December 2010

December 31, 2010

たちあがれ日本と菅政権の連立騒動(結)

【社説】忍耐力が熟議育てる 週のはじめに考える(2010年12月29日)
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010122902000010.html
年の終わりに、二つの政界ニュースが飛び込んできました。菅直人首相が「たちあがれ日本」に連立参加を打診して拒否されたことと、小沢一郎元代表が政治倫理審査会(政倫審)に出席する考えを表明したことです。この二つの出来事は、菅内閣と民主党が直面する厳しい状況を象徴しています。来年一月に召集される通常国会にどんな影響を及ぼすのか、目が離せません。

たちあがれ日本への連立打診の背景には、与党が参院で過半数に達しない「ねじれ国会」の厳しい状況があります。与党がねじれ下で政策実現のために法律を成立させるには、野党側の協力を得て、多数派を形成するしかありません。安定政権をつくるために、連立を呼び掛けるのか、法案ごとに協力を求めるのか。その方法はさまざまですが、欠かせないのは国民生活をより良くするための政策を実現するという首相の覚悟です。首相は、再びねじれ状況となった十月の臨時国会で、こう演説しました。「私は今回の国会が具体的な政策をつくり上げる『政策の国会』となるよう願っています。そのために議論を深める『熟議の国会』にしていくよう努めます。野党の皆さんにも真摯に説明を尽くし、誠実に議論していきます」七月の参院選で民主党を惨敗させ、与党を過半数割れに追い込んだのは、首相自らの不用意な消費税率引き上げ発言でした。だからこそ、首相が汚名をそそぐ決意を示したものと、誰もが受け取ったに違いありません。ーところが期待は裏切られます。「熟議の国会」のきっかけを得るどころか、与野党対立は深まるばかりで、政治主導確立法案など、民主党の看板政策も次々と先送りされる惨憺たるものでした。首相はその後、社民党から協力を得ようとしますが、安全保障問題などで不調に終わるのを見越して、たちあがれ日本との連立にも動きだします。たちあがれ日本はもともと「民主党に(参院で)過半数を取らせないために結党した」(平沼赳夫代表)政党です。いくら財政再建で一致しているとはいえ、選挙で真っ向から対立した、政策・理念が違う政党が協力し合うことは、国民には「数合わせ」としか映りません。たちあがれ日本側が拒否して当然です。このことは首相の「軸のなさ」を表しています。首相がどのような信条で政治を進めようとしているのかが見えてこないのです。

来年度の予算編成に向けて、選挙なき政界再編が進んでいるようです。
私にはこの混迷の方向性がよくわからない、そし今の経済政策がよくわからないのですが。
民主党菅政権より白羽の矢が立てられたのが、辣腕議員の揃う「たちあがれ日本」でした。
打倒民主党の狼煙を掲げた政党にも、主要ポストを餌に、数の倫理で取り入ろうとする政権政党の姿に哀れさえ感じます。
この度の与謝野氏の大連立構想には目を瞑っていただきたい。
予てより与謝野氏は政策通であっても政局にはからきし弱いと言われている御仁なのです。
ギリギリのところで、良い議論が出来たと、革めて政治的な立ち位置を確認できたと、ご理解いただきたい。
日本を滅ぼさないためにと立ち上がった政党なのです。
贔屓目に見ておりますが、菅首相の政治力と共にお灸もすえられているようです。

首相の軸のなさは、「政治とカネ」の問題をめぐる小沢氏の国会招致問題でも顕著になりました。

小沢氏「国会円滑化」条件、首相が反発(2010.12.28)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101228/stt1012282253010-n1.htm
民主党の小沢一郎元代表は28日午後、衆院第1議員会館で記者会見し、自らの「政治とカネ」の問題をめぐり衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席する意向を表明した。ただ、出席時期は来年1月召集の「通常国会冒頭」とし、「国会の審議が円滑に進められるなら」と条件をつけた。参院で問責決議を受けた仙谷由人官房長官らの交代を暗に求めたものだ。これに対し、菅直人首相は同日、岡田克也幹事長らと会談し、あくまで通常国会前の出席を求めることを確認した。小沢氏をめぐる民主党の抗争はなお続きそうだ。小沢氏は「司法の場で真実を明らかにする」と、首相からの政倫審出席要請を拒否してきた。会見で、方針転換した理由について「連合から挙党一致で難局を乗り越えるよう強い要請があった。国民に多大なご心配とご迷惑をかけている。政治家として総合的に考えた」と説明した。

出席の時期については通常国会冒頭とともに、「政倫審に出席するかどうかが国会審議を開始するための主たる条件でないなら、平成23年度予算案の成立後、速やかに出席したい」とも述べ、直ちに政倫審への出席に応じるわけではないとの考えも示した。首相は28日夜、記者団に「自ら出席を決意したのは大きな前進」としながらも「通常国会までに政倫審を開くのが党の決定だ。党の決定に従ってもらいたい」と強調した。岡田氏は小沢氏側に無条件で出席するよう求める文書を渡した。

また、仙谷由人官房長官は28日、TBS番組の収録で、年明けにも予想される小沢氏の強制起訴について「野党が議員辞職勧告決議案を出せば、小沢氏の問題が個人レベルにとどまらなくなる。党対党、内閣対野党の問題になってくるのは悩ましい」と述べた。仙谷氏は26日も小沢氏に自発的離党を促しており、同決議案が提出される前の離党を迫ったものとみられる。離党問題について小沢氏は会見で「起訴もされていないのに、起訴されたらどうするかといわれても返答のしようがない」と明言を避けた。

小沢氏政倫審と引き換え 仙谷氏切り迫る記事を印刷する(2010年12月29日)
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20101229-718867.html
「一兵卒の逆襲」は、突然だった。民主党の小沢一郎元代表(68)が28日、会見し、前日まで出席拒否を明言していた衆院政治倫理審査会に一転、出席すると述べた。早朝、川崎大師で祈願し、勝負に出た。小沢氏の出席拒否が「国会審議の障害」と主張する党側の求めに、先手を打って応じることで、同じく野党が求める仙谷由人官房長官の辞任につなげる狙いのようだ。前日離党勧告にまで踏み込んだ菅直人首相は、一夜で足元を見透かされた。党役員会で政倫審への招致議決を決められた小沢氏が、動いた。午後2時、議員会館で緊急会見を開き、「政治家の判断として、政倫審に自ら出席することを決めた」と方針を180度転換した。「(25日に会談した)連合に、挙党一致で難局を乗り越えるよう要請された。国民や同志にも心配と迷惑を掛けた」とし「私も与党の一員。出ることで少しでも資することがあれば」と説明した。ただ、出席することで国会審議が円滑に進むことを求めたほか、党側が決めた「通常国会前の招致議決」に対し、「国会審議が開始されない場合、来年1月の通常国会冒頭」など、いくつか条件をつけた。小沢氏は出席表明を前に、この日午前5時半に自宅を出て、厄よけで知られる川崎大師(神奈川県川崎市)をアポなしで訪問。護摩だきに参加し、祈願をしたという。厄をはらい、思うところがあったのか。この後、鳩山由紀夫前首相を事務所に訪ねて会談し、政倫審出席を伝え、岡田克也幹事長にも文書で出席の意向を伝えた。なぜ、政倫審出席に転じたのか。党内からは「総理との条件闘争に踏み込んだ」との声が出ている。つまり、ただでは応じないということだ。

鳩山氏によると、小沢氏は会談で、仙谷氏が問責決議に応じていないことに触れ「今のままでは国会審議が進まない」とし、2人は辞任が必要との認識で一致。事実、菅首相が希望する「通常国会の正常審議」に、小沢氏の国会招致と合わせて野党が求めているのが、仙谷氏の辞任だ。小沢氏は、党の求めに応じることと引き換えに仙谷氏の辞任をカードにした。「ケンカ上手」といわれる小沢氏が、「小沢切り」にまい進する菅首相をけん制し、本気度を試しにかかった。27日に招致議決を決め、従わない場合は小沢氏の出処進退に言及、野党対策を念頭に内閣改造の可能性にも踏み込んでいた菅首相は、事態急変に少なからず動揺をみせた。小沢氏の会見終了から約40分後、官邸に岡田氏らを集めて1時間以上、対応を協議した。その後、報道陣に小沢氏の出席表明を「評価したい」と述べる一方で、通常国会前に無条件で応じるよう求めた。応じなければ、招致議決に踏み切る方針だ。国会審議正常化への“言い訳”にしてきた小沢氏の政倫審出席。しかし、正常化に必要な仙谷氏の辞任にもスポットライトが当たった。仙谷氏を守れば、国会審議は進まない。菅首相は、究極の選択に向き合う形になった。【中山知子】

民主党は小沢氏が政倫審出席に応じない場合、招致を議決する方針を役員会で決めました。首相は小沢氏が議決に従わなければ「本人に出処進退を含めて考えていただくしかない」と、自発的離党を求める考えまで示しました。小沢氏に出席を促すためでしょうが、これでは疑惑解明や国会での説明という政治的責任を果たさせるのが主眼なのか、小沢氏を民主党から追い出す「脱小沢」が目的なのか、本音が分かりません。大事なことは前者です。首相にもし「脱小沢」で政権浮揚を図ろうという下心があるのなら、勘違いも甚だしい。その一方、政倫審が単なる通過儀礼に終わってもいけません。首相は小沢氏に対して、国民の納得のいく説明をさせるよう力を振り絞り、政治に対する国民の信頼を回復することが自らに課せられた使命だと心得るべきです。

共同通信社の最新世論調査では菅内閣支持率は23・6%と低迷、不支持は発足後最も高い67・0%です。20%台は内閣が総辞職してもおかしくない危険水域ですが、首相を代えれば、厳しい状況は一気に打開できるのでしょうか。答えは当然ながら「否」です。

この答えを否としたのは、たとえ首相の交代劇があっても、民主党の政策は世論に支持されていないという証です。
民主党政権は断末魔、国民は完全に政治離れ、浮世離れを起こそうとしています。
現実を直視しても辛いことばかりなのです。
これが最低と付いても不幸社会を目差したトップリーダーの行く末です。
政治家とは、リーダーとは、人々に生きる勇気を授けるべき者であるはずです。
 

【主張】菅首相 腰砕けでは政権もたない(2010.12.28)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101228/plc1012280241008-n1.htm
民主党は27日の役員会で、来年1月の通常国会までに衆院政治倫理審査会での議決により小沢一郎元代表の出席を求める方針を確認した。ー党役員会では野党が政倫審ではなく小沢氏の証人喚問を要求していることも取り上げられたが、首相も出席していながら、どうして実効性のない政倫審議決という結論になったのか。小沢氏はラジオ番組で「明治の指導者は敵からも登用した」などと発言し、説明責任を求める首相の姿勢を逆に批判している。首相は「党の決定に従えないなら本人が出処進退を考えるしかない」と語ったが、説明責任を果たさせるには証人喚問の実現しかない。その決断を避けた首相や岡田克也幹事長の責任は極めて重い。

一方で、首相はたちあがれ日本に連立を呼びかけたが、たちあがれ日本側は反対論が大勢となり、拒否した。消費税増税を含む税制抜本改革での連携を狙ったようだが、そもそもたちあがれ日本は民主党に参院で過半数を取らせないために結党したのではなかったか。即座に拒否すべきだった。

民主党はすでに外交・安全保障政策などで開きがある社民党との連携の動きもみせている。社民党とたちあがれ日本の主張は真っ向から対立している。そのことを考えると、菅政権が一体何をやろうとしているか全くわからない。数合わせを求め、失敗を繰り返していては政権の求心力は急速に失われていこう。

菅政権は、ばらまき公約に強い批判を浴びながら、これを撤回せずに来年度予算編成を行った。首相が消費税について「年明けに方向性を示したい」と表明しても、十分な説得力を持たない。

首相は自衛隊を「暴力装置」と発言して問責決議を可決された仙谷由人官房長官の更迭も見送るようだが、懸案を先送りしている限り、展望は開けない。

さきの茨城県議選に続き民主党は東京・西東京市議選でも惨敗を喫した。西東京市は中選挙区時代、首相が地元とした旧衆院東京7区に含まれていた地域だ。首相や民主党への支持がいかに急速に失われているかを示している。

菅首相が「あらゆる選択肢」として社民党からたちあがれまで左右勢力を問わず連携を呼び掛けるのは、通常国会では予算案を除いて法案を成立させる手だてがなく、政権が行き詰まるのが目に見えているからだ。「数合わせ批判などを気にして何もしなければ、座して死を待つだけになる」と民主党関係者は語る。難局を乗り切るために首相が描く戦略は、(1)小沢氏の「政治とカネ」の問題で妥協を許さず、「小沢切り」を徹底することで支持率アップにつなげる(2)たちあがれ日本を政権内に取り込み、これを糸口に内閣改造を実施し、さらなる連立相手の取り込みへの呼び水とする−−が基本だった。だが、いずれも行き当たりばったりだ。

◇小沢氏、解散を警戒 「心の準備をしておけ」
首相から「排除の論理」を明確に突き付けられ、出処進退を迫られた小沢氏も苦境に立たされている。「下手をしたら衆院解散になる。心の準備をしておけ。首相と仙谷氏は普通の人と違うから絶対に辞めない」。小沢氏は27日夜、国会近くの飲食店に誘った新人衆院議員らを前にこう語った。夕方、国会内であった新人・中堅議員の会合に出席して「地元に帰らないなら一緒に飲もう」と声をかけて集めた会合だった。小沢氏らが警戒するのは、与野党連携が進まず、党内対立が激化した末に首相が衆院解散・総選挙に踏み切る展開だ。小沢氏系には政党支持率に勝敗が左右されやすい比例単独の議員や選挙基盤の弱い新人議員が多い。「通常国会で、野党が参院で菅首相の問責決議案を提出したら、局面打開のために首相は衆院を解散してしまうのではないか」。小沢氏系の新人議員らは27日、鳩山グループの中堅議員に相次いで不安を訴えた。ー小沢氏は内閣改造で仙谷氏を交代させ、小沢氏系議員の登用で「挙党態勢」を築くという復権シナリオを描いてきた。首相は内閣改造に言及したが、「小沢切り」も同時に明確にし、シナリオ実現の可能性は低い。

行き当たりばったりの菅政権、そして局面打開のための衆議院解散、これが光射す日本の筋道です。
それでは最後に、菅政権の行き当たりばったりショーをお届けし、来年の通常国会へと繋げます。

いきあたりばったり菅政権 連携先もなく、通常国会へ(2010.12.27)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101227/stt1012272025010-n1.htm
菅直人首相が打診した連立政権への参加を、たちあがれ日本が正式に見送る方針を決定したことで、政府与党との連携に踏み切る野党勢力は皆無となった。

確たる方針も見込みもないまま、思いつきのように、次々に連携を持ちかける闇雲な「戦略性のなさ」が招いた結果ともいえる。ねじれ国会を乗り切るための有効な「一手」は見あたらず、来年1月の通常国会召集を目前に控え、菅政権は末期的状態に陥っている。(佐々木美恵)

「社民党に声をかけ、たちあがれに声をかけるというのは、精神錯乱というか、何を考えているのか。数さえあえばいいという、かなり末期的な状況だ」たちあがれへの連立打診について聞かれた自民党の石破茂政調会長は27日の記者会見で、うんざりした表情で批判した。改憲をかかげるたちあがれと、護憲の社民党に時間をあけずに声をかければ双方から不審がられるのは当然だからだ。だが、たちあがれに連立を打診していたことが明らかになった24日夜も、政府高官は慌てるどころか「世の中なるようにしかならないから。あまり心配してくれなくていい」と言い放っていた。26日もたちあがれが連立に参加することを念頭に「乗り遅れまいとする心理が(野党各党に)生まれる。ひょうたんから駒ということもある」との見通しを示していた。こうした見通しの甘さが見透かされてか、たちあがれは「民主党政権を円滑に運営するための補完勢力にされる」(平沼赳夫たちあがれ日本代表)と拒否に転じた。

首相らの連立工作はこのパターンで失敗を続けてきている。臨時国会中は、参院でのねじれを一気に解消できるとみて、公明党への働きかけを重ねたが、政治とカネをめぐる問題や世論の反応を重視する公明党の党風を読み切れず破談。

次に社民党との再連立で衆院再可決に必要な3分の2以上の議席を確保しようとしたが、米軍普天間飛行場問題での確執は埋めがたく暗礁に。その間も、首相は新党改革の舛添要一代表に協力を呼びかけたり、「首相側の要請」(民主党幹部)を受けたとされる渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長が自民党の谷垣禎一総裁に2年限定の大連立を持ちかけるなど、めまぐるしく動いている。だが、軒並み失敗に終わった。

野党幹部が11月下旬、首相から連立を持ちかけられ「連立して何をやりたいのか、消費税問題か」と確認を求めると、首相は「あれだけ批判を浴びたのでちょっと…」と言葉を濁したという。幹部はこの瞬間、「これは政策も展望も何もない数合わせだ。菅首相とは話はできない」と見限ることを決めたと話す。

首相は20日、衆院政治倫理審査会への出席を求めるため小沢一郎元代表を首相官邸に呼んださい、「政倫審に出れば(国会運営は)建設的な話になるのか」と尋ねる小沢氏に「その保証はない」と繰り返し、小沢氏をあきれはてさせた。民主党のベテラン議員は「見通し、根回し、段取り。まったくナシの政権だ」とため息をついた。
 


togyo2009 at 13:57|PermalinkComments(0)TrackBack(1) たちあがれ保守政党 

December 30, 2010

たちあがれ日本と菅政権の連立騒動(転)

たちあがれ納会、平沼氏は政界再編に意欲(2010年12月28日読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101228-OYT1T00801.htm
たちあがれ日本(代表・平沼元経済産業相)は28日、党本部で「仕事納め」の納会を開いた。

政界再編を「結党趣旨」に掲げる同党は、27日の議員総会で、民主党からの連立参加も含む協力要請を拒否したが、平沼氏は「当面連立に参加しないが、日本は危急存亡の時だ。わが党が中心になり、大義名分を持って政界再編のために働く場が必ずある」と述べ、政界再編への強い意欲を示した。

政界再編へ「来年は出番」=たちあがれ日本・平沼氏(2010/12/28)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010122800761
平沼赳夫代表ー、「政局に動きが出てきたので年が明けたらわれわれの出番が必ずある。民主党とは当面、連立に参加しないと決めたが、日本は危急存亡のときにあり、わが党が中心となって政界再編のために働く場が必ずある」と強調した。

園田幹事長も「来年は国民の期待に応えないといけない年になる。必ず来春の通常国会で機会が出てくる」と強調した。

納会には党所属議員6人のうち地元の岡山県で行事があった片山虎之助参院幹事長と、27日の総会で最後まで連立参加を主張し、孤立したとされる与謝野馨共同代表は欠席した。

拉致被害者救出を必至とする平沼代表に対し、民主党菅内閣は拉致問題担当相というポストを餌にして、政党を取り込もうとしました。
たちあがれ日本にとって今の政権では、このポストからして絵に描いた餅でしかないないことを十分理解しています。
菅政権と相反するたちあがれ日本と共に、年を越えて、平成23年の新たなる船出と考えます。

一方、与謝野氏は・・

「仲間から学べることない」=与謝野氏、「連立拒否」に不満(2010/12/29)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010122900411
たちあがれ日本の与謝野馨共同代表と、無所属の鳩山邦夫元総務相が29日、都内で会談した。与謝野氏はたちあがれ日本が民主党からの連立政権参加の打診を断った経緯を説明。両氏は、将来の政界再編の可能性をにらみ、緊密に意見交換していくことで一致した。

「仲間からもう学ぶことない」連立破談で与謝野氏(2010年12月30日読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101230-OYT1T00222.htm
民主党の岡田幹事長がたちあがれ日本の平沼代表、与謝野馨共同代表と都内で会談し、連立政権参加などを要請したのは今月22日。岡田氏は「国会が大変だ。協力してほしい。(自分が)外相時代、成就できなかった拉致問題も心残りだ」などと語った。拉致問題解決に熱心な平沼氏は「協力はやぶさかではない」と応じた。ただ、平沼氏は「亀井(静香氏)の党(国民新党)と同じ扱いはやめてくれ」と述べ、たちあがれ日本の意見が十分反映されるよう配慮を求めたという。両党で大きく隔たる政策の調整については、与謝野氏が「自主憲法や永住外国人選挙権の問題などで打ち合わせが必要だ」と指摘し、幹事長レベルで秘密裏にすりあわせることを確認した。岡田氏は首相に電話で報告し、首相は喜んだという。だが、連立打診は24日にすぐ明るみに出て、たちあがれ日本の支持者や他の野党から批判が噴出。議員の大勢は連立反対に傾いた。「なんか、ダメになりそうですね」首相は26日、与謝野氏にこう電話を入れたという。与謝野氏は「やるだけのことはやる」と答えた。

27日の議員総会では、平沼氏が「話し合いの舞台は作ってもいいと言ったが、連立とは一言も言っていない」と主張。「連立をやると言ったじゃないか」と反論する与謝野氏と言い合いになった。最後は平沼氏が「連立反対」で党の方針をまとめた。与謝野氏は29日、都内で自民党時代から親しい鳩山邦夫元総務相(無所属)と会談し、心境をこう語ったという。「たちあがれ日本の仲間からもう学ぶことはない」


与謝野氏は会談で「連立入りの話は自分なりに良いと思って進めてきたが、つぶれた。たちあがれの仲間と議論しても学べることはない」と不満を吐露。鳩山氏は「民主党の左派が主流から外れれば、『平成の保守合同』の道を歩める」と語った。 

たちあがれ日本・与謝野共同代表、鳩山元総務相と会談 連立見送りの経緯などで意見交換(12/29)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00190445.html
この中で与謝野氏は、民主党との連立が不調に終わった経緯について説明し、いったんは平沼代表が岡田幹事長に対し、前向きな返答をしていたことを明かした。一方、鳩山氏は、「民主党の保守的な政治家と自民党の間で接着剤をやって、平成の保守合同ができればいい」との考えを与謝野氏に伝えた。

拉致問題をはじめ、自主憲法や外国人参政権問題と、与謝野氏がたちあがれ日本の支持者の代表として現政権と取り組もうとした姿勢はよくわかります。
政策通の与謝野氏が与党の経済政策にも取り組むことで、苦境に立つ日本経済の局面を打開する可能性を模索されていたことでしょう。
そして、議員総会を開いて連立拒否となった、それで良いではないですか。
仲間がお互いの胸の内をさらけ出して辿り着いた結果なのです。 
併せて、たちあがれ日本の支持者が、現政権との連立を安易に受け入れる立場であることも十分に理解して欲しいです。

この度の一件で与謝野氏は、党首間の調整役として、肉体に鞭打ち、苛酷な仕事をされたことと思います。
与謝野氏の考え方に党の仲間達が組みせずとも、それが学ぶべきことだったのではないでしょうか。
正直な方であるだけに、極度の疲労の中でつい漏らしてしまった言葉かもしれません。

与謝野氏が鳩山弟氏と共に「平成の保守合同」を唱えるのであれば、新年改め、たちあがれ日本と共に、再び打倒民主党政権からはじめていただきたいと思います。
 


togyo2009 at 18:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0) たちあがれ保守政党 

たちあがれ日本と菅政権の連立騒動(承)

クローズアップ2010:たちあがれ連立不調/「小沢招致」長期化 浮揚「改造」頼み(毎日新聞2010年12月28日)
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101228ddm003010133000c.html
◇首相「苦肉の強硬論」 根強い「仙谷交代論」
菅直人首相が27日、来年1月召集の通常国会前の内閣改造に言及したのは、たちあがれ日本との連立工作に失敗し、小沢一郎元代表の国会招致問題の長期化が決定的となる中、低下一途の政権の求心力を取り戻す狙いがある。

首相は衆院政治倫理審査会(政倫審)招致議決に応じない場合は自ら離党するよう促し、「小沢抜き」の姿勢を鮮明にさせる一方、野党の審議拒否を回避するには問責決議を受けた政権の要・仙谷由人官房長官の処遇も検討せざるを得ないとの見方が強く、政権浮揚につながるかは不透明だ。菅政権は来年の政権運営の明確な展望が開けないまま年を越す。【中田卓二、葛西大博】

27日正午から開かれた、たちあがれ日本の全議員総会は1時間半を超える激論となった。積極論を唱える与謝野馨共同代表に、園田博之幹事長は「民主党の体質はひどい。加わっても幻滅するだけだ」と反論した。結局、連立参加拒否の流れは園田氏がつくり与謝野氏も含めて了承した。平沼赳夫代表は記者会見で「危急的な政治状況」を打開するための将来的な連立を否定しなかったが、ある幹部は「完全野党」を宣言した。「菅政権は消費税一つ決められないだろう。11年度予算案にも反対だ。この政権は倒さなければだめだ」

議員総会では、与謝野馨共同代表が「(大)連立のきっかけとして役割を果たすべきだ」と主張。しかし、他の全議員は「安易に数合わせで動いてはならない」(藤井孝男参院代表)などと反対論を主張し、与謝野氏も民主党との協議を見送ることを了承した。その後、与謝野氏は電話で岡田氏に報告。記者団から離党の可能性を問われると、「私は何も考えていない」と述べた。

与謝野氏は11月18日に菅首相と公邸で会い、たちあがれ日本からの入閣を要請された。12月4日にも都内で会談した。22日には平沼、与謝野両氏が岡田氏と協議。岡田氏は政策協議開始を提案するとともに、平沼氏に対し、拉致問題担当相としての入閣を打診した。

総会でこれらの経緯を説明した与謝野氏は、官房副長官だった橋本政権下で財政構造改革を担った人物。財政への危機感は強く超党派で解決を図るべきだとする大連立論者でもある。小沢一郎民主党元代表とも親交があり、財政再建に取り組む安定政権づくりを目指したかったようだ。

入閣要請を拒否 たちあがれ平沼氏「連立考えてない('10/12/27)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201012270258.html
園田博之幹事長は会見で、連立不参加の理由について「国会運営に活路を見つけたい趣旨であり、日本を救うという大義名分に立っていない」と指摘。一方で「期間を区切って多くの党に呼び掛け、社会保障や税制抜本改革など根本的な課題を解決することに関しては全員が前向きだ」と述べ、限定的な大連立参加には含みを残した。これに対し、岡田氏も会見で「財政立て直しや社会保障改革については、たちあがれ日本と民主党はかなり共通点がある」と述べ、政策面での部分的な連携に期待感を表明した。

たちあがれ日本、連立参加見送りを決定 平沼代表ら会見(日経QUICKニュース2010/12/27)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE0E5E2E4EB8DE0E5E3E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL
総会終了後の記者会見で、平沼氏は「報道されているような連立は考えていない」と説明。園田博之幹事長は「今回は(菅政権が)国会運営に苦しみ、わずかでも活路を見いだしたいということ。日本を救うという大義名分に立っていない。社会保障や税制抜本改革への首相の決意が見えない」との認識を示した。

連立参加問題をめぐっては、ー岡田氏は「民主党には人材がいない。参院のねじれ問題で難渋している。拉致問題にも前向きに取り組みたい」として、超党派の拉致議連会長を務める平沼氏に拉致問題担当相での入閣を要請した。これに対し、平沼氏は「お互いに考え方ををぶつけ合う場は作ってもよい」と応じたという。平沼氏は議員総会後の記者会見でも「危急的な政治の状況を打開するために合同するのはやぶさかではない」と述べ、将来の大連立参加には含みを残した。

マスコミの皆様、勘違いされないでください。
各党に主義主張があるように、政界再編には連立は必須です。
たちあがれ日本は孤立した党であることを良しとするのではなく、国のためであれば積極的に政治に参加する党なのです。
少々年齢が嵩んでいても、百戦錬磨の7人の侍たちは、いつでも参戦する覚悟を持っているのです。

たちあがれ日本:連立参加を拒否(毎日新聞2010年12月28日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101228ddm001010035000c.html
平沼氏によると、民主党の岡田克也幹事長は22日の平沼、与謝野両氏との会談で、連立政権に向け、拉致問題担当相として平沼氏の入閣を打診。これに対し、平沼氏は「民主党に参院選で過半数を取らせないために戦った」と慎重姿勢を崩さなかったという。ー与謝野氏は総会で「(民主、自民両党の)大連立の呼び水になる」と連立入りを訴えたが、他の5議員が「大義名分がない」と反対した。与謝野氏は会合後、「相手(民主党)に過剰な期待を与える可能性があるので、お断りしようということになった」と述べ、岡田氏に連立に参加しない方針を電話で伝えた。

日本のためにたちあがれ日本は有るのです。 
そのためには、異色といわれても、たちあがれ日本には与謝野氏も必要なのです。
それは民主党政策とは相反するものであり、この度の連立拒否は当然の結果です。


自民党の石原伸晃幹事長は「主義主張、信念が揺らいだら国民から愛想を尽かされる。たちあがれ日本のみなさんは賢明な判断をされた」と述べ、野党の足並みの乱れを回避したことに安堵感をにじませた。

たちあがれ日本は衆参両院議員3人ずつの計6人。民主党政権には通常国会で予算関連法案が参院で否決された場合、衆院の再可決に必要な3分の2以上の勢力に近づける狙いがあった。

党首に入閣をちらつかせ、結果の数合わせです。
民主党菅政権にとって数合わせのためなら、右でも左でも、関係ないのです。
市民運動出身の菅首相だから、リベラルということでしょうか。
リベラル派の立身者が菅氏であれば、浮遊票派も含め、現存するリベラルとは国の舵も切れない、政治力のない輩とも言えます。



togyo2009 at 09:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) たちあがれ保守政党