ギャラリー  ときの忘れもの

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沢山の方からお問い合わせ頂きましたのでご報告させて頂きます。
父である芸術家、関根伸夫が永眠致しました。最後は米ロサンゼルスの病院で、現地時間5月13日 午前9時20分 日本時間5月14日 午前 1時20分 でした。享年76歳で、死因は肺炎によるものでした。
昨年、父の銀座での個展で家族で会えたことが私たちの家族としては最後となりました。
写真はその際撮ったものです。

1968年に発表した『位相 ー 大地』により、日本近代美術史における『もの派』を率いた作家と評されることが多かったですが、幼い頃の私の記憶としては、お酒と野球観戦と将棋が好きな、ひとりの昭和の親父でありました。家族が別れて以来は久しい関係となりましたが、彼の背中を追って自分自身ここまで映像で頑張ってきたようにも思います。
彼の冥福を、息子としても、ひとりの表現に関わる人間としても祈っています。

私たち家族に温かいお言葉でご連絡下さった皆様、本当にありがとうございました。

関根光才

My father Nobuo Sekine passed away on 13th May 9:20AM in Los Angeles, US. (Japanese time 14th May 1:20AM) He was 76 years old. The cause was pneumonia.
Last year my family met with him at his exhibition in Ginza, and it became the last time for my family. The photo was taken at that time.

He was the artist who leaded Mono-ha, modern / avant-garde art movement started from his work “Phase - Mother Earth” (1968). But at the same time in my childhood I remember him as an ordinary father who loved sake and baseball games and Shogi.

Decades has passed since my family had been away from him but I think I had been chasing his back trying to catch up with him as one expressionist. In my case, with film making.
I pray his rest in peace as a son and an artist.

Thank you for all of you who contacted to us family with your kindness and warm comments.

KOSAI SEKINE
—————-
※葬儀はLAでBlum&Poeと近親者のみで行い、日本では秋に埼玉近代美術館で行われる展覧会に合わせてお別れ会が開かれる予定です。また詳細わかりましたら関係者のみなさまにはご連絡が行くかと思いますので、お待たせして申し訳ありませんがご理解のほどよろしくお願い致します。

(20190515/関根光才さんのfacebookより)」
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関根伸夫展」於:銀座・ギャラリーせいほう、2018年6月18日―6月29日

<もの派・関根伸夫さんご逝去。悲しいです。
ご冥福をお祈り申し上げます。1942-2019
(20190514/なつみみ兎さんのtwitterより)>

<亡くなった関根伸夫氏、初期に最も根源的な仕事をして、その後ちょっとヌルい環境的作品に転じた感じが、ヴィト・アコンチ氏と被る印象があるのですが、雑な知識です。詳しい方、修正してください。
(20190514/会田誠さんのtwitterより)>

<関根伸夫さんが亡くなった。同じ高校の大先輩で、私が美術をやろう(というか何か表現に携わる人になろう)と思ったきっかけになった方でした。ご冥福をお祈りします。
(20190514/TYM344さんのtwitterより)>

<関根伸夫さんの個展で印象深かった作品。1983年の石彫《》。
(20190514/はむぞうさんのtwitterより)>

<合掌…
「関根伸夫さん死去 76歳 「もの派」の代表的美術家 - 毎日新聞
(20190514/糖類の上さんのtwitterより)>

<美大生の時、関根伸夫さんから「うちの事務所にこないか」とお誘いいただいたことがある。お気持ちだけ受けとらせていただいた。RIP…
(20190514/中島 智さんのtwitterより)>

<関根伸夫氏逝去と。RIP
(20190514/okumura yasuhikoさんのtwitterより)>

<え、関根伸夫、亡くなったのか…
(20190514/中島晴矢さんのtwitterより)>

<「俺の作品は、要するに物質をあっちからこっちに、どっこいしょっと動かすだけ…、それがコンセプト。一生それで終わると思う…」
関根伸夫
(20190514/YUTAKA SHIGENOさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんが亡くなられた...
(20190514/平田尚也さんのtwitterより)>

<関根伸夫さん。札幌のingress エージェントなら一度は作品を見たことあるよな。「北のまつり」だ。
(20190514/しまうま /miyabi1101さんのtwitterより)>

<関根伸夫氏がお亡くなりになったようです。元環境美術研究所の所員だった大森さんの紹介で、訪ねていきました。豪快な笑いが印象的でした。八幡の千草ホテルのバーで夜遅くまで、2人で神社の話しに夢中になったことを思い出しました。必然とは何か考えさせられました。
20代の頃、彫刻学科の学生だったので、環境美術研究所に興味を持った時期があった。大学4年の時に渋谷の東京電力のギャラリーで初個展を開いた。その時に環境美術研究所の所員の大森さんに会った。関根伸夫さんに会うことが出来たのは大森さんのおかげだった。
大森さんに紹介していただいた方は数多くいる。関根伸夫さん、
高崎正治さん、大勢のアート関係者の方々。
関根伸夫さんの死を通して、大森さんのことを思い出した。今はどうなさっているのだろう。
その後大森さんには、しばらく会わない時期があったのですが、また展覧会で再会し、数日毎に電話をいただくようになった。
アートについて熱く話されていた。関根伸夫さんに大森さんのことを聞くと、自分の宣伝をいつもしてくれてるということだった。
(20190514/Hidenobu Moriさんのtwitterより)>

<そ、そんな折に関根伸夫さんご逝去、、??
(20190514/桐田敬介さんのtwitterより)>

<関根伸夫さんの訃報をきいてお風呂場で突っ伏して泣きました 世界の深度と尊さをみせてくださって感謝しています. R.I.P.
(20190514/麒子さんのtwitterより)>

<東急多摩川駅のポスターにあります「位相」の写真(多摩川アートプロジェクト時に再作したもの)。
関根伸夫さんのご冥福をお祈りいたします。
(20190514/Rどんぐりさんのtwitterより)>

<新聞が確実なソースだとも思わないけど、毎日新聞が関根伸夫さんの訃報を伝えていた。吉竹美香さんのFBで朝早くに知ってはいたのだけれど、改めてご冥福をお祈りするばかり。数年前、知人のコレクターに関根さんを囲む会に誘われて、畏れ多くて断った事が悔やまれる。
(20190514/d_kさんのtwitterより)>

<関根伸夫さん亡くなられたのか
地球の裏側でまた産まれ出てほしい
(20190514/Ken's_Sakaiさんのtwitterより)>

<現代美術の作家、関根伸夫さんも亡くなる。ぼくより少し若かった。今年になっても、知り合いが随分亡くなった。待ち合い室からひとりづつ呼ばれて行ってしまうそんな感じだ。
(201905/横尾忠則さんのtwitterより)>

<関根伸夫。・・・13日に亡くなった、「もの派」のアーチスト・関根伸夫さんを追悼して、拙著『わかりたい現代アート』に書いた「関根伸夫」の全文を載せます。没年も、謹んで記入しました。
「関根伸夫」という題の、十二音詩です。「位相−大地」についてのものです。・・・十二音詩とは、布施が考案した、十二音スタイルの短文です。
「土の山 その跡の穴」
(20190514/布施英利さんのtwitterより)>

<間違いなく日本美術史に置けるエポックメイキングな作品を作った人なのに訃報を伝える新聞記事の寂しさ。画像は朝日新聞5/15と芸術新潮1993年2月号より引用。「もの派」を代表する作家・関根伸夫が76歳で逝去|美術手帖 https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/19807#.XNtX3IyM-6U.twitter
(20190514/0円均一さんのtwitterより)>

<関根伸夫さん、位相ー大地をつくった人間以外の何者でもないという圧倒的な顔をしているので俺もそういう顔、もしくは作品で生き続けたいものだ
(20190514/梅ラボ*さんのtwitterより)>

<昨年ギャラリーせいほうでの個展でお話させて頂いた際はお元気そうにお見受けしただけに、ショックが大きい。。
関根伸夫さん、ありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。
(20190515/Sunflowerさんのtwitterより)>

<It was so sad to hear about Sekine Nobuo's passing. He was an extraordinary artist. Rest In Peace.
関根伸夫さんが5月13日に亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。1942-2019
(20190515/Kamakura Galleryさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんが亡くなられた。「位相ー大地」はアメリカのコレクターが数年前に購入された、とか。何度か美術館でお会いしたこともあったけど、どっしりとした貫禄。目力の強い方でした。
(20190515/RICHIKOさんのtwitterより)>

<関根は1942年埼玉県生まれ。多摩美術大学で斎藤義重に師事し、68年に同大大学院油画研究科を修了。同年に第1回「神戸須磨離宮公園現代彫刻展」に《位相ー大地》を出品、同作を李禹煥が評価したことで、「もの派」が始まった。
「もの派」を代表する作家 関根伸夫が76歳で逝去
(20190514/DADA21Cさんのtwitterより)>

<享年76の関根伸夫の訃報を伝える横尾忠則は82歳、情熱大陸に出た田名網敬一も82歳、昨夜のクレイジージャーニーのギュウチャンこと篠原有司男は87歳、…ご一緒のお姿見ると感じないけど乃り子夫人22歳年下だからな…年齢は記号でしかない。
(20190516/Miho.toozさんのtwitterより)>

<彫刻家関根伸夫さんの御逝去を慎んでお悔やみ申し上げます。1968年神戸離宮公園彫刻展での作品、位相ー大地です。
(20190516/吉田泰巳さんのtwitterより)>

<学生の頃、現代美術なんて全く理解していなかった時に、地中のアリの巣を陶で模した立体(ろくろで挽いた筒を歪めて焼成後に連結させた全高2メートル50センチぐらいのウネウネを壁設置で浮かせて展示した)を作り、土中の虚を空中の土で現すことで虚の正体を探るような作品作っていたのだけど、そのしばらく後になって、関根伸夫の相位ー大地を知った時に、はぁぁめちゃくちゃ面白いなーデケぇし、、と、そのコンセプトと規模のデカさに感じ入り、何よりこういう思考実験のように作品をドキャンと作るジャンルがあるのかと感動したことが、現代美術を認識したきっかけの一つになってる。
デザイン寄りの工芸科に属していたので、課題的にはお門違いで、いつも違和感を感じながらそういう制作をしていたけど、その時にいろいろ救われたと思った。当時知ってたら、とも思うけど、まーそれはそれ。
(20190515/坂爪康太郎さんのtwitterより)>

<大学受験の精神的・技術的支柱だった方が亡くなられた。関根伸夫の彫刻や考え方はなんども参考にしたし、未だにスケッチしたり資料見直したりしてる。謹んでご冥福をお祈りいたします。
ああ、このまま作業をし続けると地球が複製されるのだろう、そして、作業中のわたしは地球があった場所と複製された場所のどちらでもありどちらでもない空間で「彫刻する」行為に閉ざされたまま宙ぶらりんになるのだろう、みたいな
(20190515/makoto ohiraさんのtwitterより)>

<十代の頃、関根伸夫さんの彫刻「位相 ー 大地」(写真)を目の当たりにして震え上がりました。合掌
(20190514/東京散歩人 ™️さんのtwitterより)>

<多摩川アートラインプロジェクトで関根伸夫「位相ー大地」が再制作されたのは2008年11月で、あれから10年以上経ったのですね。
当時のmixi日記にアップした写真。
(20190514/sekinemaさんのtwitterより)>

<関根伸夫先生が亡くなった。安らかにお眠りください。
(20190514/uɐuɐʞさんのtwitterより)>

<東急多摩川駅のポスターにあります「位相」の写真(多摩川アートプロジェクト時に再作したもの)。
関根伸夫さんのご冥福をお祈りいたします。
(20190514/Rどんぐりさんのtwitterより)>

<関根伸夫さん死去。人類の為になる作品を若くして残し、生前にもっと貴方の業績を世の中に伝えたかったが、誠に残念。しかし、継続して貴方の表現を若い世代に伝えます。また、一杯やりなごら思い出話しに華を咲かせましょう。心より御冥福をお祈りします。また、有難うございました。
(20190515/sekiさんのtwitterより)>

<関根伸夫…!!!!!!!!!
(20190515/ぅぃくたさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんの地球とトポロジーの扱いがすごく好きです。
(20190515/畠山鉄生さんのtwitterより)>

<50年前、驚愕した。今でも【うお〜】だ。関根伸夫さんのご冥福をお祈りいたします。
(20190515/津口知幸(表具処軸源)さんのtwitterより)>

<関根伸夫の「位相ー大地」は、(例によって)藤枝晃雄先生がボロカスに書いていたのを強烈に覚えているんだけれども、時代動向に関しては当時の日本では微妙に早いんだよなあ。当時では画期的だとも思うんだけれども、アースワークスや環境に関わる表現の前夜の動向を掴んでいたのかどうか?
(20190514/野々村文宏さんのtwitterより)>

<嘘。。関根伸夫さんが、亡くなったの。。。
(20190514/フルハタ・トンプソンさんのtwitterより)>

<私が学部の時に初めて書いたレポートは関根伸夫の「位相ー大地」についてだったな。。。
(20190514/秋山 果凜さんのtwitterより)>

<関根伸夫さん。
学生の頃に何度か講義を受けさせて頂きました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
(20190515/惑丸徳俊さんのtwitterより)>

<もの派
60年代に現れた『もの』そのものを作品として観る者との関係性を問う。老荘思想も見られる。李禹煥や関根伸夫ら。展示空間と物質そのものを作らず展示する点でインスタレーションの先駆とも言える。
(20190515/成長むかんけいBOTさんのtwitterより)>

<関根伸夫さん亡くなった。一宮までモニュメント見に行った
(20190515/山内瞬葉さんのtwitterより)>

< 前のギャラリーに入廊(入社)する動機の一つはボスと関根伸夫氏の繋がり、そしてその展示に関われるからだった。私にとってその展覧会で得た経験値は財産だ。
(20190515/okamoto / 岡本さんのtwitterより)>

<関根伸夫さんがお亡くなりになられたようです。合掌。
(20190514/近藤昌美さんのtwitterより)>

<関根伸夫亡くなったの…?
(20190514/こくぼんさんのtwitterより)>

<関根伸夫さん、もう一度会いたかったです。悲しいです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
(20190514/ギャルリー志門さんのtwitterより)>

<関根伸夫さん亡くなったのか…
(20190514/今井俊介さんのtwitterより)>

<日本の現代美術の本には必ず写真入りで出てくる有名な作品
関根伸夫さん
まだ生きておられたのか…
(20190514/ねたもへさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんの死を悼みます。
「位相‐大地」を油ねんどで再現しつつ。
(20190514/Duchamp?さんのtwitterより)>

<Oh 関根伸夫…
(20190514/K▲W▲さんのtwitterより)>

<もの派の顔。この時代の日本美術は力に満ちていた。
(20190514/村上靖彦さんのtwitterより)>

<関根伸夫さん、多摩美の講評で一度だけお話ししたことがあるけど、そのときの会話がいまだに忘れられない。
(20190514/小田原のどかさんのtwitterより)>

<関根伸夫さん。お亡くなりになったか。震えるような示唆を与えてくれ方だった。
(20190514/towniewalkerさんのtwitterより)>

<投稿を迷ってるうちに、いくつかのツイッターで紹介されてましたが、5月13日、カリフォルニアで関根伸夫さんがお亡くなりになったそうです。一度だけ、お仕事頂いて日建設計までご一緒致しました。その時の話がなかなか面白いのですが、この長さでは書けません。合掌。
(20190514/Tadさんのtwitterより)>

<位相−大地 は、学生のころ西宮大谷美術館で初めて知ったんだが、まあ当然現物ではなくて模型での再現だったんだけど、自分の中の美術の見方の位相を動かされてもうた。合掌。
(20190514/sjsj1011さんのtwitterより)>

<関根伸夫といえば千葉成夫著「現代美術逸脱史」の表紙を思い出すなぁ。
どうぞ安かに。。
(20190514/市川友章さんのtwitterより)>

<え?関根伸夫さんが?
(20190514/平成31年のタッカーさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんの件、本当ですか?だとしたら本当に悲しい
(20190514/夏灯さんのtwitterより)>

<関根伸夫氏亡くなられたのか…
(20190514/名もなき実昌さんのtwitterより)>

<っ!?
関根伸夫さん⁉︎
マジか...
(20190514/ヒラオカさんのtwitterより)>

<関根伸夫亡くなったの?
(20190514/かすがいさんのtwitterより)>

<関根伸夫氏逝去。 多摩美にてモノ派のシンポジウムでお話を聞いたのが最後でした。R.I.P
(20190514/kiko takagiさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんがお亡くなりになったことを、今日人づてに教えていただき、過去〈位相−大地〉についてエッセイを書いたことがあるので、ちょっとショック。。。
(20190517/土屋誠一さんのtwitterより)>

<「もの派」の出発点。関根伸夫さん死去
blogを書きました。
(20190516/梁井 朗さんのtwitterより)>

<吉竹美香さんのInstagramアカウントにて、関根伸夫氏が亡くなられた事を知る…
(20190514/Shikibonさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんがなくなった。。横浜ビジネスパークの作品、好大好き。。
横浜美術館のコレクション展でも菅木志雄さんや李禹煥らとならぶ「もの派」の代表的作家として挙げられてた。
(20190514/HANAさんのtwitterより)>

<関根伸夫さんが逝った…
石彫専門のギャラリー「小西ギャラリー」オーナー、小西明子さんとイタリアはカラーラ在住の女流彫刻家、中村真木さんと京都で同席中に関根伸夫さんの逝去を報る⁉️
関根さんはアメリカで療養中のことだ⁉️
関根伸夫といえば、「位相/大地」を喚起させる。
現代美術に明るいひとなら誰しもが識っている作品だ。
‘60年代後半から上述作品で一世を風靡し、ジャーナリスティックには、「もの派」の筆頭としてしられたアーティストである。
小西さんや真木さんと関根さんとの思い出話しが尽きないのだが、じつは、その二〜三日前にも同メンツで集った折、関根さんの話題に花咲いたばかりだったのだ😓
なんてこったい❓
冥福を祈るばかりだ。
(20190519/Yoshifumi Takedaさんのfacebookより)>

<5月13日に76歳で急逝された「もの派」の重鎮、関根伸夫さんと最初で最後にお会いしたのは、昨年6月18日、銀座の画廊での個展のこと。とてもお元気そうだったので、突然の訃報に驚いた。
この日、関根さんにお会いしたかったのは、僕がヤフオクなどで購入してコレクションしている古い作品を見てもらいたかったから。
中には、年代的に学生時代に描かれたと思しきドローイングもあり、本当に関根さんが描かれたものかどうか、真贋を確認したかったからという理由もあった。
幸い「全て僕が描いたものです」と関根さんに認めていただき嬉しかったが、その中でも僕の一番のお気に入りが、ヤフオクで僅か数万円で落札したこのドローイングです。
関根さんのご冥福をお祈り致します。
(20190518/保科 好宏さんのfacebookより)>

<1972
関根伸夫、志木市庁舎前、埼玉、1972年6月12日
中上清、横浜市民ギャラリー、神奈川、1972年6月13日
左頁 三木富雄、南画廊、東京、1972年1月15日※ 合田ノブヨちゃんのお父様。
安斎重男さんの写真集『ANZAi 1970-1999 写真がとらえた現代美術の30年』国立国際美術館 2009刊より
※現代美術の時代感を知りたくて枕元に置いてあった本。
昨夜、ガハクは「関根さん僕のうちに泊まったことがあるんだよ」と、寂しげだった。
(今朝の聞き取り)
ベネチアヴィエンナーレ帰りの関根が中上にシルクスクリーンの刷りを依頼し、作業が遅くなり中上の部屋に泊まり、寝ながらいろいろな話をしたそうだ。
※補足 関根はヴィエンナーレ後に2年間欧州に滞在しているので、73年頃の話と推測。
寝床で関根は持ち帰った洋雑誌を観せながら、「夢は彫刻モニュメントを作っていくことと、語り、これからやって行くが、捨て石になってもかなわない。」と語ったそうだ。彼が先駆けではないか?と中上。
シルク作品は「月」。筆で描れた作と記憶。
また、関根の年賀状も前年刷ったが「月は東に日は西に」とあり、月みたいものが二つあったそうだ。ユーモアを感じた。
この時代、中上清はシルクスクリーン工房「デルフト」を妻中根陽子と営んでいた。
中上とともに現代美術の作家を目指していた中根陽子氏が関根伸夫の仕事を手伝っていて、中上は関根と出会った。
47年前のおはなし。
わたしの友人である合田ノブヨちゃんのお父様三木富雄氏のスタジオにアルバイトへ行った話はまたいづれ。
(20190515/中上彩子 松本さんのfacebookより)>

<関根伸夫氏が本日5月13日(月)Los Angelesでお亡くなりました。死因はまだ分かりませんが、不整脈だったこともあり体調が優れなかったようです。ご冥福を祈ります。
これが関根さんとの最後のメールなってしまった。
これからも頑張ると期待していたのですが、、、。
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2019年3月2日
上田雄三さま
こちらもごぶさたしております。体調の方はイマイチですが、どうにか頑張っています。
昨今、「空相ー皮膚」のスタイルを全面的に変更しました。前のものは抽象的に色彩や構造に興味が集中してしましい、今回はもの派的に実物の存在性を強調し尊重して、小石や樹木を現物のまま使っているのです。近く写真をお送りしますので、期待していてください。関根伸夫
(20190514/上田雄三さんのfacebookより)>

<関根伸夫氏が亡くなられたという連絡が入りました。まだ、新聞社のニュースにもなっていませんので、間違いの可能性が、無いわけではありません。
巨星落つというべきでしょうが、私の四歳上の先輩でありました。大きな影響を受けています。
今日の米中対決時代という大きな変化が、関根氏の死と対応しているように思えます。美術も巻き込んで、時代は激変していくと思います。
享年76歳でした。令和元年の死です。
禁酒してしまっているので、お酒も飲めないし、水を飲んで、水盃で大先輩の死を悼み、謹んでご冥福をお祈りいたします。合掌。
(20190514/彦坂 尚嘉さんのfacebookより)>

<パックに入った豆腐を皿に盛り付ける。少し、形は変わる。数学世界の「位相幾何学(トポロジー)」では、同相の位相不変量。場所や形がシフトしても、ものとしての特徴が保持された同量の局面。およそ50年前の1968年。彫刻家・関根伸夫氏(当時26歳)は、この数理をアートに転化しました。第1回須磨離宮公園現代彫刻展(神戸市)。直径2.2m。高さ2.7mの大きな円筒形に掘り出した地層の作品は、『位相-大地』と命名されます。関根氏をはじめ、物質や物の文脈を広範に捉えた作家たちの試みは、のちに「もの派」と呼ばれました。日本(および禅思想)に顕在化したアートの潮流として、近年海外でも評価が高まっています。3年前の村井修半田写真展では、村井さんが立ち会ったこの『位相-大地』(1968年撮影)を会場(半田市・旧中埜半六邸の広間)の中央に公開し、床に実物大(直径2.2m)の円弧を記しました。写真シリーズ『石の記憶』と通底する、親和性の高い写真共演でした。今月13日。関根伸夫さんが米カリフォルニア州の病院で逝去されたとの訃報に触れ、ここに再録してご冥福をお祈り致します。
Nobuo Sekine HP / Phase Mother Earthリンク
(20190518/村井修 半田写真展実行委員会さんのfacebookより)>
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関根伸夫(せきね のぶお)
1942年(昭和17年)9月12日埼玉県生まれ。1968年多摩美術大学大学院油絵研究科修了、斎藤義重に師事。1960年代末から70年代に、日本美術界を席捲したアートムーブメント<もの派>の代表的作家として活動。1968年の第一回須磨離宮公園現代彫刻展受賞作「位相 大地」は戦後日本美術の記念碑的作品と評され、海外でも広く知られている。1970年ヴェニス・ビエンナーレの日本代表に選ばれ、渡欧。ステンレス柱の上に自然石を置いた「空相」はヴェニス・ビエンナーレの出品後にデンマーク・ルイジアナ美術館の永久所蔵作品(セキネ・コーナー)となる。建築と芸術が融合したイタリアの都市・建築空間に感銘を受け、日本ではまだなじみの薄かった<環境美術>をテーマとした活動をするため帰国、1973年に(株)環境美術研究所を設立する。1975年現代版画センター企画による全国同時展「島州一・関根伸夫 クロスカントリー7,500km」を機に版画制作に本格的に取り組む。1978年にはルイジアナ美術館(コペンハーゲン)他、ヨーロッパ3国巡回個展を開催する。全国各地で数百に及ぶアートプロジェクトにアーティスト、アートディレクターとして参画。2000年光州ビエンナーレ、2002年釜山ビエンナーレのほか、2001年イギリス・テートモダンギャラリーにて開催の「世紀」展では1969- 1973年の東京を代表する作家として参加。2012年 「太陽へのレクイエム:もの派の美術」(Blum & Poe、ロサンゼルス)に参加し、アメリカでも脚光を浴びる。
2019年5月13日ロサンゼルス郊外のトーランス市の病院にて死去、享年76。
20161029_sekine1代表作「位相ー大地」は1968年、関根先生が弱冠26歳のときの作品です。
掘って積んだ土はまた埋め戻したので、作品は現存しません。撮影:村井修

20161029_sekine2

関根伸夫オーラル・ヒストリー
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Archive 1975
私たちが最初に関根先生の版画のエディションをしたのは1975年。
北海道から沖縄まで全国を二人で旅し、その車中での現代美術の講義が亭主の受けた唯一の美術の授業でした。
1975年島・関根全国展共通DM
1975年11月1日_森岡第一画廊_03全国同時展「島州一・関根伸夫クロスカントリー7500km」盛岡展
1975年11月1日、岩手県盛岡市・MORIOKA第一画廊にて

1975年11月1日_森岡第一画廊_10


1975年11月2日_大曲画廊_01全国同時展「島州一・関根伸夫クロスカントリー7500km」大曲展
1975年11月2日、秋田県大曲市・大曲画廊にて


19751106島州一・関根伸夫クロスカントリー画廊匠屋_00001全国同時展「島州一・関根伸夫クロスカントリー7500km」岐阜展
1975年11月6日、岐阜市・画廊匠屋にて
19751106島州一・関根伸夫クロスカントリー画廊匠屋_00002

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◆ときの忘れものでは「第311回企画◆葉栗剛展 」を開催します。
会期:2019年5月24日[金]―6月8日[土]11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
葉栗展
ときの忘れものは毎年アジアやアメリカのアートフェアに出展し、木彫作家・葉栗剛の作品をメインに出品しています。今回は、2014年以来二回目となる個展を開催し、国内未公開作品11点をご覧いただきます。
初日5月24日[金]17時よりオープニングを開催します。

●『DEAR JONAS MEKAS 僕たちのすきなジョナス・メカス
会期:2019年5月11日(土)〜6月13日(木)
会場:OUR FAVOURITE SHOP 内 OFS gallery
〒108-0072 東京都港区白金5-12-21 TEL.03-6677-0575
OPEN 12:00-19:00(ただし展示最終日は17:00まで)
CLOSE: 月・火(祝日を除く)

●『光嶋裕介展〜光のランドスケープ
会期:2019年4月20日(土)〜5月19日(日)
会場:アンフォルメル中川村美術館
[開館時間]火・木・土・日曜日 祝日 9時〜16時

●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18〜24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜19時。
*日・月・祝日は休廊。

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