ギャラリー  ときの忘れもの

001_外観1
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先日、国立新美術館で開催されている「安藤忠雄展―挑戦―」のオープニングに出席して参りました。
オープニング会場はあっという間に多くの方で埋め尽くされ、建築家をはじめ錚々たる著名人が大集結し、ミーハーな私は密かに高揚していました。

RIMG1321植田実先生と綿貫、石山修武先生とご夫人

安藤忠雄展開会式開会式には立錐の余地もないほどの出席者、
中谷礼仁さんの姿も。

安藤忠雄先生のあいさつでは、「がんが見つかり5つの内臓を全摘した」とおっしゃっていましたが、病気を患っていた様子は微塵も感じさせないほどお元気な姿で、夢と希望をもってまだまだやるんだ!と意気込んでおられました。

IMG_3341挨拶する安藤先生

安藤忠雄展挨拶
右は憲仁親王妃久子殿下

IMG_3406会場に入ると住吉の長屋のファサードがお出迎え


Section 1 では、初期の都市ゲリラ住宅から最近作までの住宅のスケッチや模型、写真等が展示されています。年表を見ていくと初期は関西が中心だったのが、全国へ、そして瞬く間に世界が舞台になっていく様子がわかります。ダミアン・ハーストのスタジオも!カール・ラガーフェルドのスタジオも!建築の数はギネスに載るのではないかと思うほどものすごい量です。

屋外展示では[光の教会]の1分の1が再現されているという力の入れよう。写真やドローイング、版画は何度も見ていましたが、実物を見に行ったことがなかったのでここで空間を体験できるなんて有難い。十字架から入り込む光はリアルでないと体験できないので、一見の価値ありです。私は朝と夕方の二回見に行きましたが、朝は室内がすっきり見え、夕方は西日が十字架に降り注いでいました。(館長のあいさつでは、ここで結婚式を挙げる人を募集!とのこと)

IMG_3344夕方訪ねたときの光の教会

IMG_3391午前中に訪ねたときの光の教会

IMG_3358
本物(茨木春日丘教会)と違い、こちらの十字架にはガラスが入っていません。


出品作品は初期の住宅から現在進行中のプロジェクトまで、たくさんの写真や映像、ドローイング、版画、図面、模型で構成されていました。
もちろんときの忘れもののエディション版画も「ベネトン・アートスクール」「大山崎山荘」シリーズなどが展示されております。
安藤忠雄展中之島ドローイング
特大スケールの中之島プロジェクトのドローイング、もちろん安藤先生の自筆です。

RIMG1378それに比べると、「中之島プロジェクト」は版画としては巨大なのですが、会場で見るとかわいらしい。


また、札幌の[頭大仏殿]の建設過程の映像は圧巻でした。前々から興味のある建築でしたが、この映像を見て、絶対札幌に見に行こう!と心に誓いました。 

音声ガイドを借りましたが、語り手は安藤先生で、ご自身の建築の使いづらさについて話しています。クライアントの手前「そんなこと言っちゃっていいの?」と突っ込みたくなる内容で笑っちゃいます。是非借りて聞いてみてください。

安藤先生から届いた招待状は一枚一枚手書きの部分があり、植田実先生のそれは虹色に塗ってありました。綿貫が「ぼくのと全然違う!!」と嫉妬していましたが、帰ってからよく見ると綿貫宛の招待状にはパタパタの絵が!!綿貫が嬉しそうに報告してきました。送る相手のことを思って一つ一つ手描きをしているんですね。
また展覧会カタログには一枚一枚安藤先生の描いたドローイングのプリントが貼られています。そのサービス精神の旺盛さには脱帽です。

20171004


IMG_3360安藤先生(左)と植田実先生(右)


出品点数もかなり多く、見応えのある展覧会ですので、2時間は覚悟して行かれてみてください。
おだちれいこ

20171004_安藤忠雄展


20171004_安藤忠雄展_裏

「安藤忠雄展―挑戦―」
会期:2017年9月27日[水]〜12月18日[月]
会場:国立新美術館
時間:10:00〜18:00(金・土は20:00まで)
   ※9月30日(土)、10月1日(日)は22:00まで
   ※入場は閉館の30分前まで
休館:火曜日
場所:国立新美術館 企画展示室1E/野外展示場
住所:東京都港区六本木7丁目22−2
入場料:一般当日券1500円/大学生1200円/高校生800円

●今日のお勧め作品は、安藤忠雄です。
光の教会_72dpi

安藤忠雄
《光の教会》
鉛筆、墨、紙
21.0×109.6cm
2017年
サインあり


住吉の長屋_72dpi

安藤忠雄
《住吉の長屋》
鉛筆、墨、紙
21.0×109.6cm
2017年
サインあり


naoshima

安藤忠雄
《直島》
鉛筆、墨、紙
21.0×219.2cm
2017年
サインあり

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください


◆ときの忘れものは「安藤忠雄展 ドローイングと版画」を開催しています。
会期:2017年9月26日[火]〜10月21日[土] 11:00〜18:00 ※日・月・祝日休廊
201709_ando

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
国立新美術館の安藤忠雄展は12月18日[月]までなので、まだたっぷり余裕がありますが、ときの忘れもののイチオシ埼玉県立近代美術館の「駒井哲郎 夢の散策者」展の会期は残りあと僅かです(10月9日まで)。
先日駒井哲郎展に、行ってまいりました。
素晴らしい展示で行った甲斐がありました。
特にエチュードから大洪水までの流れの作品開放的な感じがとても気に入りました。
招待券送って頂きほんとうに有難うございました。
(Rさんからのメール)>

先日はお忙しい中いろいろとご対応いただき、ありがとうございました。
埼玉県立近代美術館での駒井哲郎展にはあの後行ってきました。
久し振りに駒井哲郎の作品をまとめて見ることができ、また初めて実物を見る作品も多く堪能しました。好きな作品は何度見てもいいですね。
空いていたのでゆっくり見ることができましたが、あれだけの展覧会があまり人気がないのは残念ですね。
以前所有していた作品と同じ作品が何点か展示されていましたが、随分と印象が異なりました。私の記憶が薄れたせいか、あるいは刷りの違いによるものか・・・・・・
今も所有している“鳥と果実”などは、明らかに刷りのトーンが異なっており、展示されていたものはかなりインクがのった(黒い)刷りで少々驚きました。
“マルドロールの歌”は美本でしたね。ヤケやシミが出やすい紙なのに、あれだけの美本は驚異です。
綿貫さんがブログで書かれていた通り、カタログを作成していないのは残念でした。
いろいろと刺激を受け、翌日には駒井作品や作品集を引っ張り出してきて楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。
青いカバにも立ち寄ることができなかったので、後日またお邪魔します。
(Mさんのメールより)>

●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜18時。日・月・祝日は休廊。

JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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