September 01, 2005

時山第2発電所 廃墟

時山第2発電所 外部 岐阜県時山第2発電所 内部 岐阜県

三重県と岐阜県の県境付近の山奥、清流沿いの車も人も歩かないようなケモノ道を山奥へと向かう途中、忽然と姿を現す廃墟があるという。
コンクリート造りのその建造物は、かつて発電所であったというから驚きだ。

私は、梅雨が明けた7月のある晴れた日に、この発電所廃墟を訪れた。
恐らくこの発電所は、三重県を代表する廃墟として君臨する、藤原鉱山の関連施設であろう。(そう言えば、昔から藤原鉱山の山奥には発電所の廃墟があると、まことしやかに囁かれていたっけ…)発電所に向かう道の途中で、藤原鉱山の施設跡をいくつか見かけた。


スニーカーにジーパン、Tシャツという格好で、ピクニック気分で探索に向かったのだけど、思いもよらぬ悲劇に見舞われてしまった。
なんと、このケモノ道周辺には、無数の山ヒルが生息していたのだ。
山ヒルは、尺取虫のように、伸縮しながら、地べたを這う。
少しでも足を止めると、山ヒルが靴にピタリと引っ付き、伸び縮みしながら、ジーパンの裾へ入り込み、皮膚の方へと張り付いてくるのだ。

自慢ではないが、私は10数匹の山ヒルに噛まれた。
その経験を語らせていただくと、山ヒルが皮膚に張り付いているときは、実は感覚がまったくないのだ。

僕も、喉が渇いてお茶でも飲もうと地べたに座った時、自分の脛の部分が、まるでタトゥーでも入れたように、真っ黒に模様が入っていて、初めて、山ヒルが自分の足に張り付いていることに気づいた。(鈍感すぎるけど)。
決して痛みで気づいたわけではない。

しかも山ヒルは一度張り付くと、なかなか皮膚から取れない。
それでいて僕の足の皮膚で、イヤイヤをするように伸縮するので、ウナギやドジョウを掴むように、剥がすのが非常に困難なのだ。
で、いざ張り付いている山ヒルを剥がし取ると、その時に初めて山ヒルに噛まれた跡から、雨のようにドクドクと血が流れるのだ。
しかも、その時もさほど痛さがない。

僕の脛は片足6匹ずつくらいいたので、全部の山ヒルを取り除いたときには、足元が真っ赤に染まった。


山ヒルの話に夢中になってしまったけど、発電所跡もとても美しい廃墟であった。
建物の規模は小さく、内部の残留物もさほど目新しさはないけど、山奥の清流沿いにひっそりと佇むロケーションが、素晴らしかった。


余談だけど、探索を終えた帰り道、お尻がかゆいなあと思ったら、お尻にも山ヒルが張り付いていました。
どうやら、地べたに座り込んで、足の脛に張り付いた山ヒルを取っている最中に、好奇心旺盛な山ヒルが、僕のヒップに不法侵入してきたようです。
お尻を噛まれた経験は、人間動物問わず、初めてでした。(酒井)



tokaimakai at 23:50│Comments(3)TrackBack(0)
廃墟 | 岐阜県

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この記事へのコメント

1. Posted by バリハイセンター   September 02, 2005 02:14
山ヒル・・・
僕も同じような経験が。
子供の頃の思い出に残っているキャンプ場を探しに行った時の事。
そこは山奥の川沿いで小さな滝がある所でした。
草をかき分け探索し、車に戻ってみると、ヤツがいっぱい足に・・・!!!
容赦なく灼熱のアスファルトに指で弾き飛ばし、ついでに車で轢いてやりました。

ちなみに楽しい思い出の場所には、バンガローが廃墟になっていました。
2. Posted by 東海秘密倶楽部、酒井   September 02, 2005 22:31
バリハイセンター様

おお。廃墟と山ヒル。奇遇ですね…。
でもって、僕も血を吸った山ヒルには、
刑罰として、100円ライターで焼いてやりました。

ヤツは、石灰の温かさに生息するらしいですね。地球温暖化で、ヌクヌク過ごしているらしいです。


困ったもんだ。
3. Posted by バリスティック   September 04, 2005 22:33
白石工業はよく行くのですが、その先は蛭地獄なんですね。
何でも山蛭は人体の熱を感じ取って枝から落ちてくるそうです。
滋賀県の向の倉までバイクで走った時バイクのエンジンめがけて落ちてきたな。
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