2006年05月22日

東大生、というくくり@イノウエマドカ

madino


イノウエマドカです。
準備に追われています。
あんま寝てません。
死にそうです。


フカツくんダイチくんのエントリーを読んでいて
私も書きたくなりました。

数年前、うちの学部の苅谷先生が
東大生は、「普通」でいたいと願っている
ということを本に書いてらっしゃいました。
大学名を言うのに躊躇う、とか
フカツくんの書いていた「いかとう(いかにも東大生)」のイメージを脱し、
「意外と普通」なことをアピールする、と言うのです。
(今手元に本がないのですが後でデータ持ってきます!)

最近の東大生はどうなんでしょう。
「いかにも東大生」(まじめ、おしゃれじゃない)のイメージを脱すべく
「普通だよ」と振舞う人が増え、
それが東大生の「普通(大多数)→いかにも東大生」になった
というフカツくんの主張は確かかもしれません。

でも、ダイチくんの「普通って何だよ」という突っ込みも
もっともで、一説によると、東大生は、
「東大生は意外と普通」であることをアピールするが
自分のことは「普通」だとは思っていないんじゃないか
という・・・。
最近東大生は、「東大生って普通だよ」というとき、
自分のことを普通でいたいと願いアピールしているのではなく、
自分の周りの東大生はつまらなくてフツーで大したことないよ
というニュアンスが含まれている気がします。。

一方で、東大自体がファッションになってきていて
(こんなタイトルでこんなブログを書いていて
自分たちのことを棚にあげるようですが)
TVに出るような東大生たちも増えてきて、
東大を売りにした活動が可能になってきているように思えます。

ファッション性が強くなっていくとそういうものに反発する人が
今度は「いや、あんなの一部で、意外とみんな普通に勉強してるよ」と
今度はまじめなイメージを「普通」として
アピールすることになるかもしれませんね。

そのように「東大」という響きが変化してきた今、
私たちは「東大生」を名乗ることに以前とは違った躊躇いを覚え、
それを聞く人たちも違ったイメージを抱くのではないでしょうか。


私が声を大にして言いたいのは、
多くの東大生が「意外と普通」という東大生も、
ファッション性のある東大生も、
やっぱり東大生の一部だということ。

今回この「東大ガイダンス」には70人以上の東大生が参加してくれていますが
モリシタくんの言うように、
ここに書いてくれている人やガイダンスに来てくれる東大生は
ある程度活動的であったり、積極的な人が中心だと思うんですね。
(モリシタくんの言う「前向きな姿勢」があるというか)
だからやっぱり結構偏った情報しか発信できていないとも思います。

それで、そういう「東大生」を名乗った発信をするような
積極的態度がない人が「ダメ東大生」かというととんでもなくて、
一般には目立たない分野で活躍している人が沢山いたり、
ものすごく人間的に魅力的な人がいたりするわけですよね。
だからどうしてもすごく一部のことしか伝わっていない気がする。

結局は東大生なんてひとくくりにできない、
という結論になってしまうし、
そんなの別に東大生じゃなくても、慶應生でも早稲田生でも
日本人でも男でも女でも同じことなんですが、
なにか突出した動きがあるとそれに世間のイメージがひきつけられ、
東大生内ではそれに反する「普通」への動きが強まり
実は東大生自身の東大生に対する偏見につながるような気がします。


もしかしたら、「東大生」というくくりに
一番こだわり、なんとかそれを変えようともがき、
縛られているのは東大生自身なのかもしれませんね。

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todai_guidance at 13:37│Comments(0)TrackBack(0)clip!東大についての誤解 

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