平成三十一年、新年にあたって(下)60年前の己亥(つちのとい)・昭和三十四年(1959年)の出来事南知隊 平成27年3月 記事保存(2)週刊新潮「朝日新聞の戦争責任」 他

January 19, 2019

南知隊 平成27年3月 記事保存(1)山本武利著「朝日新聞の中国侵略」 他

山本武利著「朝日新聞の中国侵略」(上)
2015.03.01.15:38
朝日新聞の中国侵略 上製 
山本 武利 (著)
出版社:文藝春秋
出版年:2011年02月

内容(「BOOK」データベースより)
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昭和十四年元旦、日本人居留民が激増する中国の上海に日本語新聞が創刊された。その名は「大陸新報」。題字は朝日の緒方竹虎が筆を執り、近衛首相、板垣陸相の祝辞が並ぶ立派な新聞である。この「大陸新報」こそが、帝国陸軍や満州浪人と手を結び、中国新聞市場支配をもくろんだ朝日新聞社の大いなる野望の結晶だった。「正義と良心の朝日新聞」がひた隠す歴史上の汚点を、メディア史研究の第一人者が、半世紀近い真摯な朝日研究の総決算として、あえて世に問う。
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著者本人による解説です。

朝日新聞は自らの戦争責任をさらに検証すべし 山本武利/早稲田大学政治経済学術院教授
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/society_110328.html
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 実は同名のタイトルの原稿を『諸君!』2004年11月号に公表していた。大陸新報社の足跡を分析しながら、朝日新聞社の第2次大戦での戦争責任を問うものであった。10年かけて大陸新報社の資料を探し、中間報告のつもりで雑誌原稿をまとめた。しかし個人の能力では資料集めに限界があることを思い知らされたので、このテーマに関する社内資料の情報公開を朝日に求めた。朝日のデスクが研究室に来て、これから始まる長期の連載があなたへの回答であると言った。ところが1年間の連載でも、本となった『戦争と新聞』、『新聞と「昭和」』でも肝心の『大陸新報』は一度も登場しなかった。

 『朝日新聞社史』では歴史上の「汚点」を包み隠さず明らかにしていると当時の中江社長は語っている。『大陸新報』名は1994年に出された社史の「大正・昭和戦前編」に初めて登場したもので、実は私もそのとき初めてその新聞名を知った。たしかにこれは「汚点」公開の姿勢のあらわれであった。しかし調べているうちに、不都合な事実を意図的に隠していることが分かってきた。そこで朝日は頼むにたらずと、ー国内外のアーカイブスや図書館での資料収集、関係者へのインタビューを重ねた。

 大陸新報社は終戦までの6年あまり、日本語の新聞を上海、南京、武漢、徐州で、そして中国語の『新申報』を上海で発行した。『新申報』は南京大虐殺のあった当時は陸軍直営の新聞であったが、ーそれが大陸新報社に経営されるようになっても、ー中国人向けにその武力攻撃の正当性を現場で宣伝していた。

 『大陸新報』は陸海軍と満州浪人の呼びかけで朝日が協力したもので、ー「国策新聞」を引き受けたことを誇りにしていた。幹部らは汪精衛の南京政府が樹立される1940年あたりからー、それを正当化することになんら違和感を持たなくなった。朝日から送られた記者が社の枢要の地位を占めるようになった。パールハーバー以降、朝日は同社を子会社にして、その重要決定を本土の重役会で行うようになった。大陸新報社の経営が好調であったため、大陸支配の野望は『満州朝日新聞』計画樹立にまで拡大した。だが一紙による支配を警戒する関東軍参謀によってその計画は挫折した。

 大陸新報社は1938年上海毎日新聞社を買収し、上海の日本語新聞を独占し、1939年には中国新聞協会を結成し、それを実質的に支配するようになった。米国立公文書館で見つけた資料は、同協会が日本語新聞だけでなく中国語新聞までも一元的に支配するファッショ的な機関であったことを示している。その協会の要所には元朝日記者が配置されていた。もし日本軍の中国制覇が成功していたなら、朝日の社旗は北京の天安門広場に掲げられていたことだろう。

 朝日は満州事変以前ではデモクラシーを推進する代表紙として軍部、右翼から「国賊新聞」と攻撃されていた。ところが日本の大陸侵略とともに「国策新聞」となったばかりか、軍部以上に帝国主義を賛美するようになった。平時はデモクラシー、戦時は帝国主義の新聞となることに社内外で違和感をもたなかった。当初は朝日色が記事、広告で鮮明であったが、次第にその色は消えてゆく。軍部隠し、朝日隠しは進行するが、それに反比例して朝日本社の同紙支配は強まった。

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当時も今も朝日新聞の体質がつかめるような気がします。

但し解説にある帝国主義や中国侵略の言葉はいただけませんので、極力排除してみました。
戦争は国同士の政治(外交)における当時の最終局面でした。
支那大陸への日本軍の進出は、事変から戦争への流れであり、主義を押し付けたり侵略による民族の壊滅を計ったものではありません。
 

山本武利著「朝日新聞の中国侵略」(下)
2015.03.01.15:53
朝日新聞の中国侵略 上製 
山本 武利 (著)
出版社:文藝春秋
出版年:2011年02月

次は論者による解説です。

「朝日」の体質を解明した画期的な本『朝日新聞の中国侵略』 佐藤 優(本の話 2011年3月号) 
http://hon.bunshun.jp/articles/-/169

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本書は、戦前、戦中に中国で発行された国策新聞『大陸新報』への朝日新聞社の関与を実証的に究明することによって、朝日の体質を解明した画期的研究書だ。

朝日は、日本の政治エリート(特に国会議員と官僚)に対して特に強い影響を与えるメディアだ。ー評者が外交官だったときの経験を言えば、外務省幹部は朝日に対して、特別の配慮をしていた。外交の円滑な遂行のためには世論の支持が不可欠だ。しかし、多くの重要な外交交渉は秘密裏に進めなくてはならない。そのなかで政府の方針をメディアにさりげなく伝える必要が出てくる。外務省幹部が「ここだ」というときに秘密情報をリークするのはいつも朝日の記者に対してだった。それには2つの理由があった。

第1は組織規律がしっかりしていて、朝日にリークしても情報源が露見することはないという信頼感があるからだ。評者が現役の頃、外務省は霞クラブの政治部記者に政治家とのオフレコ懇談の内容を含む政局に関するレポートを書かせ、カネを払うというかなり乱暴なメディア工作を行っていた。その政局レポートには、「取扱注意」の判が押され、全世界の日本大使館に「厳に当省(外務省)出身の幹部館員に限る」という但し書き付きで配布された。オフレコ懇談の内容を外部に漏らし、それでカネを受けとったことが表に出れば、どの新聞社でも記者はクビになる。それをわかった上で外務省は政治部記者と「黒い友情」を育むためにこのような工作を行っていたのだ。この裏仕事を担当する外務省報道課員が評者に「朝日の記者はどんなに親しくなっても政局レポートに乗らないんだよね」とこぼしたことがある。これくらい規律が厳しいので、朝日には安心して秘密情報をリークすることができたのだ。

第2は、朝日には外務省人事に手を突っ込むのが好きな妖怪記者が多いからだ。こういう記者に情報面で「貸し」を作っておくと、人事上のプラスになるということを外務省幹部は経験則で知っていた。評者の個人的経験でも、鈴木宗男バッシングのときに朝日の某政治部記者が、評者が連載をもっていた『世界』(岩波書店)編集部に「佐藤優を使うな」というファックスを送りつけたことがある。ーまた、2002年5月14日に評者は東京地検特別捜査部に逮捕された。その2日前に朝日の社会部記者が述べたことを評者は一生忘れない。その記者は、「私たちの取材に対して答えたくないのでしたらそれでもいいでしょう。ただし、検察に対して黙秘は通用しませんよ。検察官に対しては真実をすべて話すことがあなたのためです」と説教した。

 政府に対して批判的な目を持つ面倒な存在であるが、いざというときにはもっとも政府にとって頼りになるという朝日新聞の内在的論理を山本武利氏は見事に解明している。山本氏の〈初代オーナーの村山龍平は平時はデモクラシー、戦時はナショナリズムを編集方針とすることを編集幹部に指示していたが、二代目の村山長挙にはリベラルな体質はなく、中国侵略を是認する国権主義的ポリシーを支持していた。緒方(竹虎)の体質も平時はデモクラシー、戦時は帝国主義という社論の矛盾に違和感がなかった〉(230頁)との指摘が問題の本質を衝いている。

この朝日的な変わり身の早さは、太平洋戦争敗北時の『大陸新報』にも顕著に現れた。〈蒋介石は大陸の日本軍に対すると同様、新聞メディアにも重慶国民政府に従い、毛沢東の中国共産党に協力しないかぎりその身を保護する方針を即座に指示、徹底させたことがわかる。『大陸新報』は日本人と日本軍のスムースな引揚完遂を行うプロパガンダ新聞となり、居留民からみれば安全な内地引揚のための情報満載の復員新聞に転換することを奨励され、日本側はそれに嬉々として従ったことがわかる〉(219頁)。ー朝日が『大陸新報』に深くコミットした理由が経営判断にあるという山本氏の指摘も鋭い。〈創刊当初、『大陸新報』は成功するか、失敗するか予測できなかったが、「国策新聞」であるため資本提供の必要がなく、成功した際の利益は大きいと考えた。ローリスク・ハイリターンとの経営判断であった〉(233頁)。

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またこの書籍から南京の真実を語る pdf がありましたので、↓を拝見して下さい。
http://higejihchan.my.coocan.jp/AsahiInvationUponChina.pdf
 

野口裕之の軍事情勢より「拷問を隠す中国」(上)顔が裂けてポップコーン
2015.03.01.17:18
2014.12.22 【野口裕之の軍事情勢】拷問を隠す中国が、公表した米国を非難する鉄面皮
http://www.sankei.com/world/news/141222/wor1412220002-n1.html
「中国は一貫して拷問に反対している。米国は行動を正し、国際条約に真摯に従わなければならない」ー冒頭の言葉は、米上院情報特別委員会が9日に公表した、CIA(中央情報局)によるテロ容疑者への過酷な尋問に関する調査報告書を受けた中国外務省報道官のーコメント。拷問を隠す中国が、公表した米国を非難する大胆不敵ー。ー中国の鉄面皮にはツッコミどころ満載だが、常人はそんなにツラの皮が厚くない。小欄は国際人権団体の告発書(9月)を読み《ポップコーン》なる中国公安の隠語を知った。公安警察官が電気ショック警棒で非合法指定する気功集団のメンバーを殴ると、顔が裂けてポップコーンの様に見えるので、警官たちはそう言って揶揄するらしい。批判された警官はうそぶくやもしれない。「生きている人間の肉を削ぎ落とす《凌遅》、皮膚を剥ぎ取る《剥皮》など、中国王朝の伝統的刑罰を踏襲したに過ぎぬ」と。


このような拷問シーンを南京事件で登場させたのが、アイリス・チャン「"The Rape of Nan
king"」です。
その一説が国際派日本人養成講座さんの講座「南京事件の影に潜む中国の外交戦術」にあります。

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1.目をえぐり、耳と鼻をそぎ...
 チャンがどのように「南京大虐殺」を描いているか、その一端を覗いてみよう。南京占領の章では、生き埋め、八つ裂き、火あぶり、氷漬け、犬にかみ殺させる、強姦などのおどろおどろしい記述が続く。たとえば、こんな具合である。

 「少なくとも、100人の男が、目をえぐり出され、耳と鼻をそがれてから、火炙りにされた。また別の200人の中国人兵士や市民は、裸で学校の戸や柱に縛りつけられ、zhuiziと呼ばる柄のついた特別な針で口やのどや、目など何百カ所も突かれた。[The Rape of Nanking, Iris Chang, Basic Books, 1997,p87]」

 このzhuiziとは、いったい何なのか。語感からして日本語ではないようだ。手元の日本最大級の英和辞典にも出ていない。中国の伝統的な拷問用具なのだろうか。
 そうなら日本兵が中国の拷問用具を使って、いかにも中国的な虐殺をしているわけで、まことにリアリティに欠けた描写である。いつ、どこで、誰が、という基本的な事実はいっさい出てこないので、検証のしようもない。


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Japan On the Globe 国際派日本人養成講座(60)南京事件の影に潜む中国の外交戦術 平成10年10月31日
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h10_2/jog060.html

講座では「"The Rape of Nanking"」文章や写真の誤用がいくつも取り上げられ、この本がトンデモ本でありながら欧米で大きな影響を与えてきたことが述べられています。
本編は↑にて拝読していただき、こちらでは講座の最後の章で締めさせていただきます。

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■6. 影に潜む高等戦術■
 アイリス・チャンは、中国系アメリカ人によるいくつかの全米規模の団体から後援を受けており、さらにそれらは、中国政府から資金提供を受けていると確認されている。 [「ザ・レイプ・オブ・南京」中国の陰謀を見た、浜田和幸、文芸春秋、H10.9]
 日本が南京で30万人を虐殺したのなら、原爆投下はそうした犯罪国家への罰なのだ、という免罪符をアメリカ人は手に入れることができる。そういうアメリカの態度に日本人は改めて不快感を抱くだろう。こうして南京事件は、現在の日米同盟に対する楔となるのである。同時に日本には犯罪を償う賠償金として経済援助を中国に払い続けさせることができる。

 まるで、三国志の時代のような中国的高等戦術である。謝罪問題の影には、こうした国際的な外交戦術が潜んでいることを我々はまず認識すべきである。
 もうひとつ、文化的な問題も絡んでいる。事実かどうか、いっさい気にせずに罵詈雑言を浴びせかけるのが、中国式喧嘩のようだ。それに対して、日本人は事実を曖昧にして、とにかく謝ってしまって、水に流そうとする。
 両者は対照的だが、事実を無視している点では同じだ。
 我々日本人ももっと、事実と論理をもって、いいがかりには断じて反論するという姿勢を学ばなければ、到底、権謀術数うずまく国際政治の世界ではやっていけないであろう。
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「朝日新聞の戦争責任―東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証」
2015.03.05.16:41
朝日新聞の戦争責任−東スポもびっくり!の戦争記事を徹底検証−
 安田将三、石橋孝太郎・著 / 太田出版1995年

内容(「MARC」データベースより)
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朝日新聞の抗議を受け、絶版となった「読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事」の書を増補改訂復刻。現役記者が当時の記事を検証し、自発的に戦争に荷担した朝日の戦争責任を問う、告発の書。
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「本書は発売停止となった本の復刻版である。といっても、太平洋戦争の言論弾圧で発禁となった本の類ではない。昨年末、朝日新聞社の抗議により絶版となった『読んでびっくり 朝日新聞の太平洋戦争』(リヨン社)を改訂、再編集したものである。−略−また、我々同業の中には政治家、官僚、企業、警察におもねり、良好な関係を保つために取材先が気に入る記事執筆に精を出し、彼らにとって不都合なことは伝えない記者が少なくない。こうした記者達も戦時下、軍・政府に寄り添うだけで、国民の知りたい情報を伝えなかった記者達と大差ないのではないだろうか。朝日新聞の戦時下の紙面を見ることで現代の新聞の問題点が見えてくることも願ってやまない、。−略− 現役記者 安田将三 石橋孝太郎」 


togyo2009 at 15:11│Comments(0) 共同管理ブログ「南京の真実を知らせ隊」 

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平成三十一年、新年にあたって(下)60年前の己亥(つちのとい)・昭和三十四年(1959年)の出来事南知隊 平成27年3月 記事保存(2)週刊新潮「朝日新聞の戦争責任」 他