ギャラリー  ときの忘れもの

001_外観1
このブログ上の図版、写真、文章等のすべてについて無断転載・無断引用を禁止します。

ときの忘れものは毎月11日にブログを使って「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」を開催します。
中村哲「天、共に在り」中村哲『天、共に在り』(2013年 NHK出版)
ペシャワール会は中村哲医師が続けるパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。

マルワリード用水路がガンベリ沙漠に達した二〇〇九年には、沙漠に樹木は一本もなく、熱風が吹いて気温が大変高かったので、中村先生の指示で、我々PMSは全長約五kmの人工林の計画を立てました。
樹林帯を造成することは人間にとって非常に価値あることです。我々は林から建築資材や薪、牧畜、ハチミツ、医療材料などを得ることができ、木々は鳥たちにはねぐらを、地域には美しい景色を与えてくれています。/一本の木もなかった沙漠に、今、木々の葉がそよぐ PMS院長補佐 ジア ウルラフマン
>(ペシャワール会報 140より)

8月11日の再開第一回の頒布会には多数のご参加をいただきありがとうございました。5点中4点が売約となり頒布代金2,028,000円は全額をペシャワール会に送金いたしました。
ご協力を心より感謝いたします。

私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金します。

「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月21日19時とします。
 締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
 全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。

●9月の特別支援作品は以下の5点です。
006)ソト
20190811ペシャワール004006)ソト 「グリーティングカード」
1996年 シルクスクリーン
15.3×19.0cm  Ed.500
番号入り、刷り込みサインあり

ヘスス・ラファエル・ソト(Jesus Rafael Soto 1923-2005)
昨年12月から今年2019年5月にかけて原宿のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催された展覧会でインスタレーション作品『Penetrable BBL Bleu』を体験した人々は久々にソトの名と1950〜60年代の前衛美術を躍動を想起したのではないでしょうか。
1955年ソトがマルセル・デュシャン(Marcel Duchamp)、アレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)、ヴィクトル・ヴァザルリ(Victor Vasarely)らとともにギャルリー・ドゥニーズ・ルネで開催した展覧会『Le Mouvement (運動)』はキネティックアートの誕生の場として、アート史に大きな足跡を残しています。
1923年ベネズエラで生まれたソトは、1942〜47年にかけてカラカスの造形美術学校で学び、1950年までベネズエラ・マラカイボの美術学校の校長を務めた後、パリへ移住。2005年にパリで生涯を終えました。視覚的な錯覚を用いたオプティカルアートや、運動の要素を取り込んだキネティックアートで世界を席捲したソトの透明感に満ちた小品です。

007)一原有徳
20190811ペシャワール002007)一原有徳「モノタイプ」
1977年
モノタイプ(1/1)
5.0×4.0cm(シート:15.9×9.9cm)
自筆サインあり


008)瀬木慎一、吉仲太造、清宮彬
20190811ペシャワール01820190811ペシャワール019
008)瀬木慎一、吉仲太造、清宮彬・合作絵皿「山あり、谷あり」
1969年  直径19.0×高さ3.0
三人のサインあり(慎一、太造、彬)

瀬木 慎一 Shinichi SEGI(1931-2011) 美術評論家。東京生まれ。中央大学法学部卒業後、1950年代から岡本太郎、花田清輝らの前衛芸術運動「夜の会」に参加するなど美術評論に関わり、多くの著述を執筆した。海外との豊富なネットワークをもとに多くの西洋美術を招来。社会や経済の視点から美術を論じた美術社会学研究に優れた業績を残す。総合美術研究所所長・国際美術評論家連盟会長・ジャポニズム学会常任理事・国際浮世絵学会理事などを歴任。テレビ東京の番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士としても活躍した。

吉仲太造 Taizo YOSHINAKA(1928-1985) 京都生まれ。早くから画家を志し、小学校卒業後に京都市立美術工芸学校を受験するが、小児麻痺により左足が不自由であったため不合格となる。1946年のちの行動美術京都研究所となる京都人文学園絵画部に入所し、画家としての第一歩を踏み出す。1952年に上京し岡本太郎の呼びかけで美術家の国際交流と連帯をめざしたアートクラブに参加。1955年には前衛作品を結集させ新たなう ねりを生み出そうとしていた岡本の招きにより、二科会第九室に出品。43歳でうつ病を発病して以後は、無彩色のキャンバスにシルクスクリーンを用いて静物などの映像を浮かび上がらせる作品や、無駄な要素をそぎ落として白い絵具を主とした作品へと移行していった。病により56歳で歿したが、1999年渋谷区立松濤美術館と京都市美術館で「戦後美術を読み直す 吉仲太造」が開催されるなど、再評価の声が高い。

清宮彬 Hitoshi SEIMIYA(1886−1969)広島生まれ。白馬会葵橋洋画研究所に学び、岸田劉生と知りあう。1912年大正元年木村荘八、岸田劉生、斎藤与里、高村光太郎らとヒュウザン会を結する。1914年第14回巽画会に出品した油彩画が最高の二等賞を受賞。翌年劉生らと草土社を創立し同人となる。油彩画のほか早くから創作木版画を手がけ、ヒュウザン会や草土社のポスターや目録、入場券など斬新なデザインによる仕事を残してもいる。装丁でも知られ木村荘八や中川一政の著書を手がけた。1931年日本版画協会創立に参加。精緻な技法による木版画を制作した。清宮質文は息子。

009)舟越保武
20190911ペシャワール009009)舟越保武「少女の顔」
1979年 ブロンズレリーフ
12.0cm(径) Ed.300
額付き
美術館松欅堂(原広司設計)開館記念・友の会作品


010)シュネーデル
20190911ペシャワール010010)シュネーデル「水彩」
1963年 12.5×16.2
自筆サインあり

■シュネーデル Grard Schneider(1896―1986)
フランスのアンフォルメルの画家。スイスのサント・クロワに生まれ、パリに出て装飾美術学校、エコール・デ・ボザールで学ぶ。1924年以降パリに定住、古画修復業のかたわら絵を描く。1944年ごろから抽象に転じ、力動感に満ちた作風を展開した。1948年フランスに帰化。

●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18〜24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜19時。*日・月・祝日は休廊。

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット