12禁

とある両家の元旦物語2

とある両家の元旦物語1続き


552 :ぐちゅ玉:2010/01/21(木) 10:26:31 ID:1Jyng/Vs

御坂美琴は温かい水で顔を洗っては、冷たいタオルで目を冷やす、を繰り返している。
泣きすぎて目が腫れぼったくなってしまったため、血行を良くする応急処置だ。
当然スッピン状態に戻っている。
「美琴ちゃん、どれだけ泣いたのよこれ…絞ったら水したたりそう」
「うぅ・・・」
詩菜に借りたミニタオルは見事にぐしょぐしょだ。

「まあでもそれだけ泣いて、アタックも成功したし。完全に浄化されたわね♪」
「う、うるさい!」
未だに信じられない。
…いや、あの男は想像以上の肩透かしをしてくる。
油断はできない…けど。
(この部屋でたら、どんな顔したらいいの…アイツの前でどうしたら…!)
とりあえず考えないようにして、バシャバシャ顔を洗い続ける。


他の4人は部屋に戻っている。
案内係が昼食をセットしてくれている。『懐石おせち』というものらしい。

上条がもの珍しげに眺めていると、御坂旅掛が近寄ってきた。
「当麻くん、ちょっといいかな?」
「は、はい」
こ、殺される?
上条がまず思ったのはソレである。
娘があれだけ泣かされてキスまでされて、心安らかなはずがあろうか、いや、ありえない。

自分の両親をちらっと見たが危機感はないようだ。
(とりあえず、大丈夫なの、か…?)
促されて、またベランダから外に出る。

先手必勝。
「す、すみません。娘さんを泣かせてしまいまして。それに…」
「ああ、それはいい。俺は子供の世界には首を突っ込まないよ。正しいと思ったことをやればいいさ」
旅掛は事もなげに言う。
「ただ、君に聞きたいことがあってね。妻たちがいない今しか」
言うやいなや、旅掛は上条の両肩をガシッと掴む。上条は流石にビビる。
(な、なんだーー?)

「こうすれば、君の表情は読み取れるからね」
そう言って旅掛は、ゆっくりと上条に問う。
「私の娘は美琴ただ一人だ。…決して双子じゃないんだが、君はどう思う?」
言葉が浸透するのにコンマ何秒かかかったが、意味を理解すると。
(シスターズ…!)
思い浮かべてしまった。もとより、上条は感情で動く人間だ。表情を作るような器用な事はできない。
「ビンゴ、か。美琴は知っているのかな?」
上条は目をふせる。どう答えればいい?
「ふ、雄弁だな。そうか、あの子も知っているのか…分かった、ありがとう。」

上条が一言も喋れず固まっている。
旅掛は手を離した。
「いつか話してくれる事を願うよ。じゃあ戻ろうか…ああ、あの子には私が勘付いた事は内緒、な」
旅掛は戻りつつ、怒りをある男に向ける。
(許さんぞアレイスター!やはり娘を巻き込んでいたか!)


上条は呆然としていた。
一言も喋ってないのに、全部吸い上げられた。
あんな底知れぬ人が将来、義理の父親になる可能性があるというのか?
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当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ―2

当麻と美琴の恋愛サイド ―幸福の美琴サンタ―1続き


687 :寝てた人 ◆msxLT4LFwc:2010/01/04(月) 01:21:22 ID:ZByKJAmA

12/24 PM8:55 晴れ


上条「お願い事?」

 美琴の隣を歩く上条が聞き返す。

美琴「そうよ。今日のプレゼントはアンタを幸せにする事っつったでしょ。不幸を防いだだけじゃ幸せじゃないから、
    何かアンタ的に幸せになれそうなお願い事を一つだけ聞いてあげるってことよ」
上条「………何だか大盤振る舞いだな」

 既についさっきこの学区のスキルアウトを追い払ってもらったばかりである。

美琴「そんなことないわよ。私が出来ることの範囲内だけだし、私が嫌だったり面倒なら全部拒否するもの」
上条「何だそりゃ?てことは俺が望んで、お前も望む事じゃなきゃ駄目って事か?難問だな」
美琴「そ。だから帰るまでに考えられるように、今言ったわけ。ほんとは最初に言うべきだったかもしれないけど」

 そんな余裕は無かった気がする。

美琴「んで、アンタはどっか行きたいとことかある?無いなら私行きたいところあるんだけど」
上条「うーん。その前にさ」
美琴「ん?」
上条「門限とか良いのか?一応お前お嬢様だろ?」
美琴「一応って何よ……こんな日は寮生が全員で結託するのよ。今日は別の子が何とか誤魔化すし、明日は私が誤魔化すってわけ。
    まぁ12時超えるとさすがにきついけどね。皆寝ちゃうし」

 寮監との全面戦争は正直骨だが、女子中学生にとってクリスマスというイベントはそれほど価値がある物なのだ。

上条「なるほど………ん?てことはクリスマスにこんな風に出歩くのはこれだけか」
美琴「ッ!?………わ、悪かったわねつまんない人間で!明日は昼間に黒子主催のパーティーがあるだけよ」

 パーティーと言っても女の子が集ってわいわいやるだけなのだが。

上条「いやだから何故そこでキレるんだよ」
美琴「あ、アンタだって、よく見るあの小っこいのとか、妙におどおどした紫の子はどうしたのよ」
上条「ん?ああ、あいつらは一応アレでも宗教関係者だからな、クリスマスとか年末年始は猫も手も借りたいほど忙しいんだとさ」

 インデックスや五和が毎年その時期忙しいという訳ではないのだが、恐るべき上条不幸パワーの影響か、
知り合いの宗教関係者は軒並み多忙を極めることになっていた。結果、上条は一人きりとなったのである。

美琴「ふーん。なんか私達一般的な日本人って結構お気楽よね」
上条「んーそーだなー」

 どう考えても一般ではない二人が自覚無しに呟く。

美琴「って、話が逸れたわね。私ゲーセン行きたいんだけど、別にいいわよね?」
上条「ゲーセン~?やめておいた方が良いと思うぞ」

 上条があまり面白く無さそうにそう言った。

美琴「何でよ」
上条「俺と行くと楽しくないからな。切ない気持ちになって終わり。何も当たらないし、お金は飲まれるし、機械は壊れそうになるし……」
美琴「ああ何だ。そんなことか」

 美琴は簡単にその忠告をバッサリと切って捨てた。

上条「そんなことってお前……」
美琴「このゲーセン大好き美琴センセーに任せておけば大丈夫よ。そんな退屈はさせないわ」
上条「いや、俺でなくてお前がつまらなくなるっての。過去の経験からそうなることはもう決まり切ってんだって」
美琴「私は全然これっぽっちも問題ないわよ?」
上条「何ですかーその自信は?何か理由でもあんのか?」
美琴(………アンタと一緒だからに決まってんじゃないのよ。気付け鈍感)

 心の中で叫ぶ。

美琴「要はアンタの変な体質が絡まないもんなら良いんでしょ。当たり外れがない物とか、対戦ゲームとか。最悪私の能力ならチート行為とかできちゃうし」

 美琴は悪そうに笑う。

上条「お前………普段からそんな味気ねぇ遊びしてんのか?」
美琴「してないわよ!………………た、たまにしか」
上条(たまにはやるのかよ………)
美琴「つうか何、アンタもしかしてゲームで私にボロ負けするのが怖いんじゃないの?」
上条「そんな安い挑発に上条さんは乗りませんよー。でもまぁ、お兄さんは心が広いから、お前がきちんとお願いするなら対戦してやらないでもない」
美琴「………まんまと乗ってんじゃないのよ………つかもう着いちゃったんだけど」
上条「え?」

 美琴が指さした方には大きなデパートらしき建物があった。
 クリスマスイブだけあって、それらしいBGMが掛けられ、厚着をした人々がひっきりなしに出入りしている。
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美琴「はむっ」上条「耳を甘噛み!?」1

2 :◆8SCRyfWIbE:2012/02/05(日) 22:24:21.69 ID:2r5L22/S0

キャラ崩壊しまくってます。

上条「はぁ…、今日も補習で帰りがこんな時間に…ってうおぅ!?」

美琴「だきっ」

上条「御坂さ~ん?どこから現れたんですか~?」

美琴「ぎゅぅ」

上条「そんなに抱きしめられると困るのですが…?」

美琴「ぎゅっ」

上条「そういうのは、好きな人にやってあげなさい」

美琴「うるっ」

上条「え、なんで涙目!?」

美琴「だっ!」

上条「あ、逃げた…」
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木山「かむ~とふにゃんにゃん♪」上条「・・・」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14 14:48:57ID:F0aAkyjV0

木山「にゃんにゃん♪」

上条「・・・木山先生」

木山「にゃ・・・・・ん」

上条「・・・・・」

木山「・・・・・」

上条「・・・・・」

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14 14:42:02ID:VIqUqDTqO
うん別に違和感ないな

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14 14:43:24ID:tIaTXQxM0
違和感ねえ
木山先生かわいい

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上条「頼む!御坂!」美琴「な、何よ」2

上条「頼む!御坂!」美琴「な、何よ」1続き


310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木)21:33:35.29 ID:QltMqusX0

~翌朝~

ぴんぽーん!

上条「ふあぁ~……こんな朝っぱらからどちら様ですかぁ~?」

ぴんぽーん!ぴんぽーん!

上条「はいはい、そんなに焦らなくてもいま出ますよ、っと」

がちゃ

美琴「おはよっ当麻!」

上条「み、美琴!?どうしたんだよこんな朝っぱらから」

美琴「いつ来てもいい、って言ってくれたし、来ちゃった」

上条「いや、それにしてもこんな朝に……何しに来たんだ?」

美琴「決まってるじゃない、朝ごはん作りに来たのよ」

上条「え、マジ?」

美琴「そんなことで嘘ついてもしかたないでしょ」

上条「まあ、そうだけど」

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◆新約 とある魔術の禁書目録(16)(2016年8月10日発売)
今度は(お嬢様)学校籠城戦?『エレメント』から、『聖域』を守れ!真冬なのに五〇度を超える異常現象が襲い来る、謎の敵『エレメント』。水着姿の上条は、同じく水着の御坂美琴と『心理掌握』の少女と共に、常盤台中学防衛に挑む……!

◆とある科学の超電磁砲
暴走する美琴の前に立ちはだかる上条当麻と削板軍覇。二人の原石がタッグを組む。
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