東栄町国保東栄病院のblog

地域医療についての生の声を聞いてみませんか?

地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 1116日に第26回まる勉を行い32名の方々に参加していただきました。浜松医科大学医学部附属病院から三原唯暉先生に来ていただき「ロコモ対策をしよう!」というテーマで講演していただきました。

 健康寿命を短くする原因の1位は脳卒中などではなく、運動器障害(ロコモティブシンドローム)です。健康寿命を延ばしたいと思うならロコモの対策をするのが1番です。ロコモになる主な原因は脊柱変形と骨粗鬆症と変形性関節症の3つですので、これらへの対策が大事になります。主な対策は2つで骨粗鬆症の治療と運動(体操)の習慣化です。骨粗鬆症の治療はかかりつけの先生に相談してください。運動は無理のない範囲で膝や腰の周りを動かします。効果的な体操として「足上げ体操」「片足立ち」「スクワット」の3つがあります(詳しい方法が知りたい方は東栄病院へお問い合わせください)。この体操で体を支える大腿四頭筋や大殿筋、腸腰筋を刺激しロコモになりにくい体を作ります。

 聞き慣れない言葉が出て難しく感じるかもしれませんが、大切なことは日々の生活のなかで適度な運動をしましょうということです。高齢になっても足腰が弱くならないように日頃から筋肉を意識して家事や仕事をしましょう。

そしてもう1つ大事なことは姿勢という話がありました。普段から筋肉を意識して良い姿勢を保つようにしましょう。

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 次回は122119:0020:30 東栄町役場小会議室にて「病院がなくなる?本当?」というテーマで行います。これから変わっていく地域の医療体制についてみんなで考えましょう。お忙しい時間帯ではありますが多くの方の参加をお待ちしております。

地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 1019日に第25回まる勉を行いました。19名の方々に参加していただき「尿取りパットを使いこなす」というテーマで行いました。昨年4月にオムツについて勉強しましたが、今回はその第2弾となります。はじめに前回の復習としてオムツの当て方や注意点などを学びました。立体ギャザーを立てる、テープは体のラインに合わせ斜めにクロスさせる、鼠径部にフィットするようにギャザーをあてるなどなど。

 続いて本題の尿取りパットについて勉強しました。沢山の見本を机に並べ種類の多さに驚きました。男性用・女性用の違いや、吸収容量の違い、当て方の違いやメーカーの違いなど様々でした。目的に合わせて使い分けると良いと思いますが、どう選んでいいのかわからず難しいと感じました。いろいろ試してその人に合うものを探すしかないかなと思います。

また女性の生理用品と形が似ているので間違えやすいですが、切って中の素材を見てみると違いが明らかで、用途に合わせて正しい使い方をするべきだと思いました。

尿漏れを減らすためのトレーニングも教えてもらいました。楽な姿勢をとり、尿道口や肛門付近を閉めるようなイメージで力を入れます。ゆっくり5秒数えたら力を抜き、これを何度か繰り返します。尿の出口の筋肉を鍛えることで尿漏れしにくい体になります。1日数分のことなので是非やってみてください。

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 次回は111619:0020:30 グリーンハウスにて「ロコモ対策をしよう!」というテーマで浜松医科大学医学部付属病院から三原唯暉先生に講師をお願いして行います。お忙しい時間帯ではありますが多くの方の参加をお待ちしております。

地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 927日に勝手にまる勉(番外編)を行いました。役場職員や病院職員、地域包括支援センターなどから13名が参加して行いました。

 2班に分かれKJ法を用いたグループワークを行いました。はじめに「病院に来る人」をポストイットに列挙しました。年代や重症度などある程度限定し、「夜間の激しい腹痛で動けない80代男性」、「料理中に手を切った50代女性」、「独居で軽度認知症の80代女性」、「幼児の発熱と腹痛」などたくさん挙げられました。それらを似ているものでグループ分けし、ICF(国際生活機能分類)の3つのレベルのどこに問題があるか考えました。

  1. 生命レベル(心身機能・構造:心と体の働き、体の部分)

  2. 個人レベル(活動:家事や仕事、身の回りの生活行為)

  3. 社会レベル(参加:家庭・仕事内での役割や、地域社会での役割など)g
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3つの要素が関わっているため簡単には言い切れませんが、例えば、「料理中に手を切った女性」では①生命レベルでの問題が重要だと考えられます。また「慢性アルコール依存症の40代男性」では①②の問題もありますが、③社会レベルでの問題が重要ではないかと思います。もし仮に役割や居場所を感じられずアルコールに頼っている現状だとしたら、身体的なケアを行っても根本的な解決には向かわないと考えられます。

続いて病院に対応してほしい人(外来受診や入院対応など)を考えました。急性期脳梗塞や二輪車事故の高エネルギー外傷などの患者さんは、残念ながら東栄病院では対応が難しい場合があります。全てに対応することは不可能なため、重要度を考えた体制づくりが必要だと思います。

「介護施設入所者の誤嚥性肺炎」、「往診患者さんの急変」、「軽度認知症の独居高齢者の食思不振」などの患者さんたちは東栄病院で対応してほしいと思いました。では医師や看護師など人材が不足しているなかで、そのような状況に対応するためにはどのような病院がよいのでしょうか?難しいですが優先順位をつけ選択しなければいけないのだと思います。この地域の病院の役割を考えると、ICFの①②生命・個人レベルの課題のケアは、一部を地域外の大病院に任せ、③社会レベルの課題のケアを大切にし、それぞれの個人に合った健康状態を目指すべきなのかなと考えました。

地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 921日に第24回まる勉を行いました。26名の方々に参加していただき「昔話を聞こう」というテーマで行いました。はじめに「昔話を聞くことの意義」について聞きました。普段の病院や介護施設などでは「○○してあげる立場」と「○○してもらう立場」になりがちですが、昔話を聞く時には「昔のことを教えてあげる立場」と「教えてもらう立場」に逆転します。知らなかった一面を知り尊敬できるようになって、良い関係が作れるようになるかもしれません。また地域の風習や方言などの守っていきたいものは、昔話を聞くことで自然につながっていくように思います。

 終戦から72年となり経験者の高齢化が進み、体験を話せる人が少なくなってきています。その当時の生活や生き方を聞き、次世代に伝えていかなければいけないと思いました。

 

 続いて町内に住む90代と80代の女性の昔話を聞かせてもらいました。子どもの頃にどうやって遊んだか、どんなものを食べていたかという話からはじまり、たくさんの昔話を聞かせていただきました。なかでも戦時中の話はとても印象的でした。戦闘機から爆弾を落としている風景、爆弾から火のついた油紙が飛んできて家に引火する惨状、道路で走って逃げているときに機銃掃射で体のすぐそばを撃たれた恐怖など、聞いていて悪寒がするほどでした。「やっぱり戦争はもう嫌だね」つぶやくように出た言葉の重みを感じました。

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 また参加者からも多くの質問が出ました。その時代の恋愛事情や結婚・嫁入りについて笑いを交えて楽しく話していただきました。驚くことも多くとても興味深い話を聞かせていただきました。

 とても楽しいのでぜひ皆さんも身近な高齢者の昔話を聞いてみてください。

 

 次回は101919:0020:30 東栄病院新館会議室にて「尿取りパットを使いこなす」というテーマで行います。たくさんの見本を用意しますので、実験をしながらいろんなものに触れてみてください。お忙しい時間帯ではありますが多くの方の参加をお待ちしております。

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地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 817日に第23回まる勉を行いました。21名の方々に参加していただき、まる勉流事例検討会を行いました。

今までの事例検討会とは少し趣が異なり、「都会から来た若い医療従事者とどう関わるか」というテーマでグループワークを行いました。各班に一人いる若い医療従事者(研修医や医学生)を事例として自己紹介から始まりました。生い立ちや趣味、出身学校、医学部へ入った理由などを聞かせていただきました。続いて仮に東栄町へ医師として赴任した場合、どんなことをしたいか、うまく働くためには何が大切か、地域の中でどんなことを学びたいかを話していただきました。「都会の大病院では時間に追われて出来ないこともあるが、へき地医療では一人の患者さんと向き合うことができる。その人に合った医療が提供できるように積極的にコミュニケーションをとっていきたい。」という言葉が印象的でした。003

次にこの地域の住人として、その人をどんな医師に育てたいかを話し合いました。内科医なら外科医ならと型にはめて考えるのではなく、その人に合った働き方をしてもらえるように考えなければいけないなと思いました。はじめの自己紹介で聞いた「どんな医師になりたいか」「どんな医療をやりたいか」と「地域に必要な医療」のバランスをとりながら考える必要があると感じました。

最後に地域住民としてどんな支援ができるのか話し合いました。花祭りや地域の行事に招いてお互いを知ること、歓迎会や親睦会を開いて話しやすい関係性を作ること、などの意見が出ました。やはり必要なことは双方向のコミュニケーションと小さなことにとらわれない広い視野だと思いました。お互いに支援しあえる関係を作るために何をするべきなのか、これからずっと考えつづけないといけないテーマだと思いました。002
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 次回は92119:0020:30 東栄病院新館会議室にて「昔話を聞こう」というテーマで行います。昔話を聞きたい人、自分の昔話も話したい人、是非お集まりください。お忙しい時間帯ではありますが多くの方の参加をお待ちしております。

地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 720日に第22回まる勉を行いました。24名の方々に参加していただき、「質の高い睡眠で元気100倍!」というテーマで地域包括支援センターの保健師原田優子氏に話をしていただきました。

質の高い睡眠をとるためには正しい生活リズムと環境の整備が大切です。体温の変化と眠気リズムには関係があります。体温の低下とともに眠たくなり、午前24時は強い眠気が来ます。また午後3時前後にも眠気がくるのでお昼寝を活用すると良いと言われています。1530分の短い睡眠をとり、お昼寝のあとは太陽光を浴びて体をしっかり目覚めさせることが大切です。また午後57時は体温が高くなり運動するのに適した時間帯です。軽い運動をして体を疲れさせることで質の高い睡眠をとりやすくなります。

環境の整備とはお布団周りを睡眠に適した状況にすることです。まず光環境ですが、眠るときにはなるべく暗い状況が望ましいとされています。真っ暗が不安という方は常夜灯を点けると思いますが、直接目に入る顔の近くではなく、足元を照らすようにした方が良いでしょう。また朝は太陽光を浴びることで自然と目覚めるため、遮光カーテンを少し開けておき朝日が入るようにすることも有効です。

今お使いの寝具はご自分のお体に合っていますか?枕の高さが合っているか簡単にチェックできる方法があります。普段使っている枕で上向きに寝て、ご家族に横からカメラで撮影してもらってください。その写真を縦に持ち替えたとき自然な立位の姿勢に見えれば、体に合った枕だと言えます。

また抱き枕を使うことで体荷重が分散し眠りやすくなります。しかし抱き枕をわざわざ買う必要はありません。冬用の敷布団用パットを丸めれば簡単に抱き枕に変身します。ぜひ一度試してみてください。

質の高い睡眠をとることで日中の活動もより質が高くなります。良い睡眠をとり元気に活動して地域を元気していきましょう。

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 次回は81719:0021:00 グリーンハウスにて事例検討会を行います。東栄病院へ電話かFAXで参加の申込みをお願いします。事前予約をお願いしておりますが、当日の飛入り参加も可能です。お忙しい時間帯だとは思いますが多くの方の参加をお待ちしております。





地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 615日に第21回まる勉を行いました。「温泉で心も体も健康に」というテーマでとうえい温泉の部屋を借り、33名の方々に参加していただきました。とうえい温泉の山本さんに講師をお願いし、温泉の知識や雑学、入浴の正しい方法などについて話していただきました。とうえい温泉の源泉の話や、療養泉なのでアトピー性皮膚炎や切り傷などに効能があること、源泉からある成分を抜くことで3種類の温泉を作り、大浴場や露天風呂などに使い分けていることなどを知りました。また江戸時代のお風呂文化から現在に至るまでの変化などを楽しく話していただきました。

 続いて正しい入浴方法を学びました。

1、浴槽に入る前はシップ類をはがし、かぶり湯をして体の汚れを落とすこと。

2、浴槽には静かに入り、タオルは入れない。

3、濡れた床で転ばないよう、通路はゆっくり歩く。

4、出るときは温泉成分を残す為、そのまま体を拭いてあがる。(肌が弱い人は洗い流す)

5、入浴後は冷たい水を避け、湯冷ましやお茶などを飲む。

いろんな人が入る温泉ですので思いやりを持って、みんなが気持ちよく入浴できるように気をつけましょう。

次に当院の丹羽院長から入浴時の危険や注意点を話してもらいました。当院の救急患者の約3%は入浴関連です。寒い脱衣所から暖かい浴室への急激な温度変化や、いきなり浴槽へはいることでの血圧上昇、入浴中の脱水、飲酒や睡眠薬摂取後の入浴事故など危険がたくさんあります。

入浴事故を起こさないために簡単にできる対策をしましょう。同居するご家族へ声をかけてから入浴する、いきなり浴槽へ入らずかけ湯を5回してから入る、貧血になったらしゃがむか、横になって足を挙げる。

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安全に温泉やお風呂に入って、心と体をリフレッシュし健康になりましょう。

 次回は72019:0020:30 東栄病院本館4階談話室にて「質の高い睡眠で元気100倍!」というテーマで行います。お忙しい時間帯だとは思いますが多くの方の参加をお待ちしております。





地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

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518日に第20回まる勉を行いました。「お薬の正しい知識を学びましょう」というテーマで20名の方々に参加していただきました。東栄薬局薬剤師の飛安先生に講師をお願いし、薬の正しい服用方法や、相性の悪い飲み合わせ、薬の種類や効果などについて学びました。飲み薬はコップ一杯の水(約180ml)とともに服用しましょうという話を聞いて驚きました。少ない水で飲むとのどや食道でひっかかり炎症を起こす可能性があるようです。

続いて飲み合わせが悪い例などを実験しました。重曹(胃薬の成分の一つ)と炭酸飲料やオレンジジュースを混ぜると大量の泡(炭酸ガス)が発生しました。鉄剤(貧血の薬)とお茶を混ぜると黒い成分が沈殿しました。話で聞いただけではわからないことも実験してみるとよくわかりました。薬も適切に飲まないと危険な場合がありますので、医師や薬剤師に言われた用法用量を守って服用しましょう。
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 次回は61519:0019:45 とうえい温泉トレーニングルームにて「温泉で心も体も健康に」というテーマで行います。勉強会終了後に入湯券をお渡しするので学んだことを実践して温泉に入ってみましょう。なお6月は事前予約制となりますので参加希望者は東栄病院へご連絡ください。お忙しい時間帯だとは思いますが多くの方の参加をお待ちしております。

地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 420日に第19回まる勉を行いました。12名の方々に参加していただき、「詐欺にかからないために」をテーマに行いました。設楽警察署の警察官に講師をお願いし、最近の詐欺の傾向や手口などを教えていただきました。次に実際にあった事件を二人の警察官に寸劇で演じていただきました。息子・娘のなりすましや警察官のなりすまし、劇場型などを見せてもらい、次々にかかってくる電話に少し恐怖を覚えました。ブログ用20170420-1

 続いて2班に分かれグループワークを行いました。どういう状況だと人は騙されやすいのかを考え、実際にありそうな騙すストーリーを作りました。子や孫を心配する親心につけこむことはよく知られていますが、もし息子が事件や事故を起こしたら何とかして助けてあげたいと思う母親の気持ちは容易に想像できます。また儲け話で欲に目がくらみ周りが見えなくなって騙されるということもありそうです。

 自分や自分の親など身近な人が被害に遭わないように、他人事ではなく自分にも電話がかかってくると思って注意しておくことが大切です。また親子間で緊急時の合言葉を決めておくと、もしものときも安心です。

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 次回は51819:0020:30 東栄病院新館会議室にて「お薬の正しい知識を学びましょう!」というテーマで行いたいと思います。お忙しい時間帯だとは思いますが多くの方の参加をお待ちしております。

地域まるごとケア勉強会(まる勉)からのお知らせ

 316日に第18回まる勉を行いました。29名の方々に参加していただき、「おいでん家で宝探し」をテーマに行いました。住民一人ひとりが地域の中での役割を担い、自分の居場所だと感じられるようなおいでん家になるように、支援員ではなく地域住民の一般参加者が主になって行う企画を考えました。


「簡単手芸セミナー」、「私、これできます!探し」、「私が先生!料理教室」、「一番○○ことを話そう会」という4つの企画が出来上がりました。それぞれユニークな発想で楽しそうな企画でした。

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今回考えたものはほんの一例で、おいでん家へきている参加者の方々がやりたいことを自分で考え、自分たちで計画していくことが一番だと思います。何かアイディアがある方はお近くのおいでん家へ行き、支援員に相談してみてください。

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次回は
42019:0020:30 東栄病院新館会議室にて「詐欺にかからないために!」というテーマで行いたいと思います。お忙しい時間帯だとは思いますが、多くの方の参加をお待ちしております。

 



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