野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」 第54回



正月の床の間

皆様あけましておめでとうございます。
昨年までの3年間は、松下幸之助歴史館設置用作品の制作、大手町のパークビルディング設置用作品の制作、ロームシアター京都の蔦屋書店設置用作品の制作など年明けに大作の納期があり、慌ただしく正月を迎える事が続きましたが、今年は久しぶりにのんびりと年を越しました。

改めて昨年の事を少し振り返ると、日々の作品制作は苦しみながらも少しは新しいイメージのものもできたり、代表作といえる作品もいくつかできたので、ある程度充実したものだったのかな、と思います。
ただ今年こそは、海空系、Landscapeに続く新たな三本目の柱となるようなシリーズ作品を生み出したいと思っています。毎年そう思って何年も経っているのですが、追い求めればそのうちパッと現れてくれるはずだと思っています。

2019年、2月にはもう44歳になると思うと我ながらびっくりですが、
先日結婚して家族も増えたので、一家の大黒柱には程遠いものの、もう少し太い柱になれるようにより気合いを入れて、良い一年になるように地道にがんばりたいと思います、本年もどうぞよろしくお願い致します。

光嶋一家と妻と野口家の前光嶋一家と妻と野口家の前で

のぐち たくろう

野口琢郎展カタログのご案内
野口琢郎展_表紙600野口琢郎展カタログ
2018年
ときの忘れもの発行
24ページ
テキスト:島敦彦(金沢21世紀美術館館長)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
本体価格800円(税込) 
※送料別途250円
(メールにてお申し込みください)


野口琢郎 Takuro NOGUCHI(1975-)
1975年京都府生まれ。1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年長崎市にて写真家・東松照明の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り、家業である箔屋野口の五代目を継ぐため修行に入る。その後も精力的に創作活動を続け、2004年の初個展以来毎年個展を開催している。

◆野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。

●今日のお勧め作品は、野口琢郎です。
noguchi_15_tsukiyo野口琢郎 Takuro NOGUCHI
《月夜》
2010年
箔画(木パネル、漆、土、金・銀箔、石炭、樹脂、透明アクリル絵具)
40.0x40.0cm
サインあり
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

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*画廊亭主敬白
新年早々残念なお知らせです。
建築家の六角鬼丈先生が1月12日にお亡くなりになりました。
一昨年ときの忘れもののエディションとして新作版画8点を制作され、銀座・ギャラリーせいほうでの「石山修武・六角鬼丈 二人展―遠い記憶の形―」で発表されました。
その後もいくつかのプロジェクトを実現したいと先生と相談していたのですが、病篤くついに帰らぬ人となってしまわれました。
心よりご冥福をお祈りします。

●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18〜24頁>に特集されています。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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