2010年06月

2010年06月30日

舞台衣装合わせ


今回の舞台は、何かと大がかりだ。

監督始め、キャストのメンバーとその人数、舞台セットなどなど。


そして衣装もその例外ではない。


今回は松竹衣装さんにお願いして、本格的な衣装をそろえてもらった。

戦時中の話であるがゆえに、その特殊な衣装は、やはりこういうところでしか揃わない。

しかも今回は大人数。

そして、かなり衣装替えがあったりもする。

いや〜、正直大変。


今日一日、助手をさせていただいたのだが、もうちょっとキチンと打ち合わせしておくべきだったと思うくらい、大混乱だった。


誰がどのシーンで何を着るのか。


早替えは間に合うのか。


ダブルキャスト・トリプルキャストの人はサイズをどうするのか。などなど。



そのうえで、監督のイメージするものとすり合わせていく。

そして違ったときは別のものを提案したり、逆に説得したり。


これを今日だけで30人近くのキャストの分を行った。



激疲れた。


でも・・・かなり楽しかった。


そして、とても貴重な体験をさせてもらったと思う。


この体験は、今後、私自身が撮影などで衣装合わせへ行く際に、かなり役に立つなあって思った。


しかし、まだまだやることは満載。


頑張るぞおおお!!


「紅弁天部隊上海へ行く」

戦時中、暗い時代に灯りをともす、女性の強さと華やかさと、芸への心。
寄せ集めの一座が巻き起こす人情喜劇。

<日時>
(ダブルキャストの為、私の出演回のみ記載)

7月17日(土) 19時〜
7月18日(日) 14時〜
7月19日(月祝)19時〜
7月20日(火) 14時〜
7月21日(水) 19時〜
7月22日(木) 14時〜
7月23日(金) 19時〜
7月24日(土) 14時〜

<場所>
ブディストホール
(築地本願寺内にあります)

<料金>
前売り  4500円
当日 5000円



tojoorie at 12:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 「紅弁天部隊上海へ行く」稽古日記 

2010年06月28日

間の芝居

昨日はなんとあの「阪本順治監督」のワークショップだった。


前々から課題は出ておらず、当日に課題が出た。

男女別だが、台詞は一言だけ。

そして重視されたのは、その一言を言うまでの芝居、心情。


一体何を考えているのかをしっかり考えないと、成立しない芝居。

それはどんな芝居においてもいえる事なのだが、改めてこうして演じてみると、その大切さに気付く。


間とは、何もしないからあるのではなく、心の中で何かが起こっているからあるのだ。

頭の中でグルグルと色々な考えが巡り、心が揺れ動く。

だからこそ次に行くために、その間は生まれる。


今回は挙手制でやりたい人からやるという、私の大好きパターンだったので、当然一番にやらせてもらい、また、前々から色々考える事もなかったので、頭でっかちにならずに出来たので、心はとても自由だった。



後々、これで良かったんかいな?と色々考えはしたけど、あの時点ではベストの状態を出せたはず。


・・・たぶん。



しかし、その後の懇親会で、阪本監督に色々聞いてるうちに、なんか色々話ししたくなって、討論みたいになっってしまった。そしたら後で


「喧嘩売られたし・・・。」


って、言われてしまった。


え、それ冗談ですよね?

そんなつもりは全くないです!

大いなる誤解ですううううう!!!!



もし本気だったらどうしよう?


芝居よりもそのことが気になった昨日の出来事なのでした。











tojoorie at 12:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) スクーリングパッド 

2010年06月26日

衣装合わせ

来週のVP撮影の為に衣装合わせに出かける。

ちょっと体重増加気味だったので、昼ごはんを抜いて望む。

・・・なんとか入ったスーツ。


このまま体型をキープせねばっ。


しかし今回は、久々に結構喋ります。

皆さまには観ていただけない作品ですが、頑張って来まする!!!





tojoorie at 22:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 芸能活動あれこれ 

2010年06月24日

稽古稽古

本日、初めて主演キャストの方々と同じシーンをやる。

なんかちょっと緊張。


でもすぐにドキドキはワクワクに変わる。


やはり力のある役者さんは、観るのではなく、一緒に芝居するのが一番です。

ガンガン色んなものが降り注いできます。


ここで気後れしてはいけないと思いながらも、大人数な挙句、段取りの多さに、ついて行くのがやっとな状態。


「くそ〜、早く芝居でぶつかりたいぜえ〜〜!」


と、はやる気持ちを押さえながら、とにかく自分の場所を確実に確認して行く。



今回の舞台、人数が多い上に、舞台の転換、衣装の早替え、歌(私は歌わないけど)・ダンスと、芝居以外にも盛りだくさんなのだ。


だからこそ、段取りは命。


進行を妨げないのは勿論のこと、絶対に防がなくてはならないのは事故。


焦るがゆえに、舞台上は勿論のこと、裏でもその動きや動線を間違えば、怪我に繋がることを、私は嫌というほど知っている。



まだまだ稽古は始まったばかり。



「紅弁天部隊上海へ行く」


<日時>
*私の出演回だけ抜粋

7月17日(土)  19:00〜
7月18日(日)  14:00〜
7月19日(月・祝)19:00〜
7月20日(火)  14:00〜
7月21日(水)  19:00〜
7月22日(木)  14:00〜
7月23日(金)  19:00〜
7月24日(土)  14:00〜


<料金>

全席指定/前売り  4500円   当日  5000円


<場所>

ブディストホール
(築地本願寺内 第一伝道会館2F)


http://www.uwanosora.com/kurenaibenten/






tojoorie at 22:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 「紅弁天部隊上海へ行く」稽古日記 

2010年06月23日

「座頭市 THE LAST」


阪本順治監督。
香取慎吾主演。

「闇の子供たち」で衝撃を受けた阪本監督作品。


映画評論ではなんか色々言われてて、正直どうかな〜と思いながら観に行った。


が・・・今までの、どんな座頭市よりも面白かった。


「座頭市とはこうあるべき!」

と思っている人には、色々思うことがあるかもしれないが、私はなんかズシンッと来るものがあった。


逃げようにも逃げられない運命。
その中で人を愛することの愛おしさ、切なさ。
そして、決して綺麗に終わることのない最後の時。


私の予想を全く覆した新しい物語。


とんでもないところからサラッと、そしてドキッとするような仕掛けをしかけてくる。

そして、これでもかーーーーってぐらいの長回し。


これ役者だったらドキドキものだな〜なんて、ちょっと思ってしまった。



いや本当、これは観てて良かった。


阪本順治監督・・・これは色々聞きたい事が出来てしまった。




tojoorie at 22:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画評論 

2010年06月19日

篠笛

今回の舞台、ちょこっとだけ篠笛を吹かなくてはならなくなった。

が、特に指導されるわけではなく、自分で練習しなくてはならない。

そんな、無茶な・・・。


そこで、うちの事務所のYマネージャー出動。

このブログでも書いたことがあると思うが、府中でお囃子をやっていて、現役バリバリの篠笛マスターなのだ。


早速仕事帰りに呼び出して、篠笛レッスン。

流石です。ピ〜ヒャラピ〜ヒャラ、あっという間に祭り舞台の完成です。


こりゃなかなかの難題だな〜と思いながら、色々無理を言って、何パターンか録音させてもらう。


しかしこの時点で正直全然吹ける気配なしの私。


しかし、このまま悩んでいても仕方がないと、猛特訓。

酸欠で頭がクラクラしながらも、何フレーズか吹けるようになったので、こんなイメージで良いのかと、演出家に相談。

そしたら、

「そんなにメロディーはいらない。ピッ、ピッとあいの手みたいに音が出れば良い。」

とのこと。



・・・・から回ってしまった。


Y様、申し訳ないです。
せっかく教えていただいたのに。
どうやら今回の舞台では、あのメロディーは活かせなみたいです。


でもこれを機に、ちょっと篠笛練習してみようかなと思いました。

今まで興味はあったものの、自分には絶対無理だと思っていたけど、なんとなく音も出るようになってきたし、なんといっても、この和の音が好き。


けがの功名。

また少し人生が豊かになる。



「紅弁天部隊上海へ行く」


<日時>
*私の出演回だけ抜粋

7月17日(土)  19:00〜
7月18日(日)  14:00〜
7月19日(月・祝)19:00〜
7月20日(火)  14:00〜
7月21日(水)  19:00〜
7月22日(木)  14:00〜
7月23日(金)  19:00〜
7月24日(土)  14:00〜


<料金>

全席指定/前売り  4500円   当日  5000円


<場所>

ブディストホール
(築地本願寺内 第一伝道会館2F)


http://www.uwanosora.com/kurenaibenten/











tojoorie at 11:56|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 「紅弁天部隊上海へ行く」稽古日記 

2010年06月14日

フラフラ

スクーリングパッド。

今回は井坂聡監督の回。

はい。7月の舞台の演出補でもあり、瀬川塾以来、何かとお世話になっている監督です。


なのに・・・。


自信喪失の昨今。


今回もなんかフラフラでした。


色々考えてきたはずなのに、分かってたはずなのに、結局本番で考えてしまうのは、失敗しないようにと思うこと。

台詞を、段取りを間違えないようにということ。


勿論それも大切。

でもそれは当り前のことで、勝負はそこからなのに。

スタートラインで終わってしまってる自分。


なんだかなあ。



最近マイナス思考だなあ。



あ、そうか、梅雨か・・・。






tojoorie at 21:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) スクーリングパッド 

2010年06月12日

撮影

久々にドラマの撮影に行ってきました。

二時間ドラマです。


レポーターの役で、台詞もありました。


結構噛みそうな台詞だったので、かなり練習して行ったはずなのに、三回のリハーサルで全部噛んでしまった。

ビックリするくらい緊張しまくりの本番。


幸いにも本番は一回も噛まなかったが、やっと終わったと思ったら、様々な事情で何度もやり直しされる。
その度に、私の心臓は死にそうなくらいバクバクした。


「この状況でわたしのせいでやり直しになったら笑えん・・・。」


そう思う度に、気を失いそうになるくらい緊張し続けた。



なんでだろう。

最近芝居をするたびに


「台詞を忘れたらどうしよう。」

「噛んだらどうしよう。」


ってことばかり考えてしまう。


その度に不安になって、自信がなくなって、結果良い方向に進まない。



自信が無い。


それは今に始まった事ではないのだが、最近輪にかけてひどくなって来ている。


こりゃいかん。










tojoorie at 21:22|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 芸能活動あれこれ 

稽古開始!!


さてさて、稽古はじまりました。

約一週間前に顔合わせと、初めての本読みは済ませていたのですが、本格的な稽古は今日からです。


そう、読み合わせでは、かなり考えすぎて変なキャラになってしまったので、今日は余計なことを考えず、体当たりで行ってきました。


なんか汗だくです。

ずっとハイテンションで叫びまくってました。


あれ?こんなキャラだっけ?と思いながら、やりたい放題やってきました。


でも、楽しかったあ。

あ〜、舞台の稽古って、やっぱり大好きだな〜って思った。


まだまだまだ課題満載だけど、演出家を、仲間を、自分を信じて突き進むのです!!




「紅弁天部隊上海へ行く」


<日時>
*私の出演回だけ抜粋

7月17日(土)  19:00〜
7月18日(日)  14:00〜
7月19日(月・祝)19:00〜
7月20日(火)  14:00〜
7月21日(水)  19:00〜
7月22日(木)  14:00〜
7月23日(金)  19:00〜
7月24日(土)  14:00〜


<料金>

全席指定/前売り  4500円   当日  5000円


<場所>

ブディストホール
(築地本願寺内 第一伝道会館2F)


http://www.uwanosora.com/kurenaibenten/






tojoorie at 20:37|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 「紅弁天部隊上海へ行く」稽古日記 

2010年06月10日

「告白」


これ、最高に面白かったです!!

もともと中島哲也監督の作品は好きだったのですが、今回は飛びぬけて面白かった。

勿論、原作が良かったというのが一番かもしれないが、その映像とテンポの良さ、役者の闘いっぷりと、良い意味での裏切りは、今までの映画で受けたことのない衝撃だった。

このまま終わってほしくない、もっともっと見たいと思った映画は、邦画では初めてかもしれない。


それくらい、なんかグッと来た。


いまのところ今年一番の映画。


tojoorie at 20:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画評論