桂 春蝶オフィシャルブログ

関西若手落語家、桂春蝶が日常を語る日記

ザオラル!やりますよ、大阪で!

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6月に引き続き、7月もお蔵入りネタを復活させる落語会「ザオラル」大阪公演をやります!
今回はもう4年ぶりくらいかな?千日亭で(前は徳徳亭と言ってましたね)やらせてもらいますよ!

対象ネタは「輪違屋?新撰組のお座敷遊び?」というネタです。
ラストが「ああそうなるのか…?」と思える内容なんで楽しみにしておいて下さいませ!

7月9日(土)

<大阪公演>

桂春蝶のお蔵入りネタ復活祭〜ザオラル〜

開演:18時(開場17時半)

出演:桂春蝶「輪違屋〜新撰組のお座敷遊び」他一席 
桂紋四郎

会場:上方ビル3階 千日亭(なんば駅あるいは日本橋駅徒歩3分)

料金:2500円

お問い合わせ/チケット予約:06(6356)6788クリエイティブワンズ 下中

いーっぱい集まってほしいなぁ。
何卒よろしくお願いいたします!!

ベトナム旅行記…番外編

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とても不思議な夢を見ました。
テーブルに僕と父親と、花団治兄さんが座っていて。
僕が父へおもむろに言ったのです。
「親父さん、一度一緒に落語会をしてくださいませんか?何故今までお頼みしなかったかと思うくらいです。何卒親子会をしてください。」
そうお願いをしたのです。

すると着流しに身を包んだ父が急に怒り出して、そこら中に物を投げだしました。
突然の出来事だったので、僕は驚き仰け反ります。
物を次々投げてゆく父の表情を窺いました。
どこか悲哀を帯びた顔つきで自らの感情に振り回されている様な、制御できない自分を恨んでるような。

僕はただただ、どうしたらいいのか分からなくなって、その場に呆然と立ち竦んでしまって。

花団治兄さんが慌てて父親を止めてくれます。

すると少しだけ落ち着きを取り戻した父がこう言いました。
「辞めとけ…お前の名前が傷つくだけや…」と。
その瞬間にハッと目覚めました…これがベトナム最後の朝にみた夢であります。

その夢の意味なんですが、正直いくら考えても分かりません。笑
僕にとってこの啓示とも取れるメッセージは、ポジティブな事なのか?ネガティヴな事なのか?

ものを投げられたり、意味深なこと言われたり、そこは理解に苦しむのですが…。

僕はその事より「親子会をやって欲しい」とお願いできた事。これが何より嬉しかったし、とても暖かい心持ちで溢れてしまったのです。
人生にタラレバはありませんが、これが実現してたなら、どうなってたんだろうなと思いますね。
一緒にやりたかったなぁ、親子会…一度だけでも。

お前の名が傷付くだけや…これ、代が違うだけで一緒の名前なんですが。笑
でも二代目、三代目で、その値打ちが大分違うのは皆様ご存知の事。笑

生意気なクソガキ、叩き潰すぞこの野郎!なのか?
親父一流の照れと皮肉なのか?
そして何故こんな不思議な夢を見たのか??

そしてその日が「父の日」だった事も感慨深い。

異国の地で様々な想いを巡らせる、三代目でありました。

ベトナム旅行記…

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ベトナム旅行記

ハノイ在住の日本語を学んでおられる学生さんお相手に独演会。
結論から言いましょう…笑

ここ10年で一番「スベりました」
全くウケなかったのー!笑

要はですね、落語に使われる日本語が全く分からなかったという事です。笑

日本語はあまりに多様な言葉使いをいたします。
日本語で「わたし」は、英語では「?」…英語ではアイだけ。
しかし日本語は何十種類もの言い方がありますものね。
ベトナムの学生さんは全て「私は…あなたは…彼女たちは…」といった形式的な言葉を使われます。

でも上方落語には
「ウチ、わて、わたい、あて、みども、わし、わい、あっし、麻呂、手前…」七色の「?」が存在しますから、あまりにも難関だった事でしょう

全く笑わない、反応しない、しかしジーッと穴が開くほど凝視してくださってる。
一種異様な空間でしたよ。
まるで暗号解読班の団体が如く、一つでもワードを読み解こうとなされてる鑑賞姿勢。
途中から頭を切り替えて「落語の型を見て頂くぞ!」その気持ちでゆっくりじっくり「ちりとてちん」を、演じさせていただきました。

いやはや、ホンマに色んな事あるよなぁ…

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