
大きな大きな欅の木。
新宿にある文化拠点「ラ・ケヤキ」に佇むこの木に見守られながら
先週末、津屋崎の日常をお伝えしてきました。
津屋崎にある昭和の一軒家、津屋崎ブランチから
新宿にある文化拠点「ラ・ケヤキ」という昭和の一軒家を訪れ
「「津屋崎」での活動から、普遍的で新しい暮らしを紐解く。」
と銘打った会を2日間開き、私たちが普段行っている対話の場を開いたり
写真や映像、食事で津屋崎の空気を届けました。
津屋崎の海も元気なお母さんたちもいない東京の街中で
いつもの日常を表現できるものかと
不安を感じながら望みましたが、ラ・ケヤキという洗練された舞台の上で
いつも通り(でも少し背筋を伸ばして)参加者の方と場を囲むことができました。
私は両日とも基本的に裏方にいたので、
具体的にどんなことが話されたのかはわからないのですが
会場から出てきた参加者や代表の山口さんの表情から
「いつも通り」であったことが伝わってきました。

でも不思議なんです。
いつも通りのことをしたはずなのに、
誰かと言葉で確認し合わないと、あれは夢だったのかもしれないと感じるのです。
窓から新宿御苑が見えるような素晴らしいロケーションがそうさせるのか
たくさんの方と出会え、濃密な時間を過ごしたからか
移りゆく時の中で、二度と同じ時間を過ごすことはできないと知っているからか
あの2日間が幻のように映ります。
もしかしたら、津屋崎を訪れた方もこんなふうに感じるのかもしれません。

今回の2日間を通して
東京も津屋崎のこともより好きになりました。
当たり前のように津屋崎に聞こえる鳥や子どもたちが遊ぶ声を
真っ暗になる夜空を
改めて有難いものだと知りましたし
津屋崎にあるものがない東京でも、
人は同じように人を思い遣って暮らしていて、
やっぱり温かくて、その温かさを大切に思っている。
そんなふうに感じました。
この機会をいただけたlifeandshelterの相沢さんと若松さん
ご協力いただいたたくさんの方
本当にありがとうございました。

