「東日本大震災被災地復興支援おうえんコンサート」
無事終了いたしました。
6月は紫陽花の季節、公園内の紫陽花も準備を見守ってくれているようでした。
主催の「南通りの景観と文化を育む会」阿部会長からの挨拶がスタートです。
本日の参加団体は4組でした。
管打楽器隊まかろん さん
金管五重奏団 謝SHEY さん
竹田バンド さん
そして オトなバンド戸田倶楽部
「南通りの景観と文化を育む会」さんの物販の利益金と、
来場いただいたお客様が募金箱にいれてくださった金額の合計は43,290円
こちらはいつものように 認定NPO法人桜ライン311
様に送らせていただきました。
皆さまの御協力に感謝申し上げます。
そして今回は特別にその「認定NPO法人桜ライン311」の代表理事、岡本翔馬様からメッセージをお預かりし代読させていただきました。
メッセージに感銘を受けた方もたくさんいらっしゃいましたので、許可をいただき、下記に掲載させていただきます。
「市役所南通りの景観と文化を育む会」さま、「オトなバンド戸田倶楽部」さま、そして「東日本大震災被災地復興支援おうえんコンサート」にご来場の皆さま、桜ライン311の岡本でございます。
本来であればお伺いしてご挨拶すべきところですが、遠方のため林野さまにメッセージを託させていただくことをご容赦くださいませ。
私たち桜ライン311は岩手県陸前高田市で東日本大震災をきっかけに設立された非営利団体です。
私たちが事業をしている岩手県陸前高田市は、県内で最も大きな人的被害を被った街です。押し寄せた大津波により1,800名を超える方が亡くなられました。「奇跡の一本松」が有名なので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
震災直後に未曾有・想定外とよく形容されていた東日本大震災ですが、実はそうではありませんでした。震災前に行われていた地質学上の調査では、周期的な津波の痕跡が指摘されていましたが、当時、大々的に注目されることはありませんでした。これは東日本大震災の「後」に広く知られるようになった事実です。2011年8月に私たちはそのことを知りました。「もし、これくらいの津波が来たことがあるという事実を、震災前に陸前高田市に住んでいた人たちが知っていたのなら、こんなに多くの方は亡くならずに済んだではないのか?」それが私たちの率直な思いです。
「私たちは、悔しいんです。」
その思いを共にする市内のメンバー10名で、2011年10月から事業を開始しました。陸前高田市の津波の最大到達地点170kmに渡り、10mの間隔で桜を植樹し、全長17,000本の桜並木を作り、保管し、後世にその意味を語り継いでいく。そして同じような被害の恐れがある地震の時には、その並木より上に避難してもらう。平らな場所に街が形成されることは避けられませんが、人的被害だけは軽減できると考えました。また石碑などではなく多くの方が愛せる「桜」を使うことで、防災・減災の取り組みだけではなく街の景観を含めたまちづくりとしての側面を持たせることができます。桜が当市の地域の皆さまと日本全国の皆さまを繋ぐ交流の装置としても機能していきます。
震災直後から13年半。事業として継続させていただき、24年3月末時点で市内約430箇所に2,252本の植樹を行い、育成の管理を行なってきました。植樹としては11月から12月と3月から4月に分けて実施しており、今までに8,600名を超える皆さまにご参加頂いております。そして年間を通して植樹地の確保と育成管理を行なっております。
当初、勢いでスタートした私たちの事業ですが、今は地域の方だけではなく、日本全国の個人・企業・団体の皆さまと歩ませていただくようになりました。
こうして育つことができたのは皆さまのおかげです。オトなバンド戸田倶楽部さまから最初に当団体へのご連絡をいただいたのは、2015年と記憶しております。コロナの時期もありながら、こうして継続的にご支援をいただいていること大変心強く思っております。本当にありがとうございます。中長期的な事業を展開したい私たちにとって、長く応援いただけることは何よりの励みですし、財産だと思っています。皆さまからいただいたご寄附とお気持ちは、これからもしっかりと成果に繋げてまいります。是非、皆さまでも植樹会や春の花の季節にお越しいただけたらと思っています。
最後になりますが、実は戸田公園は個人的に知ってる場所です。震災前、北区の東十条に住んでいた時に、17号線沿いのアクア&ペットかねだい戸田店さんによく通っていました。春のボートと桜のコントラストがとても懐かしく思います。今度は是非リアルにお話しさせていただける機会がありましたら幸いです。
さて随分と長いご挨拶になってしまいましたが、本日の「東日本大震災被災地復興支援おうえんコンサート」も是非お楽しみいただき、盛会となることをご祈念申し上げてご挨拶とさせていただきます。それでは引き続きよろしくお願い致します。
認定NPO法人桜ライン311 代表理事 岡本翔馬
残念ながら雨のため中止となりました。
そして昨日、3月10日(日)、9ヶ月ぶりとなる「東日本大震災被災地復興支援おうえんコンサート」
無事開催できました。
1組目の登場は「管打楽器隊まかろん」
毎回出演いただいている少人数のアンサンブル・・・だったのに、今回は20人。
人数が増えた分、音の厚みが増しますねぇ。
2組目は「竹田バンド」
このコンサートには初めての登場です。
アコーディオン、ハーモニカ、タンバリンの3人でロックンロール!!
会場を大いに盛り上げてくれました。
3組目は「ザ・レインボーズ・スカイ」
懐かしい昭和歌謡の演奏。
右から2人目のテナーサックスを吹いている方は今年90歳!!!
4組目は「ラ・エスパニョーラの会」
昨年の3月から丁度1年ぶりの登場です。
ケーナ、サンボーニャ等の南米楽器を使ってさまざまなジャンルの曲を演奏。
どこか懐かしく、心が癒される音楽です。
5組目は「オトなバンド戸田倶楽部」
全員が写ってなくてごめんなさい。なにしろ40人近い人数ですから・・。
演奏曲は「鉄腕アトム」「オブラディ・オブラダ」「ひょっこりひょうたん島」
「三百六十五歩のマーチ」「ダンシング・ヒーロー」の5曲
そして最後に出演者全員での合同演奏
もちろん演奏曲はおうえんコンサートらしく「花は咲く」
今回は東日本大震災への募金とあわせて
1月の能登半島地震への募金活動も同時に行いました。
東日本大震災分の募金額は28,166円。「桜ライン311」さんに手数料を差し引き、送金させていただきました。
能登半島地震分の募金額は24,141円。日本赤十字社を通じて送らせていただきました。
皆さまの御協力、大変ありがとうございました。
なお次回は6月を予定しています。
その時には是非また足をお運びください。
ご来場くださった皆さん、いかがだったでしょうか?
お楽しみいただけましたでしょうか?
支援するためにロビー受付けに設置させていただきました。
義援箱にたくさんの方からご支援の気持ちが集まりました。
被災地の方々の生活を支援するため
被災県に設置される義援金配分委員会へ全額送金され
同委員会で定める配分基準に従って
市区町村等の自治体に配分されます。
今回の演奏会もたくさんのみなさんのご協力があって
完成した奇跡の時間でした
本当にありがとうございました
演奏会が終わって、たくさんのお客様をお見送りしました
「懐かしくて楽しかったよ」
「久しぶりにすごく笑いました また来ますね」
「明るい気持ちになったよ生の演奏は良いね」
などなど、たくさん声をかけていただきました
演奏会を企画するとき…
私たち部員がめっちゃ面白くてワクワクできて
お客さんもすっごく楽しめるような…
そんな音楽のある素敵な時間をみんなで共有したい!って思うんです
でも、シロートの私たちには、プロの方々のように演奏だけで
何時間も人を楽しませ満足させることができません。
それでも、みんなで音楽のある時間を最高に楽しみたい
そのために、実行委員たちはアレコレ考えて準備して
戸田倶楽部でしかできない演奏会を目指しています
ステージのみんなもお客さんも楽しそうに笑っている
こんな奇跡の瞬間は、本当にありがたくものすごく幸せなのです
みなさん健康に気をつけてず~っと元気でいて下さい!
そしてまたいっしょに戸田倶楽部の演奏会で
笑って音楽のある時間を一緒に楽しみましょう
これからも、私たち「オトなバンド戸田倶楽部」を
よろしくお願いします
レポートを順番に読めるように
リンクを貼らせていただきますね。
文字をクリックいただければ、そのページへ飛べます。
なつかしの昭和「お茶の間コンサート」レポート1
なつかしの昭和「お茶の間コンサート」レポート2
なつかしの昭和「お茶の間コンサート」レポート3
なつかしの昭和「お茶の間コンサート」レポート完結編
- 今日:
- 昨日:
- 累計: