ギャラリー  ときの忘れもの

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綿貫さん

大変ご無沙汰しております! ご連絡ありがとうございます。
少しずつ冬模様ですね。
はい、法政でレクチャーをさせていただきます。
秋田で3年以上続けている8ミリフィルムの収集のプロジェクトについて中心に話しながら、
映像を通して、人々の中で「まちの記憶」が時代によってどのように変容してきたかなどを話そうかと思っているところです。
具体的な建物が変わったとか景色が変わったというだけではなく、社会の変化のいろいろが、
街と人との関係を変容させてきたということが8ミリを見ているとよく理解できるようになったように感じているので、
何個か具体的に映像を見ながらお話しようかと。
お時間あれば、ぜひ配信見てください。

そして本当にお久しぶりにお会いしたいです。また積もる話もお会いした際にと思います。
では、季節の変わり目、どうぞご自愛ください。

石山友美
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*画廊亭主敬白
映画監督の石山友美さんを知ったのは遥か昔、彼女が磯崎新アトリエで働いていたときでした。
はじめ建築を志し、渡米して映像の世界に興味を持ち、帰国後の2013年『少女と夏の終わり』でデビューしました。
いまは秋田公立美術大学准教授として8ミリフィルムの収集のプロジェクトに取り組んでいます。
石山さんと同じく磯崎アトリエ出身の藤本貴子さんから、石山さんが参加する法政大学建築学科主催のデザインフォーラムのご案内をいただきました。
一般の方も視聴できるようなので、どうぞご参加ください。

法政大学建築学科主催・連続レクチャー第6回
映像に刻まれたまちの記憶 ー 秋田8ミリフィルム・アンソロジーの取り組み
石山 友美

映画監督/秋田公立美術大学准教授
2022年11月30日(水) 18:30-20:30|会場から中継予定
第6回参加申し込み締切日時:11月30日(水) 10:00

社会の想定が更新され、暮らしの在り方が日々変化する現在、地域、居場所、あるいは拠点といった「ローカル」というものの意味を再考しなくてはなりません。
今年のデザインフォーラムは各界で活躍する建築家、研究者、デザイナーなどの方々をお招きして、「ローカルから考える」というテーマで議論します。
創造や活動ということの今日的な可能性を考えていきたいと思います。
学外の方も視聴いただけますので、お申し込みください↓
https://www.hosei.ac.jp/edn/info/article-20220725102304/
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石山友美さんが「8ミリフィルムの収集のプロジェクト」でどういうことをしているのか。
facebookその他で発信していますので、いくつかアトランダムに抜粋してご紹介しましょう。

秋田8ミリフィルム・アンソロジー

facebook

秋田県内の各家庭に眠る8ミリフィルムを募集中です!
「そういえば、押入れの奥に8ミリフィルムあったかな」という方など、まずはご連絡下さい!

【8ミリフィルム映写報告Vol.6】  
北秋田市の白澤さんより、数十本にも及ぶ非常に古いフィルムがあるとご連絡をいただき、映写に行って参りました。白澤さんは、昭和30年代初頭から、8ミリフィルムで地域での様々な出来事を記録してきました。記録者としての自覚と覚悟が早くからおありにあったのではないかと思われる映像の数々。というのも、8ミリフィルムで、その人の日常の生活、生業をつぶさに撮影されている方というのは非常に稀なのですが、白澤さんは、そうした日常の風景、地区の移り変わりを非常に鋭い観察眼とともに記録しているのです。スタッフ一同舌を巻きました。確かにご家族の姿、奥様が農作業をしている場面なども撮影されているのですが、それはあくまで、地区の1年を通した農作業の一コマにすぎない、という風な作りになっているのです。これは、立派なドキュメンタリーだ!と興奮しました。例えば、冬の景色が集められたシーンでは、地区から汽車に乗って能代まで嫁ぐ花嫁の姿が映っています。花嫁が駅まで歩くのを多くの子供たちが駆け回りながら取り囲んで見送るのです。ドキュメントでありながら、映画のワンシーンのような映像。そこから春になると、苗を作ったり、畑を耕したり。夏には祭りを楽しむ子供達の様子。秋は収穫と心なしか安心したような人々の顔。とても美しいその映像は、白澤さんの世界の見方そのもので、そのことにとても感動しました。改めて、8ミリフィルムの多様性、そして現代性を考えさせられた有意義な映写でした。大事にデジタル化したいと思います。 (石山)

【映像演技ワークショップのお知らせ】
大変お久しぶりの投稿になります。
秋田8ミリフィルム・アンソロジーは、コロナ禍においてフィルムの収集活動を休止しておりましたが、この秋からの活動再開のため準備しているところです。また、これまで収集したフィルムの上映会も12月に予定しております。詳細決まりましたら、改めてお知らせいたします!
そして、秋田8ミリフィルム・アンソロジーは、これまで収集したフィルムを使って、演技のワークショップを開催いたします。10月1日から開始し、毎週土曜日、全16週のワークショップです。参加者みんなで8ミリフィルムに映っている映像について考えながら、キャラクターやセリフをつくっていき、最終的には参加者を出演者とする短編映画の制作をします。ぜひ、ご応募ください。

石山友美秋田8mmフィルム

先日、秋田8ミリフィルム・アンソロジーのもとに終戦直後の昭和23年に当時の秋田に進駐していたGHQの将校によって撮影された16ミリフィルムが寄贈されました。大変状態も良く、当時の秋田の様子が鮮明に捉えられている映像です。
この歴史的にも大変貴重な、計40分弱のフィルムの上映会を開催いたします。フィルムの上映後には、ゲストをお招きしてのトークもございます。
日時:2020年7月25 (土)14:00〜(15:30終了予定)
場所:シアターALVE
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石山さんの映像作品としては、『だれも知らない建築のはなし』がよく知られていますが、
戦後の名建築が次々と解体されていく中、解体されてしまった菊竹清訓設計の旧都城市民会館について素晴らしい記録映像もつくられていますので、ぜひご覧ください。

【お知らせ】
誠に勝手ながら、11月29日(火)は17時閉廊とさせていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力の程宜しくお願い申し上げます。

◆「第32回瑛九展アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ Art Basel Miami Beach 2022
会期:2022年11月29日(火)〜12月3日(土)
AB18_Miami Beach_Pos_RGB_Color会場:
Miami Beach Convention Center
1901 Convention Center Drive, Miami Beach, FL 33139, USA
Google Map
公式サイト: https://www.artbasel.com/miami-beach
出展ギャラリーについてはコチラを参照。
魔方陣11280今年20周年を迎える「Art Basel Miami Beach 2022」は、世界の38の国と地域から283ギャラリーが参加する、過去最大規模のアートフェアです。日本からは3軒が出展、ときの忘れものは2019年に香港で開催された「Art Basel Hong Kong 2019」に続き、「第32回瑛九展」を開催します。
カタログを刊行しました。
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