第3257回 栃木ロータリークラブ例会
                    
                                場所:栃木グランドホテル
                                天候:曇り
                                司会:高橋達夫さん

〇コロナウイルス感染予防

IMG_0237



〇ニコニコBOX・親睦委員会による
会場入り前の検温とアルコール消毒









〇会長挨拶  福富正浩さん  

D736FDC9-E6DA-489C-AB83-F3C3382BE11D〇お客様の紹介
壬生ロータリークラブ
川嶋 健一ガバナー補佐エレクト
ようこそいらっしゃいました。

〇本日は、コロナ禍の中お集まり頂きましてありがとうございます。会長挨拶とともに、離任挨拶をさせていただきます。後ほど、お時間をいただき、ロータリーを築いた3人の話、ロータリーの歴史について触れさせて頂きたいと思います。
〇この1年間、台風19号、コロナウイルスと大変な中、ご協力頂きましてありがとうございます。

〇例年と違う特殊なケースとして、ガバナー輩出クラブとして、普段の一年間よりいろいろな行事があったのかと思います。その中で皆さん優秀な方々ばかりですから卒なくこなしていただいたことで、無事に成功したと思っています。そして、コロナ禍の中で、3カ月例会が無くなった中で動いてい頂いて、 リモート会議なども実践して、次のステップに移行できたと思います。ご尽力いただいた方々に御礼申し上げます。また、各員会の方々も、優秀な方々の支えられました。いくつものイベントでご協力いただきました。
たぶん、幹事の若色さんが一番忙しかったと思います。事務局の関口さんも一年間有難うございました。
〇ロータリーを築いた3人の話ですが、歴史を学ぶことが、ロータリークラブの理想を身体の中に入れることができると、あるパストガバナーに伺ったので、後ほど話をさせていただきます。
本日も、よろしくお願いいたします。



〇幹事連絡事項  若色トシさん

D0F27175-C9D7-4105-B08E-2330A0D9AA1C〇栃木西ロータリークラブから、6/16古澤丈作記念碑
の清掃したとの写真が送られてきました。報告とともに、回覧夫たします。
当クラブも、7/22に古澤丈作記念碑清掃を行いますので、参加の程よろしくお願いいたします。
〇次年度の国際大会は、6/12~6/16の日程で台湾の台北の予定です。申し込みは、次年度幹事までお願いします。
以上です。






各委員会報告

〇出席委員会 永谷義篤さん
E5337D4C-AF2B-46EA-85BF-3AC98070E60D本日の出席状況
出席率 70.5%

前回 6/17 リモート例会の報告
77.3%

前々回、6/10の修正
メーク1名 出席率 72.1%






〇親睦・ニコニコBOX委員会  白沢敦さん

DD28759B-50B2-434E-B5B1-D4174583D3A6〇川嶋健市ガバナー補佐エレクト
本日は、ガバナー補佐、事前挨拶に参りました。
よろしくお願いいたします。
〇ガバナー 川嶋幸雄さん
多忙な協力ありがとうございました。
〇会長 福富正浩さん
1年間お世話になりました。
〇幹事 若色トシさん
1年間ありがとうございました。
〇渡辺嘉一さん
1年間お世話になりました。

〇小井沼幹生さん
SAA1年間ありがとうございました。
〇嶋田完治さん
アベのマスク届きました。

〇次期幹事 高田弘さん
5AF893B1-D4DE-4077-9170-9702EB4C9D21
〇本日、クラブ協議会開催します。












〇退会の挨拶 渡辺浩美さん

B74E706C-EEC4-4A3C-8744-7D8A553586CA〇6月末をもって、退職に伴い、退会することとなりました。本日、足利銀行のニュースリリースで、人事異動で後任が
発表されます。平成30年の1月に着任して2年ほどですが、お世話になりました。銀行の支店長といえども、サラリーマンの私が、皆様と一緒に、ロータリー活動に関与するという貴重な体験ができました。いろいろと吸収させていただきありがとうございました。
新任の支店長をよろしくお願いいたします。






〇川嶋幸雄ガバナー離任の挨拶
DA5E4AB8-8BCB-4D09-A658-94A3A21CDC2E〇「早いもんだなーって思います。一年半ほど前に、成田空港でかなり人数で鰻を食べに行きました。飛行場の中で、万歳三唱してもらった。たまたま、当時、同期のガバナーエレクトにみられ、羨ましがられました。ひとりひとりが、文字をもって『よ・く・べ・ん・きょ・う・し・て・く・れ・よ』とメッセジをいただいた。
ロータリーを一番知らない人が、ガバナーになるので、何事かと思ったかもしれない。
サンティエゴでタフな勉強会をやった。
そして、ハンブルグの世界大いろいろなことを経験した。非常にためになった。
次期、世界大会は、台湾。是非、出席して、時間をとって、現地をまわることで、勉強するチャンスになる。知らない人と友達になる。


FFF47A97-2F94-49C2-BEFA-92E99DAAC224〇50のクラブに公式訪問でまわってきた。皆様にも忙しいところ、随行していただき、お世話になった。
個々のクラブの例会に参加することで、勉強となった。福島・青森・神戸・金沢にも、足を運んだ。
街を案内してもらい、いろいろな情報を教えてもらった。
〇先日は、栃木RCが、下都賀郡市医師会にフェースシールドを4000枚寄贈した。
2550地区として、ブラジルにフェースシールドを1万送った。日本は、治まりつつあるが、ブラジルなどは、どんどん広がっている。日本のロータリーとして、物を送るのは、タイムリーだと思う。


IMG_0257
〇行事がいっぱいあった。しかし、コロナ禍の影響で中止となった。今は、収束に向かっているが、9月、10月にかけて、心配である。ロックダウンとなったら不都合が出る。PCR検査やワクチン開発も更に進むと思うが、情勢をよく見極めた方が良い。G7もあり、門徒も開かれる。経済情勢をよく見ていたほうが良い。自分として見ているが、
仲間でやるのもひとつの方法だと思う。

以上です。






〇地区幹事 寺内治雄さん
IMG_0266〇皆様のおかげで、地区幹事を務められそうです。実は、来年もう一年、地区幹事の役目がある。
9分どおり仕事が終わりました。これも、皆様のご支援とご協力があったこととと、感謝いたします。

〇皆様ご存じ通り、タイより交換留学生が来て、私は、ホストファミリーとして、8/19に羽田に迎えに行き、受け入れ11月いっぱいまで100日間、女房とお世話させていただいた。非常に良い経験をさせていただいた。
タイ語や英語などスマートフォンで翻訳しながら、会話していきましたが、細かい部分の行き違いなどありました。

カウンセラーにおねがいして来てもらって、溝を埋めてもらった。忙しいところ何度も来ていただいた。
カウンセラーは目立たない仕事なんだと思うが、カウンセラーは、こんな大変な仕事をしているんだと感心した。
感謝しています。そのカウンセラーは、佐山知也さんです。有難うございました。

〇ガバナーの随行員として、佐野ロータリークラブに行った話をします。
私の隣に矍鑠とした年配の方が座っており、「今年のガバナーは見識が非常に高いと褒めて頂いた」最初は、社交辞令かと聞いていたが、いろいろと話していくうちに、社交辞令ではないことがわかってきた。川嶋ガバナーとその地区幹事を務めた私も、輩出した栃木RCを大変誇りに思いました。川嶋ガバナーありがとうございました。皆様のおかげで大過なく務めさせていただいたことをお礼申し上げます。ありがとうございました。

〇地区会計長 佐山謙三さん
IMG_0267〇地区会会計長を務めさせていただきました。
〇寺内地区幹事とパストガバナーが大勢いる諮問委員会・運営委員会に出席させていただいた。
和やかに和気あいあいと話し合いが行われていると、想像していたら、ロータリーを真剣に考える方々なので、激論が飛び交っていた。
川嶋ガバナーに「ご苦労が多いですね」と伺うと「楽しくやっている」と返ってきた。
この辺りに、凡人と違うところを感じた。

貴重な経験をさせていただいたことを、感謝しています。公式訪問の場所でも、人間交流が出来たことも、合わせてお礼申し上げたい。

地区会計長の立場から言うと、いろいろの事業が中止になったが、栃木ロータリークラブは地区に対して大変貢献していることは、間違いないし、皆様にはお世話になりました。
〇11月9日 除幕式が行われた古澤丈作さんの記念碑ですが、

8月には、寄付していただいた方々の名前が刻まれたものが設置される予定です。
宜しくお願いいたします。






〇友地区代表委員長 佐山知也さん

DEDF1AAE-AECF-4EB0-A3C3-525FE55462D2〇ロータリーの友地区代表委員として、3年委員で今年が真ん中でした。
活動内容は、ロータリーの友を全て読んで感想文を提出する。
5月、6月は合併号でしたので、11回目を書き終えてほっとしておるところでございます。
その書いたものを、皆様に披露したいのですが、非公開で、全国38名の地区代表委員の我々とガバナー事務所にのみ届いています。皆様にお見せできないのは、残念です。ロータリ在籍25年の歴史の中で、これほど、ロータリーの友を読んだことが無かった。皆様、いい雑誌でございますので、特に、5月、6月の合併号で、各クラブのコロナ禍の取り組みがわかる。是非とも読んでいただきたい。来年度、あと、一年残りますけど、折角、ロータリーの友に親しみましたので、私は、読ませていただくのを続けたいと思っております。一年間お世話になります。 






〇幹事 若色トシさん

B4C423BC-C095-4DF6-A472-8CB5227216BE〇一年間、本当に有難うございました。
卒なくいろいろとやりたかったのですが、私なりに頑張れるところは、頑張ったつもりです。

青木幹事のときは、幹事補佐をして、私が幹事ときは、誰も補佐がいなくて、来年度の高田幹事のときは、また、幹事補佐になるのかなと思います。
来年も頑張ります。

以上です。




〇会長 福富正浩さん ロータリーの歴史について
IMG_0272〇ロータリーを築いた人達
アーサー・シェルドン、フランク・コリンズ、チェスレイ・ペリー3名の話をします。
はじめに、この3人に対して、いろいろな方が、いろいろなことを言っています。その中で、無難にまとめたつもりです。しかし、非難する人がいると思いますので、気を付けてください。

〇ご存知の通り、RCは、1905年にポール・ハリスが、友人達を誘って設立しました。ポール・ハリスは、『設計者』と言われていますが、シェルドン、コリンズは、RCに『目的を与えた人』と言われています。そして、チェスは、『建築者』と言われています。

シェルドンは、当時として耳慣れない『サービス』の思想を取り入れ、コリンズも同時期に似通った観念を発表しました。




1F8113B7-7012-414E-AA1B-C1AA293C69B8〇シェルドン
1910年、シカゴにおける第1回全米ロータリー大会で、
「他社に対する正しい経営の化学のみが引き合うのだ。経営とは人間的な奉仕の科学である。
『その仲間に、最も良く奉仕する者、最も良く報いられる』
(He profits most who serves his fellows best) と演説。
しかし、ロータリー内外から批判がり、
翌、1911年、『最も良く奉仕する者、最も良く報いられる』
(He profits most who serves best)に変更。
オレゴン州ポートランドにおける第2回ロータリー大会で
『最も良く奉仕する者、最も良く報いられる』が、公式標語として承認された。




IMG_0263

しかし、1977年には、スウェーデンのクラブから『He profits most who serves best』を拒否せよとの案が、規定審議会に出された。否決されたが、
『profits』の意味が、金銭的な利益の功利主義と誤解されやすく、そのため、『profits』は、物理的利潤でなく、『精神的報酬に主眼を置く』と解されるようになった。

2004年には、女性会員ができたため、
『They profits most who serves best』に変更。

2010年には『One profits most who serves best』に変更。

ポール・ハリスは、「シェルドンは、彼自身に関する限りいわゆる精神的な報酬に主眼を置くものである。ただし、彼の目的は、最大多数の人々に最大限の幸福をもたらすことにあった。その最大多数の人々は金銭的利益に多くの関心を持つという事実を承知していたから、この金銭的利益を求める人たちこそ彼が呼びかけたいと望んだ人たちであったのだ」と解説している。

「利益を上げるための経営か、顧客の為の経営か、後者が最終的にはより利益を生む」
つまり、「ロータリーの奉仕哲学は、継続的に利益を得るために基本的な人間関係の原則である」と定義できる。



〇コリンズ
1911年の世界大会中、ポール・ハリスに舟の上で、自分のクラブで採用していた
『サービスだ、利己ではない』 (Service Above Self)と紹介したところ、ハリスから要請され、『超我の奉仕』(Service Above Self)の演説を行った結果、熱烈に歓迎され、公式標語として承認された。

 その後、1989年の規定審議会にて、『超我の奉仕』が利己的でないボランティア奉仕の哲学を最もよく言い表しているとの理由から、ロータリーの第一標語として採択された。

IMG_0245
日本人にとっては、『最も良く奉仕する者、最も良く報いられる』
(He profits most who serves best)の方が、『超我の奉仕』(Service Above Self)より理解できるようである。そこで、米山梅吉さんは「サービスより、自己第二」と和訳した。






〇チェスレイ・ペリー
ロータリーの建築者
国際ロータリーの事務総長を32年間務め週末も休まず、休日も返上し、ただ1回の休暇をとっただけの人。1942年に70歳で勇退した。その間に、ロータリーを広めるために幾千、幾万の手紙を書いた。ロータリーの諸規則や諸手続きを整備し、RI事務局の行うべき諸活動と範囲を組織化した。


チェスの目標は、「全人類がロータリーの理想を受け入れる事であった」彼の理想は、「他人を思い、助けること」であった。そして、「ロータリーは、非独創的な構造であるべきだと固い信念を持っていた」また、「RIは、各加盟クラブの自主性を尊重しなければならない。各クラブは、ロータリーという偉大な輪の一環である」「一つのクラブが、その地域社会ためにサービスを行えば、他のクラブは、その発光の反射を受けて輝くのである」と述べている。
また、チェスは、「クラブよりも、ロータリアン個人の方が更にはるかに重要」と「まずは、個人の能力を毎週一回集まってロータリークラブの例会で勉強して高め、それを、自分の各事業所に持ち帰ってから、その事業所で皆に知らせて、その結果、社会が段々良くなっていく」と考えていた。

1960年2月、雪の降る中、数通の手紙をポストに投函に出かけ倒れ、88歳に帰らぬ人となった。遺言により、彼の亡骸の灰は、シカゴの彼が生まれ、住み、一生涯、働き通したミシガン湖水上に散布されました。以上、ロータリーの歴史をまとめました。
掻い摘んで話をしましたが、参考にして、皆様にも、優秀なロータリアンになっていただければと思います。ご清聴ありがとうございました。


  ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〇ガバナー、会長、幹事、そして、夫々の委員長、委員会の皆さま、1年間お疲れ様でした。

〇至らない点が多々あったかと思いますが、会員の方々や関係者の方々のご協力いただいたことから、一年間、HPを通して活動内容を報告することができました。
御礼申し上げます。有り難うございました。

  クラブ会報委員会 委員長松本篤哉、大澤昌弘、篠崎善雄、松濤孝佳、町田博文