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私が投資している唯一のソーシャルレンディング、クラウドクレジットから3月も分配金が入金されました。

償還されたファンドは毎度おなじみの「東欧金融事業者支援ファンド」です。
このファンドですが、為替ヘッジ有りと無しを選ぶことが出来るので毎回どちらを選んだ方が良いのか悩みつつ投資しています。(今まではほぼ気分次第)

期待利回りで選ぶとなると“為替ヘッジ無し”になるのですが、大幅に円高が進んでしまうと高い利回りが吹っ飛んでしまう恐れがります。
逆に“為替ヘッジあり”を選ぶと為替のリスクは下がりますが、ヘッジ取引にかかるコスト分利回りが悪くなってしまいます。

そこで、一度「よーいどん!」で比較してやろうと思い、今回償還を迎えたファンドは両方同額の投資をしてみました。
今回はその結果の確認です。

まず、投資したファンドは次の2種類です。

①【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド 28 号
 募集時の期待利回り6.2パーセント(年率) 投資期間7カ月

②東欧金融事業者支援ファンド 24 号
 募集時の期待利回り7.7パーセント(年率) 投資期間7カ月

投資期間はどちらも2017 年 8 月 21 日~2018 年 2 月 28 日で同じ。
異なるのは為替ヘッジ“有り”か“無し”かの違いのみです。
投資額はそれぞれ2万円でした。

両ファンドとも予定通り満期となり今回償還されました。結果は次の通りです。

①為替ヘッジ有り:分配金20,602円
 実現利回り 5.8パーセント(募集時からマイナス0.5ポイント)

②為替ヘッジ無し:分配金21,215円
 実現利回り 11.9パーセント(募集時からプラス4.2ポイント)

ということで見事、為替ヘッジ無しが勝利を収めました。

今回の為替ヘッジ無し勝因はそりゃあもう単純に為替が効いたからにすぎません。
報告書を見てみると運用開始時に1ユーロ 128.54 円だったのが終了時に130.82 円と円安に振れたため、その結果利回りが期待利回りを上回ったという事です。
これは判りやすいです。

これと比べると「あれっ?」となるのが「為替ヘッジ有り」の方です。ヘッジをかけている割に利回りが期待値を下回ってしまいました。

こちらも報告書を見てみると利回りが期待を下回った理由が書いてあります。
難しいことがズラズラと書かれてありますが、「ヘッジ取引におけるコストの増加とヘッジ担保金にかかわる為替差損」が理由との事。

え、為替差損?ヘッジしてるのに?

もう少し報告書を読んでみると書いてありました。



ヘッジ取引開始時に担保金として営業者に預託した 919,000 円は、当時の為替レート(1 ドルあたり 109.63円)でドルに交換されて預託されておりましたが、分配時点では為替レートが 1 ドルあたり 107.05 円と円高に進行したため、21,627 円(=919,000 円 – 897,373 円)の為替差損が発生いたしました。

担保として預けていたお金をドルで預けているため、ドル円の為替の影響を受けるようです。今回は円高に振れたためその分差損が発生したとの事。

結局は為替ヘッジの有無に関わらず、少なからず為替の影響は出てくるという事みたいです。やはり海外案件は複雑で難しい。(私の頭では、です)

こうして今回為替ヘッジ有りと無しでどうなるのかを実現利回りで比較してみた訳ですが、では、今後どうした方が良いのか?というのが悩みどころです。
今回の分配金も再投資しようと思っているのですが、この比較で結論が出るわけでもなく。。。

ソーシャルレンディングは一度投資すれば償還までの間は、一喜一憂することは無いと思っていたのですが、投資するまでに海外特有の為替の問題を考えないといけません。海外案件特化のクラウドクレジットの場合は、ですが。

これを面倒とか怖いとか考えるのならクラウドクレジットからは撤退となるのかなぁ?
とは言え、私的には今のところ余裕資産の投資で全財産をつぎ込んでいるわけではありませんので、為替の変動も結果が出るまでの楽しみ?と考えて投資を継続したいと思っています。