襖絵
2008年09月28日
あと3日という昨日に駆け込みで見てきました。夕方だったせいか比較的空いていてゆっくり鑑賞できました。あの独特の赤とブルーの襖絵はインパクトがあります。
襖絵の他に油彩大作やデッサンもたくさん展示されています。デッサンも面白いです。指や足の線がていねいに描かれています。やはり、あの赤とアジアの女性が印象的でした。(N)
田村能里子展
期間:9月29日(月)まで
場所:日本橋高島屋
主催:日本経済新聞社
入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
※ご入場時間=午前10時〜午後7時30分(8時閉会)。ただし、最終日9月29日(月)は午後5時30分まで(6時閉会)。
「タムラレッド」と呼ばれる独特の赤を用い、逞しく生きるアジア女性をテーマに描き続ける田村能里子。
1988年に中国・西安のホテル「唐華賓館」の壁画を制作して以来、壁画50作目となる作品がこのたび完成しました。京都嵐山、臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院「宝厳院」の本堂の再建にあたり描かれた、60mにわたる襖絵です。禅寺の襖絵を女流洋画家が手掛けるのは、初めてのこと。
自然の姿、太陽の光、三十三体の人。「風河燦燦三三自在」と名付けられた本作は、これまでの創作活動の集大成ともいえます。奉納を前に、本展だけでご覧いただける内陣などを含む全58面の襖絵を公開。
油彩画代表作20余点やデッサンとともに、どうぞご観覧ください。(高島屋催し物案内より)