
このあたり、古くからの飲食店が軒を並べていて、昭和の時代にタイムスリップしたかのような趣のある町並み。お店の向かい側には、大正館という創業九十余年という料亭があります。
よこ井さんの外観も周りの店に負けず劣らぬ年代モノ。店頭のショーケースがイイ感じです。
テーブル席のみの店内は昭和の食堂の雰囲気。創業年は確認できていませんが、かなりの歴史を重ねているに違い有りません。
平日ランチタイムに訪問しましたが、サラリーマンや近所の方々など、常連さんで満席。外に並びが出来るほどの盛況ぶりです。

いただいたのはセット。ラーメンと焼飯のセットのことで、店内のほとんんどのお客さんがこのセットを注文しています。
表面に油の層が見える熱々スープは、魚介の風味と甘辛い独特な醤油ダレ。麺上げするオヤジさんの前にどーんと鎮座している白い山も懐かし系の旨味の一つでしょう。
中太でやや縮れた麺はモッチリ系でスープとベストマッチ。モモ肉のチャーシューはパサつき無く、よく味の染みたもの。このチャーシュー、好きなタイプです。一切れの蒲鉾が丼の中で光っていますね。
焼飯を担当するのは腰の曲がったお婆さん。一生懸命大きな中華鍋を煽っています。パラパラではなく、しっとりした口当たりで、こちらも油が多目。チャーハンではなく焼飯と表現してるのは正解ですね。しっかりした味付けに懐かしさを感じます。
テキパキ動く接客係の女性の愛想の無さは八百善級(笑)。それもまたこのお店の味の一つなんでしょうね。美味しかったです。
メニュー
中華そば 500円 中華そば(W) 600円
焼豚そば 650円 五目そば 600円
みそラーメン 600円 天津ラーメン 600円
セット(ラーメン+焼飯) 700円 焼飯 500円
焼飯(大盛) 750円 白飯 150円
データ
住所:四日市市西新地2-4
電話番号:059-353-7868
営業時間:平日11:30~15:00 土日11:30~15:00 17:00~19:15
定休日:月曜日
コメント
コメント一覧 (1)
ちょっと調べてみると、やはり事実であり、最終日は閉店を惜しむ常連さんで行列ができたそうな。
また行きたいと思っていたお店でしたので、非常に残念です。
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