
表通りから中に入った場所に有るので、よく柴田を訪れる方でないと存在に気付かないかも。
いかにも昭和の喫茶店という渋ーい店構え。看板とテントに『ラーメン』と書かれているので、恐る恐る突入です。
店に入って開口一番「ラーメン有りますか?」の問いに、「有りますよ」と優しく答えてくれるマスターと奥様(たぶん)。その一言でメニューも見ずにオーダーが通りました。
店内の雰囲気も昭和の喫茶店。ゲーム機のテーブルにしなかったことをちょっとだけ後悔。
上品にお年を召した奥様に聞いてみると、店を始めて35年だそうですので、創業は昭和50年台初旬ということになるのでしょう。ラーメンは創業当時のメニューには無く、ラーメンを提供し始めてからは25年だそう。ラーメン屋としてもベテランです。

使い込まれた丼に歴史を感じますね。
すっきり透き通ったスープは、デフォでけっこう胡椒を効かせてあります。甘めの醤油ダレはどこかで食べた懐かしい味。
柔目に茹でられた中太麺は、滑らかな舌触り。このスープだからこそ、という食感ですよ。
麺の上にはシャキシャキ茹でモヤシ。玉子は1個丸ごとを思いきや、スライスされた半個分でした。
小ぶりのチャーシューは意外に厚く噛み応えが有り、ノスタルジック定番の蒲鉾はプリプリ。
確かチャーシュー麺も有るって言ってたような気もしますが、結局メニュー見てないので分かりません。
小学生の頃、母さんが家で作ってくれたような、そんな懐かしい味がしました。
メニュー
ラーメン 500円
データ
住所:南区柴田本通4-7
電話番号:052-612-3159
駐車場:なし
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