自民党の国家ビジョンとエネルギー政策辞めないサイン(5)「見通し甘かった」

July 25, 2011

青山繁晴氏逮捕騒動とオヤジ狩り

「原発敷地」最新映像―原子力専門委の青山繁晴撮影(2011/4/28) 
http://www.j-cast.com/tv/2011/04/28094447.html
福島第一原発の敷地内の最新映像が流れると、「いままで見たことのない映像で、かなり原発内がやられているな――」と、司会の小倉智昭は感想をもらした。「絵」に乏しかった原発の「見たことのない映像」をもたらしたのは、独立総合研究所社長で原子力専門委員でもある青山繁晴。4月22日(2011年)に撮影したという。主にクルマで敷地内を撮影して回り、線量の少ない4号炉付近の陸側では、クルマを降りて撮影したほか、作業員の拠点である免震重要棟を訪れて、第一原発の所長と面談するなどした。「私は日本の自主エネルギーとして原発が大切だと思ってきましたから、その責任があって。原子力専門委員でもある」ことが訪問の動機だといい、先月15日も正門前まで行ったが、作業の邪魔をしてはいけないという思いで中に入らなかったという。その後、政府の人間から「原発内部はかなり落ち着いているので、一般人やジャーナリストは無理だが、専門家であれば立ち入り可能」との連絡を受け、今回の撮影が実現したそうだ。青山によれば、それまでに原発敷地内に入った「専門家」はいなかったという。青山は原発内の光景を「悪夢そのもの」と語る一方で、「津波の威力からしたら建物は残ったほうで、その後の対応が遅れた人災」などと見解を語った。拠点のJヴィレッジを出て原発に数時間滞在し、戻るまでの放射線量は143マイクロシーベルトだったという。

4月22日に青山氏撮影の動画がニコ動やユーチューブでアップされるまで、原発事故の生々しい実態を知りませんでした。
TVや新聞の福島原発の写真や模型が、事故後にしてはきれいだったのを覚えています。

「菅政権、僕を逮捕しようとした」 原子力委専門委員・青山繁晴氏が「暴露発言」(2011/6/ 7)
http://www.j-cast.com/2011/06/07097778.html
国の原子力委員会の専門委員、青山繁晴氏(58)が、インターネット動画番組で「菅政権側が僕を逮捕しようとした」と発言し、話題となっている。ー青山氏は共同通信の政治部記者をへて現在、独立総合研究所の社長を務めている。原子力委事務局によると、2007年から同委原子力防護専門部会の専門委員も務めている。青山氏の発言は、ネット動画サイト「ニコニコ動画」で2011年6月3日にあった原発事故関連の「生放送」で出た。青山氏は、福島第1原発敷地内の瓦礫処理問題について官邸側関係者とやりとりをしたという話の途中、「ちょっと余談言いますと」として次のような話を切り出した。「菅政権側は何をしようとしたかと言うと、僕を逮捕しようとしたんです」。捜査当局から「政権側から青山繁晴を逮捕しろ、ないしはしてくれ、と言われた」と電話があったのだという。青山氏が「逮捕するのか」と質問すると、「絶対しない」との答えだった。違法性が「全くない」し、「国民に知られるべき情報」を伝えようとした行為だから、との説明だった。青山氏が撮影した福島第1原発映像に関する話のようで、「できるだけ放送させないように逮捕までやろうとしたのが、この菅政権なんです」と話した。

問題の原発映像は、4月22日に青山氏が福島第1原発敷地内を「東電の許可を取った上」で撮ったものだ。東電関係者が青山氏を案内している。ほとんどの場面で青山氏自身が撮影し、現状説明や感想を音声で吹き込んでいる。現地対策本部がある免震重要棟に入り、「初対面」の吉田所長から直接、現状の説明を受ける場面も映っている。吉田所長に対談時の撮影許可を求める場面や、各号機の原子炉建屋近くへ移動して撮った映像もある。建屋が大きく崩れている様子がよく分かる内容だ。 計1時間近いこの映像の一部は、ほどなくフジテレビ系の関西テレビなどで放送された。青山氏は、映像提供は「無償で」と説明している。青山氏に話をきいてみた。「逮捕」に関する電話をしてきたのは、「捜査当局の地位の高い幹部」で、従来から「信頼している人」だという。原発映像そのものというより、青山氏による「政府批判」に対し、「大騒ぎ」している政権幹部がいたのだそうだ。青山氏は菅政権について、「司法の独立とか個人の自由とかへの感覚が鈍い政権だ」と批判し、今回の「逮捕話」は、「その体質が出たものだ」と評した。

「逮捕話」について、ネットのツイッターや2ちゃんねるでは、菅政権への不信の声があがる一方、「逮捕したがる意図が分からん。信じられん」と否定的に受け止めている人もいる。5月13日、青山氏は参院予算委に参考人として出席、4月末の福島第1原発の「視察結果」について語り、「全てではないが多くのものが人災だ」などと指摘した。

これ昨年の尖閣諸島中国漁船衝突事件と似ていませんか。
政府やメディアは画像を見せようとしなかった・・
誰かが画像を公開する・・昨年はSengoku38氏、今年は青山氏・・
政府の方から「逮捕だ」「起訴だ」と声が上がる・・
その声は世論とは大きくかけ離れている・・
政府の、いえ民主党政権の隠蔽体質は昔から。

話は飛びますが、政府が狩りたいのは青山氏だけではありません。

たばこ・酒増税は「オヤジ狩り」 復興財源めぐり政府内バトル(2011/7/17)
http://www.j-cast.com/2011/07/17101687.html?p=all
東日本大震災の復興財源をめぐって、政府内がゴタついている。菅直人首相の諮問機関「東日本大震災復興構想会議」の提言を受け、政府は所得税、消費税、法人税の「基幹税」を臨時に増税して復興財源をまかなうことを検討している。一方で、消費税増税は簡単には進まないとみたのか、復興財源としてたばこ税や酒税などの増税案が浮上。これに対して野田佳彦財務相は2011年7月16日、「(たばこ税や酒税の引き上げは)オヤジ狩りみたいなもの」と、否定的な姿勢を示した。

復興財源として、たばこ税や酒税などの増税や、ケイバやパチンコ、宝くじなど射幸(ギャンブル)税の導入案が浮上している。与謝野馨・経済財政担当相は、所得税や消費税、法人税を臨時とはいえ、引き上げることに国民の反発はかなり強まるとみていて、たばこ税や酒税であれば、比較的反発を受けにくいと考えているようだ。政府内には、たばこ1本あたり最大2.5円程度増税し、増収分を復興財源に充てる案が出ているもよう。販売量が減らない前提で、1本2.5円(1箱50円)増税すると、最大で年2000億円規模の増収が見込める。ーたばこ税は2010年10月に、1本あたり3.5円を増税。たばこメーカーによる本体価格の引き上げとともに、1箱あたり平均100円超も値上げされたばかり。

オヤジたちの飲む打つの遊興費は、民主党の増税のターゲットです。
世のオヤジの皆さん、ここはひとつ、気持ちを日本復興に傾けて、政治情勢をしっかり見極めていただきたい。
皆様の生きる源ともいえる大事な遊興費を、手ぐすね引いて使っちまおうとしている民主党政権に対して。

増税12年度から5年で調整 25日、閣僚会合に提示(2011年07月24日共同通信)
http://news.livedoor.com/article/detail/5731693/
政府は24日、東日本大震災の復旧・復興費用を賄う10兆円規模の臨時増税について、2012年度から5年間とする方向で調整に入った。所得税や法人税などの増税が軸。事業を重点実施する「集中復興期間」の5年間と同じ長さにするのが適当と判断した。政府は25日の関係閣僚会合に提示し、合意を得た上で月内にまとめる復興基本方針に盛り込みたい考えだ。
 


togyo2009 at 14:33│Comments(0)TrackBack(0) 民主党政権 

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