ギャラリー  ときの忘れもの

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ジョナス・メカスさんのご子息 Sebastian Mekas さんが久しぶりに来日され、ときの忘れものにいらっしゃいました。
亭主がセバスチャンに初めて会ったのは1983年6月、NYのメカスさんのアパートでした。既にメカスさんは酔っぱらっていて、大きなテーブルの上でピーピー泣いていたのが2歳のセバスチャン!
セバスチャン200909それから26年後の2009年9月、立派に成人したセバスチャン(28歳)が父の名代で青山・ときの忘れものでの「ジョナス・メカス新作写真展」に来日してくれました。
このときは吉増剛造先生のトークとレセプションに出席、父ジョナス・メカスさんの初来日のとき泊まった山下家の皆さんと会い、谷口吉郎設計のホテル・オークラの茶室でお茶を楽しんだりしました。
(2009年9月青山・ときの忘れものにて)

あれから13年、駒込に移転した画廊にピップ・チョドロヴさんと一緒に来廊されました。
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映像作家の作品を取り扱うフランスの出版社のピップ・チョドロヴ(Pip Chodorov、左端)さんはメカスさんのDVDも出版しており、ときの忘れもので扱っています(後日ご案内します)。

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左から)社長、ポルトガルから一時帰国中の佐藤圭多SATEREO)さん、写真やファッションでも活躍する粟生田 弓(Rivora)さん、メカス日本日記の会の木下哲夫さん、セバスチャン・メカスさん、ピップ・チョドロヴさん、亭主
2022年11月26日ときの忘れものにて

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スタッフKのセバスチャン歓迎会食会のレポート
海外担当のスタッフSが只今マイアミ出張中のため、私ホームページ担当のスタッフKが通訳として今回の会食に参加させていただきました。
〇年たっても片言未脱皮な日本語ですみませんが、セバスチャンさんと話したことを少し記録します。
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11月29日から開催される光州のクァンジュ美術館の大規模なジョナスメカス展 The 100th Anniversary of the Birth of Jonas Mekas [JONAS MEKAS + NAM JUNE PAIK : TO ALL MY DEAR FRIENDS](2022.11.29 ~ 2023.02.28)のために韓国に向かう途中、セバスチャンさんとピップ・チョドロヴさん(Re:Voir)は展覧会直前の3日ほど日本に滞在されました。今回の来日は3回目とのこと。

セバスチャンさんは今家族とかつてジョナスさんの愛猫だった15歳のタイガーと一緒にNYCに住んでいます。ジョナスさんの映像に何回も登場してきたタイガーちゃんの写真も見せていただきましたが、猫らしく箱に入っていて元気そうでした。
メカスさんが創設したAnthology Film Archivesの活動はやはりコロナ初期は大変だったが、ファンや関係者の支援で今は順調だそうです。現在はシネマや図書館の設立や大きなリノベーションが企画されているようです。

セバスチャンさんは会食当日の午後には東京大学で開催されていた【ジョナス・メカス生誕100周年記念上映会】にサプライズゲストとして出演されていました。
若い世代がジョナス・メカスに興味を持っていることをとても喜んでいました。
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私はリトアニア語に興味があるので(少し習っています)、リトアニア語のお話もさせていただきました。
セバスチャンさんは実は21歳の時に初めてリトアニアに行き、全く英語を話さない親戚の家に泊ることになり、必然的にリトアニア語を覚えたとおっしゃっていました。
「当時は田舎はもちろん、ヴィリニュスの首都でも英語が通じなかったのに、今の若者はペラペラでびっくりだよ」
「リトアニアに行って英語が通じても勉強はやめなくてもいいからね」と彼が使っていたリトアニア語の教科書を教えていただきました。

リトアニアには最近ジョナス関連の仕事でよく行かれているようです。メカス美術館みたいなものは存在しませんが、資料館や、ところどころ展示やイベントをやっている人やグループがあるようです。
ヴィリニュスのある道にもジョナスさんの映像を流すパーマネント・インスタレーションらしきものも企画中だそうです。
ロシアのウクライナ攻撃による今の状況に関しては、緊張感はもちろん感じるが、NATO加盟国であることでそこまでの心配はない・・・と。それよりも国民のほとんどがウクライナ人をサポートしてる様子です。ピップさんによると「町中にはリトアニアよりウクライナの国旗が多い」。
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セバスチャンさんはとても穏やかで優しい方でした。
ジョナス・メカスの生誕100年記念の多くのイベントで忙しそうでしたが、父親の活動と彼を尊敬していた世界中のみなさんを大切にしている印象を受けました。
スタッフK

*画廊亭主敬白
いつもは通訳してくれている新澤たちがマイアミ出張中で不在、そういうときに限って海外からのお客様が連日来廊され、難聴+日本語オンリーの亭主はあたふたしています。
手当たり次第に英語ができるお客さんを美味しい料理で釣って助けてもらっています。
セバスチャンを迎えたこの夜の歓迎会は翌朝韓国へ行くというので、早めに切り上げたのですが、実はその後が面白かったらしい。

スタッフK ⇒ 亭主宛てメール
ご報告までですが、
実はその後ピップさんとセバスチャンさんと同じ方向に帰っていたため、
飲みに誘われまして、少し新宿でご一緒させていただきました。
画廊でもお話になっていた2丁目のnadjaというバーのママさんがジョナス・メカスとピップさんのお知り合いで挨拶に行きました。私もそこで通訳として役にたつことができました(笑)。
彼女はanthology film archivesが資金を集めている頃、日本からの活動を手伝っていたそうです。居合わせたお客さまも全員映像と関係深いようで、ジョナスさんのことを知っていて、メカス詩集もパっと出してセバスチャンさんに渡していました。セバスチャンさんとは初対面だが赤ちゃんの頃の姿は映像でよく見ましたと言っていました。
ママのクロ(?)さんも綿貫さんのお名前を知っていました。
Julius Zizさんとリトアニア大使館の方も後から合流して、一瞬だけお会いすることができました。
その後も違う場所でジョナス・メカスとピップさんの知り合いのバーに訪ねまして、映像系の方が集まっていました。。
奥多摩の崖でわさび農業をしている彫刻家の方もいて、「ときの忘れもの」の名前を聞いたら「まだやってるんだ!」と言われました。青山時代を知っているそうです。。
とてもディープな経験ができました。。。

●亭主 ⇒ スタッフKへ返信
昨日はご苦労さま。
とても助かりました。
なんとなく、拉致されるだろうなあ、と予感していました(笑)。
まあ、行くとすればナジャしかないので、安心はしていました。
下記をお読みください。
http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/50741765.html
クロちゃん、お元気そうでよかった。
相棒のご主人(安保由夫さん)を2015年9月に亡くされて辛かったでしょうに。
令子にとってもあの辺は、青春の地でした。

ウーナ・メカス5歳(シルク)ジョナス・メカス
ウーナ・メカス5才猫とホリス(母)の前でヴァイオリンの稽古 1979
1983年
シルクスクリーン
(刷り:岡部徳三)
53.0×37.5cm
Ed.75  
サインあり
現代版画センターとジョナス・メカス展実行委員会との共同エディション

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください


◆「第32回瑛九展アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ Art Basel Miami Beach 2022
会期:2022年11月29日(火)〜12月3日(土)
AB18_Miami Beach_Pos_RGB_Color会場:
Miami Beach Convention Center
1901 Convention Center Drive, Miami Beach, FL 33139, USA
Google Map
公式サイト: https://www.artbasel.com/miami-beach
出展ギャラリーについてはコチラを参照。
ときの忘れものブース:S16

2022年11月29日撮影(ときの忘れものスタッフM)
※クリックすると再生が始まります。再生後に画面右下の歯車マークの「設定」をクリックして「画質」を「1080p」にすると画質が鮮明になります。

魔方陣11280今年20周年を迎える「Art Basel Miami Beach 2022」は、世界の38の国と地域から283ギャラリーが参加する、過去最大規模のアートフェアです。日本からは3軒が出展、ときの忘れものは2019年に香港で開催された「Art Basel Hong Kong 2019」に続き、「第32回瑛九展」を開催します。
カタログを刊行しました。
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