その時点でマジックは5。巨人・広島それぞれの対戦相手と先発予想からして、23日〜25日のナゴヤドームでの対中日3連戦で優勝が決まる可能性は低いだろう。そう考え、大急ぎで観戦希望者の募集をかけ、チケットを買いに向かいました。運よくビジター側のチケットが残っていたので、3塁側内野指定席Cで3人で観戦することができました。
当日、マジックを2にして名古屋から戻ってきた巨人。巨人がDeNAに勝ち、甲子園で広島が阪神に負ければ、優勝が決まります。巨人の先発はDeNA相手に連続で完封勝利を挙げている内海。対するDeNAの先発はここまで11勝の井納です。

1回裏、先頭打者・桑原のショートゴロを坂本がエラーし、内海はノーアウトのランナーを背負います。柳田にバントを決められ、1アウト二塁。ここで、グリエルの三遊間を抜けそうなライナーを坂本がダイビングキャッチ!続く後藤に四球を与えるも、筒香を見逃し三振に斬って取り、ピンチを切り抜けます。
これで調子を上げた内海は2回、3回とも三者凡退に抑えます。
1回から3回まで井納に0点に抑えられていた打線は、4回表、先頭の橋本が四球で出塁すると、暴投と坂本の送りバントで1アウト三塁。阿部はショートフライに倒れるも、アンダーソンが四球を選び、2アウト一、三塁。続く亀井が一二塁間を抜けるタイムリーを打ち、巨人が1点を先制します。村田が死球でなおも2アウト満塁。ここで片岡がセンター前へ2点タイムリーヒットを放ち、3−0とします。
しかしその裏、内海は先頭のグリエルに二塁打を打たれると、1アウト後筒香のタイムリーで1点を返されます。
6回表、この回先頭の阿部がヒットを打つと、アンダーソンがライトスタンド上段へ特大の2ランホームランを放ち、5−1。ここで井納がコーチを呼び寄せ、マウンドを降ります。(肘の痛みのようでした。)2番手のソトから村田がレフトスタンド中段へソロホームランを打ち、6−1とします。
6回裏、3塁側スタンドがざわつきます。阪神が福留の3ランで広島を逆転したという速報が入ってきたのです。このままゲームが進めば、巨人の優勝が今日決まる。そんなことを考えていたところ、内海はグリエルと筒香のヒットで2アウト一、二塁とされると、バルディリスに二遊間を抜けるタイムリーを打たれ、6−2。
7回は両軍とも三者凡退。8回裏、内海は1アウトからグリエルに三塁線を破る二塁打を打たれます。続く後藤から三振を奪うも、筒香に左中間へタイムリー二塁打を打たれ、6−3とされます。ここで内海は降板。138球の力投でした。2番手の西村はバルディリスをショートゴロに抑え、後続を断ちます。
9回表、巨人は無得点。そして迎えた9回裏。マウンドには山口。対するDeNAは代打攻勢をかけるも、石川をセカンドゴロ、梶谷をライトフライに打ち取り、2アウト。ここで、原監督はピッチャーをマシソンに交代。マシソンが投球練習をしている間、甲子園は4−3で阪神リードのまま9回表に入り、2アウトに。マシソンは案の定制球が定まらず、下園を相手に2ボール。一つファールの後、レフト前ヒット。この直後、甲子園で試合終了、阪神が広島に勝利という一報が。ざわめく3塁側スタンド。バッターは桑原。初球ファール、2球目ボール、3球目見逃しストライクで、1ボール2ストライク。4球目を桑原は空振り、三振。ゲームセット。巨人、セ・リーグ三連覇達成!

ベンチから飛び出る選手たち。総立ちの巨人ファン。レフトスタンドから投げ込まれる無数のオレンジ色の紙テープ。

マウンド後方に選手の輪ができ、その輪へゆっくりと向かっていく原監督。

そして胴上げ。去年、一昨年と同じ8回。

喜びを分かち合う首脳陣と選手たち。鳴り止まない「タツノリ・ジャイアンツ!」のコール。そして、原監督・コーチ・選手がレフトスタンドの方へ向かってきてくれます。

皆で万歳三唱。その後、優勝監督インタビュー。

「苦しんだ分、ファンの方にも本当に喜んでもらっていると思います。」「得点力ということに関しては、80年の歴史の中でも、あまり褒められたチームではないと思います。ただし、団結力、あるいはここぞというときの守備力。これは80年の歴史の中で一番強いチームだと思います。」という言葉に、今年の巨人の戦いぶりがよく表されていると思います。そして、原監督が他界した父のことに話を向けられた際、「この横浜スタジアムで胴上げできたのは大変喜んでいると思います。」と声を詰まらせながら言ったのが感動的でした。(感涙するファン多数)
インタビューが終わっても、我々はまだまだ帰りません。一年間で最も楽しい二次会があるのですから。

「今年は絶対日本一!」のコールをして、チャンステーマを歌ったのを覚えています。
全部終わってハマスタを後にしたのは、22時過ぎだったでしょうか。
個人的な話ですが、この日は私の誕生日で、横浜は中高6年間通い続けた学校がある場所です。自分の誕生日に、中高時代応援に通い続けていた横浜スタジアムで、巨人が優勝を決めてくれた、そして自分がそれを生で目撃できたということ。この経験は一生忘れないと思います。一年間会長をやってきた甲斐があるというものです。笑
GFCとしては、昨年に優勝決定の直前の試合と直後の試合のチケットを買ったという悔しい経験がありました。今年こそ優勝決定を見たい、という思いが自分の中にあり、この日の緊急観戦につながりました。一緒に見た仲間が楽しんでくれた(1年生の人は泣いて喜んでいた)のを見ると、観戦を企画して本当によかったと感じました。
最後に、決して楽ではない戦いのなかセ・リーグを制した読売巨人軍、優勝おめでとうございます。そして、ありがとうございました!
☆GFCでの勝敗:14勝6敗
☆次回観戦予定:9/28(日)vs.DeNA@横浜スタジアム




















