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November 19, 2010  このエントリーをはてなブックマークに追加

イマジン

[原題:imagine]

お勧めレベル : TOEIC400点以上

海外の名曲で楽しく英語学習!

1971年に発表された(ソロとしての)ジョン・レノンの代表作。
世界平和を願って作られた名曲中の名曲で、ジョン・レノンの死後も、様々なジャンルのアーティストにカバーされ続けています。何度聴いても本当に「いい曲だなぁ〜。」と思います。

↓アルバム「イマジン」の1曲目に収録されています。
イマジンイマジン
ジョン・レノン

EMIミュージック・ジャパン 2010-10-06
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平和を願うシンプルでストレートなメッセージを、世界中の誰にでも伝わるようにとてもシンプルな表現で綴られた歌詞になっていますので、英語初級者の英語学習教材としてピッタリ!

それでは早速、歌詞の中身を見ていきましょう。



Imagine [John Lennon]

タイトルの"imagine"は「想像する」という動詞ですね。世界平和は人々が「平和な世界を想像する」ところから始まるというジョン・レノンらしいメッセージがよく表れていますね。

では、早速、歌詞の見ながら英語の勉強をしてみましょう。(※対訳は筆者の意訳です。あしからず。)


Imagine there's no heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky

想像してごらん、天国のない世界を
やってみれば、簡単なことさ
僕らの下に地獄はなく、
僕らの上にはただ空があるだけ


there is 〜は「〜が(そこに)ある」という意味ですね。
同じ文章構成で、hellやskyも同様に、
There's no hell below us
There's only sky above us
と書くこともできますが、There'sがあまり多いとちょっとしつこい感じになってしまうので、少しずつ文章構成を変えていますね。

Imagine all the people
living for today...

想像してごらん
みんなが今を生きているって


all the peopleには、"the"が付いていますが、all peopleでも間違いではありません。どちらも正しい表現ではありますが、歌詞の中で敢えて"the"が付いているのは、漠然とした「みんな」ではなく、「世界中の全員」(=全人類)を指しているからと解釈できます。

ちなみに、どんな時に"the"を付けるか、というのは非常に難しいところですが、ざっくりというと、"なにか1つに特定できるモノ"を指す場合に"the"を付けると考えておくと良いでしょう。例えば、the sun(太陽)、the earth(地球)、the world(世界)などは、必ず"the"が付きます。また、"the train"、"the man"など、一般名詞の前に"the"が付く時には、ある特定のモノのことを指していると考えましょう。たとえば・・・

I took a train. 電車に乗ったよ。
I took the train. (例の)あの電車に乗ったんだよ。

for todayの"today"は、今日(きょう)というよりは、「今」もしくは「今日(こんにち)」と訳した方が自然でしょう。「(死んでしまった後の)天国や地獄を考えるより、僕たちが生きている「今」を考えましょうよ」というメッセージが伝わってきますね。

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too

想像してごらん、国境のない世界を
そんな難しいことじゃないよ
殺したり、死んだりする理由もなく
そして、宗教もないんだ


上ではcountriesを「国境」と訳してみましたが、本来の意味は「国・国家・国土」です(※国境はborderまたはboundary)。歌詞全体の意味を考え、ココでは敢えて「国境」と訳しました。
Nothing to kill or die for は、
There is no reason to kill or die
と、書き換えても意味はほぼ同じです。

世界中で勃発した(今も起きている)多くの戦争は、「国家(countries)」や「人種(race)」「宗教(religion)」という問題から生じています。「それならば、国も宗教もなかったら、どうなるだろうか?」と、ジョン・レノンは問いかけているんですね。

Imagine all the people
Living life in peace

想像してごらん
みんなが平和に生きている世界を


上の歌詞の中には「世界」(world)という表現は出てきませんが、先述のようにall the peopleは、「世界中の全員」を指していますので、対訳では敢えて「世界」という表現を使ってみました。「世界中の人々が平和に生きているってことを、想像してみてごらん」ということですね。

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

君は僕のことを「夢想家」と言うかもしれない
でも、僕ひとりだけじゃない
きっと君もいつか僕の仲間になって
そして、世界はひとつになるんだ


dreamerは「夢想家=夢見がちな人」という意味で、ここでは、どちらかと言うと「現実にならない夢ばかり追いかけている人」的なニュアンスで捉えるのが良いと思います。「そんな夢みたいなコトばかり言って・・」っていう感じですかね。

youは「あなた」ですが、ココでの"you"は、この歌を聴いている世界中の「あなた」を指しています。「世界中のみんなが、僕(僕たち)と同じように平和な世の中を想像してくれれば、きっと世界はひとつになる。」というシンプルだけど強烈なメッセージが伝わってきますよね。

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man

想像してごらん、誰も何も所有しない世界
君にもできるよ
欲望も飢えも必要なく
人はみんな兄弟なんだって


possessionは「所有」という意味です。動詞形は"possess"(所有する)ですね。I wonder if〜は、「〜じゃないかな」、「〜かしら」、「〜だろうか」という意味で、とてもよく使われる表現ですので、ココで覚えてしまいましょう。

I wonder if I can be a good pilot. 良いパイロットになれるかなぁ。
I wonder if all boys like that. 男の子ってみんなそんな感じなのかしら。

brotherhoodは、「兄弟愛、兄弟の絆」という意味。A brotherhood of manで、「人類みな兄弟」という感じでしょうか。

Imagine all the people
Sharing all the world

想像してごらんよ
この世界をみんなで分かち合っているんだって


shareは「分かち合う、共有する」という意味。ここでは動詞の形で使われていますが、名詞として使う場合には「分かち合い、共有」あるいは「分け前」という意味になります。

Give me a share. 分け前をくれよ。

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one

君は僕のことを「夢想家」と言うかもしれない
でも、僕ひとりだけじゃない
きっと君もいつか僕の仲間になって
そして、世界はひとつに生きるんだ


先に出てきた歌詞とほぼ同じですが、最後の1文だけ変わっています。The world will live〜とありますが、「世界」は生き物ではありませんので、通常はこういう表現にはなりませんが、"世界中に生きる人がひとつになり、そして、世界がひとつの「生命体」として平和に生きていくんだ"・・という平和を願うジョン・レノンの強い想いが歌詞に表れています。


いかがでしょう?

優しい雰囲気の静かな楽曲の中に込められた「平和への強烈なメッセージ」。みなさんの心にはどのように響きましたでしょうか。

子供からお年寄りまで、世界中の全ての人にこのメッセージが届くように、非常に易しい英単語・英語表現で綴られた歌詞となっていますし、曲のテンポもゆったりとしているので、歌詞を見ながらであれば、英語初級者の方でも、問題なく聞き取れるレベルではないかと思います。

余談ですが、アメリカ第39代大統領のジミー・カーター氏は「世界中の多くの国で、(妻と私は約125ヶの国を訪問してるのだが、)ジョン・レノンの"イマジン"が「国歌」とほとんど同様に歌われている(使われている)のを聞くことができる。」(In many countries around the world , my wife and I have visited about 125 countries , you hear John Lennon's song "Imagine" used almost equally with national anthems)と語ったそうです。

歌の力ってスゴイですよね。




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toeic600to900 at 16:25│Comments(0)TrackBack(0) 名曲で英語学習 

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