教育学部

2016年06月07日

進学振り分け体験談@マスダケンヤ

こんにちは。教育学部のマスダです。
前回のブログでは、タノサキさんが「レイトスペシャライゼーション」について話していましたね。私はその恩恵に預かった法学部崩れのひとりです。今回はそんな選択を可能にする「進学振り分け」について、体験談中心に語らせていただきます。

○そもそも進学振り分けって何?
東大では2年になると前期の「教養学部○科○類」というくくりを脱し、自らの専門分野に進んでいきます。その際に「個人の希望」(+「点数」)で進学先を決定する制度です。

流れとしては
志望集計(1次・2次)
…各学部学科を選んだ人の人数・点数帯が分かるイベント。ここで進学先の決定をします。センターリサーチと足切り予測みたいなものですね。

内定者発表(1次・2次・再志望)
…実際に内定者を発表します。

とはいえ各学部が科類ごとに枠を決定し、それによって行きやすい・行きにくい・行けない学部があり、だいたいの人は行きやすい学部に行きます。(たとえば、文科砧爐ら法学部の進学には莫大な定員の枠が用意されています。)一方でどの学部もだいたい「全科類枠」を設けていて、興味が前期教養期間で移った人はこの制度を活用することになります。

○私の進学振り分け体験談
私は前期教養時代、文科砧爐暴蠡阿靴討い泙靴拭L渭惜ヽ愽瑤某覆犁に々でした。
法や政治にかかわる授業もたくさんとりました。
将来的には官僚かな、なんにせよ公務員がいいな、とも思いました。

ただ、前期教養の授業をいろいろとやっていくうちに「教育分野への興味」と「法・政治学に対する違和感」が漠然と強くなってきました。教育学部への進学を決心したのは2年春。法学部の専門必修科目をすべて切って教職科目を勉強し、現代教育の現状の理解に努めていました。一方でガイダンスにも足を運び、ちょっと悩んだ結果、教育行政も扱い文犠紊りでも順応できそうという点やフィールドワークの充実に惹かれ、「教育実践・政策学コース」への進学を決心しました。全科類枠で入る点数についてもまあどこかで引っかかってくれるだろう、と楽観的に考えていました。(ふたを開けてみればこの学科、その年定員割れを起こしていました。)
実は個人的にハードルが高かったのは「親にいついかにしてこの選択を切り出すか」でした。当然家族は「文帰法学部→官僚法曹」を期待していた部分があったと思うので。結局両親ともにすぐに理解を示してくれました。有り難い限りです。

かくして、教育学部・教育実践・政策学コースに進学しました。

○今の選択のメリット・デメリット
良かったことは、教育の現状・現場についてより深く学ぶ事ができていることに留まりません。授業を通じてではありますが、「言葉」や「説明」について考えたり、デカルトの「方法序説」の考えに触れたり、それに触発されて岩波の古典(パスカルやウェーバー等)を読み漁ってみたり、という経験は、絶対に法学部進学ではなし得なかったと思います。
また、授業やテストによる拘束が比較的ゆるめであることから、逆に自分で主体的に考えて有意義な時間を過ごす事の難しさを感じたりもしています。

悪かったことは…もう少ししたら見えてくると思います。現状で強いて言えば、はじめのうちは人間関係の形成に苦労したところでしょうか。正直文靴僚乎弔涼罎吠賢気単身突っ込んでいくのは勇気が要りました。(今は学科民同士、仲良くやっていますよ。)

こんなところで今回は筆を置きます。長々と自分語りにおつきあいいただきありがとうございました。
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2016年04月01日

「サークルについて」@マスダケンヤ

 ご無沙汰です。正式に教育学部3年になれたようです、マスダです。

 さて、新入生の皆様はもうすでに色んなサークルに勧誘されたかと思います。今回はそんなサークルのお話です。(中高生の皆様は、大学入ったらこういう活動があるのか、というイメージをもっていただければと思います。)

○サークルとは?
 ざっくりというと課外活動です。大まかに分類すると
・運動会…いわゆる大学の部活。練習も拘束も厳しく、勉強との両立はなかなか難しい様子ですが、そのぶん大きなやりがいが得られるはずです。あと就職で強いという噂。
・運動系サークル…各種スポーツ。テニスとかのメジャーどころから高校では聞いた事ないようなものまであります。
・文化系サークル…美術、音楽、理科系など分かりやすいものだけでなく、勉強会みたいなのも含まれます。
・学生団体…他の学生や外部に何かを発信するイメージ(?)。国際交流やボランティア等。東大ガイダンスはこれにあたります。
 
 運動会は高校の運動部みたいなのをイメージしてもらえるといいのですが、下3つに関してはちょっと違う点もいくつかあります。
 まず何と言っても拘束がゆるいこと。高校の部活は(とくに運動部は)出る事が義務づけられ、練習も監督も上下関係も厳しい…といった感じだったと思いますが、サークルはそういった拘束が少ない場合が大半です。自分のペースで参加でき、素人でも純粋に楽しめます。学業やバイト等とも両立でき、兼サー(サークルを2つ以上かけもつこと)も余裕でできます。また、インカレサークル(他大学もメンバーに含まれるサークル)というものもあり、ここでは同じ趣味の下で大学や男女、学年を問わず色んな人と交友関係を持てます。そして、ところにもよりますが大学2年で引退という団体も結構あるようです。

 また駒場キャンパスの一角にある学生会館やキャンパスプラザに部室を持っている団体もあります。そこで仲間と一緒にお昼を食べたり駄弁ったりすることもできます。僕もそのために部室に入り浸っていた時期がありました。こういうのもサークルの醍醐味(?)かもしれないですね。

 あと一言。サークルのイメージとして飲みとかウェイとかそういうイメージを持ってる人もいるかと思いますが、そういうのはごくごく一部です。それにサークルといえど学生生活の多くを費やし本気で打ち込めるようなイベント(対校戦とか大きな公演会、ライブ等)が用意されているので、なんだかんだやりがいは大きく、夢中になるものです。

○僕のサークルライフ
 僕は「東京大学オリエンテーリングクラブ(東大OLK)」と、この「東大ガイダンス」の兼サーをしています。

 東大OLKは山の裾野や公園を舞台に、地図とコンパスを使いチェックポイントを回り、そのタイムを競うアウトドアスポーツ・オリエンテーリングのサークルで、週末に山や公園でオリエンテーリングを行っています。もちろん活動は任意参加です。が、僕は純粋に山と走る事が好きなのでこっちをメインでやるサークルに据え、かなりの頻度で活動に参加しています。(もっともっと魅力を語りたいところですが、紙面の都合割愛します。)

 東大ガイダンスの方は同じクラスだったニシカワくんのお誘いで、2年時の駒場祭から相談員として加入しました。こちらにはそんなにコミットしているわけではなく、学園祭での相談員とブログ・記事の執筆を細々とやっています。

 自分はこんな感じにサークルを楽しんでいます。兼サーする場合はどこをメインにしていくのかを考えるといいかもしれませんね。新入生の皆様はまだまだ長い新歓期間、どのサークルでどういう生活を送るのかじっくり考えて、楽しいサークルライフを送ってほしいなと思います。 

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2016年01月19日

「2次試験に向けて」@マスダケンヤ

皆様初めまして。2年のマスダケンヤです。
開成高校出身、浪人して文1に合格し、教育学部教育実践・政策学コースに進学しました。東大ガイダンスデビューは去年の駒場祭からです。
挨拶はそのくらいにして、今回の話題に入りたいと思います。

——
センター試験、いかがでしたか?
今年のセンター国語も愉快な問題(というか注釈?)が見られましたね。
冗談はさておき、東大受験を目指す皆さんにとってこれはあくまで通過点です。来る2次試験に向けてどう勉強していけばいいか、ポイントに分けてアドバイスをしていきたいと思います。

・この時期だからこそ家にこもらないで。
 この時期になると移動時間惜しさに家にこもって一人で集中して勉強するって人がそこそこいますが、自分はやめた方がいいと思います。生活習慣は乱れがちになりますし、独りよがりに陥ったり塞ぎ込んでしまったりする原因にもなってしまいます。
 学校の図書館や予備校に朝早く自習しに行くと決めて行くといいでしょう。生活週間は朝方になります。同じ学校を受験するライバルやその他の受験生が自分より早く来て自分より遅くまで自習スペースで頑張る姿は刺激になります。お昼時なんかに友達と話せば淡々と勉強する苦しさも少しは和らぐはずです。記述答案を友達と見せ合ったり、学校等の先生に見てもらうこともできるでしょう。

・より高いレベルで本番を意識しよう。
 これからの勉強は過去問が中心になってくると思います。ここで常に意識して欲しいのは、常に「本番を意識する」ことです。時間や時間配分、回答順序、点数目標についての本番意識はもちろんのこと、大幅な傾向の変化や難易度の変化が生じたときの対処もシミュレートしてこだわってやるべきでしょう。自分も、現役の年に数学が大幅難化して、数学で稼ぐ気まんまんだった自分は見事に鼻っ柱を折られパニックに陥り実質そこで浪人が決まってしまったという過去があります。それゆえに、いろんな想定をしておくことが大事だと身にしみて思います。
 そしてこの時期、大手予備校で2日間通して行われる本番と同形式のテストゼミがあると思いますが、これは最大限活用してほしいイベントです。「受験前夜にはどんな勉強をして何時に寝る、休み時間をどう使う、1日目終了後にはどんな勉強をする」といった本番前日、当日の過ごし方をシミュレーションできるラストチャンスですので。(別に予備校の宣伝とかそんなんじゃないです)

・復習+類題演習で苦手分野を克服しよう。
 過去問やテストゼミなんかと平行してやってほしい事は「苦手と向き合う」ことですが、チャートレベルから1からやるのではもう間に合わない時期に来ていることは確かです。
 そこでとれる方法は、過去問でつまずいた箇所の「復習」と「類題演習」です。できなかった問題の復習をするのは当たり前だとして、できなかった苦手な分野の類題を、いわゆる25カ年等から引っ張りだして解くのが有効だと思います。自分は英語の英作文がどうしても苦手だったので、東大の英作文だけを過去問演習とは別にたっぷり解き、添削指導もかなり受けました。

・最終手段は近未来の楽しい事を考えること。
 いくら夢のキャンパスライフを描いても、どうしてもモチベーションが上がらないことってあると思います。なぜならどんなに楽しい未来だとしても、それは「遠くて、不確定な未来」だからです。
 ならどうするか。いままで受験で抑えてきた「これがしたい!」を受験終了以降にやる計画を立てればいいのです。友達みんなでディズニー、彼女と水族館デート、一人で電車旅、映画を見たい、一日中本を読んでいたい、録り溜めていた深夜アニメを見たい…なんでもいいです。もう日は少ないですし、(後期試験の勉強に支障がでない程度に)1日だけそんなご褒美日を計画してやれば、そこまでは勢いで頑張れるはずです。

以上、簡単にですが具体的なアドバイス。

最後に精神的なことで一ついうとしたら…
本番の出来・不出来を決める大きなファクターは「自信」だと思っています。
その自信を得るために、今は「今の勉強量、勉強内容で、本番に自信を持って臨めるか?」を、常に自分に問いかけて勉強するのが大切だと思います。これは受験に限らず総てのことに言えるのですが。
これからの1ヶ月は、足りない自信を埋めるため。頑張ってほしいと思います。

拙文におつきあいありがとうございました。
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2015年11月20日

「気分転換の方法」@ハラサナミ

こんにちは!
教育学部4年のハラサナミです。


まず初めに宣伝なのですが、明日21日(土)〜23日(祝)までの駒場祭にて、「東大ガイダンス2015@駒場祭」が開催されます!
参照→「東大ガイダンス2015@駒場祭」開催予告!@ニシカワタカシ
受験勉強の相談から大学生活に関する質問まで、東大生が何でも答えます(^^)
私も相談員として会場にいる予定ですので、都合が合う方はぜひお越しくださいね♪


さて、今回のテーマは、「気分転換の方法」です。

実は、今回このテーマで執筆依頼が来た時、真っ先に頭に浮かんだことは「卒論でやってる…!」でした。

どういうことかといいますと、私は現在、卒業論文の一環として、対人援助職に特有のストレスや疲労反応である「バーンアウト」に関する研究をしています。バーンアウト、というと馴染みがないかもしれませんが、「燃え尽き症候群」と類似するもの、というと聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、教師や看護師といった対人援助職の中でも、特に臨床心理士の方を対象としてインタビュー調査を行っているのですが、疲労やストレスへの対処法として皆さんが共通して語ってくださるのが気分転換の重要性なのです。


従来のストレス研究において、ストレスへの対処法は「問題焦点型対処行動」「情緒焦点型対処行動」の2つに大別することができるといわれています。
「問題焦点型対処行動」とは、ストレスの原因となっている問題そのものを取り除こうとする行動のこと、「情緒焦点型対処行動」とは、問題そのものを直接取り除くことができない場合にストレス経験に伴う苦痛を少しでも和らげようとする行動のことを指します。

具体的な例をあげると、職場で苦手な同僚との関係がうまくいかずにストレスを感じている時に、「なぜうまくいかないのか」「どうしたらうまくいくのか」と考えて問題の改善を目指すのは、前者の「問題焦点型対処行動」にあたります。
一方で、同僚とうまくいかないのは相性の問題であり、自分ではどうしようもないことだ、と割り切った上で、仕事が休みの日には運動をしたり趣味に打ち込んだりして気を紛らわすよう努めるというのは、後者の「情緒焦点型対処行動」となりますね。

気分転換は、この「情緒焦点型対処行動」と似た性質を持っていると思うのです。




さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから今回のテーマである「気分転換の方法」についてのお話に入りたいと思います!

先ほどは仕事の中でのストレス対処法と関連づけてお話しましたが、受験生のみなさんは、もちろん勉強における気分転換ということになりますね。

私自身が受験生だった頃実際にやっていた気分転換法としては、大きく分けて勉強の中での気分転換勉強以外のことをする気分転換の2つがあります。



まず、勉強の中での気分転換についてです。

気分転換と聞くと、勉強から離れて気持ちをリフレッシュする、という印象が強いのではないかと思うのですが、この時期になってくるとやるべきことも増えてきますし、勉強以外のことをするのは不安である、という方もいるのではないかと思います。かくいう私もそうでした(._.)


そこで、勉強から離れることなく気分転換をするために、複数の科目にバランス良く取り組む、ということをやっていました。

私は1日中同じ科目に集中して取り組んでいるとだんだん飽きてくる上、別の科目のことが心配になってくるタイプだったので、なるべく毎日全ての教科をバランス良くやるようにしていました。そうすると、必然的に科目を切り替えながら勉強することになるので、それがある種の気分転換につながっていたのではないかと思います。

また、意識的に好きな科目と苦手な科目を交互にやるようにしていました。
例えば、午前中は世界史(好き)→数学(苦手)、午後は日本史(好き)→英語(ふつう)、といった感じで進めると、頭も切り替わるし、数学のできなさに落ち込んだとしても前後に得意な歴史を配置しておくことで「全科目できないわけじゃない!歴史はできてるんだから数学もまた頑張ろう!」とすぐに自己肯定感を高めることができたので、精神安定上も良かったです。笑


他には、どの教科においても音読する、ということも効果がありました。
英文や古文・漢文にとどまらず、現代文の問題文や数学の解法まで声に出して読むことで、見る・読む・話すを同時にやることになるからなのか、頭がハッキリとし、気持ちが切り替わる感覚がありました。
ただし、あまりに大きな声で読んでいると、家族に多大な迷惑をかけるので注意です。笑



次に、勉強以外のことをする気分転換法についてです。


こちらはいわゆるリフレッシュや、勉強と息抜きとのメリハリ、といった話になりますね。

私は集中力が長時間持続する代わりに一度切れてしまうと再び集中するには時間がかかるタイプだったため、こまめに休憩を挟むのではなく、食事の前後などといった決まった時間にまとまった休憩時間を取る、というスタイルで勉強するようにしていました。

そして、その時間に何をしていたかというと、基本的には自分の好きなことをしていました。
具体的には、映画鑑賞サッカー観戦です。
この2つには、(私にとっては)多くの共通点がありました!

1つ目は、受動的に楽しめる、ということです。
私が意識的に気分転換をしよう、と思うのは、たいてい集中力が低下しており、心身共にかなりエネルギーを消耗した時だったため、なるべく頭にも体にも心にも負荷がかからないことを欲していました。
その点、映画もサッカーもDVDを借りるなり試合を録画するなりして家で1人で楽しむようにしていたので、家から出なくてもよい+自分で読み進めていかなければいけない読書などとは違い、ただぼーっと観ているだけでいつの間にかその世界観や臨場感に引き込まれていく、という点において、比較的負荷をかけることなく受動的に楽しめるものだったのです。

2つ目は、時間が決まっている、ということです。
映画の上映もサッカーの試合も、だいたい2時間前後あれば終わるものが多かったので、テレビを見たり読書をしたりしているとつい時間制限なくダラダラとしてしまいがちだった私にとって、大枠の時間が決まっているのはメリハリをつける上でとても良かったなと思います。

3つ目は、受験対策にもなる(かもしれない)、ということです。
気分転換が重要とはいっても、やはり完全に勉強と関係の無いことをしていると、「こんなことをしていて本当にいいのか」「こんなに遊んでいたせいで入試に落ちてしまったらどうしよう」といった不安が拭い去れないこともあります。
そう思っていては、せっかく楽しいことをしていても楽しめ切れず、どこかモヤモヤしたままになってしまうので、うまくリフレッシュすることができませんよね。
なので私は、例えば映画なら洋画を字幕版で観ることで英語のリスニング対策になると考えたり、サッカーは欧州のリーグ戦を観ることが多かったため、スペインやイギリスの地理や歴史的背景に詳しくなることで世界史対策になると捉えるようにしていました!

今から振り返ってみると、入試に直接役立ったかどうかは定かではありませんが、確実に自分の中の教養の一部にはなっているんじゃないかなと思います。


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(左)高校時代に最もよく観た一本『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』。これを繰り返し観る中で、英語のリスニング問題への苦手意識が少しずつ薄れていったような気がします。
(右)スペインサッカーリーグ伝統の一戦クラシコ(レアル・マドリード VS FCバルセロナ)。その背景には、スペイン内戦から残る中央政権とカタルーニャ地方との政治的対立があるとも言われています。


この2つ以外にも、もう少し自分にエネルギーがある時には家族や友人との歓談や、近所の散歩(日曜日に近くの公園でひたすらぼーーっとしたり、小学生と一緒にボールで遊んだりしたこともあります笑)といったこともちょうどいい気分転換になりました。
また、私は疲れると体に出るタイプだったので、湯船に長くつかる、柔軟をする、冬場にあたたかいココアを飲む、といった体へのケアの時間も重要だったなと思います。




さて、ここまで私自身の気分転換法について書き連ねてきましたが、大事なこととしては自分のタイプを把握し、それに合わせた気分転換を心がけるということではないかと思います。

自分は集中力がどれくらい持続するのか、どんな生活リズムが合っているのか、疲れが体や心にどうあらわれるのか、何をしている時が一番楽しいと思うのか・・・。
そういった自身の特性を把握しておくことは自己管理能力につながり、それは受験期だけでなく、大学入学以降もずっと役に立つことだと思うのです。



それでは長々と書いてしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです(^^)
皆さんも、ぜひ自分に合った気分転換の方法を見つけて、適度に息抜きしながら受験勉強を乗り切っていってくださいね♪

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2015年09月18日

「ご自由にどうぞ、執筆者さん」@オオタキタツヤ

東大ガイダンスブログをご覧のみなさま、こんにちは。教育学部4年のオオタキと申します。

さて、今回のテーマですが、「自由に書いてみる」。
ある日、私がブログの運営者に「誰か指名して、書きたいこと自由に書かせてみれば」と言ってみたところ案の定言いだしっぺである私にとんできた、というわけです。そりゃそうですね!
「自由」とは、重要であることに間違いはないけれど、いまだにどういうことなのかわからない、非常に厄介な概念です。
そんなわけで、今回は、「○○について」と限定することはせず、思いつくままに書いてみましょう。まずは、引用から。

今日は実験だから、てきとうに座って五人で一班を作れ。先生が何の気なしに言った一言のせいで、理科室にはただならぬ緊張が走った。てきとうに座れと言われて、てきとうな所に座る子なんて、一人もいないんだ。ごく一瞬のうちに働く緻密な計算―五人全員友達グループで固められるか、それとも足りない分を余り者で補わなければならないか―がなされ、友達を捜し求めて視線同士がみるみるうちに絡み合い、グループが組まれていく。

これは、綿谷りさ「蹴りたい背中」の冒頭部です。私は「計算」のうちに、たとえば、いつも一緒の6人グループのうち誰をハブればいいのか、といったものも含まれると思うのですが。
いかがでしょう。心当たりのある方も、ない方もいるでしょう。しかし、ここには、教師という「権威」がいなくなり、「自由」になった途端、何かが剥き出しになります。自分に自信のない人は、先生によって決められた場のほうが楽でしょう。「自由」とはそれだけ、重荷でもあります。『自由からの逃走』という本もあるようにね。完全な「自由」が達成されたところは、剥き出しの暴力が支配する、非常に抑圧的な場となるでしょう。しかしもちろん、「自由」を否定することなどできないし、すべきでもありません。ここで出てくるのが「義務」「責任」という考え方です。
 「義務」「責任」というと、何だか上から、社会からおしつけられるようなものに聞こえますが、まず「義務」とは、「他者の権利を守る義務」にほかなりません。「○○としての義務」「義務を果たしてこその権利」といった説教を好む人は多いですが、私はそうした言い方は気にくわない。他者を尊重することを自らに義務付けること、これが「義務」ですね。
「責任」もそうで、英語ではresponsibility。これはresponse+ability、「応答可能性」です。他者に応じること、という意味です。「応じる」といっても、何かしてくれたからお返しするとか、「交換」の原理ではなく、見も知らない、何の利害関係もない人にたいし、「どうしたのですか」と声をかけること、気にすること。「自分のしたことに責任をとる」という物言いはありふれていますし、間違いだとは思わないが、倫理的ではない。ただ、「その人がそこにいる」というだけで、自分に何ができるのか、というやむにやまれぬ思いを抱くこと。これもまた、立派な「責任感」だと思うのですが、いかがでしょう。
自らに何かを課すこと―これは、何らかの利益を得る手段ではないはずですね。「個人の自由」の名のもとに暴力を正当化することも、他人の言いなりになるでもないことは、どこかで、「気高さ」とでもいうしかないものにつながっているとは、思えませんか。「自律」(✕経済的「自立」)とは、こうして、自分で自分に規範を課そうとすることではないでしょうか。
「合理性」―相手を「役に立つ」という理由で認めたり、「利用」すること―を超えて思考することが、人間にはあるはずなのですが、そうした思考はいま、覆い隠されていませんか。人を助けようとすれば、下心があるといわれたり、「人にかまうな」と言われたりする。これでいいのだろうか、という思いが、私は常にあります。

かなり難しい話をしてしまいました。何よりも、普段私たちが当たり前のように感じ、行い、その結果排除されている者に目を向ける―これは、真に「知的な」人にしか許されない、まさしく特権だと思います。疑う冷静な心と、「誰かのために」という熱い心、これを併せ持つ人間になりたいものですね。

ところで、私は「教育学部」だと申しました。上記の内容が、「教育学」なのかは分かりませんが、実は、「教育」に何が関係あり、何が関係ないかは、決して決まっていないのです。学校の制度をあれこれするだけが「教育学」ではありません。私はこうして、人が生きることを倫理的・思想的に考えています。
「教育」に限らず、思いがけない気づき、考え方が、世界にはいくらでもあるはず。よく「主体的」なことが良いとされますが、「主体的」であることはときに、自分が考えてもみなかったことへの感受性を失わせてしまいます。たまには、受け身で、オープンな心をもって、他者に接してみるといいかもしれません。きっと、「自由」になれるような気がします。


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2015年08月11日

「大学の試験(後期課程編)」@コバヤシヒカル

こんにちは。教育学部3年の小林ひかると申します。
1年の頃から、相談員として行事ごとにちょくちょくこの東大ガイダンスに関わらせて頂いております。
先日のオープンキャンパスにも参加させて頂いたのですが、お話した来場者の皆様がそれぞれしっかり自分なりの目標や東大への思いを持っているのがひしひしと伝わってきて、なんだか自分が受験生だった頃を思い出してしまいました。もう3年も前かと思うと、時の流れって本当に早いものだなと感じます。
それに比べて現在は… 試験やらレポートやらを乗り切った反動でだらけきっております。
「来年の夏休みは就活三昧になることを考えると、だらだらできる夏休みも今年が最後かぁ〜…。」なんて言い訳してますが、これじゃダメですね(´・ω・`)

さて、本題に入りますと、今回は「大学の試験(後期課程編)」というテーマでお話をさせて頂きます。私は教育学部教育心理学コースという、主に発達心理学や臨床心理学を学ぶコースに属しています。後期課程の試験や授業は、文理や学部、コースによってかなり異なっており、今回の記事では自分の属するコースのことについてしかご説明出来ないことをご了承ください。他の学部の方のお話(数個前の法学部のフクオカさんの記事など)と読み比べてみると面白いかもしれません。


教育学部では、試験ももちろんあるのですが評価方法がレポートやプレゼン発表の授業も多いです。また、私の属する教育心理学コースでは実習も行われます。例えば、必修科目である一般実験という授業では、実際に自分たちで質問紙を作成して実施・解析をしたり、OBさんやOGさんのお子様にご協力頂いて知能検査をとったりといった実習をします。他の授業でも実際に臨床現場で使われている技法(認知行動療法や箱庭療法など)を体験する機会がしばしばあります。
試験は先に述べたようにあまり多くもなくきちんと授業に参加していれば解けるものがほとんどですが、教育学部は学生数が少ないこともあって大人数のいわゆるマスプロ授業は少なく、出席率が評価に加味される少人数の授業が比較的多いので学校に来ないで試験だけ受けて単位をとることはたぶん出来ません(笑)。
また、多くの先生が試験期間ではなく授業の最終回に試験を実施することも教育学部の特徴です。お、これは皆よりちょっと早く試験終わって夏休み突入か!?と期待していたのですが、残念ながらレポートや課題が山のように出て結局しばらくは試験が終わっても全然一息つけませんでした・・・(^▽^;) もし、これを読んでいる受験生の皆様が将来教育学部に進学したら、夏休みをいち早く満喫するためにもレポートは早めに片づけることをおすすめします。(役に立たないアドバイス!)

なんだか後期課程の試験についてあんまり伝わらなかった気がしますが、どうかお許し下さい…!
ではでは皆様、暑い日が続いているので熱中症には引き続きお気を付け下さい。
以上、コバヤシヒカルでした。

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2014年12月09日

「私の文理選択・科目選択」@ハラサナミ

こんにちは!
教育学部3年のハラサナミです。

無題

このブログを書くのは7月以来なので、約半年ぶりですね。
最近は、もっぱらインド映画を観ています!左の写真は、渋谷で開催されたインド映画祭で出会った、ゆるキャラのナン子さんです♪

インド映画、というと歌って踊る陽気なイメージが強いかもしれませんが、最近はアクションからヒューマンドラマまで幅広いジャンルの作品が上映されており、非常に熱い盛り上がりを見せているのです!
情熱的な内容の作品が多いので、観ているだけで冬の寒さも吹き飛びます(笑)









さて、前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「文理選択・科目選択について」です。



まず、文理選択についてです。

私は、【文科三類→教育学部教育心理学コース】という経歴を見れば一目瞭然かと思いますが、文系選択でした。
なぜ文系を選んだかというと、単純に興味があったのが文系科目だったからです。

高校時代を振り返ると、
・好きな教科:世界史>日本史>国語
・嫌いな教科(実技除く):物理>生物>数学
(ちなみに、実技を入れると体育がぶっちぎりで嫌いだったのですが、それはおいておきます。笑)
という感じで、ここから文系を選んだのは当然の結果だったといえます。

好きな教科ほど成績も良く、大学でやりたいことを考えた際にも歴史や文学、心理学など、文系寄りの学問であったため、高1の冬に学校のカリキュラムを選ぶ際に、少しも迷わず文系カリキュラムを選択したのを覚えています。


基本的には、自分の興味・関心、将来やりたいこととの関連性から選ぶとよいのではないでしょうか。


ただし、大学での学問は文理融合的である場合も多いです。

例えば、私が現在学んでいる心理学では、データの統計的処理を行う際に数学的知識が必要となりますし、脳の働きを学ぶ際には生物や化学の知識があると理解が早いです。

また、私が心理学科に進んだのは「心理的問題を抱える人のサポートがしたい」と考えたからだったのですが、臨床の現場には、精神科医として医学の分野からも携わることができる、ということは大学入学後に知りました。
むしろ、本当に現場で働きたいのなら心理学を学ぶよりも、医学部に再入学して精神科医を目指した方がよいのではないか、というアドバイスを教授から頂いたこともありました。
結局、心理学だからこそできるアプローチがあると考えているため今の進路に満足してはいるのですが、高校生の頃もっと文理の枠にとらわれすぎることなく勉強していれば、自分の可能性をより広げることができたのかもしれないな、と感じました。


このように、大学での学問の多くが文理融合的であること文理を超えて学んでおくことで将来の選択肢が広がるということを考えると、文系選択でも理系科目を、理系選択でも文系科目をしっかり学んでおくということが重要なのではないかと思います。



次に、科目選択についてです。

私の選択科目は、
・社会:センター・二次ともに世界史・日本史
・理科(センター):地学
でしたが、これも文理選択の時と同じく、単純に自分の好きな科目を選びました。


社会については、上述の通り歴史が好きだったため迷うことはありませんでした。
初めにインド映画の話をしましたが、私は高校の頃から映画(特に洋画)を観るのが好きで、映画の舞台となっている外国の歴史や価値観に興味があったため、特に世界史の方は勉強というよりもまるで趣味のように楽しく取り組むことができました(^^)

周りを見た感じだと、選択者の多さは、世界史・地理>世界史・日本史>日本史・地理、という順であるような印象を受けます。(統計的に正しいかは不明です…ごめんなさい;)

よく、周りから「歴史が2教科もあると暗記量が膨大で大変そう」などと言われましたが、世界史はたしかにある程度細かい知識が必要とされるものの、東大の日本史は暗記事項はそれほど多くなく(センター程度でOK)、それよりも史料を読み込んで考える力が重視されていたため、特に苦痛に感じることはありませんでした。


また、科目同士で重なる部分も大きいです。
日本国内がこの時代の時、世界各地ではどのようなことが起きており、それがどう日本に影響を与えたのか、というように相互的に学ぶことができるため、勉強しやすかったですし、理解も深まりました。
さらに、歴史を学ぶ上で、各国(各地方)の位置関係や気候、産業、農業の特徴などは非常に重要ですから、地理と歴史も密接に関係しているといえますね。
このように、どの組合せでも内容が重複する部分が必ずあるので、社会2科目というと負担が重いように感じるかもしれませんが、そこまで恐れることはないかなと思います!


ちなみに、歴史の勉強は大学入学後にも非常に役立ちました。
高校時代は「歴史」という大きな単位で勉強しましたが、大学では「法制史」「経済史」「教育史」など、より細かい単位ごとに区切って学ぶことになります。
例えば、私は今学期、教育史や図書館史を学ぶ授業を取っていますが、前提知識として全体の歴史の流れが頭に入っていることにより、教育や図書館といった個別の対象の歴史的変遷を追う際に、自然とその時代背景と関連付けて学べるのでとても理解しやすいです。
なので、歴史学を専攻せずとも、法学部でも経済学部でも教育学部でも歴史の知識は非常に役に立つのです!



最後に、理科に関しても、小学生の頃の夢が宇宙飛行士で、宇宙に漠然とした興味を抱いていたことから地学を選択しました。
(宇宙飛行士になるのは諦めましたが、今年の夏には宇宙博2014にも行きました!)無題宇宙

周りを見ると、文系では生物選択者が圧倒的に多いです。暗記量は一番多いですが、数式があまり出てこないため数学が苦手な人にとっても馴染みやすいのかなと思います。
化学・物理は暗記量が少ないため、元々得意な人にとっては非常にコスパの良い選択だと聞きます。
生物ほど暗記量は多くなく、化学・物理ほど数式も出てこない地学は個人的にとても取り組みやすかったです(^^)



つらつらと書き連ねてしまいましたが、以上が私の「文理選択・科目選択」についてです!
基本的には、自分の興味・関心に従った選択をすれば、点数も後からついてくるのではないかと思います。
また、余裕がある人は大学入学後、そして将来自分が何をしたいかを考えて、それに関連する科目を勉強するといいのではないでしょうか。


それでは、最近寒さが厳しいですが、風邪など引かぬよう気を付けてくださいね!


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2014年07月01日

「本郷を歩く」@ハラサナミ

こんばんは!
教育学部3年のハラサナミです。

このブログを書くのは去年の年末ぶりでしょうか?
最近は、W杯のおかげで毎日寝不足で過ごしています!今日も、ドイツーアルジェリア戦に熱中してしまったせいか、起きたら正午を回っていました!笑


さて、今回のテーマは「本郷を歩く」です。

東大には、主に1、2年生が通う駒場キャンパスと、3、4年生が通う本郷キャンパスの2つのキャンパスがあります。
今回は3、4年生が通う本郷キャンパスをご紹介します!次の記事では別の学生が駒場キャンパスを紹介する予定ですので、そちらも楽しみにしていてくださいね♪


本郷キャンパス、というと、やはり赤門や安田講堂が有名でしょうか。
01
雪の赤門。赤と白のコントラストが綺麗です。


今回は、そんな有名どころをおさえつつ、学生が(というより私が笑)日頃よく使う場所を中心にぶらっと巡ってみたいと思います!

本当は午前中の空きコマでゆっくり巡ろうと思っていたのですが、先ほど書いた通り大幅に寝坊してしまったため、4限後からのスタートです!
バイトまで1時間弱しかなかったため、ちょっと急ぎ足でのキャンパス巡りとなりました。ごめんなさい;


まずは4限の授業の後、教育学部ラウンジからスタート!

教育ラウンジ

本郷キャンパスでは、学部ごとにラウンジといって、学生が自由に過ごせるスペースがあります!
写真ではわかりませんが、コピー機や自動販売機などもあるので便利です(^^)
私もお昼ご飯を食べたり、授業の合間に勉強したり、同じ学科の子と喋ったりとかなり活用しています♪

ちなみに、ほかの学部のラウンジはこちら!
経済学部
KIMG0654
工学部
KIMG0642
学部ごとにけっこう雰囲気が違っていて面白いですね。

ちなみに、工学部のラウンジの横にはスタバが併設されています!
ラウンジで勉強していると、スタバの店員さんが新商品の試飲などを持ってきてくれるとか……なかなか羨ましい環境です!笑KIMG0643





さて、教育学部棟を出てしばらく直進し、左折すると合格通りに出ます!

KIMG0599

昨年度から中止になってしまいましたが、例年合格発表の掲示が行われていた場所です。
左手には学際情報学府の建物や総合図書館、右手には三四郎池があります。



ということで、まずは総合図書館!

KIMG0601

残念ながら建物の中は撮影禁止だったので、写真は入り口だけです;
およそ80年前に造られた建物で、3階まで続く大階段に赤絨毯が敷かれていたり、シャンデリアの付いた部屋があったりと、なかなか荘厳で洒落た雰囲気です。

ちなみに、本郷キャンパスでは図書館も学部ごとに設置されています!

たとえば、わが教育学部はこちら→
教育図書館
教育学部棟の4階にこじんまりと存在しています。自習するスペースも少ないので、勉強するというよりは資料を借りるために使うことが多いです(^^)

ほかにも、文学部の図書館は1〜4階まで資料スペースだったり、医学部の図書館はそれだけで1つの建物だったりと、学部によっていろいろなタイプの図書館があります。
私もまだ全ての図書館に行ったことはないので、いつか制覇したいと思っています♪



さて、今度は合格通りの右手の方に行ってみましょう!

鬱蒼と茂る草むらを抜け、石階段を進んで行きます。右手には弓道場。自主練をしているのか、「ヤー!」など、気合の入った声が聞こえてきます。
KIMG0603














さらに石階段を下っていくと……みえました!三四郎池です!
KIMG0605
青々と茂った木々に、深く濁った水面。しばし時間を忘れて佇みかけてしまいそうです。

ちなみに、この池の正式名称は「育徳園心字池」ですが、夏目漱石の小説『三四郎』以来、三四郎池という名前で親しまれるようになったそうです。
夏目漱石の初期三部作の一作目として有名な『三四郎』、とても面白いのでぜひ皆さん読んでみてください♪時代は明治ですが、東大での大学生活を描いた貴重な作品でもあります!


さて、悲しいことにバイトの時間が迫っている上、早くも蚊に刺されたのか猛烈な足の痒みに襲われたところで、三四郎池に別れを告げることにしました。喧噪を忘れて憩いの時を過ごすというのも、案外難しいものですね。



合格通りに戻ってそのまま直進すると、このようなアーチがあります!

KIMG0607


本郷キャンパスでは、ほぼ全ての建物の外観のデザインにゴシック風の細部とアーチをもつ入口が用いられているため、キャンパス全体の雰囲気に統一感があります。
また、古い建物が多いため(一番古くて約200年前!)重厚感のある建物が多く、東大の歩んできた歴史の重みも感じさせられます。
そのため、こうしてただぶらっと歩いているだけでも、趣深い風景を楽しむことができるのです:-)



さて、このあたりで右折すると、みなさんご存知の安田講堂があります!

KIMG0614


・・・・・・?

え、真っ青じゃん、とお思いになるかもしれません。
残念ながら、安田講堂は現在工事中のため、その全貌を見ることはできないのです;;

本来の姿はこちら→

nec_0185

講堂の前は広場になっており、工事前はここで絵を描いている人も多かったようです。
ベンチでは、本を読んでいる人もちらほら。


そして、そのベンチの近くにはこんな掲示が。

KIMG0618








階段を下りていくと…

KIMG0619








そう、食堂です!

中の様子はこんな感じです。

KIMG0621
KIMG0620

地下1階で食券を買ってから、地下2階で食事を受け取って食べるというシステムになっています。
今の時間でもにぎわっていますが、お昼どきは近所のおばさん方や修学旅行生なんかも来るので、もっと混雑しています!

ちなみに、食堂もほかにいくつかあります。
たとえば、文学部の建物に入っているのがこちら。
KIMG0612
入口が隠れ家みたいになっていて、個人的にお気に入りの食堂です。中には座敷もあり、部活など大人数で利用する時に便利なようです(^^)


さて、メニューを見ているとお腹が空いてきましたが、泣く泣く我慢。


次は、食堂の脇にある生協に寄ってみましょう!


入ってまず目に付くのが東大グッズ売り場。饅頭、クッキー、ワインまであるんですね!

KIMG0630

ほかにも、就活グッズ特集も。

KIMG0635

積まれた履歴書の山を見て、いい加減インターン申し込まなきゃ…と暗澹とした気分になったので、生協を退出。
もちろんおにぎりとかパンとかお菓子とか、その他もろもろもとても充実していますよ!お昼ご飯をさくっと食べたい時とか、筆記用具を書い足したい時とか、いつもお世話になってます(^^)



さて、今度は安田講堂の脇にそれて坂を下っていくと、御殿下という施設があります!

KIMG0629

グラウンドやジム、プールがあり、バスケや卓球、水泳など、自由に運動することができます!
3、4年生になるとサークルを引退したり、体育の授業がなかったりと運動する機会が減るので、運動不足解消に重宝されているようです(^^)

さて、ジムの脇でジャグリングの練習をしている団体を横目に、元来た道へと戻ります。



先ほどのアーチを抜けてしばらく進み、右折したところで工学部のエリアに入ります。
広場の緑がいい感じです。
犬の散歩をしているおじいさん、芝生に横になっている学生、ベンチで楽しげに盛り上がる留学生の集団……。
なかなかのどかな光景でした(´ー`)

KIMG0641

ちなみに、最初にご紹介したスタバ付き工学部ラウンジもこのエリアにあります!


というわけで、正門に到着!

KIMG0650


時間も迫ってきたので、今回のキャンパス巡りはこれにて終了です。


拙い紹介ですが、少しでも本郷キャンパスの雰囲気が伝わったなら幸いです!

まだまだ紹介しきれていない場所もたくさんありますので、オープンキャンパスなどでキャンパスにお越しの際は、ぜひ色々と見て回ってくださいね(*^^*)


それでは、次回の記事もお楽しみに(^^♪


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2014年05月23日

「東大生と友達」@ムラカミユキ

こんにちは!そしてはじめまして。
教育学部3年のムラカミユキです。

先日の五月祭で東大ガイダンスのイベントに相談員として参加したことがきっかけで、今回記事を書かせていただくことになりました。よろしくお願いします。


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←自己紹介も兼ねて。オリ合宿のパンフレットの表紙の絵として描いたものの、結局使われなかった「ラオコーン」


(高校では美術部でした)














さて、今回のテーマは「東大生と友達」です。


あまり文章を書くのが得意なほうではないので、どうしようか……と考えた結果
わかりやすく、Q&A方式にすることにしました。

以下ありそうな疑問・不安点を勝手に想定しましたので、簡単にお答えしたいと思います。(笑)





Q.「高校と大学で友達付き合いはどう変わりましたか?」


A.ちょっとお聞きしたいですが、中学高校では、「ある特定のグループの子と一緒にいなきゃいけない」みたいな雰囲気、なんとなくありませんでしたか?あとは一人にならないように気を付けたりだとか…。
高校まではクラスの役割が大きくて、そこでの人間関係に縛られがちだったような気がします。

でも!!大学生になると自分が属するコミュニティの数は一気に増えます。
(たとえばクラスの他にもサークル・部活・バイト・ボランティアなど)

そしてどのコミュニティを重視するかは人によるので、たとえばサークル活動を熱心にしている人やバイトを一生懸命している人は、クラスへのコミットが減るでしょう。東大にはクラス制度がありますが、必修の授業で会う以外は、他の活動が忙しくて会わないという人も出てきます。

高校までのクラスのような固定した人間関係に縛られないので、自分の居心地がいいように友達と付き合っていくことができるようになります。その意味で、大学はすごく自由な場所。

ただ逆に言うと、自分からどこかのコミュニティに積極的にコミットしていかないと、人間関係が非常に希薄なものになってしまう恐れがありますので、注意が必要です。








Q.「どのコミュニティーに属する人と仲が良い?」


A.私の場合だと、文科3類1,2年で同じクラスだった友達との仲が一番いいです。駒場時代(1,2年生)は、時間的にも余裕があるので一緒にごはんを食べたり遊びに行ったりして仲良くなる機会も多いですし。クラスが解体した今でも、クラスの女子とは結構頻繁に会って近況報告をしたり一緒にごはんを食べたりしています。

その次に仲が良いのは学科の子かな?学科の子とは去年の秋に出会ってからまだ半年くらいしか経っていないので、多分これから仲良くなっていくんだと思います!グループワークが多いおかげでだいぶ打ち解けられるようになりましたけどね。最近は文3時代の友人に授業で会う機会はめっきり減り、代わりにほぼ毎日学科の人と会っています。会う機会が多いほど話すことも増えて仲良くなれるんだと思います。

サークルの子とは会ったら喋ったりはするけれど、特に一緒に遊んだりということはないです。私が結構クラスの人間関係に満足していて、サークルにあまりコミットしてないせいもあると思います。あとはサークルの活動頻度がそこまで多くないこともあるかも。

高校の友人とは、一緒にご飯を食べに行ったり下宿に遊びに行ったりすることがありますが、そんなに頻繁には会っていません。たまに会って近況報告するっていうのが続いています。


そのほか、同じクラスでも学科でもサークルでもないのに仲の良い人はいます。それが文学部の某学科の人たち。(笑)クラスの人や駒場時代に同じ授業を受けていて仲良くなった人がその学科に進んだり、友達の友達は友達ということで友達の輪が広がったりしたことで知り合いが多くなりました。仲良い人とはわりと仲良いです。個性的で変な人(いい意味で!)が多いです。教育学部の私とは本来無関係なはずの学科なんですがね…!(笑)


人によってどのコミュニティーの人間関係を重視するかはかなり異なりますので参考になるかは分かりませんが…、具体的なイメージを持っていただけたらいいなと思います!

DSC04124



←クラスの女子で
イタリア旅行

(2年秋)













Q.「女子校出身で、男子と仲良くなれるか不安です」


A.五月祭のイベントの際も、こういった悩みの声が聞かれました。
が、大丈夫です。(笑)
というのも、男子とうまく話せずに悩んでいる人が周りにいない…。
最初はある程度距離があったとしても、授業で会ったり喋ったりしているうちに慣れるんでしょうね。

私は共学出身ですが、高校時代はどちらかというとあまり男子とは話さないタイプでした。
高校時代はそれでもやっていけたんですが、大学に入るとそうもいかなくて。
(授業中のグループワークやクラスイベント等で話す機会も増えるし、東大生の8割は男子だし)

結局、「男子も女子と同じ一人の人間じゃないか」と、異性としてというより一人の人間として見れるようになって、次第に苦手意識もなくなっていきました。
今では男子とも普通に接することができます。進歩進歩!

それに、男子校出身男子もたくさんいるわけです!彼らにとっても気持ちは同じはず。
東大は別学出身者の割合が比較的高いので、こういう不安を抱えた人は結構いるんじゃないかな。

てことで。不安を抱えた者同士、仲良くなりたいという気持ちがあれば仲良くなれます!!

(女子目線で書きましたが、男子のみなさんは女子と男子を入れ変えて読んでください)







Q.「友達ができるか不安です」


A.うんうん。新たな環境に入るとき、誰もが感じる不安ですよね。
友達はできるので大丈夫、と言ったところで何の役にも立たないでしょう。
ということで、私の話をしましょう(笑)

中高時代は、
「人数は少なくても仲良い友達がいるからいいや〜」、「家に帰ったら家族がいるからいいや〜」
と思ってあまり交友関係を広げてきませんでした。
でも、大学に入学して一人暮らしを始めてみると予想以上に寂しくて。
実家(兵庫県)にもそんなに帰れそうになかったので
大学生の間はもうちょっと積極的に友達を増やしていこうと決意しました。

具体的には、

・誘われたイベントには予定がない限り参加するようにする
(先日の五月祭に相談員として参加したのも、友人に誘われてちょうどその時期暇だったため)
・大学の授業にちゃんと出席する
・友達と過ごす時間を大切にする
・サークルに所属する
・知り合いを見かけたら無視せず挨拶することを心がける
・下宿に友達を呼ぶ

こんな感じでしょうか。

こうして、今まで以上に友達と過ごす時間を大切にして過ごしていたら、自然と友達にも恵まれました!
また、共通の知り合いがいたことで友達の輪が広がることもよくあります。

今では長期休暇くらいにしか帰省しませんが、友達がいるので寂しいと感じることもありません!!
(親にとっては寂しいことかも…?(笑))

控えめな性格であまり自分から話しかけられない人。
積極的に話しかけるタイプの人。
一人の時間を大切にしたい人。
大勢でわいわいするのが好きな人。

大学には今まで出会ったことのないような、本当にいろんなタイプの人がいます。

だからこそ一つ一つの出会いを大切にして、ぜひ大学で素敵な友達を見つけてください♪





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2014年03月21日

大学生活を振り返って@ヒダマナミ

東大ガイダンスブログ♪をご覧の皆さん、こんにちは!
教育学部4年のヒダマナミです。

ブログにお邪魔するのは久しぶりなので、まずは軽く自己紹介を…
出身は千葉県の渋谷教育学園幕張高校(中高一貫)。一年間の浪人生活を経て文科三類に入学しました
「臨床心理士になりたい」という想いから教育学部の教育心理学コースというところに進学し、いわゆるカウンセリングの技法や知能検査などを学んできました。
しかし、臨床心理士という職や自分自身に対する理解が深まるにつれ、「この仕事は自分に向いていないのではないか」という想いが強くなり、最終的には民間企業への就職という道を選びました。

…とまあ、こんな感じで迷走気味な大学生活を送ってきたのですが(笑)、迷走のなかでいつも実感していたのは、支えてくれる家族や友人、恋人の温かさです。
いじめにあっていた中高六年間の記憶は今でも刺さるように痛みますが、そういった経験があったからこそ、いま自分のそばにいてくれる人の有り難さを噛み締めることができます
どんな経験も決して無駄ではなく、傷も心の穴もいつかは他人の痛みに寄り添うための糧となること。
自分のために笑って泣いてくれる人がどんなに貴重かということ。
そんなことをしみじみ思いながら、念仏のように「ありがとう」と言い続けた四年間でした。

この記事を読んでくださっている方のなかにも、「失ったものが大きすぎる」と過去を呪う方がいるかもしれません。
ですが、「失った」という体験それ自体が実はかけがえのない財産かもしれません。
失ったからこそ、その先で得たものを大切にできる。
失ったからこそ、人の痛みを同じ温度で感じることができる。
失ったからこそ、より魅力的な顔で笑い、泣くことができる。
今まで理不尽なことも自分ではどうしようもないこともありましたが、苦悩が苦悩だけで終わることはなく、必ず同時に何かを得ていたのだと、振り返れば思います

大学生活は高校生活よりも遥かに自由で、日の当たる場所で思いっきり笑うことも絶望にどっぷり浸かることも思いのままです(笑)
でも、どう過ごしたところでそれが「失敗」に終わるということはなく、「失敗」に見える体験はいくらでも「成功」に変えていくことができます
後輩の皆さんには、「失敗」を恐れず、「えいやっっ」と勢い良く色んなことへ飛び込んでいってもらいたいなと思います

……
なんだかとっても脈絡のない記事になりましたが……
後輩の皆さんの毎日が輝かしいものになりますように!
私はとりあえず引っ越しを頑張って、なるべくポジティブな社会人になろうと思います

また会う日まで


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