・ジェラードン 98
「勇者」
勇者の前に現れた敵。
立場とキャラクターが噛み合っていないというわかりやすい設定ですが、雰囲気の作り方が上手く、面白かったですね。
設定からのボケにも慣れてきたところでアクション的な馬鹿馬鹿しさで盛り上げていました。
個人的にはもう少し捻りのある展開が欲しかったところですが、とても笑いやすいコントだったと思います。

・マツモトクラブ 82
「ごはんにしよう」
部屋にこもって歌を歌っている息子と、その父親。
哀愁のあるシチュエーションで歌にのせて展開されるコント。
暗いシチュエーションの中で飛び出すご飯の話という緩和の展開がわかりやすいポイントですが、中心なのは歌や親子の関係など、雰囲気の笑いですね。
ストーリー展開もストレートながら心に染みるもので、盛り上げで笑いも起こる。良いコントでした。

・空気階段 90
「電車のおじさん」
電車で怒っているおじさん。
ヤバそうな人が実は良い人、というシンプルな設定ですが、キャラが強く、設定の力を増しています。
展開のさせ方も、シンプルな裏切りから、おじさん同士のバトルという大きな展開へと広げていくもので、最後まで引き込まれる内容でした。
わかりやすくも、キャラクターと構成の光るコントでした。

・宮下草薙 66
「誕生日」
誕生日を祝ってもらえることになった。
ネガテイブな想像を広げる漫才。今回のネタは狂気要素強め。
千手観音像の件や、誕生日ケーキと親戚の件など、センスが発揮されているポイントは多かったと思います。
ところどころ間がおかしなところなど、ここの味でもありますが、完成度としては気になるところではありましたね。

・侍スライス 78
「裁判」
裁判の雰囲気をやりたい。
中卒と言う2人が知らないことを手さぐりで進めていくという形が面白いですね。
何かを手渡したり、言葉が違う形で使われるなど、イメージが飛躍しすぎていなくてリアルさがあるのが良い。
全体的に平和に進んでいて、大きな盛り上がりには欠けたのが、点数が伸びなかった要因か。

・我が家 82
「天才ピアニスト」
中学生の天才ピアニスト。
杉山の顔芸をメインとした非常に馬鹿馬鹿しいコント。
単純なネタながら「なっちゃってる」と表現する言葉のセンスや、様々な見せ方が馬鹿馬鹿しさを増幅させていて面白かったですね。
力技によって笑いを取るネタですが、個人的には好きでした。

勝ち上がりはジェラードン。
独特なキャラを得意としながらも、観客投票では抜群の安定感を発揮するポップさがありますね。