9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 21:54:24.57 ID:/3TjE26/P

一方通行「ハァ、だりぃなァ……」

一方通行(あいつも研究室におくられちまったしよォ……なんにもすることねぇなァ)

一方通行「あ~あ、退屈だ。なんか飲むか」ガチャッ

一方通行「……コーヒーがねェ」

アリガトシター
一方通行「……なんでだ?数を勘違いしてたか……まあいい」

一方通行「……なんだありゃ」

やよい「もやし、もやしですよー!」

一方通行「……」

やよい「あ、そこのお兄さん!よかったらもやし、買いませんか!」

一方通行「……ウゼェ」

やよい「あっ、立ち止まってくれた!お兄さん、細いですよ?
     もやしでもたくさん食べればおっきくなります!」

やよい「それに、意外と栄養もあるんですよ!どうですか~?」

一方通行「……やっぱいらねェわ」

やよい「え~!一つ10円ですよー!……うぅ、せっかくたくさん手に入ったもやしが」グスッ

一方通行「……チッ」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 22:00:49.02 ID:/3TjE26/P

やよい「あ、買ってくれるんですかっ!」

一方「……ほらよ」

やよい「こ、こんなに!?そ、それじゃあ10個あげます!」

一方「いらねェよ。だからもう帰れ」

やよい「そんな!もらってください!」サッ

一方「俺はもやし嫌いなんだよ。てめェで持ち帰れ。じゃあな」サッ

やよい「あっ!」

一方「……」

やよい「~♪」スタスタ

一方「おいフレンチクルーラー」

やよい「う?」

一方「う?じゃねェ。なんでついてきてるのか、聞いてんだ」

やよい「せっかくなので、お兄さんのおうちでもやしをごちそうしようかなーって」

一方「正気か?俺を誰だか知らないわけじゃねェだろ?」

やよい「え?お兄さんは初めてみましたけど、悪い人じゃなさそうなので!」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 22:13:06.13 ID:/3TjE26/P

一方「ハァ……」

やよい「~~」ニコニコ

一方「俺、もやし嫌いだって言ったよなァ?」

やよい「はい!でも、このもやしはおいしいんですよ?それに、好き嫌いはメッ!です!」

一方「……」スッ

やよい「あっ、待ってください~」トコトコ

一方「……結局ついてきやがって」

やよい「何もないんですね。あ、冷蔵庫失礼します……
     あ、これ使えそう!これと、キッチンお借りしますね!」

一方「借りてる部屋だ、勝手にしろ」

やよい「ふんふ~ん♪」

一方「ったく……なんだってんだ……あいつらの差し金か?いやまさかな……」

やよい「できました~!」

一方「……もやしだけだな」

やよい「はい!でも、味には自信ありますから!」

一方「……ん」ジーッ……パクッ

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 22:19:19.77 ID:/3TjE26/P

やよい「ど、どうですか……?」ドキドキ

一方「……別に」

やよい「……」シュン

一方「普通だ、普通……」

やよい「……」ウルウル

一方「ッチ……普通に平凡に食べれる程度にうまいですぅ」

やよい「ほ、ホントですか!よかったです!」パァ

一方「……」モグ

やよい「~~♪」

一方「……お前、なんであんなとこでもやし売ってたんだよ」

やよい「あ、えっと。お手伝いしたらもやし沢山もらっちゃって。
     それで食べきれないので売ってもう一品おかずになるかなーって」

一方「……せこ」

やよい「あ~!せこいっていいました!?これは、セツヤクって言うんですよ!」

一方「どっちでもいいわ……もやしごとき……まあ、食えるが」ボソッ

やよい「そういうお兄さんは何をしてる人なんですか?」

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 22:34:37.29 ID:/3TjE26/P

一方「俺は……ニートだニート」

やよい「にいと、ですか?」

一方「仕事も何もしないで、やる気も出さず家でゴロゴロしてるやつのことだ」

やよい「へぇ~楽しそうですね!」

一方「これを聞いて楽しいとかいうか普通……」

やよい「私はお仕事してるので、にいとではないです」

一方「帰ってくれ。ここはニートしか入れない」

やよい「そ、そんな!で、でもお仕事はやめたくないし……」オロオロ

一方「……お前の仕事はなんだ?ミスドか?汚い豚の世話か?」

やよい「いえ、アイドルやってるんです!」

一方「……はァ」

やよい「あれ?驚かないんですか?私、これでもアイドルなんですよ~!」

一方「……そうですかァ」

やよい「もう~!どうしてそんなに冷たいんですか!
     もっと笑顔で!あ、そうです!笑顔になる魔法、教えてあげます!」

一方「魔法、ねェ……もう魔法には懲り懲りなんだが、物騒なものじゃねぇなら騙されてやるか」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 22:40:57.43 ID:/3TjE26/P

やよい「それじゃあ右手を上に上げて、手のひらをパーの形に!」

一方「随分と原始的だこと……」

やよい「そしたら私の合図に合わせて、手を合わせますよ!」

一方「何言ってんだお前?」

やよい「せーの、ハイターッチ!」パチン

一方「っぶねェ!急に触んなよ!……って能力はねェか。
    それにしたって腕が折れる……で、元気さんはどこにいるのよ」

やよい「あれ?元気になりませんでした?
     こうすると、気分がパァー!ってなって元気になれるんですよ?」

一方「そうか、そうか。そりゃよかった。一昔前の俺なら、触れただけで笑顔になってたかもなァ」

やよい「今は、ダメなんですか?」

一方「さァな……俺が聞きてェ」

やよい「う~ん、それじゃあ何もすることないんですね?」

一方「まあ今のところはそうだなァ」

やよい「それなら、一緒に来てください!」グイッ

一方「っぅお!だ、だから急に引っ張るんじゃねェ!おい!聞いてんのか!」

――

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 22:57:04.02 ID:/3TjE26/P

やよい「ここです!」ジャーン

一方「……765プロ?」

やよい「はい!私のお仕事するところです!」

一方「……もやし、なんとなく納得したわ」

やよい「え?何か言いました?」

一方「それで?俺をここに連れてきてなんなの?アイドルプロデュースでもしろっての?」

やよい「いえ!あ、でも何かお仕事はあるかもしれないですし、いるだけで楽しいですから!」

一方「ハローワークなのか保育園なのか……」

やよい「それじゃ行きましょう!……おはようございまーっす!」

小鳥「あら、やよいちゃん……と、そちらのは?お客さん?」

一方「……やっぱ中も汚ねェ」

小鳥「ちょ、ちょっとやよいちゃん!」ガッ

やよい「な、なんですか?」

一方「よっこらせぇっとぉ~」ボスッ

小鳥「な、なんなのあのヤンキーみたいな男の子……」ヒソヒソ

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:03:42.92 ID:/3TjE26/P

やよい「もやしを買ってくれた人です!」

小鳥「ま、ますますわからないわ……」チラッ

一方「ア?」

小鳥「あ、あはは~」ニコッ

一方「ババァか」ボソッ

小鳥「なっ……!んですって……?」ゴゴゴ

やよい「う~ん、他には誰もいないんですかぁ……」

一方「アンタ事務員さん?」

小鳥「そ、そうよ……?ババァで悪かったわね!」

一方「なんでこんなちっこいのも使ってるの?どんだけ苦しいの?」

小鳥「苦しいわけじゃないですー!
    君みたいな”ロリコン”がいるから、いい感じに稼げるんですぅー!」

一方「ほォ……やる気か年増……」スッ

小鳥「害悪になるロリコンは駆逐しましょう……ふふっ、お姉さんの魅力をたたき込んであげるわ……」スッ

やよい「ちょ、ちょっと小鳥さん、お兄さんもやめてください!」

小鳥「お兄、さん……?ぶふっ!あはは、ちょ、ちょっとそこまで変態だと思わなかったわぁ!」ケラケラ

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:31:49.78 ID:/3TjE26/P

一方「……喜べフレンチクルーラー。お礼にハンバーグごちそうしてやる」

やよい「え?え?」

ガチャッ

千早「おはようございます」

一方「チッ……なんだよ今度は」

千早「……こっちのセリフなんですが」

一方「……なんだそれ」

千早「……何がですか」

一方「だってよ、ほら」チラッ

やよい「う?」

千早「……あなたまさか」

一方「は?」

千早「ロリコン……ね。胸の小さいのが好きなのは分かったけど、私は無理。お断りしておくわ」

一方「おい。何勘違いしてやがる板。エラそうなこと言ってるけどお前の方が無いからな?」

千早「小鳥さん。この失礼な変態ロリコン野郎はどなたですか?」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:36:12.71 ID:/3TjE26/P

小鳥「私も警察に通報しようか伊織ちゃんに電話しようか迷ってたところなの」

千早「後者にしましょう。このままだとやよい、いえ高槻さんが危ないです」

一方「なんだかにぎやかになってきたなァ……」

やよい「そうでしょ!あ、そ、そうですよね!」

一方「……今更丁寧に話さなくたっていい」

やよい「あ、はい!それじゃあよろしく、お兄ちゃん!」

一方「チッ……」

千早「……」ジトー

小鳥「あ、もしもし?伊織ちゃん?ちょっと事務所に来てもらえる?
    やよいちゃんがロリコンに……ってもう切れちゃった」

一方「……出るぞ」

やよい「え?あ、はい!」

千早「あ、逃げますよロリコン!」

小鳥「大丈夫、伊織ちゃんが直に来るはずよ」

やよい「どうして外に出るんですか?」

一方「……勘だ」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:40:45.46 ID:/3TjE26/P

やよい「……?」

一方「……どけ」

ズガガガガガガガ

伊織「ふぅ、間にあったわね。やよいは大丈夫かしら?」

一方「オイオイ嬢ちゃん。初めましてもなしにそりャないぜ」

伊織「なっ!……ま、まだよ!やっちゃいなさい!!」

ギュオーギューオーギューン

一方「離れんじゃねェぞ……」

やよい「え?あ、うん……」

伊織「ふふふ……これだけやれば……
    ってちょ、ちょっとやりすぎじゃない?やよいに何かあったら許さないんだ……か」

一方「無駄なんだよなァこれが。ていうか俺何かした?」

伊織「嘘……い、一体なんなのあいつ……ロリコンに秘められたパワーがあるというの……?」

やよい「あ、伊織ちゃーん!」

一方「……行くぞ」スッ

伊織「あっ、待ちなさい!!んもう!……何なのよあいつ」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:46:18.00 ID:/3TjE26/P

一方「はァ……普通の町に来たとおもったんだが。ありゃ下手すっと軍隊ひとつ分くらいあったな」

やよい「あの、大丈夫?」

一方「あァ。というか、お前は俺についてきていいのか?」

やよい「あ、うん。みんなとはまた会えるから!」

一方「そうか……ん?」

真「伊織が言ってたロリコンって、この白髪でいいのかな?」

一方「おいおい今度は執事のお出ましか……?」

真「何を勘違いしてるかわからないけど、僕女の子だからね?それより君の方が女の子っぽいじゃん」

一方「……今そんな気分良くねェからその辺にしとけ」

真「うん、やよいを返してくれればすぐ帰るけど」

一方「こいつは別に帰りたいと思ってないが?」

やよい「あ、えっと、はい!真さーん!こっちも楽しいですよー!」

真「くっ……!すでに手なずけているとはあくどい!……そっちがその気なら僕だって容赦しませんよ?」

一方「はァ……またかよ……めんどくせェ」

真「……ハッ!」シュッ

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:51:54.38 ID:/3TjE26/P

一方「……で?」

真「……何?僕の攻撃が、届かない……?」

一方「最近これ、使ってないからさァ。
    一応こいつのお仲間ってことで攻撃はしてないけどォ、計算狂ったら悪いなァ」

真「何かの能力……?そんなこと……ふん!」ドゴッ

一方「あーダメだ。なんかスッキリしないわァ」

真「うわぁ!」ドシャ

やよい「ま、真さん!お、お兄さん!喧嘩は辞めてください!」

一方「いやァ、あいつに言ってくんねぇかなァ。
    女とか嘘ついてるし。有名なアクションスターかなんかだろ?」

真「くっ……僕は、女だぁああああ!」

一方「そうですか、っと」

やよい「真さん、やめてっ!」

真「えっ?」ビタッ

一方「……ぐっほぉ!!」

真「あれ?え、え?やよい?」

やよい「お、お兄さん!だ、大丈夫ですか?」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:56:42.56 ID:/3TjE26/P

一方「ま、まぐれだろ……?それにしてもいいパンチだなァ、俺の知ってるやつといい勝負だ……」

真「い、今の寸止めで……?一か八か……!うおおおおおお!!」

一方「……ふんっ……ごはぁあ!」ドシャッ

真「はぁ、はぁ……や、やった……」

一方「くそ……が……」

真「やよいは、返してもらいますから……やよい、いこ」

やよい「で、でも……」チラッ

一方「……」ジッ

やよい「……ま、また会いにきますから!」ダッ

一方「……はッ、バカか、俺は」ガクッ

―――
――大丈夫ですか?

一方「ん……あぁ?俺は、確かあの男女にやられて……」

あずさ「あぁ、よかった。気が付かれたんですね?」

一方「……誰だあんた」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/13(月) 23:58:19.71 ID:9puCi1ow0
真www

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:00:00.87 ID:o2KeAWAuO
木原神拳体得済みか

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:02:52.59 ID:gCwVn09mP

あずさ「気にしないでください、倒れてるあなたを見かけただけですから」

一方「そうか……だが、もういい」

あずさ「あら、でもひどい怪我……ほら、まだ血が」

一方「やめろ……それに、今俺に触らない方がいい」

あずさ「……そうね。でも、喧嘩もほどほどにしなきゃ、ダメよ?」

一方「チッ……説教かよ」

あずさ「見たところ、男の子、よね?
     何があったか知らないけれど、そんな体で殴り合いなんて無茶でしょう?」

あずさ「まだ、若いんだから。お姉さんに甘えてもいいのよ?」

一方「……ババァじゃねぇか」ボソッ

あずさ「……あらぁ~?何か言ったかしらぁ?」グイグイ

一方「痛っあ!や、やめろ!ふざけんなくそばばあ!
    やめろ、わかった!俺が悪かった!くそ、なんで俺がこんな目にィイ!!」

あずさ「……それじゃ、気を付けてね?」

一方「あぁ……お前みたいなやつに気を付けるとするよ……くそばば……」

あずさ「クソ、なんですって?」ニコニコ

一方「……おねェさん……チッ。じゃあな」スッ

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:15:11.01 ID:xh5peISMP

一方「はァ痛ェあの……ったくよぉこれだから年増は」

一方「……まあ、あいつは別にな。ん?」

美希「ハニー!も、もう!……知らないの!」ダッ

一方「……なんだ?痴話ゲンカか」

美希「……ねぇ、そこの人」

一方「……あ?俺か?」

美希「ずっとミキのことジロジロ見てるけど、もしかしてナンパ?」

一方「……あ?」

美希「ん~かっこ悪くないけど、ちょっとミキは無理かな。もっと男らしい人が好きだから、ごめんなの!」

一方「おい、勝手に進めてんじゃねェよ。胸に無駄な脂肪抱えて自分が可愛いとおもってんのか?」

美希「ちょっと何言ってるかわからないの。でも、写真くらいなら一緒にとってあげてもいいよ?」

一方「……話聞こえてるか、お前?なァ、俺は、別に、お前のことなんて、見てない。わかるかァ?」

美希「ん~なんかこの人と話してると疲れてきちゃったの。
    それじゃ、ミキはハニーにリベンジしてくるの!じゃあね~!」

一方「……」

一方「……なんなんだ今日は」

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:23:06.30 ID:xh5peISMP

一方「……俺はどこに向かってあるいてんだ?」

響「あ~ハム蔵待つさ~!」

一方「……また面倒くさそうなのが」

響「あ、そこの人!は、ハム蔵捕まえるの手伝ってほしいんだけど!」

一方「他当たってくれ」

ハム蔵「チュ、チュゥ!!」

一方「なっ!こ、このネズ公がッ……!んっ、こ、このッ……」

響「あ、あれ?胸が……女の人?」

一方「ちげぇよ!バカかてめェ!!どうみたって膨らんでるの片方だけだろうが!
    てめェのハムスターだろ!早く何とかしろ!」

響「そ、そんなこと言っても……ハム蔵~!出てくるんだ!」

一方「……さっさと外にでねェと、本気でモルモットにすんぞ?」

ハム蔵「ヂュッ!?チュ、チュ~!!」ササッ

一方「はァ……」

響「おぉハム蔵!もう、ダメじゃないか!ごめん、ありがとな!それじゃ!」

一方「……」

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:43:42.51 ID:xh5peISMP

一方「……このまま歩いてたらまた絡まれる気がすんなァ」

一方「……なんか食うか」

ラッシャーイ
一方「……水」

??「らぁめん特盛全部乗せと餃子ちゃーはんセットでお願いします」

一方「あ?」

貴音「何か?」

一方「……いや」

貴音「ふふっ、どれだけ食べるのか、とお思いになったのでしょう」

一方「……」

貴音「私、らぁめんに関しては別腹、とでもいうのでしょうか。これこそ至高なのですよ」

一方「……そう」

ハイ!ゼンブノセトクモリチャーハンとギョウザオマチー

一方「……それ全部一人で食うのかよ」

貴音「えぇ。と言っても、いつもは餃子などは頼まないのですが、たまには食してみようかと」

一方「……そりャようござんすねェ」

109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:48:23.58 ID:xh5peISMP

貴音「……何も食べないのですか?」

一方「生憎と小食でね」

貴音「なりません!らぁめん屋に来た以上、看板に掲げた店主自慢の一杯を平らげて帰るべきでしょう!」

一方「そんなこといったってなァ……」

貴音「店主、この方にらぁめんを。大盛くらいにしておきましょうか」

アイヨー

一方「……お前何してんの?」

貴音「ふふっ、今日は機嫌がよいのです。遠慮なさらずにお召し上がりください」

一方「いや、だからさァ。小食、って言ったの俺」

貴音「大丈夫です、ここのらぁめんは後しつこくなく、
    2杯でも3杯でも楽に入ってしまうのが売り。間食と思っていただければ」

一方「……」

ハイオマチー

一方「……なァ」

貴音「ごちそうさまでした。誠、美味でございました」

一方「……はァ」ズルズル

115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:53:37.78 ID:xh5peISMP

貴音「……どうしたのですか?」

一方「うぐっ……もう、入らねェよ……」

貴音「……残すと?」

一方「だってしょうがねェだろ……勝手に頼んでおいて大盛とか……」

貴音「……のこすと?」

一方「な、なんだよ……」

貴音「残すの、ですか?」

一方「……」ズルズル

貴音「……どうです、美味でしょう?」ニコッ

一方「……」コクッ

貴音「それでは、私は先に失礼すると致しましょう。店主、おあいそをお願い致します。それでは」ガラッ

一方「……」ガタッ

貴音「しっかり、食べてくださいね?」スッ

一方「……。」スッ

貴音「はい。それでは」ササッ

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 00:59:23.52 ID:xh5peISMP

一方「死ぬ……あのらぁめん魔女一体何なんだよ……くそッ」

一方「……で、俺はなんでここに戻ってきてるんだ?」

一方「……バカらし、帰るか……」

お兄さーん!!

一方「……はァ」

ダダダダダ

一方「……お前さぁ」クルッ

亜美「へへーん!どう?似てた?」

真美「へー!これがやよいっちのファンで誘拐犯か!なんか可愛いじゃん!」

一方「……」

亜美「あ、無視!?ちょっと~気に障ったからってそれはないっしょー!」

真美「真美たちだって、一応ロリの方向で売ってるんだよっ!」

一方「……乳臭ェのは無理」

亜美「なっ!ちょっと真美聞いた?」

真美「うん!聞いた聞いた!これはちょっとお仕置きの必要がありますねぇ……」

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:04:40.40 ID:xh5peISMP

亜美「えい!」

一方「は?ちょ、お前ら何してんだよ、おい!」

真美「えっへっへ~意外と軽いじゃんセロリ~!」

一方「なっ!なんでその名前!」

亜美「別に?セクハラでロリコンだからセロリ、悪い?」

一方「……どんな偶然の一致だァ」

真美「それでそれで!確保しましたよ亜美殿!」

亜美「うむ!よくやってくれた!それでは雪歩隊長どうぞ!」

一方「……ん?」

雪歩「……ど、どうも」

亜美「ね!?やっぱり聞いてた通りっしょ!?」

真美「女の子見たいだから、ゆきぴょんにコーデしてもらったらいいかなって!」

雪歩「ん~……」

一方「お、おい……何企んでんだよお前ら……」

雪歩「来たわっ!久しぶりに楽しみぃ!
    ありがとう、亜美ちゃん!真美ちゃん!それじゃあ……変身させちゃいますぅ!」

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:10:51.44 ID:xh5peISMP

一方「……」

亜美「ぶっ……くくっ……」

真美「だ、ダメだよ亜美……んふふっ……」

雪歩「できた……できた!名付けて、百合のように可憐な少女、百合子ちゃん!
    可愛い!ぜひ真ちゃんと……あっ!わ、私ったら!」

亜美「いつも以上にゆきぴょん輝いてますなぁ……」

真美「そ、それにしても……くっくっくっ……」

一方「お前らァ……」

雪歩「で、でもホント可愛いなぁ……
    でも、でも!こんなこと考えちゃう私は、穴掘って埋まってますぅ!!」

亜美「や、やめて……そのかっこで悪ぶられたら、は、腹がぁ!」

真美「や、やばいよ亜美ぃ!真美、こきゅーこんなんでしんじゃうよぉー!あーはっはっは!」

一方「……」プルプル

亜美「あれ?もしかしてお怒り?」

真美「ノーノー、美少女なんだから華麗にセクシーにポーズポーズ!」

一方「……!」カッ

亜美&真美「うわぁああ!……き、消えた!?」

146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:16:06.38 ID:xh5peISMP

一方「次見かけたらあいつら絶対仕留める……くそがァ……」

一方「……もとはと言えばあいつだ。あのもやし野郎に絡まなければこんなことには……」

一方「帰って寝るかァ……」

春香「あれ?」

一方「……」スッ

春香「ちょ、ちょっとそこの……」

一方「あ?なんだよ?」

春香「そ、その……」

一方「あーダメだ。今日はとことんついてねェ……」

春香「……そう、なんですか?」

一方「最初はもやし野郎に絡まれてよォ。
    事務所に連れて行かれたと思ったら年増や板にロリコン扱いされるわ」

一方「逃げてみれば男女に殴られ、ばばあに説教され、
    胸の怪物が絡んで来て、ハムスターにまで嫌がらせされ」

一方「後はなんだ?ラーメン屋に逃げたと思えば無理やり食わされるわ、
    コスプレさせられるわ……何があったらこんな一日になるんだ?」

春香「は、はぁ……」

一方「……って知らないあんたに言ったってしょうがねェよな」

149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:19:47.08 ID:xh5peISMP

春香「でも、そういう出会いって不思議と嬉しくなりますよね」

一方「……は?」

春香「毎日何もなかったら、きっとつまらないと思うんです。退屈な毎日じゃ」

一方「……」

春香「でも、毎日そんなじゃ疲れちゃいますけどね。たまになら、いいんじゃないかって思います」

一方「そんなもんかァ……」

春香「……はい」

一方「……それじゃあな」

春香「あ、待ってください!」

一方「……そういやあんたの用件を聞いてなかったな」

春香「……えっと」

一方「なんだ、はっきり言ってくれ」

春香「私たちの765プロに来てもらえませんか!?」

一方「……ん?765プロ……どこかで……ってもやし野郎の!ってことはお前もか!」

春香「はい。やよいから、ちょうど話が合った時に
    この人は力になってくれるって思ったんです。それで、探してました」

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:22:41.58 ID:xh5peISMP

一方「……俺のことを知らない連中が、そんなことをねェ」

春香「……でも、今話してわかりました。あなたは、悪い人じゃない」

一方「はん、あいつもそんなこと言ってたっけなァ」

春香「……どうですか?来て、もらえますか?」

一方「……残念だが、俺は群れるのは嫌いでねェ」

春香「……そう、ですか」

一方「……退屈になったら、ちょっとくらい遊んでやってもいいがな」

春香「は、はい!お待ちしてますから!」

一方「……ったく。じゃあな」

春香「はい!」

―――

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:28:23.19 ID:xh5peISMP

一方通行「……」プシュー

芳川「戻ってきたようね。どう、気分は」

一方通行「……よくはねェな」

黄泉川「でも、思ったより楽しんでたように見えたじゃん?」

一方通行「そんなわけねぇだろ……」

芳川「やっぱり、小さい子を最初に選ぶのね」

一方通行「偶然だ……」

芳川「それで、この”アイドルマスター”。ちょっとした暇つぶしにはなるかと思ったけど、どうかしら?」

一方通行「……知るかよ」バッ

黄泉川「あらあら、結局ハーレムはあいつには向いてなかったじゃんね」

芳川「……ふふっ、そんなこともないと思うけど」

一方通行「……」

一方通行「……気が向いたら、な」

――お兄さん!

終わり

158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:29:56.22 ID:odnTiuxp0


161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:30:39.01 ID:YzlXYpgZ0


159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/14(火) 01:30:16.89 ID:NXBSx60v0

結局ゲームかなんかプレイしてたってことかコレ