蔵出し「日中歴史共同研究」H22.01.31要旨(下)鳩山首相の揺らぎって・・ブレてるんじゃないの?ズレてるんじゃないの?(上)

March 11, 2010

頑張れ日本!バンクーバーオリンピック(後編)

    
第21回冬季オリンピック・バンクーバー大会が閉幕した。4年に1度の五輪に懸ける各選手の意気込みとメダルに懸ける思いは格別だ。スポーツの持つ魅力を堪能した17日間だった。メダル争いはアメリカが金、銀、銅合わせて37個で最多。開催国カナダは金でアメリカを上回る14個を獲得した。カナダは過去2回の五輪地元開催で金メダルは0。国を挙げての競技力強化が実った。日本選手団は「メダル数10」を目標に掲げて臨んだが、結果は銀3個に銅2個。目標の半分にとどまった。けれども前回トリノ大会が荒川静香選手の金1個だったことを思えば健闘したと言える。
冬季五輪閉幕 各競技の熱い戦いに感動(2010年3月2日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-158527-storytopic-11.html 

本当に熱い戦いでした。
よくやった日本代表選手団!
彼ら、彼女らが戦い挑んだおかげで、私たちは幾度も日の丸を仰ぐことが出来ました。
なにより私が嬉しかったのは、たくさんの仲間や国民が日の丸を振って応援する姿でした。
バンクーバーオリンピックでは君が代は流れなかったけど、幾度も興奮し、歓喜しました。   
日本の若き選手たち・・日の丸・・日本・・その頑張る姿が観れたことが嬉しいのです。

最も注目された女子フィギュアスケートの浅田真央選手は金に挑んだものの韓国の金妍児(キムヨナ)選手に及ばなかった。国民の期待も大きく、相当なプレッシャーがあったであろう。惜しみない賛辞を送りたい。4年後のソチ五輪では表彰台の真ん中に立ってほしい。

あらゆる手段を使い、確実に点数を得て、頂点に登り、引退するキムヨナ。
トリプルアクセルに挑み、不安定ながらも世界から賞賛され、4年後を目差す浅田真央選手。
同じ19歳のアスリートとして、大きく道が分かれました。
金メダルのキム選手と銀メダルの浅田選手が並んで記者会見をした際に、キム選手へ高度な技へのチャレンジはしないのかとの質問があり、キム選手は「アスリートとしてはチャレンジしてみたい気持ちがある」と応えてました。
あらゆる手段で金メダル、これは私がジャッジするものではありませんが、いくつかの意見があります。
そのひとつがこのブログです。

私が目を引いたのは、以下の文章です。

さらに追記:バンクーバーオリンピック女子フィギュアスケートフリープログラムで、浅田真央選手が使用したラフマニノフ作曲「前奏曲 嬰ハ長調 作品3-2 『鐘』」ですが、この曲はラフマニノフが19歳の時に作曲したもので、これから起こるロシア革命と社会の混乱に対する「警鐘」としての意味合いが強いもの。なのだそうです。ロシアの人々にとっては、日本人が「君が代」や「さくらさくら」を聞いて特別な感情が湧き上がるように、この「鐘」は非常に深い意味を持つ曲であると聞いています。当初私自身も他の人と同様に、「この曲はフリープログラムでつかうには、少し重くて暗すぎるのではないか?」と思っていたのですが、この「鐘」が作曲された由来を聞いて、浅田選手とタラソワコーチがあえてこの曲を選んだという意味が分かったような気がしました。キム・ヨナ選手とその周囲の人々が行なった行為によって、フィギュアスケートという競技そのものが腐ってしまい進化を止めてしまうことに対する「警鐘」、やたらと自国の選手に対して圧力をかけるような行為を行い、他国の選手を持ち上げる報道を行なう日本のマスコミに対する「警鐘」の意味合いが大きいと思われるのです。私は、彼女が必死の思いで発した「警鐘」に込められた意味を、しっかりと受け止めたいと思っています。それにしてもこのエントリーを投稿してから24時間の間にページビューが3000以上増加しました。この件に対して多くの人々が強い関心を持っていることが伺えます。

日本で練習したい浅田真央、高齢のため母国・ロシアで指導するタラソワコーチ、そのため選曲が偏ってしまったと雑誌に書いてありましたが、それ以上の意味合いがあったということでしょうか。オリンピックというスポーツのひとつの頂点の世界で繰り広げられる、熾烈な戦いを垣間見た想いがしました。

今大会で目立ったのはメダルに近い4位、5位の入賞種目がトリノ大会より多かったことだ。確実に競技力の向上が進んでいる証しと言える。昨年の行政刷新会議の事業仕分けで民間スポーツ振興費等補助事業が「縮減が妥当」とされ、関係者の反発を招いた。どの競技であれ世界の強豪と戦っていくには強化策充実は欠かせないだけに、政府には今以上の後押しを求めたい。スポーツが見る者に計り知れない感動と勇気を与え、活力を生み出すのは指摘するまでもない。

開催国のカナダをはじめ、中国、韓国も、多くの強化費を国が補償していたと言います。
母国のアスリートのメダルは、人間が国際社会を築く限り永遠の国の栄誉となり、現時点でのビジネス、つまり金融効果となります。
日本もその必要を国に求める傾向が確かにあります。
しかしこの度も、例えばフィギアスケートの人気がある愛知の底力、スピードスケートチームを自力で維持する中小企業の底力、それがメダルにしっかり繋がっていたのです。
これは、凄いことと思いませんか。
ここにあるのは、お金ではなく、気持ちですよ。
そして日本人ならではの知恵と勇気と能力です。

JOCが反省の弁 バンクーバー冬季五輪を総括(3月9日産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100309-00000597-san-spo
日本オリンピック委員会(JOC)は9日、都内で選手強化本部会を開き、上村春樹本部長はバンクーバー五輪について総括し、銀3、銅2のメダル獲得数に一定の評価を与えつつ、「もっとやりようがあった」と反省の弁を述べた。上村本部長は日本選手と体格に大差ない韓国、中国選手がスケート種目で多くのメダルを獲得した事実を指摘。「強化費や施設に差はあるかもしれないが、日本人にもできる」と話した。ただ、大会前にJOCの情報戦略部門が出した見通しでは最大でメダル6個、最低で同2個だったことから「選手たちはよく頑張ってくれた」と一定の評価を与えた。選手の服装乱れや失格の問題について、同五輪の笠谷幸生副団長は「大変な責任を感じている。おわび申し上げたい」と陳謝。早期に総括を実施し、4年後のソチ五輪へスタートする考え。また、上村本部長は約2年後に迫ったロンドン五輪へ向け「いまのままではメダルに届かない。2年あれば1ランクアップできる」と、各団体に一層の努力を促した。

この心構えが、日本チームの底力です。
私たちも、2年後、4年後を目差して、選手たちを応援しましょう。
そこには日本の明日への希望があるはずです。

田母神俊雄先生・林潤先生講演会のお知らせ
 


togyo2009 at 19:03│Comments(0)TrackBack(0) 今が旬の企画もの 

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