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1:◆lY96AQe/o2 2018/09/30(日)17:43:18 Tfx
アローラリーグから12年後

~アイナ食堂~

マオ「ふぅ……いいお湯だったねアマージョ!」

アマージョ「マッジョ!」

マオ「お風呂で今日1日の仕事の疲れも吹っ飛んだし……」

マオ「あとは毎日のお楽しみ、お風呂上がりの一杯…」ガチャッ
2:2018/09/30(日)17:50:13 Tfx
冷蔵庫「」ガラン

マオ「あ、あれ……?無い?」

アマージョ「マッジョ?」

マオ「あぁ………そっか……昨日の内に全部飲んじゃって……」

マオ「……今日買いにいこうと思ってたけど、仕事が忙しくて忘れてたよ…」

アマージョ「マッジョ…」

マオ「どうしよう……私もうお風呂入っちゃったしなぁ……」

マオ「……あぁ……!でも、無いと思ったらすっごく飲みたい…!」

アマージョ「マッジョ……」

マオ「私の1日の楽しみなのに……これがないと、また明日からゼンリョクで仕事頑張れないよ…」

アマージョ「マジョマジョ」

マオ「……うーん……どうしよう……」

マオ「……………」ウーン

マオ「……あっ!そうだ!」ピキーン

アマージョ「マッジョ?」
3:2018/09/30(日)17:55:25 Tfx
マオ「スイレンとリーリエとアセロラにアローラ女子会って体で買ってきてもらおう!」

マオ「……少し時間は遅いけど……今日は土曜だし、大丈夫だよね?」

アマージョ「マッジョ」

マオ「よーし!そうと決まったらLINE送んなきゃ!」スッ スッ

マオ「……えーと………"もし良かったら今日うちで飲み会やんない?"……っと…」スッ スッ

マオ「えい!送信!」ピッ

アマージョ「マッジョ!」
4:2018/09/30(日)18:05:15 Tfx
……5分後……

ブー ブー

マオ「! LINE返ってきた!」バッ

アマージョ「マッジョ!」

マオ「あ!スイレンからだよ!」

アマージョ「マジョマジョ」

マオ「……えーと……"今からお酒とおつまみ買っていくね"……か……さっすがスイレン!大親友!」イエーイ

アマージョ「マッジョ!」

マオ「……ん?スイレンからのLINE……続きがある…」スッ スッ

アマージョ「マッジョ?」

マオ「……"私もマオちゃんに丁度相談したいことあったの"」

マオ「……スイレン……相談したいことって……どうせ
サトシのことなんだろうなぁ……」

マオ「……スイレン、お酒入ると話長いからなぁ……」ハァ

マオ「……ま、いーか……!お酒とおつまみも買ってきてくれるんだし、親友として相談に乗ってあげなきゃね」スッ

マオ「"OKだよ"……っと」ピッ

アマージョ「マッジョ」
5:2018/09/30(日)18:17:17 Tfx
マオ「……もう!スイレンもグズグズ悩んでるくらいならさっさとサトシに告白しちゃえばいいのに!」

アマージョ「マッジョ!」

マオ「……って、スイレンには無理か…でも相手はあのサトシだし……スイレンがはっきり好きって言ってあげなきゃずっと伝わんないだろうし……うーん、どうすれば…」

アマージョ「マッジョ」ウーン

マオ「………ま、この話はスイレンが来て飲みながらでいっか」

ブー ブー

マオ「! LINEだ!」スッ

マオ「アセロラからだ。"今日は他のお友達と飲んでるんだ、ごめんね"っか……」

マオ「へー、アセロラ……そんなに飲むの好きじゃないハズなのに珍しいね」

アマージョ「マッジョ」

マオ「………えーと"わかったよ、また今度ね"っと」

マオ「………リーリエは既読ついてないし、まだ仕事中かな?ま、仕方ないね」

アマージョ「マッジョ」

マオ「………あー!早く飲みたい!スイレン早くきて~!」ワクワク

アマージョ「マッジョ!」ワクワク
6:2018/09/30(日)18:29:21 Tfx
……30分後……

ガチャッ

マオ、アマージョ「!」

スイレン「アローラ!マオちゃんお待たせ!おつまみも買ってきた!」

アシレーヌ「アシ!」

マオ「わざわざごめんね~!スイレン、アシレーヌ?」

スイレン「全然いい、丁度私も飲みたいって思ってたとこだし!」ニコッ

マオ「さっすが大親友のスイレンだよ!さ、入って入って」ニコニコ

スイレン「大親友って///」テレッ

スイレン「お邪魔しまーす」

アシレーヌ「アシレーヌ」
8:2018/09/30(日)18:38:59 Tfx
マオ「………てゆーかスイレン」ジーッ

スイレン「なに?」

マオ「………買ってきてもらっていうのもなんだけどさ、その格好(ジャージ)でコンビニ行ってきたの?」

スイレン「うん、そうだよ?」

マオ「そ、そう……」

スイレン「………マオちゃんだってスウェットじゃん」

マオ「い、いや……私はお風呂上がりだし…自分の家だし……」

スイレン「マオちゃん、細かいことは気にしない!それより早く飲も!話したいこといっぱいある!」

アシレーヌ「アシレーヌ」

マオ「う、うん……」

マオ「あっ、そうだ!これ、お金」ゴソゴソ

スイレン「マオちゃん!今日は私の奢り!お金はいらないよ!」

マオ「スイレン……」

スイレン「………えと……そのかわりと言ったらなんだけど……頼みたいことあるんだ////」モジモジ

マオ「頼みたいこと?」

スイレン「その……サトシのことで…////」モジモジ

マオ(うわぁ…かえって高くつきそうだな…)

アマージョ「マッジョ」ハァ
9:2018/09/30(日)18:51:29 Tfx
スイレン「リーリエ来るかな?」

マオ「うーん……どうだろうねー…まだ既読ついてないみたいだし……やっぱり仕事忙しいんじゃないかな?」

スイレン「リーリエ……私たちの中では一番の出世頭」

マオ「まぁねー、この歳でエーテル財団のアローラ支部を任されてるらしいしね」

スイレン「スーパーキャリアウーマンリーリエ!カッコいい!」

マオ「アハハ、まぁ、でもきっと大変なんだろうなー」

スイレン「………うん、でも………リーリエは子供の頃から変わらない。リーリエはリーリエ…」

スイレン「………もし、リーリエが辛い時は…何をおいてもゼンリョクで力になってあげたい」

マオ「………うん、そうだね」クスッ

マオ「………それじゃあスイレン!とりあえず……」スッ

スイレン「………うん!」スッ

マオ、スイレン「かんぱーい!!」

アマージョ「マッジョ!」

アシレーヌ「アシレーヌ!」
10:2018/09/30(日)19:08:50 Tfx
マオ「」ゴクゴクゴク

マオ「…プハーッ!最高!この一杯の為に私は生きてる!」

スイレン「マオちゃん、親父臭い」ゴクゴク

マオ「べ、別にいいじゃん////」

スイレン「あっ、そういえばマオちゃん。アローラの食べログ見た?」

マオ「食べログ?アーチータラウマイ」モグモグ

スイレン「うん、えーと……」スッ スッ

スイレン「ほら、これ」スッ

マオ「! 嘘!?アイナ食堂が紹介されてる!?」モグモグ

スイレン「評価も結構いいみたい」モグモグ

マオ「………えーと、なになに?アイナ食堂……落ち着いた場所でアローラのゼンリョク料理を食べられる………」

スイレン「そこもそうだけど……これ」スッ

マオ「………見所はなんと言っても、アイナ食堂の一人娘でアローラ1と噂される、若き天才美人シェフの…」

マオ「………若き天才美人シェフ!?」ギョッ

スイレン「これ、たぶんマオちゃんのことだよね?」ニヤニヤ

マオ「ちょ、ちょっと!この紹介文書いたの誰!?な、なによー!若き天才美人シェフって!///」

アマージョ「マッジョ/////」

スイレン「おー、マオちゃんテレてる。満更でもなさそう」ニヤニヤ

マオ「………べ、別にテレてなんか…////」

スイレン「ま、その若き天才美人シェフも家ではスウェット姿でコップ片手にチータラうまうまやってるんだけどね」

スイレン「現実は哀しい」ハァ

マオ「………うわぁ…ジャージ姿で飲んでる女には言われたくないなぁ」

アマージョ「マッジョ」
11:2018/09/30(日)19:48:13 Tfx
マオ「………………」ジーッ

スイレン「ど、どうしたのマオちゃん?」グビグビ

マオ「んー……いや、ジャージちゃんさぁ…」グビグビ

スイレン「ジャージちゃんってなに!?」

マオ「………髪、すっごく長くなったなと思ってね」ゲフッ

スイレン「………………」グビグビ

マオ「あれは忘れもしない……5年前……いや、6年前だったっけ……?」

スイレン「うろ覚えじゃん」ゲフッ

アマージョ「マッジョ」

マオ「あ、アハハ……まー、とにかくさ?」

マオ「ほらっ!みんなで焼き肉した時に!」

スイレン「………………」グビグビ

マオ「確か……みんなであの時流行ってたドラマかなんかの話しててさー」

スイレン「………………」グビグビ

マオ「サトシがいきなり髪の長い女の子っていいよなとか言い出してー」

スイレン「………………」グビグビ

マオ「………それからだよねー?それまで長い髪はスポーツする時に邪魔とか言ってたスイレンが髪を伸ばしはじめたの」ニヤニヤ

スイレン「…………うっ////」

マオ「それが今やリーリエもビックリーリエのサラサラロングヘアだもんね?いやぁ、恋する乙女のゼンリョクってすごいねー?」ニヤニヤ

スイレン「//////」カァーッ

マオ「おやおや?ジャージちゃん、顔が真っ赤だよー?」ニヤニヤ

スイレン「お、お酒のせい!////」

アシレーヌ「アシ」ニコニコ
12:2018/09/30(日)20:11:14 Tfx
スイレン「…………あの、マオちゃ…」

マオ「スイレ~ン?相手はあのサトシなんだし、ただ待ってずっと立ってるだけじゃなにも始まんないよ?」

スイレン「!」

マオ「だからさ?もうコクっちゃいなよ!」グッ

スイレン「こ、コク……!?で、でも…///」ボフン

マオ「大丈夫大丈夫!サトシの為にロングヘアにまでなれるスイレンならいけるよ!私とアマージョが保証するよ!」

アマージョ「マッジョ!」グッ

スイレン「マオちゃん……」ウルッ

マオ「………ま、コップ片手にチータラうまうまやってるスウェット女の私にできるアドバイスはここまでだね。スイレン!がんバルーン!」モグモグ

スイレン「マオちゃん…(さっきのこと根にもってたんだ…)」グビグビ

アシレーヌ「アシー…」

ガチャッ

マオ、スイレン「!」

リーリエ「すみません、遅くなってしまいました!」

シロン「コン!」

マオ「リーリエ!シロン!」
13:2018/09/30(日)20:22:52 Tfx
リーリエ「! スイレンはもう来てたんですね?」

スイレン「アローラ!お疲れ、リーリエ!」

マオ「ごめんねリーリエ?忙しいのに誘っちゃって…」

リーリエ「いえいえ。誘ってくれて嬉しかったです、ね?シロン」

シロン「コーン!」

リーリエ「それに……論理的結論からいいますと、忙しい時ほど息抜きは必要ですから」

マオ「リーリエー!やっぱりリーリエはリーリエだよー!」ウルウル

スイレン「さすがリーリエ!デキる女は言うことも違う!」フム

リーリエ「あっ、それと……」スッ

マオ、スイレン「?」

リーリエ「差し入れのワインを持ってきました!みんなで飲みましょう」ニコッ

マオ「す、すっごく高そうなワイン…」ゴクリ

スイレン「さすがウルトラエリートキャリアウーマンリーリエ…」ゴクリ

リーリエ「もうスイレン、ウルトラエリートキャリアウーマンってなんですか」クスッ
14:2018/09/30(日)20:33:06 Tfx
マオ「………うーん……スウェットとジャージとスーツ姿の女3人がみんなで高級ワインを飲む…」

スイレン「絵になるね!」

リーリエ「友情を感じますね!」

マオ「じゃあ改めて……高級ワインありがとう!リーリエ!そしてお疲れ!」

リーリエ「はい」ニコッ

マオ「これからも……私たち3人の…ずっとかわらない友情に……」スッ

スイレン、リーリエ「」スッ

マオ、スイレン、リーリエ「かんぱーい!!!」キン

マオ「ふふふ、それじゃあ早速……」ワクワク

スイレン「……高級ワイン…」ゴクリ

マオ、スイレン「いただきまー リーリエ「マオ!スイレン!ストップです!」ビシッ

マオ、スイレン「」ビクッ

マオ「えと………ど、どうしたのリーリエ?」

リーリエ「……………」スンスン

スイレン「……リーリエ、なにやってるの?」

リーリエ「……………ワインの香りを楽しんでるんです」

マオ「ワインの……」

スイレン「香り?」
15:2018/09/30(日)20:39:09 Tfx
リーリエ「はい…いきなり大声を出してすみませんでした、マオ、スイレン」

リーリエ「ですが……論理的結論からいいますと"ワインを嗜む時はまず香りから"これをマオとスイレンに知っていただきたくて……」

マオ「そ、そうなんだ……だ、大丈夫!気にしてないよリーリエ!」アハハ

スイレン「う、うん!いいこと教えてくれてありがとうリーリエ!」

リーリエ「いえいえ」ニコッ

リーリエ「………このワイン……いい仕事してますね」スンスン

マオ「え!?そ、そうだね!」スンスン

スイレン「う、うん!いい仕事してる!」スンスン

マオ、スイレン「………………」スンスン

マオ、スイレン(いや、いい仕事してるってなに…?)

シロン「コーン」
16:2018/09/30(日)20:49:28 Tfx
リーリエ「………」ゴクゴク

スイレン「もうワイン飲んでもいいのかな?」ヒソヒソ

マオ「……リーリエも飲んでるしいいんじゃない?」ヒソヒソ

リーリエ「………このワインの味……甘酸っぱさの中にも深みがある……いい仕事してますね」フッ

シロン「コーン……」

スイレン「リーリエ……さっきからいい仕事してるって感想しか言ってないけど…」ヒソヒソ

マオ「ま、まぁ……リーリエって形から入るタイプだったし…」ヒソヒソ

リーリエ「いい仕事してるワインです!さすがはお母様秘蔵のワインです!」

シロン「コーン!」

マオ「あ、あのさリーリエ…」

リーリエ「なんですか?」

マオ「い、いやぁ……リーリエ…ワインのことについてすっごく詳しいみたいだけど……」

リーリエ「そ、そんなことありませんよ////」テレッ

スイレン「そ、その……何でそんなにワインに詳しいのかなって」ハハハ

リーリエ「………聞きたいですか?何故、私がこんなにワインに詳しくなったのか?」フッ

マオ「う、うん!」

スイレン「聞きたい聞きたい!」

リーリエ「………ワインの嗜み方は……私が仕事でイッシュ地方に行った時に……あるソムリエの方から教えて頂いたんです」

マオ「イッシュ地方?」

スイレン「ソムリエ?」
17:2018/09/30(日)20:56:47 Tfx
リーリエ「はい、そうです。その方は…ワインだけではなく、他にも様々なことに精通したソムリエの方みたいでして……」

マオ「ほう?」

スイレン「リーリエ、その人って男?女?」

リーリエ「? 男性の方でしたが?」

マオ「スイレン、これは」ニヤニヤ

スイレン「うん、いいワインの肴ができた」ニヤニヤ

リーリエ「?」

マオ「……で?リーリエ。そのソムリエの人ってイケメンだった?」ニヤニヤ

リーリエ「えーと……まぁ、イケメンといえばイケメンなテイストだったかもしれないですね…」

スイレン「連絡先交換したの?なにかあったりした?」ニヤニヤ

リーリエ「いえ別になにも……あっ!」

マオ「! リーリエ!今の"あっ!"てなに?」

スイレン「詳しく!」

リーリエ「………えーとですね…」

マオ、スイレン「」ワクワク
18:2018/09/30(日)21:16:16 Tfx
リーリエ「そのソムリエの方…とても博識でして、話も面白いですし、私……夢中になってその方の話を聞いていたんですよ」

マオ「おーおー」ニヤニヤ

スイレン「それでそれで?」ワクワク

リーリエ「なんといいますか……その時、私…仕事の関係上でその方と会っていたんですが……その場に一緒にいたんですよね」

マオ「その場に一緒にいたって誰が?」

リーリエ「お兄様です」

スイレン「あー………」

リーリエ「私…ただ好奇心でその方の話を聞いていただけなんですが、何を勘違いしたのかお兄様が…」ハァ

マオ「もうなんとなくわかってきたよ」

スイレン「私も」

リーリエ「………その方に向かって"なにリーリエに色目使ってやがる!リーリエを口説きたかったらオレにバトルで勝ってからにしろ!"とか言い出しまして……」

マオ「お兄さん酔ってたの?」

リーリエ「いえ、素でしたね」

スイレン「うわぁ……」

リーリエ「私恥ずかしくって必死に止めましたよ…今思い出しても顔からかえんほうしゃです////」

スイレン「リーリエ……悲惨…」

マオ「で、お兄さんとその人はどうしたの?」

リーリエ「私…その方にずっと謝り通しでしたよ。その方は優しい方だったので、妹思いのいいお兄さんなテイストだねって笑って許してくれましたが……」

スイレン「テイストってなに?」

リーリエ「……お兄様はリーリエに悪い虫がついたら困るとかいう訳のわからない理由でイッシュにいる間はずっと私の側にいました。最悪です、最悪すぎです」ハァ

マオ「そ、そうだったんだ…」

スイレン「ドンマイ、リーリエ」

シロン「コン!」プンプン
19:2018/09/30(日)21:29:37 Tfx
リーリエ「あっ、お兄様といえば」ポンッ

マオ「まだなんかあるの!?」

スイレン「リーリエのお兄さんヤバすぎ」

リーリエ「実は…丁度一年前くらいにライチさんから女3人男3人でお食事会しようって誘いがありまして…」

マオ「お食事会?」

スイレン「合コンかな?」

リーリエ「ま、まぁ…論理的結論から言いますと、世間ではそう呼ぶかもしれません」コホン

リーリエ「………それで…ライチさんから彼女がいない男3人用意してって頼まれたんです」

スイレン「なんて人任せな…」

マオ「ライチさん……」ウルッ

リーリエ「それで……親しい男性の知り合いと言われましても……私、限られてますし……」

リーリエ「………カキはもうあの頃からマオと付き合ってましたし…」

マオ「ま、まぁ////」テレッ

リーリエ「………サトシを呼んだら後からスイレンやアセロラに何を言われるかわかりませんでしたし…」

スイレン「そ、そんなこと……」

マオ(絶対に文句いうよ。リーリエ、ナイス判断)

リーリエ「それで…マーマネに事情を話て男性の方を3人呼んで貰うことにしたんです」
20:2018/09/30(日)22:29:20 Tfx
スイレン「ほぅ……?マーマネ、腕の見せ所!」

マオ「で?マーマネはなんて?」

リーリエ「快く引き受けてくれましたよ?丁度男性と女性を一人用意できるから僕に任せてって」

マオ「ん?女の子も?」

リーリエ「論理的結論からいいますと、マオはカキとお付き合いしてますし、マツリカさんは絵描きの旅で何処にいるかわかりませんし…」

リーリエ「スイレンやアセロラを呼んだら、だったらサトシも呼んでとか言われてめんどくさくなるじゃないですか」

マオ「あー…」グビグビ

スイレン「めんど……」ガーン

マオ「なるよ、絶対にめんどくさくなる。アーチータラウマイ」モグモグ

アシレーヌ「アシー」コクコク

リーリエ「まぁ、そんなこんなで当日のお食事会は女性は私とライチさんとマーマネの知り合いの女の子。男性はマーマネとマーマネの友達の男性……それと…」

マオ「それと?」モグモグ

リーリエ「………どこから嗅ぎ付けたのかわかりませんがお兄様が……」ハァ

マオ「うわぁ……もう一周まわって尊敬しちゃうよリーリエのお兄さん」

スイレン「私……めんどくさい女だったんだ…」ガクッ

アシレーヌ「アシ」ポンッ
21:2018/09/30(日)22:37:54 Tfx
マオ「で、どうだったの?」ワクワク

リーリエ「お兄様……ライチさんにかなりせまられてましたね……」

マオ「まぁ……リーリエのお兄さんって少し残念な所に目をつぶればかなりの優良物件だもんね」ハハハ

リーリエ「お兄様、ライチさんの攻めがあまりにもすごいので途中で帰ってしまいました」

マオ「ライチさん……」ウルッ

スイレン「リーリエは?マーマネやマーマネの友達といいことあった?」グビグビ

リーリエ「ありましたよ」ニコッ

マオ、スイレン「おぉー!!」キラキラ

マオ「なになに?どんなことあったの?」ワクワク

スイレン「リーリエ!詳しく!」ワクワク

リーリエ「お、落ち着いてください二人とも!」

シロン「コン!」
22:2018/09/30(日)22:48:41 Tfx
リーリエ「えーと…論理的結論からいいますとですね?」コホン

マオ、スイレン「」ワクワク

リーリエ「お兄様が帰ってしまったので、お食事会は一次会でお開きになったんです。ライチさんも一次会で帰りました」

マオ、スイレン「それでそれで?」ワクワク

リーリエ「私たちは……まだ飲み足りないねってことで私とマーマネとマーマネの友達の方々で二次会行ったんです」

マオ、スイレン「うんうん!」ワクワク

リーリエ「あっ、ちなみにマーマネの友達というのはマーマネが仕事の関係上カロスに行ってた時期に仲良くなった方とその妹さんでして……」

スイレン「妹?」

マオ「じゃあ……そのマーマネの友達の人って兄妹で合コンに来てたの?」

リーリエ「そうなりますね」

リーリエ「そのお食事会ではお兄さんより妹さんの方が頑張ってましたね」

スイレン「その子もリーリエのお兄さん狙いだったってこと?」

リーリエ「いえ、何故か私がすごく質問攻めにあいまして……」

マオ、スイレン「?」

リーリエ「よくわかりませんが………キープ?されました」

スイレン「キープ?」

マオ「どういうこと?」

リーリエ「さぁ?」
23:2018/09/30(日)22:55:16 Tfx
リーリエ「ふふっ、その女の子……ユリーカちゃんって言うんですが…私にとってもなついてくれて可愛いんですよ!私もまるで妹ができたみたいで…」

マオ「妹かぁ……私も妹ほしかったなぁ…」

リーリエ「ふふっ、とっても可愛いですよ?」

スイレン「マオちゃんもリーリエも妹だもんね」

スイレン「でも大丈夫マオちゃん!マオちゃんがカキと結婚したらホシちゃんがマオちゃんの妹になるから!」グッ

マオ「け、結婚って……!な、なに言ってるのよスイレン!////」

スイレン「マオちゃん、顔真っ赤」ププッ

リーリエ「ふふっ」ニコッ
24:2018/09/30(日)23:05:13 Tfx
リーリエ「…………で、その日は私とマーマネとユリーカちゃん、それと……ユリーカちゃんのお兄さんのシトロンと4人で朝まで飲んで終わりです」

マオ「なんか楽しそうだねー!」

リーリエ「はい、とっても楽しかったですよ」ニコッ

スイレン「リーリエ、なにかロマンス的なことはなかったの?」

リーリエ「ロマンス……は無かったですが……」スッ

マオ、スイレン「?」

リーリエ「えーと……スマホに写真が………ありました!」スッ

マオ、スイレン「!」

リーリエ「今年、アローラにシトロンとユリーカちゃんが遊びに来た時に、マーマネと4人でラナキラにスノボに行った時の写真です」ニコッ

リーリエ「ロマンスとかではありませんが…あれ以来、シトロンやユリーカちゃんとはお友達として仲良く付き合わせていただいてます」

スイレン「おぉー!楽しそう!」

マオ「ユリーカちゃんかわいー!ねぇリーリエ!今度私たちにもユリーカちゃん紹介してよ!」

リーリエ「はい、もちろんです!」ニコッ

シロン「コーン!」
25:2018/09/30(日)23:22:02 Tfx
マオ「でもリーリエ……仕事とはいえ、イッシュに行ったりしてていいなー」

リーリエ「マオはカキと一緒に旅行に行ったりしないんですか?」

マオ「うーん……一応計画は立ててるんだけどさー」

スイレン(私もサトシと旅行に行きたい…)ハァ

マオ「私、ジョウトに行ってみたいんだよね…」

リーリエ「ジョウト……いいじゃないですか!」

スイレン「まいこはん、雅やわぁ~」

アマージョ「マッジョ」

マオ「そうそう!憧れるよねー?でもさぁ、カキはシンオウに行きたいって譲らないんだよ…」ハァ

リーリエ「シンオウですか?」

スイレン「なんで?」

マオ「なんか男ならシンオウのテンガン山を制覇するって言ってきかないんだよ…」ハァ

リーリエ「テンガン山ですか…」

スイレン「まぁ、カキらしい」

マオ「しかもあの格好で」

スイレン「山をナメてるね」

リーリエ「ナメてますね」

アマージョ「マッジョ」
26:2018/09/30(日)23:31:18 Tfx
マオ「ま、それで旅行の話たらケンカになるし、暫くは旅行はないかなー」

スイレン「マオちゃん、ノロケですか?」

マオ「ち、違うって!////」

リーリエ「シンオウとジョウト、二ヶ所とも行けばいいのでは?」

マオ「いや……そんなリーリエの感覚で言われても…」

アマージョ「マッジョマッジョ」ウンウン

リーリエ「スイレンは行きたいところとかないんですか?」

スイレン「私はホウエン!カイオーガ釣りたい!」

アシレーヌ「アシー!」

マオ「そういえばスイレン、子供の頃からカイオーガ釣りたいって言ってたもんね」クスッ

リーリエ「夢がありますね」ニコッ

スイレン「うん!」ニコッ

スイレン「それと、カントーで……」

リーリエ「サトシの家ですか?」

マオ「サトシのお母さんに挨拶とか?」

スイレン「べ、別にそんなつもりじゃ…/////」プシュー

マオ「わかりやすいなぁ」グビグビ

リーリエ「わかりやすいですねー」ゴクゴク

アシレーヌ「アシー」
27:2018/09/30(日)23:47:29 Tfx
リーリエ「ところでスイレン。実際のところサトシとはどうなんですか?」

スイレン「え?」

マオ「……私もさっきはコクっちゃえとか言っちゃったけどさ?詳しく聞きたいなぁ」ニヤニヤ

スイレン「その…////」モジモジ

マオ「スイレン!こういう席なんだし、全部言っちゃいなよー!」ニヤニヤ

スイレン「/////」

リーリエ「スイレン!スイレンの大好きな奴ですよ、どうぞ」ニコニコ

マオ「おいしいおいしいチータラちゃんもあるよー?」ニコニコ

スイレン「えっと////」

マオ、リーリエ「うんうん」ワクワク

スイレン「……この間、サトシと二人で映画見に行った////」

マオ「おぉー!」

リーリエ「やりますね!スイレン!」

スイレン「う、うん////」
28:2018/09/30(日)23:58:55 Tfx
マオ「スイレン!なに見に行ったの?」

リーリエ「スイレンとサトシですし……やはりアニメ映画かアクションものですか?」

スイレン「今やってるラブロマンスのやつ!」

マオ「あー、あれかー……私もカキと見に行ったよ!」

リーリエ「しかし……サトシがラブロマンス映画を見にいくなんて……これはもしや脈ありなのでは?」

スイレン「そ、そうなのかな?」ドキドキ

マオ「うんうん!絶対に脈ありだよスイレン!」

スイレン「本当!?」

リーリエ「はい!論理的結論からいいますと、脈ありですスイレン!」

スイレン「や、やった!」グッ

アシレーヌ「アシー!」

マオ「あの映画さぁ……すっごく感動するんだよ!最後の方で主人公とヒロインがキスするとこなんて素敵で……」ウットリ

アマージョ「マッジョ……」ウットリ

リーリエ「と、ということはスイレン……その映画の流れでサトシとセ……キスくらいは……!」ドキドキ

スイレン「……えっと……その映画見てるときに、サトシ…」ドキドキ

マオ、リーリエ「」ドキドキ

スイレン「…………ずっと寝てた…」ハァ

アシレーヌ「アシ……」ハァ

マオ「へ……?ぁ……?ね、寝てた……?え??」

リーリエ「サトシ……」ハァ
29:2018/10/01(月)00:11:01 443
スイレン「あっ、でもサトシ…寝言でスイレン…って言ってた!」

マオ「へ?あ、あぁ……!こ、これは脈あるね!リーリエ!」

リーリエ「え?は、はい!そうですね!ありまくりです!」

スイレン「////」テレッ

スイレン「そ、それで……映画終わったらサトシを家に誘った////」

マオ「おぉー!やるね!スイレン!」

リーリエ「スイレン!とうとうからをやぶる攻撃を習得したんですね!」

スイレン「う、うん!それから………私…その…」モジモジ

スイレン「……頑張ってサイン出した////」

リーリエ「スイレン、ワインをどうぞ」トクトク

マオ「スイレン!柿ピーちゃんもつけちゃうよ!」スッ

スイレン「どうも」モグ
30:2018/10/01(月)00:20:32 443
マオ「でー?スイレン?」ニヤニヤ

リーリエ「具体的に……サインとは?」ワクワク

スイレン「えっと……ゲームやってるサトシによりかかったり……眠いからベッド行きたいアピールしたり////」ポッ

リーリエ「こ、これは……スイレン…とうとうメガシンカを……」ゴクリ

マオ「スイレン!まさか私たちが知らない内にサトシのつのでつく攻撃で膜をやぶる攻撃を……」ゴクリ

リーリエ「も、もぅー!マオ!いくら酔ってるからって下ネタはやめてくださいよー////」

マオ「いーじゃんいーじゃん!もう子供じゃないんだし、女の子しかいないんだしさー!」

リーリエ「もぅ!マオったら」

スイレン「/////」

マオ「でー?スイレン?」ニヤニヤ

リーリエ「それからどうなったんですか?」ワクワク

スイレン「えっと……」

マオ、リーリエ「」ドキドキ

スイレン「……スイレンが眠いんなら寝てていいよ!俺、ゲームやってるから……だって…」ハァ

スイレン「……私は……スマブラに負けた…」ガクッ

マオ、リーリエ「…………そ、そうなんだ……」

アシレーヌ「アシ……」
31:2018/10/01(月)00:30:48 443
マオ「……ま、まぁ…わ、私から言わせて貰うと…それってサトシがテレてるだけだよスイレン!」

スイレン「え!?本当?」

マオ「うん、本当本当!間違いないよ!」ニコニコ

リーリエ「ま、マオの言うとおりです!サトシはとんでもないヘタレです!」

リーリエ「スイレン!今の話からしますと、もうサトシに対して脈しかないので自信を持ってください!」グッ

マオ「そ、そうだよスイレンー!もう脈脈脈脈脈ってカンジだから安心しなよー!」

スイレン「う、うん!ありがとう二人とも!私、自信出てきた!」

リーリエ「スイレン!ですが油断はできません!サトシはヘタレカスなので、スイレンがリードしなくては!」

マオ「そうそう!スイレン!攻撃に勝る防御なしだよ!」

スイレン「わかった!この調子でゼンリョクでサトシを攻めて攻めて攻めまくる!がんばろ!アシレーヌ!」メラメラ

アシレーヌ「アシー!」

リーリエ「…………実際どう思います?」ヒソヒソ

マオ「まぁ……私たちでできる限りサポートしてあげれば……カキにも言っておくよ」ヒソヒソ

リーリエ「………ですね、私もマーマネに相談してみます」ヒソヒソ

スイレン「頑張るぞー!」グビグビ

アシレーヌ「アシー!」
35:2018/10/01(月)19:37:42 443
マオ「あー…飲んだ飲んだ~」ゲフッ

リーリエ「私……体がポカポカしてきました」トローン

スイレン「リーリエ!マオちゃん!まだまだ序ノ口!本番はこれから!」ゲフッ

リーリエ「スイレン……相変わらず強いですね。もう10缶も…」ヒエー

スイレン「ようやく体があったまってきたとこ!」フンス

マオ「スイレ~ン?あんまり飲みすぎるとアルチュウになっちゃうよ?」ジトー

スイレン「む…」

リーリエ「スイレン?アルチュウになってサトシにゲットしてもらうのもいいかもしれませんよ?」クスッ

マオ「ちょっとリーリエー」ハハハ

スイレン「…………………」

スイレン「……それもいいかも…////」トローン

マオ「えぇ……」

リーリエ「スイレン…思ったよりもキているようですね…」

アシレーヌ「アシー…」
36:2018/10/01(月)20:15:48 443
スイレン「アルチュウ♪」コチョコチョ

マオ「アハハ……!ちょ、スイレン!くすぐるのやめて!は、吐くって!オエ…」

リーリエ「…………………!」ハッ

リーリエ「…………私……気づいてしまいました…」

マオ「………へ?オエ…」

スイレン「……気づいた?なにが?」

リーリエ「確か……サトシってお酒弱かったですよね?」

マオ「あー、そうだね。激弱だったよ」

スイレン「うん、ノリと威勢はいいけどすぐに潰れるタイプ」

マオ「そうそう!それでいっつもすぐ潰れてみんなで介抱してた!」

スイレン「で、でも……サトシのそんなところも///」ポッ

マオ「スイレン今日は大胆!酔ってるねー?」ニヤニヤ

スイレン「////」テレッ

リーリエ「話を続けていいですか?」

マオ「あっ、ごめんごめん」ハハハ

リーリエ「…………そして、見ての通りスイレンはアルチュウです」

スイレン「アルチュ…」バッ

マオ「………次くすぐる使ったら今日のこと全部サトシにバラすからね?」ジトッ

スイレン「」シュン

マオ「で、リーリエ?それがなに?」

リーリエ「…………論理的結論からいいますと……」

リーリエ「……スイレン!サトシを潰して既成事実を作ってしまいましょう!」キリッ

シロン「コーン!」

スイレン「!」
37:2018/10/01(月)20:23:16 443
マオ「き、既成事実……!?な、なに言ってるのよリーリエ!」

リーリエ「えっとですね。既成事実とはつまり、スイレンがサトシを潰して、そのまま無理やり……」

マオ「そんなことを聞いてるんじゃないよ」

スイレン「…………………」

マオ「リーリエ酔ってるの?さらっと怖いこといわないでよもぅー!」

リーリエ「よ、よっれましぇんよぉ!私はですね?スイレンの為を思っれ…」オエー

マオ「げっ!?ちょ、ちょっとリーリエ!吐くならトイレにいっといれ!」

スイレン「…………………」

リーリエ「スイレン!どうなんれすか~?」ウィー

マオ「スイレン!リーリエは今酔っぱらってるから、まともに話聞くことないよ?」

スイレン「………私は……」
38:2018/10/01(月)20:43:24 443
リーリエ「スイレン!ポケモンだって弱らせてからゲットするものです!恋は弱肉強食!グズグズしていたらアセロラにサトシをゲットされちゃいますよ!」ビシッ

スイレン「…………………」

マオ「ちょっとリーリエー!やめなよー!」

スイレン「…………アセロラにサトシを取られるのはヤだし、それに……正直、サトシとそういうことしてみたいってのはある…」

マオ「スイレン……」

リーリエ「…………………」

スイレン「…………でも…」

マオ「!」

スイレン「サトシが嫌がるのに、無理やりするのはもっとイヤ!」

マオ「スイレン……」

スイレン「私は……サトシとアレをしたいんじゃない!サトシのハートをゲットしたいの!」

スイレン「だから……サトシがイヤがってるのに無理やりそんなことをしても意味ない!」

スイレン「…………だって……サトシのこと…大好きだから!」ニコッ

リーリエ「…………そうですか…スイレン、あなたのサトシへの愛はどうやら本物のようですね?」フッ

マオ「え?」

スイレン「リーリエ……」

リーリエ「スイレン!今のスイレンの答え、私感動しました!」

リーリエ「これからは私は何があってもスイレンの味方です!スイレンの恋、改めてゼンリョクで応援させていただきます!」

スイレン「リーリエ…」ウルッ

リーリエ「スイレン!がんばリーリエ!」グッ

スイレン「リーリエー!!」ビエーン

リーリエ「まったく!スイレンは泣き虫なんですから」ウルッ

マオ「………………」

マオ(二人とも思ったよりめんどくさい酔い方してるなぁ…)ハァ

アマージョ「マッジョ」ポンッ
39:2018/10/01(月)20:57:50 443
リーリエ「そういえばマオ。私、ずっと気になってたことがあるんですが……」ウィー

マオ「気になってたこと?なに?」

リーリエ「カキとの馴れ初めです!私、詳しく聞いたことがありませんでした!」

マオ「えぇ!?」

リーリエ「マオ!今後の参考までに教えてください!」キラキラ

マオ「えぇ……でも…ハズカシイシ///」チラッ

スイレン「マオちゃん、今日は女子会。今だけはノロケることを許そう」ニコニコ

マオ「ちょっとスイレン!裏切りものー!」

リーリエ「マオ!私やスイレンだけに話させておいて自分だけ話さないのはルール違反ですよ!」ブーブー

スイレン「そーだそーだ!マオちゃんの卑怯ものー!」ブーブー

マオ「えぇ……卑怯者って…」

マオ「そ、それに……たいした話じゃないし……////」モジモジ

リーリエ「マオ、ビールです」スッ

スイレン「マオちゃん、チータラちゃんです。どうぞ」スッ

マオ「…………あー、もう!わかったわよ!」

マオ「でも…本当にたいした話じゃないから!」

スイレン、リーリエ「」ワクワク
40:2018/10/01(月)21:13:55 443
マオ「…………スクールの時に課外授業で行ったアーカラ島のヴェラ火山のお祭りって覚えてる?」

リーリエ「はい!もちろんです!」

リーリエ「なつかしいです…確かあのお祭りでカキはガラガラと出会ったんでしたよね?」

マオ「そうそう!」

スイレン(アーカラの課外授業……あの時のせせらぎの丘がサトシとの初デートの場所だっけ…)ポー

マオ「スイレンはきっと違うこと思い出してるね」

アシレーヌ「アシー」

リーリエ「それで?マオ!そのヴェラ火山のお祭りがどうしたんですか?」ワクワク

マオ「あー、うん……実はさ?カキからお祭りに二人で行こうって誘われて…」

リーリエ「ふむふむ」メモメモ

マオ「………えーと、それで……昼間は課外授業の時と同じで二人でお祭りを見てまわったんだよ」

リーリエ「……"昼間"は?」ピクッ

リーリエ「……と、いいますとマオ……論理的結論からいいますと"夜"に何かあったんですね?」ゴクリ

マオ「……………まぁ////」テレッ

アマージョ「マッジョ////」テレッ
41:2018/10/01(月)21:31:57 443
リーリエ「マオ!早く続きを!」ユサユサ

マオ「わ、わかったから少し落ち着いてよリーリエー!」

リーリエ「す、すみませんマオ……私としたことが、つい興奮を…」フゥ

マオ「………そ、それで…夜になったから帰るのかな?と思ったんだけど…カキにちょっとついてきてくれって言われて…」

リーリエ「」ワクワク

マオ「…ほら、あそこ覚えてる?あの祭壇みたいなとこ」

リーリエ「はい!覚えてます!」ワクワク

マオ「……あそこの上からさ?カキがいきなり…」

マオ「……マオースキダー………って叫んで////」カァー

リーリエ「……………」

リーリエ「え?カキはなんて叫んだんですか?聞こえなかったのでもう一度お願いします」

マオ「……だからぁ////」

リーリエ「はいー?」
42:2018/10/01(月)21:43:55 443
リーリエ「ふふっ、ですがカキらしいとっても真っ直ぐな告白で素敵だと思いますよ?」ニコッ

マオ「も、もぅー!やられたこっちは恥ずかしかったんだから!////」

リーリエ「それで?マオはどう答えたんですか?」

マオ「どうって……もうポカーンだよポカーン!」

マオ「ま、まぁ……でも……そこまでされたら付き合ってあげてもいいかなーってカンジで……」

リーリエ「ふむふむ」

スイレン「リーリエ!騙されないで」

リーリエ「え?」

マオ「」ビクッ

リーリエ「いったいどういうことですかスイレン?」

スイレン「……論理的結論からいうと……その話には嘘でーすが含まれています!」ビクッ

リーリエ「え!?う、嘘?」

マオ「」ダラダラ

リーリエ「スイレン!詳しく教えてください!」

スイレン「……カキが祭壇の上から告白したってとこまでは本当……でも…」チラッ

マオ「」ダラダラ

スイレン「マオちゃんが付き合ってあげてもいいかなーとか余裕こいた答え方したってのは嘘!」ビシッ

マオ「」ビクッ

スイレン「本当は……マオちゃん"感激のあまりボロボロ泣いちゃって言葉も出なかった"でしたー!」ドーン

リーリエ「おぉー!」キラキラ

マオ「……な、なんで知ってるのよ~!スイレン!///」カァー
43:2018/10/01(月)21:53:04 443
スイレン「サトシから聞いた。カキがその話をサトシに会うたび何度もするんだってさ」ニヤニヤ

マオ「カキ…だ、誰にも言わないでって言ったのにぃ!////」

リーリエ「マオ……愛されてますね。羨ましいです」ニコニコ

マオ「うぅ~////」

スイレン「マオちゃん、今さらだよ!マオちゃんが案外泣き虫だってのは昔から知ってる」ニコッ

マオ「な、なによ!スイレンがサトシに同じことされたら泣くどころか心臓止まっちゃうでしょー!」

スイレン「マオちゃん!さすがにそれは言いすぎ!」プクー

リーリエ(いえ、かなりの確率でありえますね…)

シロン「コン」コクリ
44:2018/10/01(月)22:46:46 443
リーリエ(ですが……マオとスイレン、お互い何でも言い合える仲なのは羨ましいですね)クスッ

ヒラッ

リーリエ「………ん?マオ、何か落ちましたよ?」

マオ「え?」

スイレン「写真だ」

スイレン「まさかマオちゃんとカキのマル秘ラブラブ写真……」ゴクリ

マオ「は?ちょ、ちょっと!なんでそんなものが……」ヒョイ

マオ「………ってこれ……」

スイレン、リーリエ「?」

マオ「スイレン!リーリエ!見てよこの写真!」ビッ

スイレン「! こ、これは!!」

リーリエ「確か……6年前に……」

マオ「そうだよ!6年前に私たちでガールズバンド組んでアローラロックフェスに出た時の写真だよー!」
45:2018/10/01(月)23:02:19 443
リーリエ「なつかしいです…」シミジミ

スイレン「………うん、あの時の記憶が甦ってくる…」

マオ「確か……リーリエがイッシュのホミカちゃんの出てる番組を見てバンド組んだんだっけ?」

スイレン「そうそう!しかもあれ、番組見た次の日にいきなりリーリエが私たちでバンド組んでロックフェス目指しましょうとか言い出したやつ!」

マオ「今思えば……無茶苦茶だったねー」ジーン

スイレン「……うん、リーリエ………すぐに何でも影響されてたから……」

マオ「あーまたリーリエ変なこと始めたなってカンジだったね」

スイレン「そうそう!」

リーリエ「ちょ、ちょっと!何ですかその言い方は!」プンプン

シロン「コーン!」

マオ「だって事実だし」

スイレン「リーリエ、行動力となんちゃって知識だけは一人前だったから…」

リーリエ「そ、そんなことないです!」

リーリエ「私はあの時もバンドリーダーとして……」

マオ「なつかしいね……」

スイレン「うん…」

リーリエ「マオ!スイレン!私の話を聞いてるんですか!」プンプン

マオ「ほらっ、覚えてる?まずはバンド名で揉めたの」

スイレン「あー…」

リーリエ「あ、あれは……論理的結論からいいますと、スイレンが私たちのバンド名を放火後アローラタイムとかいうセンスの無い案を出すから…」

スイレン「………リーリエのデトロイトアローラシティよりはマシ」

リーリエ「あの素晴らしいネーミングがわからないとは……スイレンは相変わらずロックではないですね!」

スイレン「リーリエのロックってファッ○ファッ○言うだけのファッションロックじゃん」

マオ「まぁまぁ二人とも~」
46:2018/10/01(月)23:07:28 443
リーリエ「そういえばあの時も……」

スイレン「………うん、マオちゃんが私たちの間に入ってまとめてた」

リーリエ「バンド名も確か……マオが考えた"アローラガールズ"で決まったんでしたね…」

スイレン「うん……」

マオ「あー、そういえば……」

リーリエ「………マオ!」ニコッ

スイレン「マオちゃん!」ニコッ

マオ「な、なに?」

スイレン「センス無いね」

リーリエ「全然ロックじゃないですね」

マオ「ケンカ売ってんの?」

アマージョ「アマアマ」マアマア
47:2018/10/01(月)23:25:53 443
リーリエ「まぁまぁマオ、落ち着いてください」

スイレン「マオちゃん、短気は損気」

マオ「え?なんで私が悪いみたいになってるの?」

リーリエ「………思い出してください……私のバンドとして練習に励んだ青春の日々を……」フッ

マオ「えーと……」

リーリエ「マオの元気が出るドラム…」

マオ「////」テレッ

スイレン「マツリカさんのキレイなキーボードの旋律!」

リーリエ「そして……激しかったアセロラのベースとスイレンのギター……」

マオ「そういえばスイレンとアセロラはバンドの練習よりもケンカしてる方が多かったね」

スイレン「……思い出したらイライラしてきた」イラッ

マオ「あと……ボーカルのリーリエ!」

スイレン「そういえばリーリエ……神のデスボイスとか言われてた!」

マオ「今思えば神なのかデスなのかはっきりしろってね?」クスッ

リーリエ「/////」テレッ

マオ「ほらっ、そしてロックフェス当日の初ライブ!」

リーリエ「はい……今でも鮮明に思い出せます…」フッ

マオ「確か……まず、本番中なのにスイレンとアセロラが演奏そっちのけでポケモンバトルはじめちゃって……」

リーリエ「はい、確か……サトシがこっち向いて手を振った相手がスイレンかアセロラかとかいうすごくくだらない理由でしたね…」

スイレン「く、くだらなくなんかない!」

スイレン「そ、それに……それを言うならリーリエだって"これがロックの真髄です"とか言って会場をシロンと一緒に破壊してた!」

リーリエ「わ、若気の至りってやつです////」テレッ

シロン「コーン///」テレッ

マオ「いや、そこテレるとこじゃないよリーリエ」
48:2018/10/01(月)23:41:48 443
リーリエ「ですが……なんだかんだでいい思い出でした……」ジーン

スイレン「………うん!青春は一生の宝物!」ニコッ

マオ「うぅ……私は思い出したら胃が痛くなってきたよ…」キリキリ

ブーブー

リーリエ「! 電話が鳴ってますね?」

マオ「! 私だ……」スッ

マオ「ご、ごめん!ちょっと外行って電話してくるね!」スクッ

タッタッタ

ガチャッ

スイレン、リーリエ「……………」

リーリエ「スイレン、これは……」

スイレン「うん、間違いない!カキからのラブコール!」
49:2018/10/01(月)23:58:40 443
~外~

マオ「……もぅ!なによ!今せっかくスイレンとリーリエと一緒に飲んでたとこなのにー!」プクー

カキ『なによって……毎日この時間に電話しなきゃスネるのはマオだろー』

マオ「べ、別にスネないし……!」

カキ『いやいや、この間だって忙しくて電話できなかった時には浮気とか言われて……』

マオ「も、もうこの話おわりー!」

カキ『…たくっ』ハァ

マオ「あー!それよりもさぁカキ!告白の時の話サトシにしてるでしょ!スイレンから聞いたよー?」

カキ『うっ……』

マオ「もぅ!あれは二人だけの秘密って言ったじゃん!お陰で私、顔からかえんほうしゃだったよー!」プクー

カキ『す、すまん……』

マオ「まったくー!」

カキ『………なぁ、マオ…』


リーリエ「………マオとカキ……どんな話をしているんでしょうか……」ゴクリ

スイレン「きっと私たちお子様にはわからない大人の会話…」

リーリエ「お、大人の会話……」ドキドキ

スイレン「………マオちゃんいいなぁ……私もサトシと毎日ラブコールしたい……」ハァ

リーリエ「………スイレン、なんなら今からサトシに電話してみますか?」

スイレン「え!?///」


マオ「……うん、私も////」ポッ

マオ「……じゃあおやすみ、カキ。また明日ね♪」ピッ
50:2018/10/02(火)00:43:57 HIQ
スイレン「さ、サトシに電話!?」

リーリエ「はい、そうです」ニコッ

スイレン「で、でも……今日はもうこんな時間だし…サトシにも迷惑……」モジモジ

リーリエ「スイレン……先程も言いましたが、相手はサトシです!こちらから攻めなくてはいつまでも平行線のままですよ?」

スイレン「そ、それはそうだけど…」

スイレン「………や、やっぱり……今日は少し酔ってるし、また次の機会に……」モジモジ

リーリエ「………仕方ありませんねー」スッ

スイレン「! 私のスマホ!?いつの間に…」

リーリエ「……………」ピッ ピッ

スイレン「な、なにやってるの!?私のスマホ返して!」

リーリエ「わかりました。はい、どうぞ」スッ

プルルルル

スイレン「!?」

スイレン「ちょ、ちょっとリーリエ!サトシに電話かかっちゃってるんだけど!」
51:2018/10/02(火)00:44:26 HIQ
リーリエ「あー…論理的結論からいいますと、スイレンに返す時に間違ってかかっちゃったのかもしれませんねー」

スイレン「そんな訳ないでしょ!勝手なことしないでよ!」

スイレン「………い、急いで電話切らな……」

サトシ『ん?どうした?』

スイレン「!?」

リーリエ「スイレンがモタモタしてるから繋がっちゃいましたねー」

サトシ『おーい、スイレーン』

スイレン「あわわわわ……」

リーリエ「スイレン!もうこうなっては腹をくくるしかありません!早く電話に出なければ深夜にイタズラ電話をかけてきたクソ女と思われて嫌われてしまいますよ!」

スイレン「リーリエのせいじゃん!」

リーリエ「スイレン!」

スイレン「な、なに?」

リーリエ「がんばリーリエ!」グッ

シロン「コン!」グッ

スイレン(この女………)

サトシ『スイレーン?おーい』
52:2018/10/02(火)00:57:52 HIQ
スイレン(……とりあえず当たり障りの無い会話で済まそう…)スッ

スイレン「あ、あの……」

サトシ『おっ、やっと出た!どうしたの?こんな時間に』

スイレン「あ、その……ごめん……」

サトシ『いや、いいけどさ?何か用?』

スイレン「その……サトシ、今何やってるのかなーって……」

サトシ『俺?俺はいつものbarで飲んでるよ』

スイレン「そうなんだ!サトシ、あんまり飲みすぎちゃダメ!サトシは弱いんだから!」

サトシ『へへっ、わかってるよ!』

スイレン「ほんとに?サトシが潰れても私、介抱にいけないよ?」フフフ

リーリエ(スイレン……うまくやってるみたいですね)ニコッ

サトシ『スイレンは………マオの家で飲んでるんだっけ?』

スイレン「え?」

スイレン(サトシ……なんで私がマオちゃんの家で飲み会やってること知ってるの?)

サトシ『まだ飲んでるの?』

スイレン「う、うん……まだ飲んでる!リーリエもいるよ」

サトシ『そっか!楽しそうだな!』

スイレン「う、うん!楽しい!」

スイレン(……マオちゃんが飲み会のことサトシに言ったのかな?それともカキ???)

リーリエ(? なにやら様子がおかしいですね?)
54:2018/10/02(火)20:31:15 HIQ
サトシ『スイレンも結構飲んでんの?』

スイレン「!」ビクッ

スイレン(ど、どうしよう……もう10缶以上飲んだなんて答えたら引かれそうだし……)ドクン ドクン

スイレン「えと……まだ3缶くらい…」

サトシ『へぇー、珍しいな。スイレンならもう0缶くらい空けてると思ったよ』ハハハ

スイレン「え!?」ビクッ

スイレン(……私、サトシの中でグビグビ飲みまくるアルチュウみたいな印象だったんだ…)ガクッ

サトシ『スイレン?どうかした?』

リーリエ(! スイレンが落ち込んでいます!きっと何かあったんですね!?)

リーリエ(ここは……親友として、私が助け船を出してあげなくては!)グッ

リーリエ「スイレン!電話を貸してください!」バッ

スイレン「へ?」

リーリエ「……スゥ………」スッ

リーリエ「……サトシ!!」

サトシ『』ビクッ
55:2018/10/02(火)20:47:32 HIQ
サトシ『え?……あ……リーリエ…?』

リーリエ「リーリエ?じゃないですよ!このヘタレ野郎!」

サトシ『ヘタレ!?』

スイレン「ちょ……リーリエ!やめてよ!」グイグイ

リーリエ「…………スイレン」

スイレン「?」

リーリエ「私に任せてください!私からサトシに一言ガツンと言ってあげます!」グッ

スイレン「ちょ……本当にやめて!酔っぱらいに任せられる訳ない!」グイグイ

リーリエ「だいたいですねぇ……!サトシは何様なんですか!」ウィー

サトシ『な、なんなんだよリーリエ…酔ってんのか?』

リーリエ「論理的結論からいいますと、酔っていると言った方が酔っているんです!」ウィー

サトシ『……わけわかんないよリーリエ……』

リーリエ「サトシ!いつまでもスイレンを弄ぶのはやめてください!スイレンが泣いていますよ!」

サトシ『え?』

スイレン「もぅやめてよぉ!!リーリエー!!」ビエーン

サトシ『!』

サトシ(なんだ……電話からスイレンの泣き声が聞こえる……?)

サトシ(俺……リーリエの言う通り、知らない内にスイレンを傷つけるようなことしちゃったのか……?)

サトシ『な、なぁ…リーリエ……スイレンに電話変わってくんない?』

リーリエ「ハァ?そうやってまたスイレンを傷つける気ですね?断固拒否します!」ウィー

サトシ『……もう本当にわけわかんないよ…』

スイレン「うぅ……もぅやべてよぉ」グスグス
57:2018/10/02(火)21:11:29 HIQ
サトシ『……なぁリーリエ。俺はどうしたらいいの?』

リーリエ「どうしたらいい?そんなこともわからないんですか?本当に愚か者ですねぇ!サトシは!」ゲフッ

サトシ『………………』

リーリエ「サトシ。本当に申し訳ないという気持ちがあるならば、誠意を見せてください」

サトシ『誠意?(つーか、まず何に対して?)』

リーリエ「そうです!こんな電話越しではなく、今すぐアイナ食堂まで来て正々堂々話し合いをしてください」ウィー

サトシ『いっ!?』

スイレン「!?」

スイレン「ちょ、ちょっと!何言ってるのリーリエ!?」ユサユサ

リーリエ「いいですか?ダッシュで来て下さいよサトシ。スイレンも待ってます、それでは」

ブチッ

サトシ『ちょ……』


ツー ツー
58:2018/10/02(火)21:12:23 HIQ
リーリエ「………………ふぅ…」

スイレン「……………」

リーリエ「良かったですね、スイレン?今からサトシが来ますよ?」ニコッ

スイレン「……い、いいわけないじゃん!」グスッ

リーリエ「……ふふっ、気にしないでください。私があえて憎まれ役を買ったのも、スイレンの為に好きでやったおせっかいです」ニコッ

スイレン「ほ、本当におせっかい!!」

リーリエ「………ですから……スイレンが気にすることでは……」

スイレン「ふ、ふざけないでよこの酔っぱらい!私がサトシに嫌われたらリーリエのせいだよ!」ユサユサ

リーリエ「………ちょ、スイレン……揺らさないで…キモチワル……オエ……」

スイレン「ちょ……」

オエェェェ

ギャー

シロン「コン……」

アシレーヌ「アシ…」ハァ
59:2018/10/02(火)21:30:13 HIQ
リーリエ「…マオ、スウェット貸して頂いてありがとうございます」

マオ「い、いや…別にいいけどさ……」

マオ「………てゆーか、ビックリーリエだよもぅー!」プクー

マオ「電話から戻ってきたら、リーリエははきだすを使ってるし…」チラッ

スイレン「」ズーン

マオ「………スイレンは落ち込んでるし…」

スイレン「……私、きっとサトシに嫌われた…」ズーン

スイレン「……最悪…」グスッ

アシレーヌ「アシ」ポンッ

マオ「スイレン………」

マオ「……大丈夫だよ!スイレン!サトシはそんなことくらいでスイレンを嫌わないよ」ニコッ

スイレン「マオちゃん……」ウルウル

マオ「スイレン!前向きに考えようよ!サトシが来るんなら、これはむしろチャンスだよ!」グッ

スイレン「……うん!」グッ

リーリエ「そ、そうですスイレン……!がんばリーリエ…」ヨロッ

スイレン「リーリエは少し反省して」

マオ「それにしてもサトシが来るかぁ………」

マオ「………………」スッ

マオ「丁度おつまみも無くなってきたとこだし、来る途中コンビニに寄って買ってきてくれるようにLINEしとこ」スッ スッ

リーリエ「マオ……ついでにおいしい水も買ってきてくれるようサトシに頼んでおいてください…」ヨロッ

スイレン「あっ!よく考えたら私、ジャージだ!どうしよ!」アセアセ

アシレーヌ「アシ…」
61:2018/10/02(火)23:12:32 HIQ
~30分後~

マオ「サトシ遅いねー。もうおつまみなくなっちゃったよ」ハァ

スイレン「や、やっぱりさっきの電話で怒ったんじゃ…」ハラハラ

リーリエ「スイレン、大丈夫ですよ!少し落ち着いてください」ニコッ

スイレン「リーリエは少し責任を感じてほしい」

ガタッ

マオ、スイレン、リーリエ「!」


「やっべ、少し遅くなっちゃった!リーリエとスイレン怒ってるかな?」

「ピッカー」



マオ「! この声…サトシとピカチュウが来たんだ!」

スイレン「サトシ……」ホッ

リーリエ「ほらスイレン!私が言った通りです。論理的結論からいいますと、サトシはこんなことで怒るような人ではないですよ」ニコッ

スイレン(こいつは……)

スイレン「………で、でも……サトシが怒ってないってわかったら緊張が……」ドキドキ


「大丈夫だよサトシー!いっぱい買ったからみんな喜んでくれるよー!」


スイレン「!?」

リーリエ「この声は………」

マオ「チータラちゃんと柿ピーあるかな?アマージョ」ワクワク

アマージョ「マッジョ」
63:2018/10/02(火)23:38:24 HIQ
スイレン「な、なんで……」プルプル

サトシ「いやー!ごめんごめん!ちょっと選ぶのに遅くなっちゃって!」

ピカチュウ「ピッカー!」

リーリエ「あ、いえ……」

サトシ「はい、リーリエ!おいしい水!さっきはなんか怒らせちゃったみたいでごめんな?」スッ

リーリエ「い、いえ……どうもです」チラッ

スイレン「」プルプル

リーリエ(うわぁ………スイレンが怒りと困惑で震えてますね…)ヒエー

マオ「なーんだ、アセロラが一緒に飲んでる友達ってサトシだったんだー!」

アセロラ「えへへ、そんなんだ。さっきは断っちゃってごめんね?アセロラとミミたんもまぜてもらっていいかな?」

ミミたん「キュー」

マオ「うん!当然!」グッ

マオ「てゆーか納得したよ!あんまり飲むの好きじゃないアセロラが飲みにいくなんて珍しかったからさー?」

アセロラ「えへへ////」

アセロラ「はい、マオ!お詫びのチータラちゃん!」ニコッ

マオ「ありがとー!私の好きなの知ってるんてさすがアセロラ!」グッ

アセロラ「任せてよ!」グッ
64:2018/10/02(火)23:39:58 HIQ
スイレン「………な、なんでアセロラがサトシと……」

サトシ「スイレン」

スイレン「え?」

サトシ「………さっきの電話…その………俺、よくわかんないんだけど知らない内にスイレンを傷つけちゃってたみたいで……」

スイレン「え……?あ……い、いや!気にしないでサトシ!」アセアセ

スイレン「それより、なんでアセロラと…」

アセロラ「まぁまぁ、こういう席なんだし、ケンカはやめようよー?サトシ、スイレン」ズイッ

スイレン「!」

サトシ「アセロラ……」

アセロラ「はいこれ。スイレンの大好きなビール」スッ

アセロラ「これ飲んで機嫌なおしてよスイレン」ニコニコ

スイレン「……………」プルプル

アシレーヌ「アシ…」ハラハラ

ミミたん「キュー…」
65:2018/10/02(火)23:51:26 HIQ
リーリエ「えーと……その、サトシ」

サトシ「ん?」

リーリエ「その……今日はずっとアセロラと一緒に飲んでたんですか?」

スイレン(リーリエ………)

サトシ「んー…ずっとって言うかさ?ほらっ、俺がいっつも行ってるbarあるじゃん?」

リーリエ「あー……あの元・ロケット団のみなさんがやっている……」

サトシ「そうそう!いつもみたいに一人でそこで飲んでたらさ!たまたまアセロラが後から来て…」

アセロラ「そ!それでアセロラもサトシとご一緒させてもらうことにしたんだよねー♪」

リーリエ「そ、そうなんですか…」チラッ

スイレン「………」

サトシ「まぁ、でもアセロラが来てくれて良かったよ!一人で飲むより楽しかったしさ!」ニッ

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「へー?サトシも言うようになったねー?」ニヤニヤ

サトシ「ど、どういう意味だよー!」

アセロラ「さーねー?」クスッ

スイレン「……………たまたま?」

アセロラ「!」

サトシ「?」

スイレン「サトシ、それ…絶対に嘘!」

サトシ「え?」
66:2018/10/03(水)00:06:30 dx1
サトシ「嘘?ど、どういうこと??」

アセロラ「………」

スイレン「………まず、アセロラの着てるその服!」ビシッ

アセロラ「!」

スイレン「それ、結構有名なブランドのやつで高い服。ちょっとやそっとで気軽に買える服じゃない」

アセロラ「………スイレーン…アセロラだってもう子供じゃないんだよ?どっかお出かけする時はオシャレする!これは大人のレディとしては当然だよー」

スイレン「私たちと居酒屋行くときはそんな高い服着てこないじゃん」

アセロラ「今日は居酒屋じゃないし…」

スイレン「それに……今日の服、いつもより露出高いよね?アセロラ、そういう露出高めの服嫌いだったじゃん。完全に勝負服」

アセロラ「…………」

リーリエ「あ、あの………?スイレン?」

マオ「ま、まぁ……いいじゃん?今日はそういう気分だったのかもしれないし……」

スイレン「……更に言わせてもらうと、そのイヤリングとネックレスもライチさんのお店で売ってた高いいいやつだし、お化粧だっていつもより気合い入ってる」

スイレン「……香水も……いつもと違うやつだ」スンスン

アセロラ「………………」

スイレン「なんと言ってもあんまりお酒好きじゃないアセロラが自分から一人でbarに行くなんてありえない!」ビシッ

アセロラ「……今日はそういう気分だったの。ちょっとしつこいよスイレン」

リーリエ「す、スイレン……」

マオ「ねぇ、スイレン!もうやめようよ?」アセアセ
67:2018/10/03(水)00:22:56 dx1
スイレン「アセロラ、サトシが金曜日にはいつもあのbarにいるの知ってるよね?絶対に狙っていった!偶然じゃない!」

アセロラ「………………」

スイレン「どう?何か反論があるなら……」

サトシ「スイレン、もうやめてやれよ」ポンッ

スイレン「え?」

サトシ「アセロラが偶然って言ってんだから偶然だったんだよ。だいたい、そんなことで嘘つく必要だってないしさ?」

スイレン「い、いや……でも……」

アセロラ「サトシ!もういいよ!アセロラ気にしてないし!」ニコッ

サトシ「!」

アセロラ「スイレン!スイレンは酔ってちょっとテンション高くなっちゃっただけだよね?大丈夫!アセロラ、気にしてないから」ニコッ

アセロラ「だからさ?みんなで楽しくのもーよ?」

スイレン「……………」

リーリエ「そ、そうですね!アセロラの言う通りです!」

サトシ「おう!今日は楽しく飲もうぜ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

マオ「そ、そうだね!ほら、スイレンもアセロラも!」

アセロラ「うん♪スイレン!仲直りの乾杯しよーよ!」スッ

スイレン「……………」スッ

アセロラ「てゆーか」ボソッ

スイレン「!」

アセロラ「………スイレンとサトシって別に付き合ってる訳じゃないよね?」

アセロラ「仮に……今日アセロラがbarに行ったのが偶然じゃないとして………何か問題あるのかな?」ニコッ

スイレン「…………そのファッションメガネ似合ってないよ?この偽メガネっ娘」ボソッ

アセロラ「………やだな~?ちゃんと度はいってるよー?」ニコニコ
68:2018/10/03(水)01:04:01 dx1
ワイワイ

リーリエ「え?最近は図書館の利用者さんが減っているんですか?」

アセロラ「うん……そうなんだよねー?ほらっ、最近は本でも何でもスマホ一つで見れちゃうでしょ?それでさー」ゴクゴク

マオ「へぇー?でも、それで楽してお給料もらえるならラッキーなんじゃないの?」モグモグ

アセロラ「うーん……でも、アセロラはみんなにもっと本の良さを知ってほしいんだよねー」モグモグ

アセロラ「確かにスマホ一つあれば何でも調べたり出来ちゃうかもしれないけど……でも、本には本にしかない良さってのもあると思うの」グッ

リーリエ「わかります!図書館にしか無い本とかもありますし……それに、アセロラの言うとおり、本には本にしか無い良さがあります!」

アセロラ「さっすがリーリエ!わかってくれるんだね!」

リーリエ「はい!」ニコッ

マオ「アハハ、アセロラ!あついねー!」ニコニコ

ワイワイ

スイレン「……………」ゴクゴク

アシレーヌ「アシ」

サトシ「スイレン」

スイレン「! サトシ……」

サトシ「どうしたんだよ?何か機嫌悪いのか?」

ピカチュウ「ピカ一?」

スイレン「別に……」ゴクゴク

サトシ「………あんまりビール飲みすぎんなよー?」

スイレン「サトシには関係ない。私に構ってないでアセロラのとこにでも行けば?」プイッ

サトシ「えーと……」

ピカチュウ「ピカピィ」
69:2018/10/03(水)01:36:40 dx1
スイレン「……………」ムスッ

サトシ「……………」

サトシ(……スイレン……子供の頃から少し頑固だったり変わってたとこはあったけど……)

サトシ(女の子って難しいな…これが大人になるってことなのか?)ハァ

リーリエ「………って、考えてるような顔ですね、サトシ」ヒソヒソ

マオ「まぁ、そう考えるようになっただけでもサトシも大人になったんじゃないかな?」ヒソヒソ

リーリエ「ですね」クスッ

アセロラ「サトシー」グイッ

サトシ「ん?」

アセロラ「ほら~!スイレンとばっかり話してないでアセロラとも飲もうよ~」ゲフッ

ミミたん「キュー」

サトシ「アセロラ!少し飲みすぎじゃないか?酒臭いぞ?」

アセロラ「ん~~?」トローン

サトシ「?」

アセロラ「あ~っ!サトシ今アセロラの胸じーっと見てるでしょ!変態!////」キャッ

サトシ「………は?」

スイレン「うわっ…自意識過剰…見せるほどもないまな板の癖に…」ウワー

マオ「スイレンもアセロラのこと言えた胸じゃないよね」ハハハ

リーリエ「スイレン!アセロラ!私、本で読んだことがあります!争いは同レベルからしか生まれないと!」

シロン「コン!」

スイレン「は?」

アセロラ「は?」

リーリエ「ほらっ!息ピッタリじゃないですか?」ニコッ

マオ「リーリエ、実は楽しんでるでしょ?」
71:2018/10/03(水)19:06:26 dx1
サトシ「……………ん…」ブルル

ピカチュウ「ピ?」

アセロラ「どうしたの?サトシ」

サトシ「少し飲みすぎたかな?悪い、ちょっとトイレ行ってくるよ」スクッ

スイレン「……………」ゴクゴク

マオ「んー、場所わかる?」

サトシ「おう」

マオ「それじゃあ、いっといれ」フリフリ

リーリエ「サトシ」

サトシ「なに?」

リーリエ「もしやリバースですか?」

サトシ「違うよ。おし○こだよ」

スイレン「……………」ゴクゴク

リーリエ「………サトシ……女性の前で下ネタとは…」ウワァ…

サトシ「いや……リーリエが聞いたんじゃん……」

サトシ「………つーか、さっきから気になってたんだけど、何でリーリエとマオはお揃いのスウェット着てんの?」

リーリエ「サトシ!論理的結論からいいますと、その質問はセクハラです!事と次第によっては出るとこ出ますよ!」ビシッ

シロン「ゴン!」グルル

サトシ「………漏れそうだからもうトイレ行くよ」クルッ

ピカチュウ「ピカ一」

スイレン「……………」ゴクゴク

マオ「うわっ!スイレン!いくらなんでも飲みすぎだよ!」

スイレン「………プハァ…!」
72:2018/10/03(水)19:21:37 dx1
スイレン「……大丈夫!まだまだ序ノ口だから…」ゲフーィ

マオ「序ノ口って……結構キてるじゃん!目がすわっちゃってるよ!」

リーリエ「スイレン!このままでは本当にアルチュウに進化してしまいますよ!」

アシレーヌ「アシー…」アセアセ

スイレン「…………アセロラァ…」ギロッ

アセロラ「………?なに?」

スイレン「……………あんた、今……サトシの出すやつ飲みたいとか思ったでしょ?」ゲフッ

アセロラ「はぁ!?////」

リーリエ、マオ(うわっ、きっつい下ネタきたなぁ)

スイレン「ほら図星!この変態が!サトシを変な目で見ないでよ!」ゲフッ

アセロラ「ち、痴女ってなによ……!そんなこと思わないよ…スイレンと同じにしないで」

スイレン「う、嘘つくな!この変態ポケモン!」クワッ

アセロラ「なんなのよ……」

リーリエ「………スイレン……論理的結論からいいますと、いくら酔っているとはいえ、その下ネタは少し引きます…」サーッ

スイレン「え!?」ビクッ

マオ「ごめんねスイレン?親友として言わせてもらうけど……」

マオ「それはちょっとナイ」サーッ

スイレン「うぇ!?」

アシレーヌ「アシ…」
73:2018/10/03(水)19:34:54 dx1
スイレン「ちょ、ちょっと待って!これは私じゃなくてアセロラが……」

アセロラ「アセロラのせいにしないでよ変態」

スイレン「な!?」

リーリエ「………そういえばスイレン……スクールに通っていた頃も小さくなったサトシを見て"サトシのフィギュア!!"とかぶっ飛んだ発言してましたよねぇ……」

リーリエ「………今思えばあの頃から兆候が…」ウワッ

スイレン「ちょ……」

マオ「………そっか……スイレンにそんな趣味が……察してあげられなくてごめん…」シュン

スイレン「ち、ちが……誤解……」

アセロラ「スイレン、サトシを気持ち悪い目でみないでよ」ジトー

スイレン「ハァ?」

リーリエ「………私、そのような趣味の方々のお話を本で読んだことがありますが……」

リーリエ「………いくら好きな相手のものとはいえ、排泄物まで愛でる気持ちはちょっと理解できません。ごめんなさい、スイレン」ペコリ

スイレン「違うって!だから誤解!」

アセロラ「アセロラがスイレンからサトシをゼンリョクで守ってあげなきゃ!ね?ミミたん!」

ミミたん「キュー!」

スイレン「ぐっ……」

アシレーヌ「アシ……」
74:2018/10/03(水)21:32:54 dx1
スイレン「ふ、ふざけるなこのクソ!」

アセロラ「は?」

マオ「あーあ、また始まったよ」ハァ

マオ「スイレンもエンジンかかってきちゃったみたいだし、そろそろ止め……」

リーリエ「さぁ、始まりました!第21回"スイレンvsアセロラ~サトシのハートをゲットしろ~バトル"」

マオ「リーリエ!?」ギョッ

リーリエ「女のプライドをかけたマウントバトル……制するのはいったいどちらか……実況は私、ウルトラエリートキャリアウーマンリーリエと……」

マオ「リーリエ、やっぱり楽しんでるじゃん」ハァ

リーリエ「解説のアイナ食堂の若き天才シェフ、マオでお送りします!」ニコッ

マオ「えぇ………?私も?」

リーリエ「解説のマオさん、今回のこのバトル…マオさんはどう見ますか?」

マオ「………そうですねぇ…論理的結論から言うと、いつも通り失う物は多く、得る物は無い、女同士の汚いし烈な泥仕合になると予想されます」

リーリエ「………なんだかんだマオもノリノリじゃないですか?」フフフ

マオ「………リーリエがやらせたんじゃん!////」

アマージョ「マッジョ」
75:2018/10/03(水)22:18:39 dx1
スイレン「さっきも言ったけどその服!」ビシッ

アセロラ「な、なによ…」

リーリエ「あっ、少し目を離した隙にヒートアップしていましたね」

マオ「スイレン……熱くなると周り見えなくなるからなぁ…」

スイレン「胸元強調しすぎ!どうせそのナイチチでサトシをゆうわくしてお持ち帰りしようって魂胆だったんでしょ!?」

アセロラ「そ、そんなんじゃないもん!」

リーリエ「スイレン……先程から自分のことを棚に上げて言いたい放題ですね……」

リーリエ「あの図々しさ、見習うべきかもしれません!」フンス

マオ「二人とも考えてることが同レベルだからね。争いは同じレベルでしか生まれないってのもあながち嘘じゃないね」

スイレン「アセロラ、親友である私から一つアドバイス」

アセロラ「………は?」

スイレン「そんなまな板の上のポケマメを強調されたところで太陽も月もポケモンもサトシもゆうわくされない」プププ

アセロラ「………」プルプル

スイレン「でも、そんな貧相なもん恥ずかしげもなく、強調できるその度胸だけは称賛に値する」プッ

アセロラ「なんなの?スイレンなんかアセロラよりも小さい癖に!」ムカッ

スイレン「わ、私はこれから成長するもん!」プクー
76:2018/10/03(水)22:30:41 dx1
マオ「スイレンって酔ってエンジンかかると妄想と下ネタが激しくなるよねー」

リーリエ「アローラのしまクイーンならぬ、しもクイーンになりますからね…」

マオ「ほらっ、この間の飲み会の時のアレ覚えてる?イキのいいサトシのタネマシンガンの話」

リーリエ「ああ…アレですか……長々と熱く語ってましたよね。正直ドン引きしました」

マオ「おまけに最後は自分から話しておいて鼻血出してたもんねー」ハハハ

リーリエ「サトシと結婚とかを想像するのはいいと思いますが……サトシとの子供の名前まで事細かに妄想していたのは少し怖かったですよねー」ウフフ

スイレン「マオちゃん!リーリエ!少し黙ってて!!//////」

マオ、リーリエ「ごめんなさい」

アセロラ「………スイレーン……それ、本当にドン引きだよー…」

スイレン「わ、私の勝手!///アセロラには関係ない!」

アシレーヌ「アシー…」ハァ
77:2018/10/03(水)22:46:43 dx1
アセロラ「………あーそうそう、スイレンがアセロラにアドバイスしてくれたお返しに、アセロラからもスイレンに親友として、一つアドバイスしてあげるよー」ニコッ

スイレン「!」

アセロラ「スイレーン?もうアセロラもスイレンも大人なんだしね?いくらなんでもジャージはないよー」ニコニコ

スイレン「!?」

アセロラ「………まー……好きな人の前でジャージでいられるその勇気は褒めてあげるけどねー♪」

スイレン「」ブチッ

スイレン「こ、これはコンビニいく時とかの格好!それに…サトシ来るとは思わなかったし……本気出したらアセロラよりオシャレだから!」

マオ「スイレンにとって家は近所のコンビニ扱いなんだね」

アマージョ「マッジョ!」プンプン

アセロラ「スイレン、もう無駄な争いはやめよーよ?スイレンは結局、今日アセロラがサトシと二人で飲んでたから羨ましいんだよね?」

スイレン「!」

アセロラ「スイレン!女の嫉妬は見苦しいよ?サトシだってきっとそう思ってるよ!」

ミミたん「キュー」

スイレン「……………」

マオ「………そろそろレフェリーストップいく?」

リーリエ「待ってくださいマオ!もう少し様子をみましょう…」ゴクリ

スイレン「…………ねぇ、アセロラ。最近話題のラブロマンス映画見た?」

アセロラ「!」

スイレン「………私は見た。サトシと一緒に」ニヤッ

アセロラ「!?」
78:2018/10/03(水)22:58:01 dx1
スイレン「ついでに言うと、その後家に寄って一緒にご飯食べて遊んだ」

アセロラ「……な…」

スイレン「………夜は……ご想像にお任せ♪」テヘッ

アセロラ「」プルプル

マオ「………レフェリーストップいく?」

リーリエ「………そうですね…アセロラ泣きそうですしね」

マオ、リーリエ「あの……」

ガチャッ

マオ、リーリエ「!」

サトシ「ふぅー、すっきりしたぜー」

ピカチュウ「ピカ一」

スイレン「ふっ」ニヤッ

アセロラ「………」グスッ

サトシ「……あ、あれ?なにかあったのか?」

ピカチュウ「ピカ一?」

マオ「うわぁ…最悪のタイミングで帰ってきたよ」

リーリエ「サトシがここに来てたことをすっかりどわすれしていました…」
79:2018/10/03(水)23:07:29 dx1
アセロラ「………サトシィ!」グスッ

サトシ「ど、どうしたんだアセロラ?何で泣いてるの?」アセアセ

アセロラ「………スイレンと二人であの映画見に行ったの?」

サトシ「……え?あー、あのラブロマンスのやつ?見に行ったけど……」

アセロラ「なんでぇ?」グスグス

サトシ「え?いや……スイレンに一緒に見に行こうって誘われたから……」

アセロラ「アセロラもあの映画見たいって言ってたでしょ!」

サトシ「い、いや……見たいとは言ってたけど、見に行こうとは言われてないし……」

アセロラ「女の子の"見たい"は"一緒に見に行こう"のサインでしょ!もう子供じゃないんだからそれくらい察してよー!」ビエーン

サトシ「えぇ!?」ビクッ

スイレン「負けイワンコのとおぼえが心地いい」フッ

マオ「ちょっとスイレン……」

リーリエ「さすがに泣かすのはやりすぎですよ……」

スイレン「恋は弱肉強食。情けは無用」
80:2018/10/03(水)23:18:52 dx1
アセロラ「……サトシ……スイレンと寝たの…?」グスッ

サトシ「え?あー……確かあの日は……」

サトシ「寝てたのはスイレンだな。俺はゲームやってたよ」

アセロラ「………は?」ゴシゴシ

サトシ「なんだよアセロラ。あの映画見たかったのか?だったらマオかリーリエと……」チラッ

マオ「このバカ」ゴツン

リーリエ「マヌケ」ペチン

サトシ「いでっ」

ピカチュウ「ピカピィ…」

サトシ「……わかったよアセロラ。今度一緒に見に行こうぜ?」ニッ

アセロラ「……………」

スイレン「ハァ?」

アセロラ「やだもん」

サトシ「え?」

アセロラ「スイレンと同じ映画はやだもん!」

サトシ「えぇ……」

スイレン「サトシ!私、他にも見にいきたい映画あるの!一緒にいこ!」

サトシ「……じゃあ、3人で……」

スイレン、アセロラ「ハァ?」

サトシ「」ビクッ

ギャー ギャー

リーリエ「サトシはいつまで立っても子供ですね…」

マオ「だね、今回のバトルはスイレンアセロラはドローでサトシの一人負けかな?」

ピカチュウ「ピカピィ…」
81:2018/10/04(木)00:02:54 yno
スイレン「……………」プイッ

アセロラ「……………」プイッ

サトシ「……なぁ、もうケンカするのはやめろよ。せっかくの飲み会なんだし楽しく行こうぜ?」

スイレン「……………」ムスッ

アセロラ「……………」ムスッ

サトシ「スイレンもアセロラも……昔はそんなに仲悪くなかったじゃん…」

マオ「……サトシ、女の子は色々あるんだよ。スイレンもアセロラももう子供じゃないんだし……」

サトシ「子供じゃないって……」

リーリエ「……サトシも少しは大人になってください。その……こう……察してあげるとか……」

サトシ「…………大人か…」

ピカチュウ「ピカ……」

マオ「……ま、まぁ……とにかく……一旦この話は終わりにしようよ?ね?」

リーリエ「そうですね!スイレンもアセロラも!また飲みなおしましょうよ!」

スイレン「……………うん…」

アセロラ「………そうだね…」

マオ、リーリエ(空気重いなー……)

サトシ「なぁ、マオたちもよく集まって飲んでるの?」

マオ「うん、定期的に集まったりして飲んでるよ!」

リーリエ「マオとスイレンがお酒大好きですからねー」

リーリエ「私やアセロラは仕事や時間の都合上、毎回とはいいませんが………できる限り集まってます」ニコッ

サトシ「へー、仲いいんだな!」ニッ

マオ「………………!」ハッ

マオ「サトシ!サトシたちはよく、男子で集まって飲んだりするの!?」

サトシ「え?」
82:2018/10/04(木)00:14:43 yno
サトシ「ああ、俺たちもよく集まって飲むよ!」

マオ「やっぱり!」

リーリエ(………マオ?)

マオ「ねぇ!男子たちはどういう話したりするの?」ウキウキ

サトシ「え?」

マオ「………………」チラッ

リーリエ「!」

リーリエ(なるほど……そういうことですかマオ)コクリ

サトシ「んーと……仕事の話とか……バトルの話とか…」

マオ「やっぱり私たちの話とかも出るんでしょ?」ニヤニヤ

サトシ「え?」

リーリエ「サトシ!正直に話してください!」ズイッ

マオ「そうだよー!今日女子会に呼んであげたでしょ!」

サトシ「えーと……」

マオ「サトシも飲み会でしてるよね?スイレンの話!」ズイッ

リーリエ「サトシ!隠さないでください!カキやマーマネにアセロラの話したりしますよね!」ズイッ

サトシ「えぇ!?ああ……」

サトシ「あー……することもあるな」

マオ、リーリエ「…………」チラッ

スイレン「/////」テレッ

アセロラ「/////」テレテレ

マオ「リーリエ!」グッ

リーリエ「はい!マオ!」グッ

サトシ「?」
83:2018/10/04(木)00:26:40 yno
マオ「……まー、その男子飲み会でサトシはスイレンとアセロラの話ばっかりしてるとして…」

サトシ「え?」

スイレン「もう!マオちゃん!サトシが私の話ばっかりしてるは言いすぎ////」

アセロラ「サトシが困ってるよー////」ニコニコ

マオ「カキとかマーマネはどんな話してるの?」ワクワク

サトシ「ん?」

サトシ「そうだなー……マーマネは基本仕事の話とかかな?」

サトシ「正直マーマネの仕事の話って難しくてよくわかんないけど、すっげー仕事だってのと大変そうだってのはわかる!」

ピカチュウ「ピッカー!」

リーリエ「ま、まぁ……仕事の愚痴は人に話すだけでもスッキリするものですしね…」

マオ「あー、わかるわかる!」

サトシ「カキは………ポケモンバトル以外ならホシちゃんとマオの話かな?」

マオ「え?」

リーリエ「ほう?」ニヤニヤ

スイレン「サトシ!」ニヤニヤ

アセロラ「詳しく」ニヤニヤ
84:2018/10/04(木)20:43:02 yno
マオ「うえぇぇぇ////!?」ボフン

スイレン「マオちゃん顔真っ赤」ププ

リーリエ「マオ、マオとカキはお付き合いしてるんです。カキがマオの話をするのはむしろ当然ではないですか?別に驚くことではありません」

アセロラ「そーそー」ニヤニヤ

マオ「ぅ……い、いや……そうかもだけど////」ドキドキ

マオ「……ってゆーか、冷静に分析するのやめてよー!////」

リーリエ「それはすみません」ニコニコ

スイレン「で、サトシ!カキはマオちゃんがいないところでマオちゃんをどんな風に言ってるの?」ワクワク

サトシ「んーと…」

マオ「ちょ、ちょっとスイレン!」

スイレン「マオちゃん、落ち着いて落ち着いて」ドードー

アセロラ「本当はマオも気になってるよねー?」

マオ「うぅ……それは……」タジ

マオ「……………まぁ、ぶっちゃけ気になるけど……」

アセロラ「やっぱりねー♪」

スイレン「マオちゃん乙女♪」

マオ「////」カァー

リーリエ(スイレンとアセロラ……こういうときには息ピッタリですね)ニコニコ

リーリエ「………サトシ、いっそぶんしんして二人にでもなったらどうですか?」ポンッ

サトシ「は!?」

ピカチュウ「ピカ一」
85:2018/10/04(木)21:00:48 yno
アセロラ「サートシー!カキはマオのことをみんなにどう言ってるのかなー?」ウキウキ

スイレン「マオちゃんが待ちきれないみたい!教えて!」ワクワク

マオ「わ、私は別にそんなー////」テレッ

アマージョ「マッジョ」ニコニコ

サトシ「えっと、カキって確かマオにすっげー告白したんだろ?」

リーリエ「あー、先程マオが話していたあの話ですね」

マオ「うわぁ……やっぱりカキ、サトシに話してたんだ////」カァー

アセロラ「あの話?なにそれ?」

リーリエ「あっ、そういえばアセロラはあの時まだいませんでしたね」

スイレン「えっと、カキがヴェラ火山のお祭りでマオちゃんに……」ヒソヒソ

アセロラ「! キャー!なにそれ?素敵!////」

スイレン「ねー?憧れちゃう////」

マオ「ちょ、ちょっとスイレン~?やめてよもう~//」

キャッ キャッ

サトシ「ハハハ、スイレンとアセロラ…もうすっかり仲直りしたんだな」ニッ

リーリエ「ふふっ」ゴソゴソ

リーリエ「……サトシ!」スッ

サトシ「? なにこれ?」

リーリエ「かげぶんしんの技マシンです」ニコッ

サトシ「へ?」

ピカチュウ「ピーピカ…」
86:2018/10/04(木)21:14:40 yno
リーリエ「? みがわりの方が良かったですか?」

サトシ「え?あ、いや…(なに言ってんだリーリエ)」ハハハ

サトシ「ま、まぁ…とにかくさ?カキって飲んで酔ったらその話ばっかすんだよ」

マオ「もぅ!カキったら!二人に秘密だって言ったのに!次あったらお説教だよ!」プンプン

アマージョ「マッジョ」

スイレン「マオちゃん、その割には満更でもない顔!」ビシッ

マオ「そ、そんなことないし!」

リーリエ「さすがはスイレン!マオと付き合いが長いだけありますね!何でもおみとおしです!」

スイレン「まぁね」ドヤッ

アセロラ「てゆーか、サトシがコイバナしてるのってなんか新鮮だよねー?」ズイッ

サトシ「ん?そっか?」

スイレン「色違いポケモンよりレア!」

サトシ「ハハハ、さすがにそれはないだろ?」

ピカチュウ「ピカ一」

スイレン、アセロラ「」ソワソワ

サトシ「?」

リーリエ「スイレンとアセロラ……あれはいつサトシの口から自分の名前が出てくるかソワソワしている顔ですね」

マオ「あーそうだね。わかりやすいね」クスッ
87:2018/10/04(木)21:34:34 yno
サトシ「カキってさ、酔ったら結構絡んでくんだよなー」

アセロラ「そうなの?」

マオ「うん、まぁそうかもね」

マオ「カキってサトシ程じゃないけど強くないんだよ。一緒に飲んでもだいたい私より先に潰れちゃうんだ」

マオ「……この前もさー?酔って私に絡んできて、身体ベタベタ触って…………」

マオ「…………………」

マオ「……ま、まぁ……この話はおいといて、と////」

アマージョ「マッジョ////」テレテレ

リーリエ「え?なんですか?」ピクッ

スイレン「マオちゃん」ピクッ

アセロラ「詳しく」ピクッ

マオ「さ、サトシ!続き続き!」アセアセ

サトシ「お、おう?」

リーリエ、スイレン、アセロラ(逃げたか…)
88:2018/10/04(木)21:34:52 yno
サトシ「………んで、俺やマーマネに絡んでくるんだよ」

サトシ「まずマオの自慢話を長々とした後にお前らも早く俺みたいにいい彼女みつけろよーがお決まりのパターンかな?」ハハハ

マオ「////」プシュー

スイレン「マオちゃん、愛されてるね?」ニヤニヤ

リーリエ「ですが……論理的結論からいいますと、マオも先程私たちに同じようにノロケ話をしていたのでおあいこですね」ニコニコ

マオ「え!?私そんなにノロケてた?」

スイレン「うん!ゼンリョクでノロケてた!」ニコッ

マオ「うわぁ…////」カァー

アセロラ「いいなぁマオ……アセロラもそんな風に言われたいなー」チラッ

サトシ「え?アセロラもカキにそうやって言われたいのか?」

アセロラ「ばか!」

ミミたん「キュー!」プンプン

サトシ「えぇ……」

ピカチュウ「ピカピィ」
89:2018/10/04(木)21:49:56 yno
スイレン「ね、ねぇサトシ…」ドキドキ

サトシ「ん?」

スイレン「その……サトシはカキとかマオちゃんみたく、カレシカノジョみたいなの欲しいとは思わないの?」ドキドキ

アセロラ「アセロラも気になるなー」チラッ

サトシ「んー……そうだなー」

スイレン、アセロラ「」ドキドキ

マオ「今日は二人とも攻めるねー」ニヤニヤ

リーリエ「あの二人、目的が同じなら抜群のチームワークを発揮しますよね」

サトシ「俺はポケモンのことばっかりでガールフレンド?とかってあんま考えたことないけどさ?」ハハハ

スイレン(そ……)ガクッ

アセロラ(そんな……)ガクッ

サトシ「でも……カキの話聞いてたらそういうのもいいかな?って思うよ」ニッ

ピカチュウ「ピッカー!」

スイレン、アセロラ「!」

スイレン(サトシ……正直、そういうの全然興味ないと思ってた……でも……)

アセロラ(これは……)

スイレン、アセロラ「チャンスあり!!」メラメラ

サトシ「な、なんの?」ビクッ

リーリエ「あの二人、本当に可愛いですね?」ニコニコ

マオ「あーそれわかるよリーリエ」ニコニコ
90:2018/10/04(木)22:06:22 yno
サトシ「あーそれとさ!カキがしつこくする話と言えばもう一つ!」

リーリエ「とうとうしつこいとか言っちゃいましたね」

サトシ「ホシちゃんの話だよ!」

スイレン「カキ、そこはスクールに通ってた頃と変わってない。シスコンのまま!」フム

アセロラ「そんなにホシちゃんの話ばっかりするの?」

マオ「するする!しまくりだよー!」

マオ「私と一緒にいる時もさ?ホシがーホシがーって!」プクー

スイレン「おやおやマオちゃん、嫉妬ですか?」ニヤニヤ

リーリエ「マオ、もうそろそろノロケ話はお腹いっぱいですよ?」ニコッ

マオ「そ、そんなんじゃないし!////」

マオ「と、とにかく……ほんっとあのシスコンぶりはスクールの時から全然変わってないよ!お陰で何度ケンカした事か……」ムスッ

スイレン「でもマオちゃん」

マオ「?」

リーリエ「カキのそんなところが?」ウフフ

アセロラ「大好きなんだよねー?」ニコッ

マオ「なんなのよもう!////」

アマージョ「マッジョ」ニコニコ

サトシ(これが女子会?ってやつなのか)ヘー
92:2018/10/04(木)23:08:53 yno
サトシ「なぁマオ!これ知ってる?」

マオ「ん?なに?」

サトシ「なんかカキが言うには最近ホシちゃんに好きな人が出来たらしくてさー」

マオ「あー」

リーリエ「ほう?ホシちゃんに好きな人がですか…興味あります!」キラキラ

スイレン「ホシちゃんも恋するお年頃」ウンウン

アセロラ「女の子なら誰もが通る道だよねー」ウンウン

サトシ「そんでカキが酔ったらその話でいっつもヒートアップしちゃってさ」ハァ

サトシ「誰だか知らんが俺のホシに手を出すつもりなら俺を倒してからにしろとか言ってギラギラしてんだよ」

スイレン「どっかで聞いた話」チラッ

リーリエ「ホシちゃんの気持ち痛い程わかります」ハァ

アセロラ「なるほどねー、サトシも苦労してるんだねー」ヨシヨシ

サトシ「ハハハ、まぁな」

スイレン「ちょっと」ガシッ

アセロラ「な、なによ……」

スイレン「どさくさに紛れてサトシに触るなビッチ」

アセロラ「……言いがかりはやめてよねースイレン。まさかずっとサトシとアセロラのこと見てるの?怖いなぁ」ヒエー

スイレン「ハァ?」

サトシ「…………話続けていい?」

マオ、リーリエ「どうぞ」

サトシ「…………カキが言うにはホシちゃんの様子がおかしいってんで問い詰めたらしいんだけど…お兄ちゃんには関係ないウザイとか言われたらしくてさ」

リーリエ「確かにウザイですね。ホシちゃんの気持ち、わかります」ウンウン

サトシ「カキ、それでホシちゃんに嫌われたらしくてかなり落ち込んでんだよ。マオ、何か知らない?」
93:2018/10/04(木)23:21:44 yno
マオ「んー……知ってるもなにも、私、カキとホシちゃん両方からそのこと相談されてるからなー」

サトシ「え!?マジ?」

マオ「うん、マジマジ。あっ、ホシちゃんから相談されてることはカキにはナイショね?うるさいから」

サトシ「うん!わかってるよ!」

リーリエ「ということはマオ……ホシちゃんが好きな人も知ってるんですか?」

マオ「うん、まぁね」

サトシ「へー、誰なの?」

マオ「それはちょっと言えないよ。ホシちゃんには言わないでって言われてるしさ」

マオ「サトシならポロっとカキに言っちゃいそうだしね」ジトー

リーリエ「確かにそうですね」ジトー

サトシ「俺ってそんなに信用ないのか…」ガクッ

ピカチュウ「ピカ」ポンッ

マオ「でもさぁ、かな~り意外な人だよ?あっ、サトシじゃないから安心してよ」

サトシ「何に安心すればいいんだよ」

マオ「いや、サトシじゃなくてそっちの二人に言ったんだよ」

サトシ「は?」

スイレン、アセロラ「うっ………」
94:2018/10/04(木)23:49:08 yno
スイレン「……でもホシちゃんも水臭い!」

アセロラ「そうだよー?そういうお話なら、マオだけじゃなくアセロラたちにも相談してくれればいいのにー」ウンウン

スイレン「人生のセンパイとして……恋のアドバイスなら私たちにお任せ!」

マオ「ほう?」

サトシ「女の子ってそういう話ホント好きだよなー」

リーリエ「コイバナは女の子にとってどんなスイーツよりも甘い、人生の隠し味ですから」ニコッ

リーリエ「あっ、コイバナと言いましても恋のお話のことであって、コイキングの話ではありませんよ?」

シロン「コーン」

サトシ「わかってるよ」

ピカチュウ「ピカ一」

マオ「いやぁ、言いますねー……スイレン、アセロラ?」ニヤニヤ

スイレン、アセロラ「!」

マオ「カレシいない歴=年齢で……キスもしたことない……絶賛片想い中のキミたちが…」ズイッ

スイレン、アセロラ「うっ……」

マオ「ホシちゃん相手にな~にをアドバイスするのかなぁ?人生のセンパイ?」ニヤニヤ

スイレン「そ、それはその……」

アセロラ「い、色々……その……」

マオ「色々?例えば?」ハテ

アセロラ「い、色々は色々だよ!」

スイレン「マオちゃんのイジワル!」

マオ「え~?イジワルじゃないよー?スイレンとアセロラが恋のアドバイスしてやるーとか言い出したんじゃーん?」ニヤニヤ

スイレン、アセロラ「うぅ…………」
95:2018/10/04(木)23:49:47 yno
リーリエ「マオ、そんなにイジメちゃスイレンとアセロラがかわいそうですよ」ニコニコ

マオ「アハハ、ごめんごめん!この二人、イジったら可愛くてつい」テヘッ

スイレン「マオちゃんやっぱりイジワル」ムスッ

アセロラ「こ、子供扱いしないでよー!」プンプン

マオ「アハハ、ごめん、ごめんって!」

リーリエ「マオ!論理的結論からいいますと、その二人ならホシちゃんの反面教師になれます!」ビシッ

マオ「え……?ぁ……」

アセロラ「………………」ズーン

スイレン「酷くね?」
96:2018/10/05(金)00:21:18 lUh
マオ「そ、そういえばホウちゃんとスイちゃんはそういう話ないの?ホシちゃんと同じくらいの歳でしょ?」アセアセ

スイレン「………うーん……ホウとスイはそういうのはまだ無いと思う」

スイレン「あの子たち………恋とかよりもコイキングと遊んでる方が好きだと思うから」

リーリエ「そうなんですか…」

マオ「まー、確かに昔から活発だったしねー」

スイレン「あっ、でも……サトシにはすごいなついてる!」

マオ、リーリエ、アセロラ「サトシに?」

サトシ「ああ!ホウとスイとはよく一緒にゲームしたり釣りしたりバトル教えたりして遊んでるよ!」

アセロラ「ふーん」

マオ「あぁ……意外………でもないっか」

リーリエ「そうですね……昔からホウちゃんとスイちゃん……サトシのことを"おねーちゃんのボーイフレンドー"とか言ってなついてましたもんね」

マオ「そしてその度にスイレンが顔からかえんほうしゃを……」ニヤッ

スイレン「そ、その話は今はいいでしょ!////」

マオ「あららスイレン。また顔からかえんほうしゃだよ」

リーリエ「ふふっ、子供の頃から変わってないのはホウちゃんとスイちゃんだけではなく、スイレンもですね?」クスッ

スイレン「うぅ////」

アシレーヌ「アシー」ニコッ

サトシ「ホウとスイはピカチュウのことも大好きだもんな?」ニッ

ピカチュウ「ピカピカ」ニコッ
97:2018/10/05(金)00:31:31 lUh
リーリエ「と、いいますかスイレン。何故殆ど家族公認みたいなものなのにサトシをオトせないのですか?」ヒソヒソ

スイレン「そ、そんなこと言われても…」

マオ「まぁ…スイレンだしね」ヤレヤレ

スイレン「………てゆーか、ぶっちゃけお母さんやホウとスイはサトシを私のカレシだと思ってる///」モジモジ

リーリエ「え?そうなんですか!?」

スイレン「う、うん///」コクリ

スイレン「まぁ……でも……事実になるし別にいいかなって////」テレッ

マオ「そういうところだよね」

リーリエ「そういうところですよね」

アシレーヌ「アシー…」ハァ
98:2018/10/05(金)00:49:37 lUh
アセロラ「サトシって年下の子から好かれるからねー?」

サトシ「そっかな?」

アセロラ「うんうん、そーだよ!」ニコッ

スイレン「!」

リーリエ「第22回始まりましたか?」

マオ「今度はどっちかが泣く前に止めようね」

アセロラ「アセロラの働いてる図書館に昔からよく遊びにくる子たちがいるんだけどねー?その子たち、とーってもサトシになついててー」

サトシ「ああ、あの子たちな?へへっ、よく一緒にバトルとかしたりして遊ぶもんな!な?ピカチュウ?」

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「うんうん!サトシってやっぱり頼りになるオーラが出てるんだよ!」ニコッ

サトシ「へへっ、照れるよ///」テレッ

スイレン「……………」

リーリエ「確かにサトシはスクールの頃からクラスの中心……といいますか、リーダーシップはありましたからね…」

マオ「ちょっとヌケてるとこはあったけどね?」クスッ

リーリエ「ですが、サトシが年下から頼りにされるのはわかる気がしますね」ニコッ

アセロラ「ほらね!アセロラの言った通り!」ニコッ

アセロラ「あの子たちも……サトシのことを"アセロラおねーちゃんのカレシさん今日は来ないのー"って、いっつもサトシが来るの楽しみにしてるんだよー?」

サトシ「マジ?」

アセロラ「うん、マジ!てゆーか、アセロラおねーちゃんのカレシさんって……アセロラとサトシ、やっぱりそういう風に見えちゃうのかな?////」

サトシ「どうなんだろ?」

ピカチュウ「ピッカ」
99:2018/10/05(金)00:55:39 lUh
スイレン「"言わせてる"の間違いでしょ?」ズイッ

アセロラ「!」

マオ、リーリエ(始まった…)ハァ

スイレン「………子供を使うなんて…卑怯な女」ギリ

アセロラ「………家族を使うスイレンにだけは言われたくない言葉だよねー?」ニコニコ

ミミたん「キュー」

リーリエ「争いは同レベルからしか……」

マオ「いや、ホントそれ」ハァ

サトシ「ピカチュウ!俺、頼りがいとかリーダーシップあるんだってさ///」テレッ

ピカチュウ「ピ、ピカ…」
102:2018/10/05(金)12:51:56 lUh
アセロラ「スイレーン?これ知ってるー?」スッ



スイレン「そ、それは!?」

アセロラ「えっへっへー!これはねー?サトシが子供の頃、クチナシおじさんに大試練でコテンパンに負けちゃって悔し泣きしてる写真だよー♪」

サトシ「おい!何でそんな写真持ってんだよ!」

ピカチュウ「ピカカ」ケラケラ

スイレン「そ、それがなに?(サトシの泣き顔…可愛い…)」キュン

リーリエ「あれは……論理的結論からいいますと、負けイワンコの顔ですね」フム

マオ「リーリエきっつ」

アセロラ「うふふ、普段元気で前向きなサトシもやっぱり男の子!バトルで負けちゃって悔しい時は泣いちゃうんだ」

アセロラ「これはね、その貴重な一枚を納めたアセロラとサトシの思い出の1ページなんだよ」ニコッ

アセロラ「あっ、ちなみにこの後サトシはアセロラの家に来て、そのままってカンジかな?」ニコニコ

サトシ「アセロラ!それ、消してくれ!」

スイレン「………その話はサトシからきいてる、ただ一緒に特訓しただけでしょ?私なんかそれくらいいっつもやってたから」ムスッ

アセロラ「ふーん」

スイレン「………………」スッ

アセロラ「!」





スイレン「ふっ」ニヤッ
104:2018/10/05(金)20:55:55 lUh
サトシ「うげっ!?なんでスイレンも俺が子供の頃の写真持ってんだよ!」

スイレン「ロトムが送ってきた」

サトシ「なんだロトムか」

ピカチュウ「ピカピ……」

マオ「ね、ねぇ……あれって確かスイレンが子供の頃からずっと撮り為してたっていう"サトシコレクション"とかいうやつじゃない?」ヒソヒソ

リーリエ「は、はい…そうだと思います…この間飲んだ時に聞いてもいないのにスイレンが自慢してきたものと情報が一致しています…」ヒソヒソ

アセロラ「……………」

スイレン「まず一枚目の写真」

リーリエ「……誰も聞いていないのに説明が始まりましたね」

マオ「長くならなきゃいいなぁ…」
105:2018/10/05(金)21:19:45 lUh
スイレン「これはサトシがベベノムとお別れする時に泣くのを我慢している貴重なショット」

スイレン「………これはベベノムとのお別れじゃない。またベベノムと再会する時までに涙は見せないぜっていう決意と強がりが伺えるキュートな一枚」

スイレン「でもね?スキスキダイスキ涙腺崩壊。だって男の子だもん♪」

サトシ「おいやめろ!」

スイレン「二枚目のこの写真は私とサトシが一緒に下校してる様子」

スイレン「この日、ツンデツンデっていうウルトラビーストを相手にした帰りだったんだけど……」

スイレン「サトシったら帰り道に道の途中にある石垣を見て"ツンデツンデだー!みんなに知らせなきゃ"って大騒ぎ」

スイレン「まぁ、私が"それいっつもある石垣だよ"ってフォローしてあげたんだけどね?サトシったらそんなことにも気づかないくらいパニクってたみたい。可愛い」

スイレン「あっ、ちなみに1つ豆知識!」

スイレン「私、この頃よくサトシと二人で登下校するのが日常。朝は二人で一緒にバルーンの練習から放課後は………てへっ♪」

スイレン「まぁ……帰り道が一緒だったってのもあるけど……本当にそれだけかな?ご想像にお任せ♪」

スイレン「そういえばこの頃……私とサトシ、付き合ってるんじゃないかって噂があったような……」ウーン

リーリエ「え?そんな噂ありましたっけ?」

マオ「うーん……スイレンが自分で言ってるのしか聞いたことなかったけど……」

スイレン「う、家の中ではそういう噂があった!」

マオ「あー、そういうこと」ポンッ

リーリエ「それってスイレンとホウちゃんとスイちゃんの中だけの話じゃないですか」

スイレン「い、いいでしょ別に!」

アシレーヌ「アシ…」ハァ
106:2018/10/05(金)21:36:23 lUh
スイレン「私は……サトシとアセロラが出会う前からずっとサトシが好きだった。アセロラとは好きの年季が違う」ボソッ

リーリエ「……あの…それって論理的結論からいいますと、逆を言えばアセロラより長い期間サトシを好きだったのに相手にされ……

マオ「い、言わないであげてよリーリエ!スイレン泣いちゃうよ!」バッ

リーリエ「モガ」

スイレン(どう?アセロラ?さっきから無言みたいだけど、おくちあんぐりでぐうの音も出な…)チラッ

サトシ「うわっ!なんだよアセロラ!こんな写真も撮ってたのかよ!?いつの間に!?」

ピカチュウ「ピカ一!」

アセロラ「へっへー!秘密だよー♪懐かしいでしょ?」

サトシ「へー、なつかしいなぁ…他にはないの?」

アセロラ「んーとね……」スッ スッ

アセロラ「ほら!こ~れ~♪」スッ

サトシ「あー!これなぁ!」

アセロラ「あとねー、この間カラオケ行った時のやつもあるよ?」

サトシ「マジ?見せて見せて!」

ピカチュウ「ピカ一!」

ミミたん「キュー」

ワイワイ

スイレン「…………………」

アシレーヌ「アシ……」

リーリエ「スイレン。論理的結論からいいますと、話がなが……

マオ「リーリエ!今はそっとしておいてあげてよ!」バッ

リーリエ「モガ」
107:2018/10/05(金)21:56:42 lUh
スイレン「……………あの」

サトシ、アセロラ「!」

リーリエ「スイレンが動きましたね…」ゴクリ

マオ「……またケンカしなきゃいいけど…」ハラハラ

スイレン「そ、その……アセロラ……!」

アセロラ「な、なに?」ビクッ

スイレン「そ、その……さ、さっきのショタサトシの泣き顔の写真……私持ってないやつだからその…」モジモジ

マオ、リーリエ「……………」

スイレン「頂戴!」クワッ

アセロラ「………う、うん…いいよ…」スッ

スイレン「やった♪」スッ

サトシ「…………」

ピカチュウ「ピカ一」

リーリエ「……あの…サトシ軽く引いてませんか?」

マオ「気のせいだよ気のせい」
108:2018/10/05(金)22:26:11 lUh
スイレン「ふふっ♪」ウキウキ

サトシ「……あ、あのさースイレン」

スイレン「なに?」ニコッ

サトシ「い、いや……俺の子供の頃の写真なんかもらってどうすんのかなって」ハハハ

スイレン「お守り!サトシから元気を分けて貰おうと思って!」ニコッ

サトシ「そ、そっか…」

アセロラ「………サトシー、アセロラもサトシからいっつもゼンリョクで元気をもらってるよ♪」

スイレン「じゃあ私は超ゼンリョクで元気をもらってる」

アセロラ「じゃあアセロラは超超ゼンリョクかなー?」

スイレン「一々張り合うのやめて」

アセロラ「それはこっちのセリフだよね」

サトシ「…………………」

サトシ(スイレンとアセロラ……子供の頃はそんなに仲悪くなかったハズなのに………)

サトシ(いったい何が………)

サトシ「………………」

ピカチュウ「ピカ一………」

マオ、リーリエ「……………」

リーリエ「あの……もしかしてですけど、サトシ…気づき始めたのではないですか……?」ヒソヒソ

マオ「んー……いずれはって感じだけど、今ここで気づいちゃったらかなりマズいよね…」ヒソヒソ

リーリエ「はい、最悪の事態も考えられますね」ヒソヒソ

サトシ「…………」

スイレン「…………」

アセロラ「……………」

マオ「………話題逸らそうか…」ヒソヒソ

リーリエ「そうですね…」ヒソヒソ
109:2018/10/05(金)23:11:25 lUh
マオ「あのさー…」

サトシ「ちょっと聞きたいことあるんだけど…」

マオ「」ビクッ

マオ(ま、マズイよ……サトシに先手をとられた……ここでスイレンとアセロラって何でケンカしてるの?とか聞かれた日には……)アワワ

マオ「リーリエー……」チラッ

リーリエ「…………」

サトシ「スイレンとアセロラ……」

スイレン、アセロラ「?」

マオ(……いつかこんな日はくると思ってたけど…まさかこのタイミングで…)

マオ(終わった……もう今まで通りには戻れないよ…)ガクッ
110:2018/10/05(金)23:32:53 lUh
リーリエ「…………この間四人で食べに行った新作のマラサダですが……」コホン

サトシ「え?」

スイレン、アセロラ「?」

マオ「………リーリエ?」

リーリエ「確かスイレンはクリームをかけて食べる派、アセロラはチョコをかけて食べる派でしたよね?」

アセロラ「え?」

スイレン「そうだけど……なんで?」

サトシ「新作のマラサダ?クリーム?チョコ?」

リーリエ「はい、そうです!昔スクールのみんなでよく行ったマラサダショップを覚えていますか?」

サトシ「うん、覚えてるよ」

リーリエ「私たち……新作が出るたびに四人であそこに行くんですよ」

サトシ「新作が出るたび?マジ?」

リーリエ「当然です!常に最先端のスイーツの刺激を求めることは乙女の嗜みですから!」フンス

シロン「コーン!」

サトシ「そういうもんなの?」

リーリエ「そういうもんです」ニコッ
111:2018/10/05(金)23:33:16 lUh
リーリエ「論理的結論から言いますと……この間四人で新作のマラサダを食べに行った時に、スイレンとアセロラが"このマラサダには何があうか"でケンカしてしまいまして…」ヤレヤレ

リーリエ「あっ、ちなみに私とマオは何もかけないで食べる派です。ね?マオ?」

マオ(リーリエ……)ウルウル

マオ「う、うん!そうだね!本当にまいっちゃうよ!」

マオ「スイレン!アセロラ!マラサダに何があうかくらいでいつまでもケンカしないでよ!子供じゃないんだから!」プンプン

スイレン「え?あ………うん?」

アセロラ「ご、ごめん?」

サトシ「なんだよ!そんなことでケンカしてたのかよ!」ハハハ

アセロラ「そんなことってなにー?」ジトー

スイレン「乙女として、譲れないことだってある! 」プクー

サトシ「あー、悪い悪い」ハハハ

ピカチュウ「ピカ一」
112:2018/10/05(金)23:44:38 lUh
リーリエ「サトシ」

サトシ「なに?」

リーリエ「……今はまだいいかもしれませんが……きっといずれはクリームかチョコかを選ばなければいけない日がくると思います」

サトシ「え?」

リーリエ「もしどちらかを選ばなければいけないなら……サトシはどうしますか?」

サトシ「んー……両方混ぜて食べるとか?」

リーリエ「それはダメですね。私たちはもう子供ではないのですから」

サトシ「そういうもんなの?」

リーリエ「そういうもんです。それが大人です」ニコッ

サトシ「そっか、大人になるって大変だな」

リーリエ「そうですね」クスッ

リーリエ「…………ですが……もしも……いざという時の為に…これをサトシに渡しておきます」ゴソゴソ

サトシ「! これは……」

リーリエ「"みがわり"の技マシンです」ニコッ

サトシ「??? サンキュー?」

ピカチュウ「ピカ…」

スイレン「クリーム!」

アセロラ「チョコ!」

マオ(よくまぁそう飽きずにケンカできるもんだ)ヤレヤレ
113:2018/10/05(金)23:59:09 lUh
マオ「あーえーと……それで……さっきの話の続きなんだけどさ?」

サトシ「さっき?」

マオ「そうそう!男子会のやつ!」

サトシ「あー」

マオ「マーマネはどんな話してるの?」

サトシ「マーマネ?マーマネかぁ……」ウーン

サトシ「えーと、確か宇宙開発の……」ウーン

マオ「あっ、大丈夫大丈夫。サトシに難しい話は期待してないから」

サトシ「えぇ……」

リーリエ「仕事の愚痴はいいです。もっと他の話をお願いします」

サトシ「他って……」

スイレン「マーマネと言ったら」チラッ

アセロラ「あれかなぁ?」チラッ

マオ「あー、あれかもねー」チラッ

リーリエ「? なんですか?」

サトシ「あっ!」ポンッ

サトシ「リーリエ!今なんか欲しいものとかある?」

リーリエ「え?なんですかいきなり?」

マオ、スイレン、アセロラ(やっぱり…)
114:2018/10/06(土)00:09:15 DMF
リーリエ「あの……今マーマネの話をしていましたよね?何故そこで私の欲しいものの話になるのですか?」

サトシ「それがさ!マーマネが……」

マオ「サトシ!」

サトシ「?」

マオ「どうせマーマネがリーリエに何かプレゼントしたいとかって話になったんでしょ?それとなく聞くのはいいけど……バラしちゃダメじゃん!」ヒソヒソ

サトシ「そ、そうだな!悪い」ヒソヒソ

ピカチュウ「ピカピ……」

リーリエ「あの……」

アセロラ「いーからいーから」ニコニコ

スイレン「せっかくだから答えてあげて」ニコニコ

リーリエ「そうですねー……」ウーン
115:2018/10/06(土)00:18:28 DMF
スイレン「そういえばマオちゃんはカキから何かプレゼントとか貰ってるの?」

マオ「え?」

アセロラ「あっ!それアセロラも気になるかも!」

マオ「えー……別にたいしたものは貰ってないよー……まぁ、誕生日にはアクセサリーとか少し高めの物は貰えるけど……」

マオ「…………でも……」

スイレン、アセロラ「でも?」ワクワク

マオ「……まぁ、ちょっと臭いこと言うかもしれないけどさ?やっぱり好きな人からのプレゼントは…物よりも"私の為にプレゼントしてくれた"ってキモチかな?////」テレッ

アセロラ「……あーそれ……」チラッ

スイレン「わかるかも……」チラッ

サトシ「ん?」

マオ(まー、スイレンとアセロラはサトシから貰った物なら何でも喜ぶかもね)クスッ

リーリエ「あっ!思いつきました!」ポンッ
116:2018/10/06(土)00:34:58 DMF
リーリエ「私、この間とっても可愛いカップを見つけたんです!」

サトシ「カップ?」

リーリエ「はい!えーとですね……」スッ スッ



リーリエ「これです!」

シロン「コーン!」

マオ「へー、いーね!」

スイレン「うん!可愛い!」

アセロラ「これのミミたんバージョンないかなー?」

ミミたん「キュー」

リーリエ「私、これを一目見た時から気に入って…一目惚れってやつです!」キラキラ

サトシ「なるほど、わかったよ!」

リーリエ「? サトシが私に買ってくれるんですか?私にプレゼントをするくらいなら……」

サトシ「あー、俺じゃなくて……」

マオ、スイレン、アセロラ「サトシ!!!」

サトシ「わかってるよ。悪い悪い」

リーリエ「???」

シロン「コン」
117:2018/10/06(土)01:01:27 DMF
サトシ「……ん?もうこんな時間か……」チラッ

サトシ「……明日も仕事あるし、そろそろ帰るかな」スクッ

ピカチュウ「ピカ一」

アセロラ「そうだねー」スクッ

ミミたん「キュー」

スイレン「え?ちょっとアセロラ」

アセロラ「……なに?」ニコッ

スイレン「………何で当然のようにあんたも一緒に立ってるの?」

アセロラ「……なんでって……もうこんな夜中だし…女の子の一人歩きは危ないからねー?」

スイレン「大丈夫。アセロラを襲うやつなんていないから」

アセロラ「あーハイハイそうだねー」

アセロラ「ま、でも…アセロラは王子さまに送ってもらおうかなー?」ギュッ

サトシ「!」

スイレン「!?」

スイレン「わ、私も帰る!サトシ!送って!」

サトシ「ああ……いいけど……」

アセロラ「スイレンはゆっくりしてきなよー!家も近いんだし!」ニコニコ

マオ「ここ私の家なんだけど…」

スイレン「アセロラと二人きりにしたらサトシが危ない」ジッ

アセロラ「スイレンが言ってる意味がわかんないよ」ニコニコ

リーリエ「………サトシ、スイレンとアセロラを家まで送ってあげてください。キリがないんで」ハァ

サトシ「お、おう…わかったよ…」

ピカチュウ「ピカ一」
118:2018/10/06(土)01:30:51 DMF
帰り道

サトシ「でさー!タケシが誰か女の人紹介してくれって言ってきたから……」

サトシ「タケシって年上の人好きだったしライチさんを紹介したんだよ!同じ岩タイプ使いだし…ライチさんも喜んでたから上手くいってるといいな」

ピカチュウ「ピカ一!」

アセロラ「…………………」トボトボ

スイレン「………………」トボトボ

ミミたん「キュー」

アシレーヌ「アシー」

アセロラ(あーあ……せっかく勇気とお金出してちょっとえっちで高い服やアクセサリー買ったのになぁ…)トボトボ

アセロラ(…………本当だったらサトシとハジメテの夜を過ごす予定だったのに…人生ってなかなか上手くいかないね)トボトボ

スイレン(…………サトシに夜送ってもらうこのシチュエーションは何百回とシミュレートしてきた…)トボトボ

スイレン(シチュエーションはととのってる…あと必要なのは、ほんの一歩を踏み出す私の勇気だけ…なのに……)トボトボ

サトシ「それでさ!ピカチュウが………」

アセロラ「…………………」チラッ

スイレン「………………」チラッ

スイレン、アセロラ(こいつ本当に邪魔くさいな)
119:2018/10/06(土)01:45:13 DMF
アセロラ(…………あーあ……このままじゃ先にウラウラまで行って後はまたこっちに戻ってきてスイレンの家コースかぁ……)ハァ

アセロラ(せめて………アセロラの方が後なら逆転のチャンスあるのになー)

スイレン(…………このままならアセロラの方が先に家に帰る………アセロラがいなくなった後ならサトシと二人きり……!流れは私にある!でも……)チラッ

アセロラ「…………………」

スイレン(こいつが素直に帰るハズない……きっと何か自分が後になるように手を打ってくるハズ…油断できない…)ギリ

アセロラ「……ねぇサト……」

スイレン(! そらきた!……させるか!)

スイレン「………サト………」

サトシ「」ピタッ

スイレン、アセロラ「?」

ピカチュウ「ピ?」

アセロラ「ど、どうしたのサトシ?」

スイレン「いきなり立ち止まって……何かあった?」

サトシ「………んー、いやさ?アローラに来た時からずっと思ってたんだけど……」

スイレン、アセロラ「?」

サトシ「………アローラの夜っていいよなー…」

サトシ「うん、今日も月が綺麗だな?」ニッ

スイレン、アセロラ「!?」

ピカチュウ「ピカピ……?」
121:2018/10/06(土)12:25:34 DMF
アセロラ(え!?月が綺麗って……つまりそういうこと……?)ドキドキ

スイレン(さ、サトシがそんなキザな言い回しを知ってるわけ……で、でも……サトシももう大人だし…)ドキドキ

ピカチュウ「ピカ一」

アセロラ(うぅ……どうしよう……想定外すぎて頭が真っ白……)ドキドキ

スイレン(……私に言ってるの……?アセロラ?……それとも……両方…?)ドキドキ

アセロラ(で、でも……これはチャンス…)ゴクリ

スイレン(ここを逃すわけにはいかない……賭けるしかないか…)ゴクリ

スイレン「……私…」

アセロラ「アセロラ……」

サトシ「!」

スイレン、アセロラ「死んでもいい!!」

サトシ「」ビクッ

ピカチュウ「ピカァ…」
122:2018/10/06(土)12:39:19 DMF
サトシ「いっ!?死んでもいいって……いきなり何言ってんだよ!?」

スイレン、アセロラ「……………」

スイレン(ま、わかってはいたけど…)ハァ

アセロラ(そうだよねー)ハァ

サトシ「何か悩みでもあるんなら相談乗るぜ?」

ピカチュウ「ピカピ……」

スイレン「……まぁ、悩みなら…」

アセロラ「あるね…」ハァ

サトシ「マジ?話してみてよ」

スイレン、アセロラ「……………」

アセロラ(サトシ……昔は少し頼りなくてヌケてるとこあったのに…いつの間にかアセロラよりすっごい大人になっちゃって…)

アセロラ("可愛い"が"カッコいい"になった感じなのかな?嬉しいような寂しいような……)

アセロラ(……まぁ、でも……昔からゼンリョクで頑張ってる姿やいざって時にキメるところはカッコよかったかな?それに……今もなんだかんだちょっとヌケてるとこもあるよね)クスッ

アセロラ(そう考えたら……サトシはサトシか…)

スイレン(サトシ……子供の頃は私の嘘にすぐひっかかるくらい純粋で……いっつも振り回されてたのに)プクー

スイレン(大人になってからは私が振り回されてたばっか……)ハァ

スイレン(………いや、よく考えたらサトシは今も純粋で……私は子供の頃も振り回されてたっけ…)

スイレン(………やっぱり、私は私だし、サトシはサトシ。子供でも大人でも、そこは変わってない)クスッ
123:2018/10/06(土)12:44:35 DMF
サトシ「帰ってぐっすり寝て…んで、明日からまたゼンリョクで頑張ろうぜ!」

ピカチュウ「ピカ一!」

ミミたん「キュー」

アシレーヌ「アシアシ」ノソノソ

スイレン(まぁ…)

アセロラ(でも……)

スイレン、アセロラ(好きになっちゃったんだからしょうがないっか…)

サトシ「行くか!」

スイレン、アセロラ「うん!」ニコッ


タッタッタ

126:2018/10/06(土)18:09:26 DMF
マオの部屋

リーリエ「マオ、スウェットを貸して頂いた上に、泊めてもらってすみません」

シロン「コーン」

マオ「アハハ、いーっていーって」

アマージョ「マッジョ」

マオ「それよりリーリエ、明日の仕事は大丈夫なの?」

リーリエ「はい、今日の内にすべきことは片付けてきましたから」ニコッ

リーリエ「明日は午後からの出社で大丈夫です」

リーリエ「明日の早朝に家に戻ってシャワーを浴びて準備すれば充分間に合います」

マオ「さすがリーリエ……」

リーリエ「マオ!仕事は仕事!プライベートはプライベート!オンオフを切り替え両方をゼンリョクでこなすのが一番ですよ!」ニコッ

シロン「コーン」

マオ「いやいや、やっぱりデキる女は言うことが違うねー」

アマージョ「マッジョ…」
127:2018/10/06(土)18:21:02 DMF
リーリエ「ふぅ…それにしても今日は久しぶりに飲みすぎました…頭が痛いです…」イテテ

マオ「アハハ、私もだよ。それにスイレンとアセロラとサトシのこともあったからちょっと気疲れしちゃったよ…」

リーリエ「ふふっ、ですが楽しかったです」ニコッ

マオ「うん、そうだね」ニコッ

リーリエ「さて、寝ますかシロン」スッ

シロン「コーン」

マオ「………………」ジーッ

マオ(リーリエって改めて見ると本当キレイだよねー……)

マオ(まぁ、昔から飛び抜けて可愛かったけどさ?大人になって更に磨きがかかった感じだよ)

リーリエ「シロンモフモフです」モフッ

シロン「コン」

マオ(私と同じスウェット着てるくせに、シロンに抱きついてる姿も絵になるよ…さっきまではきだすを使ってたとは思えない……)

マオ(…………それに…仕事もウルトラエリートキャリアウーマン?だし……私が勝ってるのは胸の大きさだけか……)ガクッ

リーリエ「? なんですかマオ?人の顔をじーっと見て?」

マオ「い、いや…なんでもないよ…」ハハハ

マオ(同じ女としてちょっぴり悔しかったりして…)ハァ

アマージョ「マッジョ」ポンッ

リーリエ「?」

128:2018/10/06(土)18:38:06 DMF
マオ「…………さて、私も明日早いし、もう寝よっかアマージョ?」

アマージョ「マッジョ」

リーリエ「……マオは優しいですね?」

マオ「え?」

リーリエ「……子供の頃からそうでしたが…いっつもみんなのことを気にかけてくれていましたね」

リーリエ「今日の飲み会だって……ただ飲んだくれているように見えてずっと私やスイレンやアセロラ、サトシのことを気にかけてくれてましたね?」

マオ「な、なによいきなり////」

リーリエ「……ふふっ、なんとなくです。マオはやっぱりマオです。子供の頃からずっと変わりません」ニコッ

マオ「もぅー!意味わかんないよリーリエー///」

リーリエ「ふふふ」ニコニコ

マオ「…………まったく…」

マオ「…………そういえば…サトシとスイレンとアセロラ…ちゃんと何もなく家に帰れたかな?」

リーリエ「……きっと大丈夫ですよ」

マオ「え?」

リーリエ「……私、本で読んだことがあります」

リーリエ「私たちがスクールに通っていた頃の年齢は…男子よりも女子の方が精神的に大人だそうです」

マオ「………んー、まぁ、確かにそうかもねー…」

マオ「あの頃ってさ?サトシとカキはバトルバカだし……マーマネも偉そうなことは言ってたけど子供でさ……」

リーリエ「ふふっ、そうですね?」

マオ「………でも楽しかったな…」

リーリエ「……はい、そうですね」ニコッ

マオ「あっ、ごめんごめん。話の途中だったね。それで?」

リーリエ「……ある年齢をすぎると私たち女性よりも男性の方が精神的に大人になるそうですよ?」

マオ「そういうもんなの?」

リーリエ「……さぁ?本で読んだだけですし」
129:2018/10/06(土)18:44:46 DMF
マオ「でもさぁ?私から見れば、大人になってもカキやサトシはまだまだ子供だし、マーマネだって頭はいいのかもしれないけどまだまだだねー」

マオ「私たち女の子がまだまだしっかりしなきゃ!」

リーリエ「ふふっ、そうですね?ですが……」

リーリエ「……目に見える形ではなく、彼らは彼らなりに考えて………もしかしたら私たちよりもよっぽど大人なのかもしれません……」

マオ「え?」

リーリエ「……なんとなく思っただけです」

マオ「…………今日はなんだか語るねリーリエ…」

リーリエ「……お酒のせいかもしれませんね?」

シロン「コン」
130:2018/10/06(土)19:00:14 DMF
マオ「ふふっ、今度はカキたちも誘ってみんなで飲み会やろうね!」

リーリエ「そうですね」

マオ「………明日も仕事をゼンリョクで頑張ってー…お風呂で疲れをとってー……お風呂上がりに冷たいビールを一杯……」

リーリエ「あっ、そうですマオ」

マオ「? なに?」

リーリエ「マオ、論理的結論からいいますと、普段のビールは極力控えた方がいいですよ?」

リーリエ「スイレンもそうですが……最近ビールの飲みすぎでお腹が出てきています。これは女性としてどうかと」

マオ「うそっ!?」

リーリエ「それとですねー……もし妊娠した時にお酒は…………」

マオ「あ、アハハ………」

リーリエ「?」

マオ「やっぱり大人になってもリーリエはリーリエ。私たちは私たちだね?子供の頃からみんな変わんない」クスッ

リーリエ「え?」

マオ「………ま、今日は明日に備えてぐっすり寝てさ?」

マオ「明日も一日、がんばリーリエ!だよ!」



未来のアローラ女子会


おわり
132:2018/10/06(土)19:03:21 vHu


さりげなくロケット団とも仲良くしてて何より
133:2018/10/06(土)19:07:31 Xh4
アセロラちゃんはもう大人だからね、しょうがないね
おつおつ
134:2018/10/06(土)19:33:45 P99
乙です
アセロラも好きだけどこの作者さんのおかげでスイレン→サトシの構図めっちゃ好きになった
135:2018/10/06(土)19:40:59 xba
乙です

サトシはいきなり全然知らん人とフラグ立ってて
スイレンもアセロラも撃沈しそうな気配がすごいする
【ポケモン】マオ「やっぱりお風呂上がりはこの一杯に限るね!」
引用元:http://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1538296998