私の予想通りなら……、はぁっ!」

御坂『翔空雷波斬!(サンダーソード!)』

上条「っ!」

御坂「そう、それが『幻想殺し』の正体……、超能力無効の能力!」

上条「……不幸だな」

御坂「なに?」

上条「……この俺と相対するなんてな」

御坂「……」

上条「……貴様は、本当に不幸だなっ!」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:00:01.99 ID:5mesW8YVO

雷光が走る、学園都市の暗空に


上条「……寝苦しい」

上条「……昨日の『超電磁砲』仕業だな」

上条「辺り一帯全て停電か」

上条「……しかしこれで機関も混乱して俺の居場所がわからなくなる」

上条「悪いことばかりではないな」

上条「……いい陽光だ、布団でも干しておくか」


上条「……べ、ベランダに、何か居るぅぅぅぅぅっ!」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:01:51.32 ID:5qVGAcsx0
まだそこだったんだ・・・

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:03:49.82 ID:7doFw9fK0
まさかインなんとかさんさえも奇想天外な言動をかますのか

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:05:13.23 ID:5mesW8YVO

禁書「……お腹空いた」

上条「お、女の子がベランダに干され、て……、俺は何も、何も知らないっ!」

禁書「お腹いっぱいご飯を食べさせてくれると、嬉しいな」

上条「いやっ! 許してっ! 食べさせるからっ! 食べさせるからっ!」


禁書「変な人のベランダに引っかかった」

上条「食べたら出て行ってくださいお願いします」

禁書「わかったんだよ、私も追われてる身だし迷惑かけられないんだよ」

上条「追われてる……、だと?」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:12:35.53 ID:5mesW8YVO

上条「……どこの機関だ」

禁書「な、なんか急に雰囲気が変わったんだよ!」

上条「……ふむ、その服装は……まさかイギリス清教、必要悪の協会か?」

禁書「えっ! なんでわかったの? この街に魔術に詳しい人間なんて」

上条「……そうか、貴様、名はなんと言う?」

禁書「え、えっとインデックスって呼んでくれれば」

上条「……目録、大層な名前だな、大方魔術書の守り手か何かか?」

禁書「ま、まさかアナタは教会側の人間なのかな?」

上条「……俺は『幻想殺し』上条当麻……、ただそれだけさ」

禁書「『幻想殺し』?」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:14:01.62 ID:QSQVsJha0
中二病ハンパねえw

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:15:33.10 ID:5qVGAcsx0
妄想とリンクしてるのか、本当に知ってる設定なのか・・・

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:18:50.25 ID:5mesW8YVO

上条「……で、貴様の名の由来は?」

禁書「えっと私が持ってる10万3000冊の魔術書に由来してるんだよ」

上条「……データディスクか何かか?」

禁書「ううん、私の頭の中」

上条「……記憶の檻、か」

禁書「そう、私は一度見た物は絶対に忘れない」

上条「……いいだろうインデックス、しばらく匿ってやる」

禁書「それは遠慮しておくんだよ、私を追って魔術師が来るかもしれないし」

上条「……くくく、それこそ願ったり叶ったりだ」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:23:07.71 ID:5mesW8YVO

禁書「で、でも……」

上条「……安心しろ、魔術師如き俺の敵ではない」

禁書「……私と一緒に地獄の底まで着いてきてくれる?」

上条「……愚問だな」

禁書「えっと」

上条「……俺は地獄より深い冥闇を渡り歩く男だ」


上条「……貴様一人守るぐらいどうという事はない」

禁書「か、カッコいいんだよ!」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:33:39.95 ID:5mesW8YVO

ステイル「茶番は……、そこまでにして貰おうか」

上条「……何者だ」

ステイル「その魔導図書館を回収しにきた」

上条「……簡単に渡すと思うか?」

ステイル「なら死ね『Fortis931』!」

上条「……発火能力者! それならっ、『幻想殺し』!」

ステイル「なにっ! 魔法が掻き消されっ!」

上条「今だっ! 喰らえぇ!」

ステイル「っ! おごぱぁっ!」

禁書「あの大きい男の人が壁まで飛んでったんだよ!」

上条「……これが、通信空手の成果だ」

禁書「日本の格闘技凄いんだよ!」

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:41:43.88 ID:s4bsksYLP
説教がない!

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:42:06.57 ID:5mesW8YVO

上条「……さてコイツをどうするか」

禁書「緊縛は日本の伝統的な拷問方なんだよ」

上条「……ふむ、なら縛っておくか」

神裂「その必要はありません」

上条「……仲間か」

神裂「まぁ一応」

禁書「なんか冷たいかも」

神裂「まさかワンパンで気絶するとは……って何言わせるんですか!」

上条「……いったい何故この子を狙う?」

神裂「……この子の為なんです」

禁書「?」

上条「……この子の?」

神裂「その……、此処では」

上条「……インデックス、金出してやるからちょっとマック行ってこい」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:51:19.39 ID:s4bsksYLP
既に好みを把握している・・だと

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:51:52.68 ID:5mesW8YVO

禁書「いいの! わーい」


上条「……さて、貴様は話が出来そうだな」

神裂「心遣い感謝します」

神裂「単刀直入に言いますと、彼女を返しては貰えませんか?」

上条「……何故だ」

神裂「……彼女の頭は魔術書に圧迫され後3日で記憶を消さなければ、脳がパンクしてしまうのです」

上条「……嘘だな」

神裂「残念ながら事実です」

上条「ちょっと待ってろ」

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 11:56:00.75 ID:5mesW8YVO
正直、夜のうちに落ちてると思ってたんで今から出掛ける用事が
帰るのも夜になるんで落として構わないです、中途半端で申し訳ない


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