August 2012

August 31, 2012

南知隊 平成24年5月 記事保存(下)

抜粋〈「南京大虐殺」という大虚構・わが畏友、河村たかし市長に続け〉中
2012.05.20.12:36
http://mayuryou1025.blog76.fc2.com/blog-entry-237.html

まず言っておきたい、河村市長、よく言った、と。市長たる者が、当たり前のことを言ったことを誉めるのは不自然だが、これが、われわれの世代が、率先して克服すべき戦後と言う時代なのだ。つまり、公人が大東亜戦争の歴史の真実に触れることを禁じると言う、言論における検閲官なき検閲が続いているのが戦後だ。

そして、この戦後克服の契機を与えてくれたのは、うそを定着させ日本人を洗脳しようとしている中国共産党の大騒ぎであるのだから、喜んで、この大騒ぎを受けて立とうではないか。そこで、この度明らかになった二方面の戦線について確認しておく。まず、中共の「日本軍による南京大虐殺キャンペーン」を粉砕するのが第一の主要な戦線であるが、国内にはもう一つの戦線がある。それは戦後の自虐史観の惰性の中に安住し、中共の支援のもとに、中共の観点から河村市長を非難、批判するわが国内の親中共勢力や風潮との戦いである。この第二戦線は、国内の戦線であるから煩わしいが所詮中共への迎合であるから第一戦線での戦いが進行すれば消滅する。従って、この国内の非難に関しては、中共の工作がどれほど進んでいるか、中共の走狗が国内の何処にいるかを示す、まことに便利なリトマス試験紙だとみなしてすましておくべきものである。

主戦場はあくまで、中国共産党の嘘を粉砕することである。そしてそれは、正々堂々と成せることなのだ。彼の嘘を粉砕した直近の例をあげる。冒頭でも触れた、尖閣諸島周辺海域における中国漁船のわが海上保安庁巡視船に対する突入映像を一色正春氏が世界に公開したことである。この映像公開前、中共は、世界とりわけアメリカにおいて、如何なるプロパガンダを展開し始めていたのか、ニューヨーク在住の友人を通して知ったが、アメリカのマスコミに現れたそれは、尖閣周辺の漁場でしか生活できない零細な無力で貧しく哀れな中国漁民を、日本が武装した船で蹴散らし虐めているという中共特有のキャンペーンであった。しかし、一色氏の映像公開によって、この中共の嘘は一挙にばれてキャンペーンはピタリと止んだ。仮にこの映像公開がなければ、アメリカ世論は中共の狙い通りに、横暴なる日本を憎み、哀れな貧しい中国漁民に同情する方向に流れたであろう。そして、このアメリカ世論の流れは、日米同盟関係の見直しへ進みかねないものとなり得たのだ。このプロパガンダの手法・・・歴史を知るものにはすぐ分かるはずだ。これが、かってわが国を国際的に孤立させた謀略的手法だと。中共は、昭和12年7月7日の日華事変以来アメリカの世論を反日に持っていったプロパガンダと全く同一の画策を、この度もアメリカで始めていた。しかしその嘘を、一挙に暴いたのが一色氏の映像公開だった。しかるにこの映像公開の歴史的意義をわがマスコミは指摘できなかった。

戦後と言う時代の中のマスコミは、歴史を奪われているからである。一方、この映像を秘匿したまま、世界と国民に公開しなかった民主党、菅内閣は、中共の反日謀略に加担していたと断言できる。あろう事か彼らは、検察を使って、映像を公開してわが国を救った一色氏を罪人扱いした。
 
「南京事件」に関して、一色氏の公開した映像に匹敵するものは無い。当たり前だ。南京事件は「なかった」のだから、「ない」ものの映像は「ない」のである。では、中共側は、「南京事件」が「ある」という映像は「ある」だろう。しかし、その「ある」映像が「ない」のである。従って「南京事件」は「ない」。この単純明快な地点を一歩も譲ってはならない。しかも「ない」ものを「ない」と立証することの困難を克服して、多くの研究者の真摯な研究結果が等しく示す結論は、「南京事件はない」である。本誌にも掲載されているその「南京事件はない」という貴重な検証結果こそ、わが国政府によって広く各国語に翻訳され世界に頒布されるべきである。

この度の中共の大騒ぎに対して、野田内閣がこの処置を執らないならば、尖閣における真実の映像を秘匿した菅内閣と同じく、野田内閣も中共の反日謀略に加担した反日内閣となるだろう。 中国人船長逮捕に関する中共の嘘は、映像公開で嘘だと落着したが、「南京事件」に関しては、成り行きに任せてはいけない。積極的攻勢に打って出るべきである。何故なら、わが国家の存立に関わっているからである。

中共は二十世紀におけるわが国の支那に対する全面的な悪行の中の一例に「南京事件」を位置づけ、侵略者である日本軍国主義のあらゆる暴虐から支那人民を救出したものこそ中国共産党だとしている。つまり中国共産党の権力の正当性は、日本軍国主義の全面的侵略から支那人民を救出したことにある。


抜粋〈「南京大虐殺」という大虚構・わが畏友、河村たかし市長に続け〉下
2012.05.20.13:01
http://mayuryou1025.blog76.fc2.com/blog-entry-238.html

この暴政に対する人民の記憶が、やはり多くの自国民を人民解放軍が殺戮した天安門事件(1989年)をキッカケに甦り、人民の恨みが中国共産党に向かうことを避けるために、中共は、こともあろうにわが国を、人民の蒙った二十世紀の惨害の加害者に仕立てて、恨みの対象にする壮大な虚構(嘘)を、躍起になって構築し続けてきた。

その結果、今や、支那のネットの世界では、わが国と日本人の抹殺を願う人民の怨嗟が渦巻いている。しかも、中共は、この日本を悪とするプロパガンダを、世界に発信し続けている。中でもわが国の無辜の民を原子爆弾で殺戮したアメリカを、そのプロパガンダの主要なターゲットとしている。アメリカ人としては、日本が悪いと思い込めば思い込むほど、日本に原爆を落としたことは正当だと思い込めるからである。即ち、中共のプロパガンダは、日米分断を狙っているのである。

従って、わが国家の存立という観点から見れば、中共とわが国は、「共に天を戴くこと」は出来ない。つまり不倶戴天の敵である。そして、戦後の克服とは、この中共のプロパガンダ即ち「嘘」を一掃することによってはじめて可能となる国家の再興そのものである。そのために何が必要か。それは「わが文明の自覚」即ちアイデンティティーの確立と「武力」である。「国家の存立」に関わると言ったのは、まさにこの事である。

わが国と支那との交流の歴史を概観すると、わが国は、「日出国」の自覚を国書で鮮明にした聖徳太子の昔から、支那を知れば知るほど自らのアイデンティティーを自覚してきた。例えば、江戸初期の山鹿素行は儒者であったが、孔子の教えが現実化しているのは、易姓革命の支那ではなく、万世一系の天皇を戴く日本であると得心し、「五十年の夢、一挙に覚め申し候」と書いた。

そして今も、同じことを深く確認しなければならない。既に書いたが、支那は嘘をつく方より騙されるほうが悪いという文明で、わが国は嘘をつくのは悪いという文明だ。その上で問う。歴史とは何か。

わが国では歴史はヒストリーである。しかし、支那では、歴史はプロパガンダだ。また、朝鮮では、歴史はファンタジーなのだ。我々は、この文明の違いを堅持して、「南京事件はない」というヒストリーを守り微動だにしてはならない。この一点を突破することが、中共対策に限らず、朝鮮の「従軍慰安婦問題」に象徴される、反日歴史捏造というか被害妄想(ファンタジー)を止め、ひいては東アジアの歴史(ヒストリー)回復に繋がってゆく。

さて、支那は「嘘」を真実にするために力を行使する「力の信奉者」だと書いた。しかも、彼らの「嘘」には共産党の正当性がかかっているだけでなく、彼らと一族が自国民から殺されないという身の安全がかかっている。従って、中共は思想、宣伝、経済的利害、そして武力のあらゆる影響力を動員して「南京大虐殺の嘘」を通そうとしてくる。そのうち、経済的利害として支那人の日本観光禁止と日本滞在禁止は、大歓迎である。また、わが国経済は中共がなくとも大丈夫だ。ポイントは、最後の一点、つまり武力だ。中共は、わが国に「南京大虐殺」をみとめさせる為、東シナ海の海と空で、わが国の船舶を拿捕し、戦闘機を飛ばして領空侵犯を繰り返すこともありうる。わが国はこれを受けて立って断じて引いてはならない。民主党の菅内閣が中国人船長を釈放して国民に屈辱を与えたことを、断じて繰り返してはならない。その為の、救国内閣を造る覚悟を固める時だ。

まさに、「南京大虐殺はなかった」を確定する為には、「力の信奉者」である中共の持つ武力をわが方も保有することが必要なのだ。中共が「嘘」を武力で押し通すことを出来なくすることこそ、わが国の名誉と領土と国民を守ることにつながる。これが即ち、わが国家の存続を確保する道だ。この度の、河村市長の発言と中共の反発は、わが国家の存続のための変革即ち戦後体制からの脱却を強く即している。河村市長、南京事件はないと、よくぞ言った。これを切っ掛けに、わが国を国家の再興そして存続への路線に乗せよう。

お互いに縁のある春日一幸は、「君と僕とは、信長、秀吉、家康が生まれた、尾張三河の仲間ぞ」とよく色紙に書いていた。君はまさに尾張の仲間ではないか。その尾張の秀吉は、支那の明の国使が「汝を日本王とす」と書かれた国書を面前で読んだとき、憤然と立ってその国書を使者から奪い取り引き裂いた。即ち「怒烈明冊書」(怒りて明の冊書を裂く、頼山陽著『日本楽府』)。われらの世代こそ、改めて信長、秀吉の気概を取り戻し、断じて、我らの父祖の歴史の真実、ヒストリーを貫き、支那のプロパガンダに負けてはならない。

抜粋の予定でしたが、西村節に惹かれて、ほとんど全文を載せることとなりました。

正論特集「「南京大虐殺」という大虚構」のもう一遍は、南京事件研究家・松村俊夫氏の「終戦時、南京市民は日本軍に同情的だった」です。
機会があれば、共に是非ご一読ください。


togyo2009 at 17:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 共同管理ブログ「南京の真実を知らせ隊」 

August 30, 2012

金正日元専属料理人・藤本健二さん、横田めぐみさんの生存に言及

元専属料理人が講演「正恩氏、拉致解決に前向き」(2012.8.29)  
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120829/mca1208291440007-n1.htm
昨年末に死去した北朝鮮の金正日総書記の専属料理人を10年以上務め、今年7月に訪朝、第1書記就任後の金正恩氏に日本人で初めて面会した藤本健二氏=仮名=が28日、東京都内で講演し、拉致問題について「(正恩氏は)解決すべきものを一つ一つ片付けていこうとの姿勢が見える」と述べ、非常に前向きとの印象を受けたとした。

藤本氏は、7月22日に平壌で開かれた金第1書記らによる歓迎パーティーの席上、「横田めぐみさんたちを日本に帰国させてあげてください」との内容の手紙を読み上げたという。

藤本氏の帰国後、北朝鮮に残された日本人の遺骨問題が急浮上し、今回の日朝政府間協議の開催につながったと説明。手紙の効果があったと強調した上で、めぐみさんについて「恐らく生きているだろう」と推測し、拉致問題が早期に解決するとの見方を示した。

北朝鮮に近い日本人が横田めぐみさんが生きていると、おそらくとつけながらも、語りました。
北朝鮮の首脳と近しく、日本のメディアで北朝鮮事情を報道されている方です。
ある意味、親北朝鮮としてのスポークスマンでもあります。
それでも、北朝鮮の首脳へ拉致問題の解決を直接訴え、個人的であれ、手紙というその旨を記した親書をおそらく手渡したであろう、その意気には感じ入ります。

金正恩と奇跡の再会。金正日の料理人、藤本健二「ひるおび!」連続出演中(2012年8月23日)
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20120823/E1345684027938.html
なんの気なしにテレビをつけたら藤本健二氏が映っていた。ーなんと11年ぶりに、金正恩第一書記と再会を果たしたという。8月22日から3日間連続、TBS「ひるおび!」に出演してその模様を話すとのことだ。ー藤本健二氏は自身の意志で1982年に北朝鮮に渡った。やがて金正日の目にとまり、1989年からは専属の料理人として傍に仕えるようになる。その際金正日の次男・正哲、正恩の遊び相手も務めた。

2001年、藤本氏は現地で娶った妻と子供を置いて北朝鮮を出国、日本への帰国を果たす。氏はそれまで食材買い付けのために何度か日本に帰国していたが、その際に公安警察関係者と接触していたことが露見し、スパイ容疑をかけられていたのである。以来藤本氏は、いつ北朝鮮から危害を加えられるかわからないという恐怖の下で暮らすことを余儀なくされ、マスメディアに出演を果たす際にもターバンとサングラスで変装を続けていた。藤本健二も仮名である。

初日の番組内容によれば、藤本氏が日本国内で北朝鮮からの使者と接触をもったのは今年の6月16日のことだった。その人物は、北朝鮮国内で藤本氏と会ったこともある人物で、当事者でなければ知りえない情報を携えていたという。北朝鮮に残してきた妻と子、そして誰よりも金正恩第一書記その人が会いたがっていると聞かされ、藤本氏は渡朝を決意する。7月22日、前日から平壌市内の第8宴会場内に宿泊していた藤本氏は、金正恩第1書記と同伴の女性との面会を果たした。そのリ・ソルジュという名の若い女性を金正恩は「新しい国母」であると紹介している。これまで外国メディアが金正恩夫人の名を李雪主(リ・ソルジュ)であると報道したことがあるが、藤本氏訪朝によって事実であると確かめられたことになる。公開された写真により、会見の場には金正日の義弟(妹・金敬姫の夫)である張成沢(党中央委員会政治局委員)が同席しているのが確認されている。会見の場で金正恩は藤本氏に「藤本さん」と日本語で呼びかけ(過去の呼称は「藤本」で尊称をつけたことはなかった)、「過去の裏切り行為は水に流す」とした上で、「これからも二つの国を行き来すればよい」と語った。

昼の情報バラエティ番組だから無理はないのだが、司会者・コメンテーターから深くつっこんだ質問が出なかったのは残念である。たとえば通訳を務めた朝鮮女性の通称が「さくら」であると紹介された際(おそらくその名は、故・金正日が『男はつらいよ』シリーズのファンだったことにちなんでいる)、コメンテーターの1人が「それは帰国者です」と説明したのに、司会者側はリアクションがなかった。「1950〜80年代の帰国運動」についての基礎知識がないのではないかと思われる。

この時期に藤本氏の訪朝が実現したのは、日本国内に親朝感情を醸しだそうという狙いがあることはもちろん、大統領選がらみで韓国の反日感情が高まり、政治的示威行動が激化していることとも関係しているはずだ。敵の敵は味方であり、一気に日本国内の反韓感情を煽ることができるからである。したがって美談としてこの一件を過度に持ち上げすぎるのは危険だ。両国の間に細いながらもパイプが通じたという事実を尊重し、いかにそれが利用できるかを検討すべきである。

拉致被害者家族会は個人での北朝鮮側との接見を拒否し、全解決に掛けています。
中には袂を分かち、日朝を行き来して家族と会っている方もいます。
北朝鮮側との接見は家族を思えば誘惑的で、年老いた家族の葛藤ともなることでしょう。
藤本氏も自らの意志で事を興したとはいえ、10年間家族と会うことができませんでした。
ここにきて、家族会とは相容れない形での、北朝鮮側との接見による訪朝となったようです。

藤本氏は講演で、日本国民の悲願でもある横田めぐみさんの生存にまで言及しています。
藤本氏の立ち位置での話が、北朝鮮のスポークスマンとしてのリップサービスなのか、同じ日本人としての希望的観測なのか、読み取れません。

北の工作員 専属料理人の身辺も調査(2012/08/23)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/585710/
北朝鮮の工作員だったとされ、アスベスト除去装置をめぐる詐欺事件で逮捕、起訴された兵庫県尼崎市の運送会社社長、吉田誠一容疑者(41)が、金正日総書記の専属料理人を務めた藤本健二氏=仮名=の身辺を調査していたことが22日、警察当局などへの取材で分かった。

藤本氏は今年7月に北朝鮮からの招請で訪朝しており、吉田容疑者は北朝鮮の工作機関の指示を受け、金正恩第1書記にとって安全な人物かどうかを調べていたとみられる。藤本氏は、面会した金第1書記が「いつわが国に来ても歓迎する」と述べたと説明しているが、北は藤本氏を警戒して事前に調査していた実態が明らかになった格好だ。

捜査関係者によると、吉田容疑者は平成18年ごろから北の軍関係者や対外工作機関「偵察総局」などの指示で情報収集活動を本格化。軍事情報などをまとめたリポートを作成したり、北の情報を扱う民間団体に潜入したりしていた。さらに09(平成21)年ごろに金第1書記が金総書記の後継者に内定した後、偵察総局から藤本氏の身辺を調べるよう指示を受け、平成22年から調査を開始。生活状況やメディアでの言動などを報告していた。こうした実態は、大阪府警が押収した吉田容疑者のパソコンに痕跡が残されていたという。藤本氏を再び招請する際に安全な人物かどうか調査した可能性が高いとみられる。

実際、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者よると、吉田容疑者らによる身辺調査の結果、偵察総局などは、藤本氏が「日本の公安当局や韓国関係者と密接なつながりはなく、北朝鮮への忠誠心を保っている」と判断し、招請を決定。7月の訪朝前には、朝鮮総連中央本部から傘下の商工会などに対し、金第1書記名で「藤本氏の招請に際し、必要があれば責任を持って手助けするように」と指示が出されたという。

この言及は藤本氏の生き様と同じく覚悟の上と捉えます。
最も近しく北朝鮮を知る日本人が切ったカードとして、もう収める事は出来ません。

横田めぐみさんは生きているのです。


togyo2009 at 15:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 事件の深層 

August 29, 2012

北京日本大使襲撃国旗強奪事件

北京で丹羽大使の車襲われる 男が日の丸奪う(2012/08/27)【北京=川越一】
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/586770/
北京の日本大使館によると、27日午後4時(日本時間同5時)過ぎ、北京市内の環状道路上で、丹羽宇一郎駐中国大使が乗った公用車が2台の車に強制的に停車させられ、中国人とみられる男にフロント部分に立ててあった日の丸を奪われた。丹羽大使にけがはなかった。

この事件を受け、日本大使館は中国外務省の羅照輝アジア局長に対し厳重に抗議し、再発防止と刑事事件として捜査するよう求めた。羅局長は「このような事件が発生したことは極めて遺憾である。中国政府としては事件の再発防止に全力を尽くしたい」と謝罪。法に基づいた対処を約束したという。

丹羽大使襲撃 中国ネット世論は支持…愛国教育、不満はけ口(2012/08/28)【北京=矢板明夫】
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/587106/
丹羽宇一郎駐中国大使が乗った公用車が中国人とみられる男に襲われた事件は、中国の国家イメージを損なう一大不祥事にもかかわらず、インターネット各社の世論調査では、多くの中国人が男の蛮行を支持した。国際社会における中国のこうした“異質さ”の背景には、共産党政権が指導してきたいびつな愛国主義教育と、高圧的な統治により一般国民が不満を表現する合理的手段をもたない現状がある。

「大使襲撃事件」は中国国内でも大きく報じられた。28日付の朝刊各紙に「冷静な対応を呼びかける」識者の意見などが掲載されたが、インターネットでは男を支持する意見が圧倒的に多かった。大手ポータルサイト、騰迅網の調査では、28日午後までに寄せられた約2万4千件の回答のうち、男を支持するのは1万8千件を超え、反対意見は4分の1にも届かなかった。ほかのサイトの調査も同じような結果だった。男を支持する理由として「外交交渉が通じないなら実力行使しかない」といった類いの意見が少なからずみられた。その理屈は100年以上前に起きた義和団事件を彷彿させるものだ。

1900年に起きた義和団事件とは、外国の影響力拡大に不満を抱いた山東省などの民衆が蜂起し、北京の各国大使館を襲撃し多くの死傷者を出した事件だ。しかし、共産党政権は同事件を「反帝国主義の輝かしい農民闘争」と位置づけ国民に教えてきた。今回の事件を起こした男も、こうした愛国主義教育の影響を強く受けた世代の可能性がある。また、合法的なデモや抗議活動が実質禁止されている中国では、国民は不満を表現する手段をもたない。いったん怒りが爆発すれば、暴徒化しやすい傾向がある。

近年、地方政府の対応に不満を抱く住民らが警察官を殺害したり、建物に放火したりするような事件が多発している。最近、当局の黙認のもと、週末に各地で反日デモが起きているが、参加者のほとんどは普段、政治と関係のない若者たちだ。国民の不満を「反日」でガス抜きさせようという当局の思惑もあり、彼らは日本製自動車を壊し、日本レストランを襲撃した。日本の大使が標的になった今回の事件はこれまでの反日行動を上回るインパクトをもつ。中国当局が迅速に捜査し犯人を処罰しなければ、「反日」はどんどんエスカレートしかねない。

大使襲撃は「ウィーン条約」外交条項に違反しており、厳格な抗議をすべきである。
それもいいでしょう。
国旗強奪は犯罪に値すべきで、日本での国旗侮辱罪の制定が必要である。
それもいいでしょう。

さて、この事件は法律や国際ルールだけで片付くものでしょうか。
交通量の多い車道で、2台の車が組みで、公用車に数キロに渡ってパッシングや幅寄せをし、最後には追い抜いて前方を遮ったとのことです。
これは大事故や命にも関わる危険な行為であり、車そのものが凶器となっています。
2台の車はドイツ製の高級外車だったといいます。
群衆でデモして憂さ晴らしする大衆ではなく、地下組織か特別階級か、ある種の行動派のようです。
考えてみてください、この計画と実行は、高度な技術を要するプロ行為です。
この凶状は確信的であり、まさにテロ行為です。
公用車を止め、小旗とはいえ国旗を奪い取る。
これは旗に留まらず、いつでもやれるよという、脅迫です。
まさにあちらは直接的な行動に出たのです。
中共監視下の群衆デモとはレベルが違います。

2年前の尖閣諸島中国漁船衝突事件ではレアアースの経済制裁がありました。
この度は、尖閣諸島中国系反日団体上陸事件後の、テロ制裁です。
今年は中国トップが交代など、あちらの事情までこちらが抱える必要はありません。
この危険は簡単には回避できないことを、肝に据えることです。
親書を送った、使節を送った、と安堵していてはダメですよ。 
これが中国の今の実態であることを弁え、政治戦略、経済戦略、軍事戦略を挑むべきです。


togyo2009 at 16:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 事件の深層