安楽寺境内には弘法大師が修行中に発見したという温泉が今でも湧きだしている。
大師堂の前に温泉井があって、宿坊の大浴場のほか拝殿に手水のような金泉と銀泉がある。
温泉名は「安楽寺谷温泉」で単純泉となっていて、泉質はPH:7.4の重曹泉(炭酸水素ナトリウム・カルシウム)と表示されている。
だが、泉温:19.1℃だし、重曹成分も温泉法の基準を下回っていると思われ、現在は鉱泉といった感じだが、以前は泉温が25℃を上回っていたのではないかと勝手に想像している。
なにはともあれ、宿坊で温泉はありがたいね。
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温泉大浴場は玄関と新館宿泊棟の間に設けられていている。
入浴時間は15:00~21:00(または21:30)で、朝風呂はない。

◎女性用大浴場
女性用大浴場の脱衣場は細長い造りで、混雑時は出入りしにくいかもしれない。
脱衣かごを使うが、大浴場入り口傍に貴重品ロッカーが設置されている。
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女性用脱衣場

脱衣かごの横にパウダーコーナー(?)があってドライヤー(1基)とティッシュが常備されている。
椅子がないので、落ち着いてメイクとはゆかない感じ。
なお、横には手洗い・洗面所(水栓3か所)があるが水のみ。
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浴室は意外に広くほぼ正方形になっていて、3方の壁面にカラン、真ん中に主浴槽(薬師の湯)がある。
浴槽はゆったりと入浴すると5~6人、キツキツだと10人くらいが入浴できる広さ。
温泉は加温循環で薬師の湯としている。
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女性用薬師の湯

浴室の一角に弘法の湯という小さな浴槽があり、源泉かけ流しといわれる。
しかし、浴槽は空で「本日、弘法の湯はお休みです」との看板があった。
ちなみに、他に安楽寺宿坊を紹介している個人ブログを探してみると、そこでも同じ状態。
どうやら、源泉かけ流しでは提供されていないと思われる。
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女性用弘法の湯

カランは12~13か所の規模ですべてシャワー付きで、ボディーソープとリンスインシャンプーが備えられている。
クレンジングやシャンプーなどはお気に入りを持参する必要がある。
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◎男性用大浴場
男性用大浴場も女性用とほぼ同一規模で、主浴槽(薬師の湯)の形状が異なっている。
浴室の広さも、カランの数も十分な規模と思われる。
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男性用脱衣場と貴重品ロッカー(画像右手前)

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男性用主浴槽は壁面に設けられていて、5~人ならゆたりと入浴できる規模。
主浴槽に隣接して源泉かけ流しの「弘法の湯」があるが、女性用と同じく使用されていなかった。
主浴槽は加温循環だが、隅っこにあるツボから温泉がちょろちょろと補給されている。
湯はつべつべしていて、温泉の浴感がある。
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男性性用主浴槽

男性用洗い場はシャワー付きカランが9か所という規模。
ボディーソープとリンスインシャンプが備えられている。
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男性用洗い場

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