July 2017

July 23, 2017

加計学園騒動に見る問題点(3)世間の目を眩ます朝日毎日のフェイクニュース

2017.7.19【加計学園 行政は歪められたのか(中)】日大総長「加計にろくな教育できっこない」 愛媛知事「じゃあ、あなた作ってくれるか?」

http://www.sankei.com/premium/news/170719/prm1707190003-n1.html

第1次安倍晋三政権当時の平成19年2月。東京・赤坂の料亭「佐藤」で、日本獣医師会顧問で元衆院議員の北村直人は、学校法人「加計学園」(岡山市)理事長の加計孝太郎と向き合っていた。「愛媛で獣医の大学を作りたいんですよ。ぜひ協力してくれませんか?」加計がこう切り出すと、北村は強い口調で「なぜそんなことを言い出すんですか?」と聞き返した。加計が「息子の鹿児島大獣医学科の入学式に行き、設備をみたら20億〜30億円でできそうなんですよ」と説明すると、北村は怒気をはらんだ声でこう説いた。「そんな動機で獣医学科を作りたいなんて、とんでもない話だ。獣医学部創設には500億円はかかりますよ。教育を金もうけに使われたらたまらない。やめた方がいい!」さらに北村が「親しい政治家はいるんですか」と問うと、加計はこう答えた。「強いていえば安倍首相ですが…」北村の脳裏に、安倍への疑念が刻まれた瞬間だった。北村は今も「全ては加計学園ありきなんだ」と息巻く

 

だが、愛媛県今治市に加計学園が運営する岡山理科大の獣医学部を新設する構想は、安倍と加計の親交とは全く無関係の切なる地元事情から始まっていた

× × ×

昭和50年、今治市は高等教育機関を誘致する学園都市構想を打ち出した。タオル産業の衰退などにより、人口減が続く地域を活性化させることが目的だった。松山大や東海大などの名も挙がったが、いずれも誘致には至らなかった。加計学園の名前が浮上したのは平成17年の正月だった今治市選出の愛媛県議、本宮勇は市内の友人宅で、小学校から高校まで同級生だった加計学園事務局長と久々に再会した。本宮はこう水を向けた。「今治市で大学を誘致しているがどこも来てくれないんだ。お前のところの大学が来てくれないか?」だが、事務局長は「少子化の時代に地方に大学を進出させるのは難しい」と首を縦に振らなかった。それでも本宮はあきらめず、その後も説得を続けた。事務局長はついに根負けして「人気があり、競争率の高い獣医学部だったら考えてもいいよ」と応じた。

 

同じ頃、知事の加戸守行は県内の公務員獣医師の不足に頭を悩ませていた11年の知事就任後、鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が相次いだ。22年に口蹄疫が発生した際には各港で検疫態勢をとり、四国への侵入は水際で阻止したが、獣医師たちに不眠不休の対応を強いねばならなかったそんな中、本宮がもたらした加計学園による獣医学部新設の話は願ってもない朗報だった。加戸は「地域活性化と公務員獣医師確保ができ、一石二鳥じゃないか」と小躍りした。

 

 

2017.7.2【阿比留瑠比の極言御免】蔓延するフェイクニュース 朝日新聞のスクープ記事もなぜか不自然 加計学園問題の文書写真が…(論説委員兼政治部編集委員)

http://www.sankei.com/politics/news/170702/plt1707020003-n1.html

22日朝、テレビで民放番組にチャンネルを合わせると、森友学園の籠池泰典・前理事長の顔が大写しとなった。籠池氏が21日夜、安倍晋三首相の私邸などを訪ね、寄付を受けたと主張する100万円を返却しようとしたが断られ、記者団の取材に応じた場面だった。籠池氏は現金100万円だという紙の束を持っていたが、本物の一万円札は上下の2枚だけで、中身は白い紙であるように見えた

 

国会で大騒ぎし証人喚問まで実施した森友問題も、内閣支持率を低下させた加計学園問題も結局、火のないところに煙を立てた「フェイクニュース(偽記事)」ではないのか。「怪しい」「疑わしい」「信用できない」…などといくら追及しても、核心に迫るファクト(事実)は出てこない。その半面、忖度だとか面従腹背だとか曖昧な言葉ばかりが飛び交い、「事実がないことを証明して納得させろ」と、不可能とされる「悪魔の証明」が堂々と求められている。

 

不自然な写真

−そもそも加計問題が一気に火を噴いたのは、朝日新聞が5月17日付朝刊の1面トップ記事「新学部『総理の意向』」「文科省に記録文書」がきっかけだった。記事は、加計学園の獣医学部新設計画について、文部科学省が「内閣府から『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった」というスクープだった。‐記事に添えられた「大臣ご確認事項に対する内閣府の回答」と題された文章の写真が不可解である写真はなぜか下側が暗く文字がよく読めなが、文科省が15日に発表した同様の文書をみると、その部分にはこうある。「『国家戦略特区諮問会議決定』という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか」つまり、安倍首相の指示だと取り繕ってはどうかという話であり、逆に首相の指示などないことを示している。‐ところが、そこが朝日の写真では不自然に隠された形となっているこれでは「印象操作」と言われても仕方があるまい

 

真実は不確実

「安倍政権に批判的な記者の一人」であり、安倍政権が掲げる政治目標に「ほとんど賛同できない」という立場の元朝日記者でジャーナリストの烏賀陽弘道氏は、新著『フェイクニュースの見分け方』でさまざまな情報を検証している。その上で、(1)日本会議=安倍政権の黒幕説を首肯できる事実は見いだせない(2)(安倍政権の言論統制を非難する記事や出版物の)「報道に介入した」「圧力を加えた」「統制した」と主張する根拠がわからない(3)(高市早苗総務相の放送法関連答弁について)民主党時代と同じ発言を根拠にした「安倍政権は報道の自由を恫喝している」という非難は不思議−などと結論付けており、うなずける。

 

米国の著名なジャーナリスト、リップマンは1922年刊行の著書『世論』で、ジャーナリストの仕事についてこう訴えている。「人びとの意見形成のもととなるいわゆる真実といわれるものが不確実な性格のものであることを人びとに納得させること」フェイクニュースが蔓延しているならば、なおさらだろう。

 

2017.7.12【閉会中審査】朝日と毎日は「ゆがめられた行政が正された」の加戸守行前愛媛県知事発言取り上げず

http://www.sankei.com/politics/news/170712/plt1707120010-n1.html

衆参両院で10日に開かれた学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる閉会中審査から一夜明けた11日の朝刊各紙は、官邸の不当な関与を主張する前川喜平・前文部科学事務次官の発言を大きく取り上げた。一方、国家戦略特区として獣医学部設置が認められたことに関し「ゆがめられた行政が正された」などと文部科学省の過去の対応を批判した加戸守行前愛媛県知事の発言については記事で取り上げないところもあり報道の“印象操作”が浮き彫りとなった。(今仲信博)

 

朝日新聞は1面トップの記事に「加計ありき 疑念消えず」の見出しで、前川氏の発言を多めに盛り込んだ。「(政府の)説明責任はなお果たされていない」と強調した記事の隣には「『首相信用できない』61%」とする同社の世論調査結果を添えた。2面では「『丁寧な説明』なき審議」との見出しで、安倍晋三首相らがいなかったことを指摘し、3面では「加計巡り説明不足」と政府側の説明は足りないと断じた。一方、加戸氏の発言は記事では報じず、審査の詳報では加戸氏の発言を引き出した自民党の青山繁晴参院議員の質問を掲載しなかった

 

毎日新聞も「加計 論戦平行線」と1面トップで大きく報じる中、加戸氏の発言はなくこれでは地元の獣医学部誘致を文科省などが阻止してきたことが読者には分からない。東京新聞は社会面で加戸氏の発言を取り上げたが、同氏の発言の肝である「ゆがめられた行政が正された」の部分を記載しなかった。

 

一方、産経新聞と読売新聞、日経新聞は「行政がゆがめられた」と主張する前川氏に対し、加戸氏が「岩盤規制にドリルで穴を開けていただいた。『ゆがめられた行政が正された』が正しい発言ではないか」との発言を記事で取り上げた。加戸氏は閉会中審査で「今までたくさんの取材があったが、申し上げたいことを取り上げてくれたメディアは極めて少なかった」と訴えていた

 

2017.7.18【視線】行政がゆがめられた実例とは 朝日・毎日の紙面では“存在しなかった”加戸氏証言 論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比 

http://www.sankei.com/premium/news/170718/prm1707180005-n1.html

衆参両院で10日に開かれた学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる閉会中審査の白眉は、加計学園誘致を進めた加戸守行・前愛媛県知事の証言だったのは間違いない

「愛媛県にとっては、12年間加計ありきだった。今さら1、2年の間で加計ありきじゃない」「10年間、我慢させられてきた岩盤規制にドリルで穴を開けていただいた。『ゆがめられてきた行政が正された』というのが正しい発言ではないか」加戸氏はこう切々と述べ文部省(現文部科学省)時代の部下であり首相官邸の意向によって「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平・前文部科学事務次官に反論した。これまでの経緯を熟知する当事者の言葉は重く、説得力があった。

 

ところが、在京各紙の翌11日付朝刊を読むと、加戸氏の発言の扱いは小さかった特に朝日新聞と毎日新聞は、閉会中審査に関して大きく紙面を割いたにもかかわらず、一般記事の中で1行も加戸氏を取り上げなかったまるで、自分たちの安倍晋三政権批判の筋書きに合致しない加戸氏の証言は、存在しなかったかのようである。半ば予想していたことではあったが、あまりの露骨さに恐れ入った。

 

毎日は第1社会面のトップ記事に「『印象操作』かわす 前川氏追及に淡々と」との見出しをつけ、こう書いていた。「発言内容の信ぴょう性を低下させようとする与党側の『印象操作』をかわした格好だ」自分たちは加戸氏の主張について読者に知らせず、前川氏の言い分だけをクローズアップする印象操作を行っておきながら、与党側が印象操作をやったと決め付けている

 

国会中継を見ていない朝日と毎日の読者は、事実関係が分からないように目をふさがれたも同然であるインターネット上で常々批判される「報道しない自由も、ここに極まれりである。‐ただでさえ「マスゴミ」と呼ばれるようになって久しいマスコミは今後、いよいよ信用を失い、軽蔑の対象となっていくのだろう。森友学園や加計学園をめぐる一連の報道を見るに付け、その懸念は深まるばかりである。

 

ともあれ、加戸氏は産経新聞のインタビュー(6月16日付朝刊掲載)に対し、政治が行政をゆがめた実例として昭和57年夏の「教科書誤報事件」を挙げている教科書検定で日本の「侵略」が「進出」に書き換えられたとマスコミが一斉に報じ、国際問題化した騒動である官邸が、教科書を政府の責任で是正するという宮沢喜一官房長官談話を出した。文部省がやる検定を官邸が無理やりに、理不尽にも。鈴木善幸首相の中国訪問が予定されているから円満にという政治の思惑なんて見え見えだったが、行政の筋が曲げられたと思っても言いませんでした。それが役人の矜持ですよ」加戸氏がインタビューで「そこのところが、前川君は則を超えちゃったのかな」とも語っていたのが印象的だった。

 

結局、侵略」を「進出」に書き換えさせた事実はなかったことが判明し、産経は7段組みの大きな訂正記事を出し、謝罪したが、ほとんどのマスコミは訂正しようとはしなかったそしてこの誤報事件をきっかけに、教科書検定基準に近隣諸国に配慮することを定めた「近隣諸国条項」が加わり、教科書記述がゆがめられていく。当時からゆがんでいたマスコミは、さらにゆがみねじ曲がった。

 



【武田邦彦・須田慎一郎】安倍首相は元加計学園役員?獣医不足は深刻!朝●新聞の印象操作酷い!
20176

 

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2017/06/05 に公開

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togyo2009 at 19:22|PermalinkComments(0) 南京大虐殺はなかった! 

加計学園騒動に見る問題点(2)民主党政権のちゃぶ台返し

2017.7.18【加計学園 行政は歪められたのか(上)】新設認めぬ「石破4条件」は獣医師会の政界工作の「成果」だった! 民主党政権でも献金攻勢…

http://www.sankei.com/politics/news/170717/plt1707170003-n2.html

絶体絶命に追い込まれた獣医師会がすがったのはまたもや「政治力」だった。北村と石破は昭和61年の初当選同期。しかも政治改革などで行動をともにした旧知の間柄だ。日本獣医師政治連盟は自民党が政権奪還した直後の平成24年12月27日、幹事長に就任した石破の「自民党鳥取県第一選挙区支部」に100万円を献金している。蔵内も、長く福岡県議を務め、副総理兼財務相で自民党獣医師問題議連会長の麻生太郎や、元自民党幹事長の古賀誠ら政界に太いパイプを有する。北村らは石破らの説得工作を続けた結果、4条件の盛り込みに成功した。実は北村には成功体験があった。26年7月、新潟市が国家戦略特区に獣医学部新設を申請した際、北村は「獣医学部を新設し、経済効果が出るには10年かかる。特区は2、3年で効果が出ないと意味がない」と石破を説き伏せた。石破も「特区にはなじまないよな」と同調し、新潟市の申請はほどなく却下された

 

今治市の案件も4条件の設定により、宙に浮いたかに見えた。再び動きが急加速したのは、28年8月の内閣改造で、地方創生担当相が石破から山本幸三に代わった後だった。

   × × ×

獣医学部は、昭和41年に北里大が創設以降、半世紀も新設されなかった定員も54年から930人のまま変わっていない。この異様な硬直性の背景には、獣医師会の絶え間ない政界工作があった。「石破4条件」もその“成果”の一つだといえる。石破の父、二朗は元内務官僚で鳥取県知事を務め、鳥取大の獣医学科設置に尽力したことで知られる。その息子が獣医学部新設阻止に動いたとすれば、皮肉な話だといえる。

 


2017.7.16
【加計学園問題】加戸守行前愛媛県知事インタビュー「四国4県ともとにかく獣医がほしいんだ!」「さすが民主党と思っていたら…こん畜生!」

http://www.sankei.com/premium/news/170716/prm1707160032-n1.html

学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部設置計画をめぐり、誘致を進めた加戸守行・前愛媛県知事が産経新聞のインタビューに答えた。(今仲信博)

     

平成11年に知事に就任したとき、愛媛県今治市は都市再開発の構想が十何年も眠っていたままだった。知事に就任してすぐに旧建設省と住宅・都市整備公団(現・都市再生機構)に要請し、12年から事業が始まった。今治市の構想は2地区あった。そのうち1地区は都市学園構想で高等教育機関を引っ張ってきて学生の街にしようというものだった。地元の松山大学が手を挙げて進めたが、経営学部の設置構想もできた段階で学内の左翼グループ教官の猛反対にあい、潰されてしまった。構想が宙に浮いたところで、今治市選出の本宮勇県議が「加計学園が大学を進出してもいいというが、今の天下の状況をみていたら獣医学なんかはどうでしょうか」という話を持ってきたから、飛びついたんだ。

 

少子高齢化に悩む今治市にとってみれば、若者が来て、街が活性化すればよかった。ただ、愛媛県は学園都市よりも獣医学部が欲しかった。獣医師が欲しい、感染症対策をやってもらいたい、という思いだった。私の知事時代には鳥インフルエンザが発生し、米国では狂牛病が発生した。22年には口蹄疫が発生したが、獣医師が足りず大わらわだった。調べると、県庁への志望者が不足しているゆえに公務員獣医師を採用できない。そのため、鳥インフルエンザや狂牛病やらで獣医師が手いっぱいなのに人手が足りないのだ。しかも、愛媛県だけでなく、四国4県すべてがそうだった。定年の人にも定年延長して残ってもらって、悲鳴をあげている状態だ。農家が牛や豚が病気になったら頼りにする家畜衛生試験所の技師も獣医師だが、そこも人が埋まらない。

 

調べてみたらなんてことはない。獣医学部の入学定員は、神奈川県以東が8割、岐阜県以西が2割となっている。私立大学のほとんどは東京にあり、圧倒的なシェアを持っている。だから、こっちで獣医学部を作るものなら、学生を奪われることになるから、「俺たちの縄張りを荒らされる」と反発するわけだ。国立大学はかなり充実した教育をしているが、1つの大学でも30人程度しか養成していない。

 

獣医師不足を解消するには、獣医師をもって来る、しかも私立大をもって来るしかないとなった加計学園の話が来て、四国4県の知事が連名で「四国に獣医学部を作ってくれ」「認可してくれ」と動いたわけだ。すると“壁”にぶちあたった。今度は獣医学部の定員を増やせないという。‐構造改革特区で申請してもはねられ、文部科学省に行っても「農林水産省がうんといわない」、農水省に行くと「いや、獣医師会が反対で」と言う。これまた、なぜなのか調べてみると何てことはなかった。日本獣医師会の政治団体「日本獣医師連盟」が自民党の獣医師問題議員連盟に政治献金し、パーティー券を買っていたんだ。日本獣医師会の顧問の北村直人元衆院議員は、国会議員に根回しするわ、愛媛に乗り込んできて獣医師を増やしたらいけないと言うわ。「東京で立派に育てて返すから、奨学金つけて送ってくれれば送り返してあげますよ」なんて言ったこともあってね。大げんかしましたよ。

 

結局、自民党の獣医師問題議連に乗り込んでいった。時期は曖昧だが当時、議連の名簿を見たら、最高顧問が党の実力者というから、やれうれしやと実力者のところに飛び込んだ。すると(実力者は)当時の獣医師会の山根義久会長に話してくれて、「加戸ちゃんうまくいったよ。山根会長が了解してくれたからな。これで進められるよ」という話だった。「救いの神です」とお礼を言ったが、山根会長が獣医師会で愛媛の獣医学部を認めてやれと言ったら、他の役員に袋だたきにあってしまったそうだ。

 

21年に民主党政権になって、愛媛で白石洋一氏が民主党から衆院議員に当選した彼に「自民党ができなかったことをやれば民主党の点数が上がるぞ」って言って、一緒に文科省に陳情に行った。彼が四国の議員らに声をかけてくれて、獣医学部を作るべきだと国会質問もやってくれた。そしたら、今までは構造改革特区で「対応不可」だったのが、鳩山由紀夫政権の終わりの頃には「実施に向けて検討」となった。前に進んだよ、さすが民主党、と思っていたら、今度は民主党が民主党獣医師議連を作ってしまった日本獣医師連盟は玉木雄一郎衆院議員(現民進党幹事長代理)に100万円の献金したとか…。お笑いだけど、民主党政権がひっくり返って、今度は自民党政権に戻ったら進まない。こんちくしょう、と思ったよ。

 

安倍晋三首相と加計学園の理事長が友達だと知ってたら、直訴してでも10年前に獣医学部を作ってますよ。安倍首相に「あんた、加計学園の友達でしょ。やってくださいよ」って。50年も東京の私学を守るために、獣医学部を地方に作らせないなんてふざけた話があるのかって直談判してましたね。

 

2017.7.16【加計学園問題】加戸守行前愛媛県知事インタビュー「国会は何を議論しているんだ? このバカ野郎!」「役人の矜持はどこへ行った?」(今仲信博)

http://www.sankei.com/premium/news/170616/prm1706160009-n1.html

学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部設置計画をめぐり、誘致を進めた加戸守行・前愛媛県知事が産経新聞のインタビューで、文部省(現文部科学省)時代に部下だった前川喜平前文科事務次官らについて語った。

 ◇ 

平成22年に宮崎県で口蹄疫が発生した際には、愛媛県の港に検疫態勢を取り、入県する車と人は全部消毒し、四国への上陸を阻止した全員が不眠不休でやったが、獣医師が足りないから(民間の)ペットの獣医師まで動員して助けてもらった。あのときほど獣医師がほしかったことはなかった。もう一回、口蹄疫が来たら、みんなぶっ倒れますね。

 

当時、日本大学の総長は「加計学園が(今治市に獣医学部を)作っても、ろくな教育しません」なんて言う。だから「日大さん、来てくださいよ。うちはどこの大学でも関係ない。獣医学部が四国に来てくれればいい」と言ったんだ。

 

事柄の本質を無視

獣医学部が去年できていれば、誰も何も言わなかった話だ。それなのに、やれ「安倍晋三さんの友達だ」「テロ等準備罪は通さない」となって、マスコミがたたきまくっている事柄の本質は愛媛でどれだけ獣医師がいなくて困っているかということだが、そんなことは知ったことではないということなのか?安倍首相が加計学園と絶縁したら認めてくれるのか?(国会は)何を議論しているんだ、このバカ野郎と思う。

 

前川は私の部下でした。非常に有能だし、気骨のある男で今回のことは非常に残念だ。彼は大学の実情を知らないし、四国が公務員獣医師不足で苦しんでいるということは、耳に入っていなかっただろう。役人をやっていると、無理無体はある私のときだと、昭和57年の歴史教科書検定事件(教科書誤報事件)だ。あれこそ、行政の筋を政治が曲げた。役人は全員我慢したしかし、あのときに「行政の筋を曲げた官邸はけしからん」と言ってマスコミに出た役人はいなかった。政権を倒すことにつながるからだ。無理無体であっても、政治が優位であって行政は下なんですよ。大臣の下に事務屋がいる。どんなに無理なことでも、大臣が言うことは従うべきだ。教科書騒動のときも悔し涙を流しましたよ。政治の思惑なんて見え見えだったが、行政の筋が曲げられたと思っても言いませんでした。それが役人の矜持ですよ。

 

「総理の意向」使う

「総理の意向」という言葉は事務方レベルでは使います。私なんか文部省の現役時代は「大臣の意向だ」とか、「事務次官がこう言っているぞ」とかハッタリをかましました。虎の威を借りないと役人は動かないんですよ安倍政権は加計学園について粛々と胸を張って進めてもらいたい問題になっているのは友達というところだけでしょ?友達がだめなら、友達をやめてもらえばいい。それ以外の理由がない。噴飯ものなのは、民主党政権下でうまくいきかかったものを民主党が潰しにかかっていること。あっ、今は民進党か。私は「民主退歩党」と言ってますがね…。

 ◇ 

【かと・もりゆき】 昭和9年、旧満州・大連生まれ。東大法卒。32年、文部省(現文部科学省)入省。平成11年、愛媛県知事選に立候補し初当選。3期12年務めた。


教科書誤報事件】 昭和57年の教科書検定で「侵略」が「進出」に書き換えられたとマスコミが一斉に誤報。中韓両国が抗議し、宮沢喜一官房長官(当時)が「政府の責任において是正する」との談話を発表した。これを受け検定基準に「近隣諸国条項」が加わった経緯がある

 

政権交代により民主党が与党となり、日米安保をはじめとして日本の政治(舵取り)は混乱をきたしました。表の顔と裏の顔の落差、最初から分かっていたことですが、国民は旧自民党にノーを突き付け、新与党を圧倒的に支持しました。既得権益をはじめとした旧自民党の柵、故三宅久之氏はこれを船底に付いたフジツボに例え、殻をよくとってもう一度船出をすればいいと語っていました。三宅氏の支持を得て安倍首相は再起をはかる一方で、民主党は日本を混乱に巻き込みながらも旧自民党の既得権益だけは手に入れようとしていました。それも、「日本は日本人だけものではない」という当時の鳩山首相の下で。

 



【加計学園問題は玉木の獣医学部新設潰し?】別所哲也『どこに違法性があるんですか?』玉木『違法性はありません
[2017.05.19]

Japan Politics Channel

2017/05/19 に公開

放送日 2017.05.19



togyo2009 at 13:21|PermalinkComments(0) 民主党政権 

加計学園騒動に見る問題点(1)既得権益

【加計学園 行政は歪められたのか(上)】新設認めぬ「石破4条件」は獣医師会の政界工作の「成果」だった! 民主党政権でも献金攻勢…

http://www.sankei.com/premium/news/170717/prm1707170008-n1.html

「学部の新設条件は大変苦慮しましたが、練りに練って、誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にしました…」平成27年9月9日地方創生担当相の石破茂衆院議員会館の自室で静かにこう語った。向き合っていたのは元衆院議員で政治団体「日本獣医師政治連盟」委員長の北村直人と、公益社団法人「日本獣医師会」会長で自民党福岡県連会長の蔵内勇夫の2人

 

石破の言った「文言」とは、会談に先立つ6月30日、安倍晋三内閣が閣議決定した「日本再興戦略」に盛り込まれた獣医学部新設に関わる4条件を指す。具体的には(1)現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化(2)ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき分野における具体的な需要が明らか(3)既存の大学・学部では対応が困難な場合(4)近年の獣医師の需要の動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討−の4つ。要するに、新たな分野のニーズがある▽既存の大学で対応できない▽教授陣・施設が充実している▽獣医師の需給バランスに悪影響を与えない−という内容だ。

 

このいわゆる「石破4条件」により獣医学部新設は極めて困難となった。獣医師の質の低下などを理由に獣医学部新設に猛反対してきた獣医師会にとっては「満額回答」だといえる。

 

 

【田中秀臣】加計学園文書再調査で国家戦略特区不要論噴出!安倍政権の判断ミスも石破4条件は厳しすぎる?20176
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社会・政治

2017/06/15 に公開

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「日本」の解き方:加計学園問題の背景にある、「岩盤規制」と既得権者たち 新規参入は社会に貢献する(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170526/dms1705260730007-n1.htm

 

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐっては、従来認められなかったものが国家戦略特区で急に認められたといったトーンでの報道が多いが、国家戦略特区はどのように意思決定されるのだろうか。

 

加計学園問題の背景をハッキリいえば、「規制緩和の是非」だ。焦点は獣医学部新設であるが、これはいわゆる「岩盤規制」であり、その突破はこれまで容易ではなかった。医学部や医大の新設に医師会が反対しているといった報道をこれまで目にしたことがあるかもしれないが、獣医学部もその構造は全く同じだ。経済学の立場からいえば、こうした参入障壁は有害無益である。‐国会で舌鋒鋭く質問していた民進党の玉木雄一郎議員は、父と弟が獣医で、2012年に日本獣医師政治連盟から100万円の政治献金を受けていたという。もちろんこれは違法ではないが、政治的には追及は難しくなるだろう。‐

 

文部科学省は「過剰供給にならないように」(医学部であれば後ろに厚生労働省、獣医学部であれば農水省がいて、文科省に圧力をかけている)ということが多いが、役人が将来の需給を見通すことは事実上不可能であり、見通しを立てることこそが有害だ。文科省の許認可に意味があるとすれば、最低品質保証程度のチェックだけであり、将来の需給調整をするような許認可方針は不必要、というよりやるべきではない。

 

規制緩和を推進する立場の人は、こうした原理原則に忠実だ。不合理な参入障壁がある場合、経済的な利益の逸失は大きい。もちろん、参入に当たっての許認可を一律に否定するわけではなく、品質保証程度のチェックを必要としたうえで、制度改正をして参入を認める方向で行動する。これに対し、規制緩和に反対する立場の人は、一般に既得権側である。そのため、「新規参入を認めると、悪徳者がはびこり国民が不利になる」と説く。今の既得権者だけが最善という前提があるからだろう。そして、制度改正を阻止しようと行動する。

 

今回の加計学園問題をみると、たしかに安倍晋三政権になってから、規制緩和の動きができていたのは事実だ。ただし、その見直しのスピードは、国際的な感覚からいえば速いとはいえず、あくまで日本的だ。そして、適正な手続きが取られているのであれば、加計学園の理事長と安倍首相が友人だというだけで問題視するのは無意味だ「競合大学を排除した」との指摘もあるが、普通に考えると規制緩和推進側に排除する理由はない規制緩和反対側がダメージコントロールとして行うことはあるかもしれないが。

 

いずれにしても、その手続きは、国家戦略特別区域諮問会議で行われており、発案者は安倍首相ではない筆者が見る限り、安倍首相の個人的な意向が入り込む余地はまずない。そして、一般に新規参入者は進取の気性に富んだ人が多く、既得権者より社会への貢献度合いが大きいことにも留意すべきだろう。 

 

【加計学園 行政は歪められたのか(上)】新設認めぬ「石破4条件」は獣医師会の政界工作の「成果」だった! 民主党政権でも献金攻勢…

http://www.sankei.com/premium/news/170717/prm1707170008-n1.html

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愛媛県と今治市が学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部誘致を計画したのは平成19年に遡る。相次ぐ家畜伝染病に悩まされ、「獣医師が足りない」という畜産農家の切なる声を受けての動きだった。だが、構造改革特区に何度申請しても却下された。ようやく構想が動き出したのは、21年9月に民主党の鳩山由紀夫が首相となった後だった

 

民主党愛媛県連副代表で衆院議員の白石洋一は、民主党幹事長室で「今治市に獣医学部の枠を取れないか」と陳情した。幹事長の小沢一郎は自民党から業界団体をいかに引きはがすかに腐心していた資金力のある獣医師会を揺さぶるにはちょうどよい案件に映ったのだろう。22年3月に特区申請は「対応不可」から「実現に向けて検討」に格上げされた。慌てた獣医師会は、民主党衆院議員、城島光力と接触し、城島を会長とする「民主党獣医師問題議員連盟」を発足させた22年7月の参院選では、民主党の比例代表の候補1人を推薦した民主党議員に対する政治献金もこの時期に急激に増えている

 

ところが、その後の民主党政権の混乱により、またも構想は放置された。それがようやく動き出したのは24年12月、自民党総裁の安倍晋三が首相に返り咲いてからだった

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安倍は25年12月、「岩盤規制をドリルで破る」というスローガンを打ち出し、構造改革特区を国家戦略特区に衣替えした27年6月、愛媛県と今治市が16回目の申請をすると、国家戦略特区ワーキンググループ(WG)が実現に向け一気に動き出した

 

既得権とは、特定の者たち(組織、組合から個人も含む)がなんらかの根拠に基づき従前から得ている権益を意味すします。

既得権の根拠とされるものは、法律など法的根拠に基づくものから、慣習などによって形成されたものもあります。

既得権をめぐる争いは、企業内などの一定の社会的集団の内部においても生じ、すでに一定の権益を得ていた者の権利を優越的地位に立つものが一方的に奪わないように法令で制限を定めることもあります。

 

政治家が議職や政党を維、持するため、支持団体がその既得権として業界の新規参入を拒むため、この既得権益が固辞されます。

既得権益という法的な言葉が、法治国家・日本で生まれ、世間的に馴染まないために、(総理の)忖度の方に注目が集まりやすくマスコミが先導するわけです。加計学園騒動が、既得権益を超えた規制緩和、日本の成長戦略(お忘れですか?アベノミクス第3の矢)の足枷となっています。



togyo2009 at 10:27|PermalinkComments(0) 政治経済NEWS