画廊亭主の徒然なる日々

広島、豊田、町田で三つの展覧会

先日お伝えしたとおり、30年余りを過ごしてきたこの青山を去ることになりました。
早ければ来月にも別の街の、新しい空間に移転します。

貧乏画廊でも長くやっているといろいろな作家、作品とめぐり会う機会も少なくない。
当時はごく普通のことだと思っていたことどもも、40年も経つと、その時代を知っていた人もいなくなり(少なくなり)、自分の常識が若い世代にはまったく通用しないのだと気づくことになります。

倉庫に山と積まれた作品群も公認会計士からは「不良在庫」扱いされるのに、新米の学芸員には「えっ、こんな珍しい作品、初めてみました〜」とか言われ、ついついニヤニヤしてしまう、困ったもんです。

この春、たまたま私たちが出品などでお手伝いした展覧会が重なりました。
広島には殿敷侃、豊田には瑛九ル・コルビュジエ、町田には横尾忠則のそれぞれ作品を貸し出ししています。
全会場に伺わねばならないのですが、町田はともかく、広島、豊田はちと遠い。そうでなくても引越し騒ぎで通常の作業も遅れ勝ち、会期はまだあるから・・・などと油断していると終わってしまいかねない。
ということで、先日一番遠い広島に行ってまいりました。豊田、町田にも近々伺うつもりです。

●広島市現代美術館
殿敷_1200殿敷2_1200
「殿敷侃:逆流の生まれるところ」
会期:2017年3月18日[土]〜5月21日[日]
会場:広島市現代美術館
時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館:月曜日

広島には幾度も行っていますが、山の上にある黒川紀章設計(1989年開館)の広島市現代美術館にはオープン直後に来たことがあるだけで長いことご無沙汰でした。没後25年を迎えた殿敷さんの短くも果敢な生涯を振り返った本展については、既に担当学芸員の松岡剛先生と、アート・ウオッチャーの佐藤毅さんに寄稿していただいています。
正直言って打ちのめされました。初期の微細な点描作品や晩年のインスタレーションの仕事は少しは知っていたつもりでしたが、薄暗い会場に展示されたキノコ雲の写真を拡大・反復させた巨大シルクスクリーン、鉛筆やボールペン、あるいはスタンプで描いた無数の点や線の集積からなる大作群ははじめて見るものばかりでした。
廃棄物や漂流物を周囲の人々を巻き込みながら集め、繰り広げたダイナミックなインスタレーションの記録(映像、写真、記録文書)も重要ですが、むしろそういう激しい活動の裏で日常的に孤独な制作作業の末に生み出されたであろう静寂な画面の美しさに圧倒されました。

呆然としたまま山を下り、40年もの長い付き合いになるギャラリーたむらのご主人と飲んだ翌朝、いつもは外から見るばかりだった広島平和資料記念館にはじめて入りました。
多くの中学生、そして海外の人たち(こんなに多くの人が訪れていることにも驚きました)に混じり、原爆で亡くなった子供たちの遺品(学生服、弁当箱・・・)と死ぬ間際に残した言葉、ご遺族の無念のにじむ手記などを読みながら、涙がとまりませんでした。
殿敷侃展は会期終了まで残り僅かですが、ぜひご覧になってください。
展覧会図録はときの忘れものでも扱っています。
20170414『殿敷侃:逆流の生まれるところ』図録
2017年
広島市現代美術館 発行
278ページ
25.7x18.7cm
価格3,400円(税別) 
※送料別途250円

目次:
・序にかえて―殿敷侃についての覚書 寺口淳治
・I 何くそ、こんな絵は…:初期具象からポップアート的絵画へ 1964-1970
・II たたみ込まれた執念:点描と銅版画の実験 1970-1980
・III 上手く描くと忘れ物をする:長門という場所での創作
・VI 埋め尽くすものと、隙間からのぞくもの:反復と集積による表現 1980-1985
・V 逆流する現実:廃材によるインスタレーション 1983-1991
・逆流の生まれるところ 松岡剛
・年譜
・文献リスト
・出品リスト

〜〜〜〜
●豊田市美術館
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20170404172223_00002
「岡乾二郎の認識―抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜」
会期:2017年4月22日(土)〜6月11日(日)
会場:豊田市美術館 展示室1〜4
休館日:月曜日
開館時間:10:00〜17:30(入場は17:00まで)
企画監修:岡乾二郎(造形作家)

論客の岡乾二郎さんを監修に迎え、美術館のコレクションを中心に他からも借り集めて構成した異色の展覧会で、巷の噂ではめっぽう評判がいい。岡さんならではの近代美術史を大胆に読み直す試みについては、担当学芸員の千葉真智子先生に先日ご寄稿いただきましたので、ぜひお読みください。

〜〜〜〜
●町田市立国際版画美術館
20170518_520170518_4
「横尾忠則 HANGA JUNGLE」
会期:2017年4月22日[土]〜6月18日[日]
会場:町田市立国際版画美術館
時間:平日/10:00〜17:00、土・日・祝日/10:00〜17:30(入場は閉館の30分前まで)
休館:月曜

亭主が美術界に入った時代(1970年代)のスターとは「社会面に載る人」のことでした。
横尾忠則と池田満寿夫がまさにスターでした。
本展に関しても、担当学芸員の町村悠香先生にご寄稿をお願いしており、5月21日に掲載予定です。ホントはもう少し早く掲載したかったのですが、予想外(!)に人気で(あの町田に続々と横尾ファンが押し寄せている)、原稿の執筆どころじゃないらしい。

〜〜〜横尾忠則は1960年代にアンダーグラウンド演劇のポスターをエロスと妖しさがただよう総天然色のデザインで制作して以来、グラフィズムによって時代の流行をつくりだし、日本文化をリードするデザイナーとして注目を浴びました。それ以後「時の人」としてさまざまなメディアに取り上げられますが、その一方でHANGAの制作にも積極的に取り組んでいきます。1982年に「画家宣言」を発した後もペインティングと併行して、版画の枠を超えた作品を制作し続けています。〜〜〜(町田市立国際版画美術館HPより)

広島、豊田、町田いずれも担当学芸員たちの熱意あふれる展覧会です。
どうぞお出かけください。

●今日のお勧め作品は瑛九横尾忠則殿敷侃です。
20170518_1_qei_165瑛九
《花々》
1950年
油彩
45.5×38.2cm(F8)


20170518_2_yokoo_04_tahiti_1a_mimi横尾忠則
《タヒチの印象 I-A(耳付)》
1973年
スクリーンプリント・和紙(耳付)
イメージサイズ:85.0×60.5cm
シートサイズ:112.0×72.5cm
Ed.100の内、T.P.(数部)
サインあり
※レゾネNo.36(講談社)


20170518_3_14_insect殿敷侃
《地中の虫》
リトグラフ
イメージサイズ:21.2×35.9cm
シートサイズ :36.2×45.1cm
Ed.30
サインあり


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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

◆ときの忘れものは「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」を開催しています。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など15点をご覧いただきます。出品リストはコチラをクリックしてください。

青山BA-TSU ART GYLLERYで「北澤敏彦展」2017年5月9日〜10日 

ときの忘れものの全ての印刷物のデザインを担当しているディスハウスの北澤敏彦さんが個展を開催します。
DM
「北澤敏彦展」
会期:2017年5月9日(火)・5月10日(水)
会場:バツ・アート・ギャラリー
   〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-11-5
※オープニングは行いません。
※5月8日(月)の午後は展示作業をしておりますが、入場はできます。(案内状より)

2日間の個展を開催します
 10年ほど前、100枚の絵を描こうと思い立ち、仕事場の机の前に「百枚の絵」と書いて貼っておいた。それを見られたのか、偶然なのか「ときの忘れもの」の綿貫さんから机からはみ出すほどの大判を含めて、分厚い水彩紙が10枚ほど送られてきた。「やってみたら」という叱咤である。以前、大判はクレヨンで描いていたのだが、まずその大判を水彩で描きつぶしてみた、が水彩になじめない。以来、油彩に浮気をし、墨を試し、そして水彩と油彩を併用するという具合に脈絡も無く、定まるところなく描いてきた。
 ここ2年は指と気力が動かず、目標の100枚にも届かず、頓挫していたところ、先月末に武道の師・清水伯鳳さんに、会場を押さえたから個展をやらないかと背をおされ、会場オーナー・松本ルキさんのご協力を得て、2日間の個展を開くことになった。今回は、約10年間に描きためた56点を展示予定。10年で割るとたいしたことの無い点数です。
 今、机の前の貼紙は、大型モニターに隠されている。

きたざわ としひこ

■北澤敏彦 Toshihiko KITAZAWA
1946年 長野県大町市生まれ。
1968年 桑沢デザイン研究所研究科卒業。
1969年 東京グラフィックデザイナーズ入社。
1974年 株式会社ディスハウス設立。

受賞
1979年 NAAC展・東京アートディレクターズクラブ推薦技術賞
1981年 東京アートディレクターズクラブ賞、他

個展
1979年 「肖像」西瓜糖
1995年 「またたび」ギャラリー&カンパニー

所属団体
日本タイポグラフィ協会OB会員
東京タイポディレクターズクラブ会員

*画廊亭主敬白
北澤さんと知り合ったのは30数年前、亭主が一時勤めていた虎ノ門の会社(フランス人経営)時代、坊主頭でいかにも気鋭のデザイナーらしくお洒落だった。
亭主「北澤さんはいいなあ、その頭、洗うのも楽でしょ」
北澤さん「ワタヌキさんも坊主にしたら」
亭主「そうしようかなあ」(既に薄くなっていましたが、まだ毛はあり、冗談半分の応答だった)
それから一時間もしないうちにいつもは印刷ゲラを運ぶバイク便で届いたのが高級電気バリカンだった!
以来、亭主は丸坊主になった次第です。

●北澤さんの出品作品をご紹介します。気に入った作品があったらぜひお問合せください
01北澤敏彦
「仙人掌と月」
2005年
水彩+油彩、紙
76.5×57cm


02北澤敏彦
「芥子の山」
2005年
水彩、紙
57.0×76.5cm


03北澤敏彦
「花瓶」
2003年
油彩、キャンバスボード
53.0×45.5cm


04北澤敏彦
「十八の視線」
2010年
油彩、キャンバスボード
53.0×45.5cm


05北澤敏彦
「初動」
2012年
墨、和紙(軸装)
90.0×60.0cm


06北澤敏彦
「始祖」部分
2012年
墨、和紙(軸装)
178.0×60.0cm


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ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

◆4月29日(土、祝日)から始まる連休中・日曜・月曜・祝日は休廊です(暦通り)。
5月2日(火曜)と6日(土曜)は開廊。連休明けは5月9日(火曜)から営業します。

◆ときの忘れものは「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」を開催します。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など約15点をご覧いただきます。
●イベントのご案内
5月13日(土)17時より、写真史家の金子隆一さんによるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。
必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申し込みください。
info@tokinowasuremono.com

大岡信先生逝く

新学期が始まり、若い人たちにとっては希望に満ちた春だというのに、亭主の周辺では訃報が相次ぎ心沈む日々であります。
4月1日亭主の学生時代からの友人のお嬢さんが嫁ぎ先のアメリカで亡くなりました。僅か39歳の短い生涯でした。子に先立たれた親の心中、察するにあまりあります。
亭主は1989年4月43歳のとき、仕事でニューヨークに行ったのですが、社長と息子二人、そして友人のお嬢さんという5人での擬似家族旅行でした。彼女はまだ小学生でしたがミュージカル「レ・ミゼラブル」に感激し、それがきっかけとなり、英語を学びやがてアメリカに渡ったのでした。

4月7日亭主の原点ともいうべき高崎高校マンドリン・オーケストラ(TMO)のことはこのブログでもたびたび触れましたが、毎年夏のOBと現役による定期演奏会の第35回・第36回にゲスト指揮者として迎えた塩谷明先生(元群馬大学教授)が亡くなりました。第35回定演では「ヴィヴァルディの四季〜春」を、第36回では「タイスの瞑想曲、ハバネラ、チャールダーシュ」などを塩谷先生指揮で演奏しました。プロの指揮者の指導に緊張し、いつもとは違った舞台を経験することができたことは懐かしい思い出です。直前の2月25日の演奏会でお元気に指揮棒を振っておられたとのことなので、急なことだったようです。92歳の大往生でした。

4月9日その高崎高校マンドリン・オーケストラの3年後輩で、4代目の学生指揮者だったO君が亡くなりました。病院に行ったのが3月中旬、そのときは既に手遅れでなすすべもなく自宅に帰り療養していたのですが、亭主が連絡をもらいお見舞いに行かなくてはと思う間もなく、68歳の生涯を終えました。
仕事の傍ら、自らバンドを組んで老人ホームなどに慰問演奏を積極的に行なっていました。既に体調が悪化していた3月11日には地域の公民館で最後の演奏をし、「肩の荷が下りたようにほっとしていた」とか。元気な姿しか思い浮かばない亭主には辛く切ない葬儀でした。

そんな中、大岡信先生が4月5日に亡くなられたことを新聞で知りました。
お元気な頃、原稿や展覧会などで、たいへんお世話になりました。
亭主(の世代)にとっては、大岡先生は詩人というより、南画廊の志水楠男さん、そして南画廊を発表の場とする作家たちの強力な支援者でありました。
〜〜〜

南画廊の青春    大岡信

 南画廊という画廊が日本橋にあった。画廊主志水楠男の逝去によって画廊は閉鎖され、今は跡かたもない。志水は一九七九年三月二十日に急死した。私は彼と日常的にも親密だったので、葬儀委員長として葬儀を執り行なわねばならなかった。会葬者の数は千人を越え、一画商の葬儀としては異例の盛大さだった。
(中略)
 読売をやめた後は、社会との接触点は主として南画廊になった。週に二日程度、日本橋の丹平ビルに出かけ、志水楠男のもとに送られてくる外国の郵便物を読んだり、簡単な返事を書いたり、また志水の催す展覧会の計画について相談に乗ったりした。そして夕刻ともなれば、志水とともに銀座のいくつかのバーに出かけるのが決まりだった。同行したのは、たまたまそこにやってきた東野芳明や他の画家たち。武満徹もたまには一緒だった。

*『詩人の眼・大岡信コレクション展』図録(2006年、朝日新聞社)より引用
20170418『詩人の眼・大岡信コレクション展』図録
2006年
朝日新聞社 発行
180ページ
26.7x19.5cm

●1980年秋、亭主が主宰する現代版画センター企画による「菅井汲展」を各地で開催しました。
既に志水さんなく、佐谷画廊が東京展の会場でした。パリから菅井汲先生もいらしてくださったのですが、再びパリに戻る菅井先生を囲み親しい人たちの会食会を開きました。メンバーは菅井先生のご指名でした。
1980年10月菅井会食左から時計周りに、北川フラム、飯田善國、三島喜美代、中原佑介、菅井汲、海藤日出男、大岡信、上甲ミドリの皆さんと、綿貫不二夫(後ろ姿)

大岡信 上甲ミドリ左から、大岡信先生、上甲ミドリさん、亭主
於:1980年10月、渋谷東天紅


●1983年6月23日元永定正さんの「日本芸術大賞」受賞を祝う会
1983年6月23日_元永定正「日本芸術大賞」受賞を祝う会_46大岡信先生(右)と亭主
壁面には「さんかく
於:代官山 ヒルサイドテラス

15回日本芸術大賞(昭和58年/1983年度 財団法人新潮文芸振興会主催)を受賞した元永定正先生のお祝いの会でした。このときの選考委員は、井上靖、大岡信、洲之内徹、山田智三郎の四氏でした。

大岡先生はよく知られているように、1959年(昭和34年)の南画廊(志水楠男さん主宰)の伝説的な「フォートリエ展」のカタログ作成に協力したのを機にサム・フランシスジャン・ティンゲリー瀧口修造加納光於、菅井汲などの作家たちと交流、共同制作をするなど現代美術の擁護者でした。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。

◆ときの忘れものの次回企画は「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」です。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など約15点をご覧いただきます。どうぞご期待ください。
●イベントのご案内
5月13日(土)17時より、写真史家の金子隆一さんによるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。
必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申し込みください。
info@tokinowasuremono.com

あれから一年

熊本地方を中心に激しい地震が襲ったのはちょうど一年前のことでした。
あのときささやかですが、画廊として少しでも被災地のためにお役に立ちたいと「ここから熊本へ〜地震被災者支援展」を開催し、一番被害の大きかった益城町でお年よりや子供たちのケアに尽力されている木山キリスト教会と、熊本市の城下町の風情を残す唐人町で被災した大正初期に建てられた築100年の商家(カフェアンドギャラリーなどが入居、一時は解体も検討された)の西村家の復興資金に皆様からの売上げ金全額を送金いたしました。
それぞれの関係者の方からこちらが恐縮するような御礼のお手紙をいただきましたが、被災された方々のご苦労は今もなお続き、地震国日本の現状を思うとひとごととは思えません。
天災は避けようもありませんが、最近はとんでもない政治家が悲劇的な人災を招きかねない言動をいとも簡単にもてあそんでいます。
いったい世界はどうなってしまうのでしょうか・・・・・・
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堀尾貞治・石山修武 二人展―あたりまえのこと、そうでもないこと―」は昨日盛況のうちに終了いたしました。
01

雨で始まった初日から桜の散るのに合わせて進行した展覧会、最終日はお天気もよく石山先生を囲み大勢のお客様でにぎわいました。ただし亭主は体調を崩して自宅で休養、せっかくいらしていただいた皆様にご挨拶もできず申し訳ありませんでした。
未発表の力作をご出品いただいた堀尾貞治先生、石山修武先生、ありがとうございました。
ご来場いただいた皆さん、作品をお買い上げいただいたお客様に心より御礼を申し上げます。作品のお届けには少々お時間をいただきますが、どうぞお許しください。

●<堀尾貞治・石山修武二人展〜あたりまえのこと、そうでもないこと〜@ときの忘れもの(2017/04/12)
今日の夕方はときの忘れものに。現在開催中なのは堀尾貞治氏と石山修武氏の二人展。
堀尾貞治氏については前回来た時にご主人から「今度展示をやるんですよ」とお話を聞いていた。具体の作家で三菱重工に勤務しつつ作品の制作を行い、退職後は更に制作のペースを上げているとのこと。立体やパフォーマンスなどさまざまなジャンルに取り組んでいる作家さんだろうが、今回展示されているのはドローイング作品。
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中でも目を惹くのがA4程度の作品の連作。堀尾氏は毎日10枚の作品を制作することを数十年来の日課にしていて、毎日その後に働いたり他の作品の制作に取り掛かっているそう。作品を見るとその営みの厚みに圧倒される。大きさは一定だがスタイルはさまざまで、普通に描いた作品だけではなくコラージュだとか紙を折り曲げて描いたとかの技法が使われた作品もある。例えば河原温氏のTodayシリーズのように、あるスタイルで「描き続けること」そのものが作品になっているわけではなく、絵画の可能性を確認するための作業であることが作品の前に立つとひしひしと伝わってくる。自分は自分の仕事にこれほど真摯に向き合えているかなということを顧みるとちょっと背筋の伸びる思いがした。
もちろん単純に作品として眺めてみても面白いし、バラエティーに富んでいて飽きない。良い展示だったな。

(林光一郎さんのブログ2017年4月13日 (木)より)
Luv Pop TYO (Pop U NYC跡地)東京とニューヨークのライブミュージックとギャラリー

◆あらためて石山先生の全出品作品をご紹介します。
05

06

01出品No.54)
石山修武
《困難の重さにも足は耐えた》
2016  銅版
Image size: 15.0x15.0cm
Sheet size: 26.0x25.3cm
Ed.5  サインあり

02出品No.55)
石山修武
《配偶者が現われた運の良い足もいた》
2016  銅版
Image size: 15.0x15.0cm
Sheet size: 26.0x25.3cm
Ed.5  サインあり

03出品No.56)
石山修武
《それぞれの足はそれぞれに苦闘したり、まどろんだりを繰り返した、沢山のモノが生み出されたり、壊されたり》
2016  銅版
Image size: 15.0x15.0cm
Sheet size: 26.0x25.3cm
Ed.5  サインあり

04出品No.57)
石山修武
《やがて廃墟を歩く足も出現した》
2016  銅版
Image size: 15.0x15.0cm
Sheet size: 26.0x25.3cm
Ed.5  サインあり

05出品No.58)
石山修武
《喰べ過ぎで歩けなくなった笑う足もいた》
2016  銅版
Image size: 15.0x15.0cm
Sheet size: 26.0x25.3cm
Ed.5  サインあり

21出品No.59)
石山修武
《アンモナイトに止まる大トンボ》
ドローイング
103.0x64.7cm
サインあり

06出品No.60)
石山修武
《NARUKO》
1998
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

07出品No.61)
石山修武
《街角の美術館》
2004
ドローイング、コラージュ
38.0x54.0cm
サインあり

08出品No.62)
石山修武
《ひろしまハウス》
2008
ドローイング
38.0x54.0cm
サインあり

22出品No.63)
石山修武
《笑う足の化石》
2011
ドローイング
58.3x46.5cm
サインあり

09出品No.64)
石山修武
《気仙沼安波山 鎮魂の山計画》
2011
ドローイング
38.0x54.0cm
サインあり

11出品No.65)
石山修武
《気仙沼宝船》
2012
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

12出品No.66)
石山修武
《気仙沼宝船》
2012
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

13出品No.67)
石山修武
《上海劇場村》
2012
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

14出品No.68)
石山修武
《キルティプールの家》
2012
ドローイング
38.0x54.0cm
サインあり

16出品No.69)
石山修武
《キルティプール計画 外のテラス》
2012
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

15出品No.70)
石山修武
《キルティプールへ》
2012
ドローイング
38.0x54.0cm
サインあり

10出品No.71)
石山修武
《ダナンへ》
2012
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

17出品No.72)
石山修武
《杭州の茶室に不覚坊》
2014
ドローイング
38.0x54.0cm
サインあり

18出品No.73)
石山修武
《MACHIDA ARC》
2015
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

19出品No.74)
石山修武
《プーラ族》
2015
ドローイング
54.0x38.0cm
サインあり

20出品No.75)
石山修武
《リアスアーク美術館》
ドローイング、コラージュ
38.0x54.0cm
サインあり

一球一脚《ゲーテの椅子》出品No.76)
石山修武+大工 市根井立志
一球一脚《ゲーテの椅子》
 すわるとチョッと頭が良くなる場合があります。
 ならないのが普通ですが

木製家具
50.0×40.0×65.0cm

一球一脚《文机+椅子》出品No.77)
石山修武+大工 市根井立志
一球一脚《文机+椅子》
 手紙や葉書を書くために

木製家具
50.0×40.0×65.0cm

三球四脚出品No.78)
石山修武+大工 市根井立志
《三球四脚》
木製家具
50.0×66.0×66.0cm

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◆ときの忘れものの次回企画は「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」です。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など約15点をご覧いただきます。どうぞご期待ください。
●イベントのご案内
5月13日(土)17時より、写真史家の金子隆一さんによるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。
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危うしデスクトップ

デスクトップ=53.4%
モバイル=46.6%


通勤で地下鉄に乗ると前の座席に坐った人たちが全員スマホピコピコしているのが珍しくなくなりました。
ローテクを信奉し、流行には無関心(のつもり)だった亭主も、少々(ばかりか、だいぶ)焦っています。
亭主の予想を超えるスピードで皆さんがこのブログを読む環境が変わってきたらしい。
上掲の数字はつい数日前のブログのアクセス解析の結果です。

今秋からメトロポリタンで働くことになったイェンス・バルテルさんが提案し、構築したモバイルサイトはその後、勝見美生が作業を引継ぎ、何とか開設できたのがこの2月。
まだ三ヶ月も経たないのに、既に半数近い方がスマホで読んでいるらしい。
当初は、まあのんびりと更新してくれればいいやと軽く考えていたのですが、先日あるお客様からいただいたメールに愕然としました。

お客様のメール瀧口修造の●●が欲しいので価格を教えてください」
当方の返信メール「●●は既に売却済みで、HPにはSoldと記載してあるはずですが」
再びお客様からのメール「私が見ているモバイルサイトの画面はSoldとなっていませんが」

亭主が慣れ親しんだホームページの画面とモバイルサイトの画面は別だということを初めて知った次第で(お恥ずかしい)、大慌てであります。
つまり、ある作品の新しい情報は、
和文ホームページの作家のページ
及び該当作品のショップのページ
英文ホームページの作家のページ
及び該当作品のショップのページ
和文モバイルサイト
英文モバイルサイト の計6箇所を修正更新しないといかんらしい。
こりゃあたいへんだ、どうしよう・・・・・・・

それにですよ、あの小さなスマホの画面で読まれる皆さんは、時として大長論文になりがちなときの忘れものの連載を最後まで読んでくれるのかしら。
こりゃあ、連載執筆者の皆さんに緊急連絡して「お願いですから、各回の字数は少なくしてください」と頼まねばなりませんね。

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気を取り直して、
ちゃんと在庫のある瀧口修造作品をご紹介しましょう。
(さきほど大騒ぎして実物を確認いたしました)
28_I-11
瀧口修造
- 11
インク、紙
Image size: 30.5×22.0cm
Sheet size: 35.4×27.0cm
『瀧口修造展 I』図録23頁所収

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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

「アートフェア東京2017」出展レポート

アートフェアの時代になってきましたね。
香港ではアートバーゼルの活況が凄かったようです。
国内では最大規模の「ART FAIR TOKYO 2017」(会期:2017年3月16日〜19日)に、ときの忘れものも昨年に続き出展参加しました。
いつもならスタッフSが詳細なレポートを書いてくれるのですが今回はNYレポートで精根尽き果てたようで、ピンチヒッターの亭主からご報告いたします。
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会場入り口
20170329_aft17_03
会場俯瞰

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入り口には長蛇の列

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プレビューには今までにない多数のお客様が来場

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スポンサーには近年評判の銘酒メーカーも

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ときの忘れものブース、正面の壁面

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ときの忘れものブース、右壁面

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ときの忘れものブース、左壁面

続いてアートフェア東京、ときの忘れものブースへ。瑛九のほんわりした板絵にそーとー惹かれ、しかし、背後の瀧口修造の藍色にはいきなり心をつかまれていたのであった。作家の、作品のふれ幅なども感じながら拝見。普段は工芸脳だから、こういう作品群には刺激されてしまうな💨>(関根昭太郎‏さんのtwitterより)

13
ブースの他に、通路側にも一面をいただき、展示しました。

11
4つの壁面に8作家の作品を出品展示したのですが、会場全体から見ると、地味な印象で埋没してしまった。

12

20170329_aft17_10
今年は例年になく入場者も多く、アートフェアが定着してきた感がありました。
どのブースも活気があり、売上げも多かったようです。

15
ときの忘れものは全体としてはパンチに欠ける展示になってしまいましたが、ありがたいことに植田正治は展示したほとんどが売れ、他に堀尾貞治、瀧口修造、秋葉シスイなどをお買いあげいただきました。

20170329_aft17_04
翻ってフェア全体を見ると、個展にせよ、テーマ設定による展示にせよ、他のブースさんはいずれもリキが入っており、展示に工夫が見られ、一年をかけて周到に準備したあとがうかがわれました。

20170329_aft17_12ときの忘れものは、出品作品の選定、展示構成ともに中途半端になってしまい、その結果が正直に売上げに反映し昨年に比べて大きく落ち込んでしまいました。
若いスタッフ二人で闘った先日のNYのフェアの売上げにも及ばないわけですから、惨敗といえるでしょう。
反省しきりであります。

20170329_aft17_1420170329_aft17_02

ご来場いただいた皆さん、たくさんの差し入れありがとうございました(今まででこんなに差し入れをいただいたのは初めてです)。
また大枚はたいてお買い上げいただいたお客様には心より御礼を申し上げます。
納品までしばらくお時間をいただきますが、どうぞお許しください。

●今日のお勧めはスペースの都合で展示できなかったオノサト・トシノブです。
08オノサト・トシノブ
《Silk-2》
1966年 シルクスクリーン
32.0x40.0cm
Ed.120 Signed
※レゾネNo.20

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いまだリハビリ続行中、小野隆生のテンペラ作品

昨年3月12日朝、思わぬ事故に遭遇して以来、一年が過ぎました。
昨日は、朝家を出て、タクシーとバスを乗り継いで病院には9時半到着。整形外科の診察と週一のリハビリ訓練が終わったのが13時、バスで自宅のあるひばりヶ丘駅に戻り、今度は気管支アレルギーの治療のために耳鼻咽喉科医院に。何種類もの薬をもらって帰宅したら15時半。一日中、医者周りで暮れました。
こんな生活が一年続いていますが、まだ腕は前に90度弱、ヨコには75度しか持ち上がりません。
医者「なかなか上がりませんね」
亭主「とんかちを使えないので困るんです」
医者「えっ、とんかち?」
亭主「商売が画廊なもんで」
新幹線の棚には辛うじて荷物を上げられますが、飛行機の座席上方の荷物入れには情けないことに乗務員さんにあげてもらわないと一人ではできません。
困るのは画廊やフェアの壁面の高い位置にフックを打ち込むことができない。好きな絵を自分で壁にかけることができないなんて・・・・
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画廊では「小野隆生コレクション展」を開催しています。
展示の様子はコチラをご覧ください。
小野隆生の初個展は40年前の1976年(銀座の現代画廊)でしたが、このときの出品作品は油彩です。
ここではその後、テンペラ技法に移行した小野隆生の比較的小ぶりなテンペラ作品をご紹介します。

日本での美術教育に馴染まなかったのか、小野隆生はフランスを経て、1971年イタリアに渡ります。ローマやフィレンツェの美術学校に通いますが、いずれも中退します。
1977年国立ローマ中央修復研究所絵画科に入学し、1980年に卒業しました。小野の語るところによれば入学する(できる)日本人は数多いが、卒業した人は少ない。
この修復研究所が小野の運命を決めたようです。
在学中の1977から、1985年にかけてイタリア各地の教会壁画や美術館収蔵作品の修復に携わり、ジョットやティツィアーノらの作品に直接触れ、古典技法を習得しました。テンペラ技法との本格的な出会いでした。
ono16小野隆生《肖像図 96-1》
1996年
テンペラ・画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

ono21小野隆生
《肖像図 96-5》
1996年
テンペラ・画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

「修復家になるつもりはなかった。修復の仕事をすれば、ルネサンスの画家たちの技法に直接触れることができるから。」と語るとおり、10年で修復の仕事から離れ、敬愛するペルジーノのゆかりの町にアトリエを構えます。
ono15小野隆生《10月》
2000年
テンペラ・画布
80.0×70.0cm
サインあり

ono18小野隆生《行く先のない旅》
2000年
テンペラ・画布
80.0×70.0cm
サインあり

ono22小野隆生《男の独り言》
2000年
テンペラ・画布
80.0×70.0cm
サインあり

ono17小野隆生《肖像図 6-2003》
2003年
テンペラ・画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

ono19小野隆生《肖像図 24-2005》
2005年
テンペラ・画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

ono20小野隆生《肖像図 27-2006》
2006年
テンペラ・画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

ono13小野隆生《肖像 IV-2006》
2006年
テンペラ・画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

ono14小野隆生《肖像 V-2006》
2006年
テンペラ・画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

ono23小野隆生《ほどけた靴の紐》
2008年
テンペラ・画布
80.0×60.0cm
サインあり

ono24小野隆生《空の塗り残し》
2008年
テンペラ・画布
80.0×60.0cm
サインあり

ono25小野隆生《夏時間の季節 II のために》
2009年
テンペラ・画布
80.0×60.0cm
サインあり

ono32小野隆生《午後の庭》
2009年
テンペラ・画布
80.0×60.0cm
サインあり

ono28小野隆生《Portrait I》
2010年
テンペラ、画布
80.0x60.0cm(25号)
サインあり

ono29小野隆生《Portrait II》
2010年
テンペラ、画布
80.0x60.0cm(25号)
サインあり

ono30小野隆生《Portrait III》
2010年
テンペラ、画布
80.0x60.0cm(25号)
サインあり

ono31小野隆生《肖像図 III》
2010年
テンペラ、画布
40.0x30.0cm(6号)
サインあり

ono26小野隆生《2010-1》(題名未定)
2010年
テンペラ、画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり



ono27《2010-2》(題名未定)
2010年
テンペラ、画布
40.0×30.0cm(6号)
サインあり

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ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

不思議なことですが、小野が半世紀近く暮らすイタリアで本格的な画廊での展覧会はいまだありません。
日本でも美術館レベルでの回顧展の機会もあったのですが、最終的に小野自身の判断で沙汰やみになりました。
2008年に自選による「描かれた影の記憶 小野隆生展 イタリアでの活動 30年」 が池田20世紀美術館で開催されたのが唯一の例です。

●「小野隆生の絵を銀座の資生堂ギャラリーで見たのは、もう10年ほども前だろうか。覚えているのは絵を目にした瞬間に私の足が、すこし震えたことである。」
(大倉宏『「貴種」に正対する目』より)

●「オブジェと人物。私はある時、小野作品に対して、この双方に同じような眼差しを向けていたことに気付かされたのです。たしかに、人物を描いたものは、肖像画の体裁を成しています。でも、ある特定の人物の姿をとらえた、いわゆる肖像画とはちがってモデルがなく、その人物の性格や感情が見る側に直接的に伝わることはありません。そのためか、画家の頭の中で静かに熟成された人物像は、どこか凛とした佇まいの静物画(オブジェ)を思わせるのです。」
池上ちかこのエッセイより、2009年05月09日)

●「小野作品には、キャンバス作品にも何処か未完成な感じがあるが、この未完成さが日本絵画の伝統を継承する最大の特徴ではないかと思う。」
小泉清のエッセイより)

●「久しぶりにコレクションの肖像画を並べてみた。ふと、これから「小野隆生はどこへ行くのだろうか?」との想いがよぎった。イタリアの片田舎のゆったりとした時間のなかで描き続けられる肖像画が、グローバル経済の中で揺れ、少子高齢化社会を迎え閉塞感のある日本とどのように関わるのか?また、日本のアイデンティティが問われ、日本にとって文化こそ最後の砦になるかもしれない時代にどのように関わるのか?・・・私にとって興味津々だ。コレクターの一人として、こらからも小野隆生という風に吹かれて、今という時代を一緒にゆっくり歩いていこうと思う。」
荒井由泰のエッセイより、2007年4月26日)

◆ときの忘れものは「小野隆生コレクション展」を開催しています。
会期:2017年3月7日[火]―3月25日[土] *日・月・祝日休廊
201703_ONO
岩手県に生まれた小野隆生は、1971年イタリアに渡ります。国立ローマ中央修復研究所絵画科を卒業し、1977〜1985年にイタリア各地の教会壁画や美術館収蔵作品の修復に携わり、ジョットやティツィアーノらの作品に直接触れ、古典技法を習得しました。1976年銀座・現代画廊で初個展開催。資生堂ギャラリー[椿会展]に出品。「ライバルは500年前のルネサンスの画家たち」との揺るぎない精神でテンペラ画による肖像画を制作をしています。2008年には池田20世紀美術館で「描かれた影の記憶 小野隆生展 イタリアでの活動 30年」 を開催しました。
本展では、小野の1970年代の初期作品から2000年代の近作まで、油彩・テンペラ・素描など約15点をご覧いただきます。

もの派の関根伸夫がフルクサスの靉嘔86歳を寿ぐ

初挑戦したNYのアートフェアArt on Paperは、おかげさまでサンタフェの屈辱をはらすことができたようです。参加してしてくれた野口琢郎さん、光嶋裕介さん、ご苦労さまでした。いずれお二人からレポートが届くことでしょう。

3月3日近くのピーコックで、すあまを買い留守部隊の女性スタッフと雛祭りを祝っていたら、ロスから関根伸夫先生が久しぶりにいらっしゃいました。
CIMG8501_600
初めてお会いしたのは1974年秋、亭主が29歳、関根先生が32歳でした。
あれから40数年、不肖の弟子ではありますが何とか美術界で生きています。
黒御影の立体作品は1977年の制作、40年経っても変わらない。

20161008_Sekine_2016_1500

代表作「位相ー大地」は1968年、関根先生が弱冠26歳のときの作品です。
掘って積んだ土はまた埋め戻したので、作品は現存しません。撮影:村井修

sekine_03_pyramidNobuo SEKINE
ピラミッドの頂き
1982年
ステンレス・彫刻
H20.0×15.0×30.0cm
Ed.30 Signed


●ルイジアナ美術館による、関根伸夫先生へのインタビュー動画
日本語+英語字幕付き。


48_sekine_skin4
関根伸夫
空相−皮膚4
2015年
カンバス、木枠、合板にアクリル
81.3×101.6cm
Signed

この夜は、ご近所のギャラリー360°靉嘔先生の個展のオープニングがあったので関根先生をご案内しました。
CIMG8504_600
初めてお会いしたのは1974年春、亭主が28歳、靉嘔先生が43歳でした。
現代版画センターのエディション第一番は靉嘔先生の「I love you」です。

靉嘔1958油彩靉嘔 Ay-O
作品
1958年  油彩
32.0x41.0cm  
Signed

靉嘔比翼の鳥靉嘔「会話・比翼の鳥
1980年 シルクスクリーン
48.0×95.0cm
Ed.100  Signed
*現代版画センターのエディションで空前のヒット作品。

Ay−oクラッシュドレインボー靉嘔
クラッシュド・レインボー
1983年 シルクスクリーン 
26.0x20.0x2.0cm 
Ed.500 Signed
ジョナス・メカスさんの映画美術館建設支援のための作品、名作です。

CIMG8505_600左から、ギャラリーオーナーの根本寿幸さん、まだ70歳にはならないはず。
「フルクサス」の靉嘔1931年生まれ、86歳。
根本家の愛犬?歳。
「もの派」の関根伸夫1942年生まれ、74歳。
有為転変、よたよた馬齢を重ねた亭主は1945年生まれ、71歳。
2017年3月3日ギャラリー360°にて

長い付き合いの四人(+一匹)ですが、元気でいられるうちはお互いいい仕事をしたいものです。
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祝 靉嘔先生 86歳!

「ART NAGOYA 2017 」参加レポート

本日2月23日は伝説の大画商ハインツ・ベルグラン(Heinz Berggruen 1914〜2007)の命日です。
ベルリンでの葬儀にはいまポピュリズムの台頭に悩むメルケル独首相など各界の著名人が参列しその死を悼みました。ユダヤ系ドイツ人として生まれたベルグランはナチスを逃れアメリカに渡り生き延びただけでなく、コレクター、画商として20世紀の美術史に大きな足跡を残しました。
移民の国、多様性を重んじるアメリカだからこそ、彼の成功がありました。戦後パリに開いたギャラリーは一時代を象徴する大画廊でした。彼が母国に寄贈したシャルロッテンブル宮殿のピカソクレーなどの名作は、ドイツの誇りであるだけでなく、彼を受け容れたアメリカの偉大さの反映でもあります。
私たちの親しいジョナス・メカスさんもリトアニアからアメリカへ亡命し、今日があります。

トランプ大統領の偏狭なアメリカファーストの言動を悲しく思うこのごろですが、貧乏画商の老夫婦は2月16日に名古屋に向かい、三年ぶりに「ART NAGOYA 2017」に出展参加してきました。
17日[金]〜19日[日]までがフェア、三日間の入場者は1,334名(事務局発表)。
名古屋城の目の前というロケーションは抜群なのですが、交通の便があまりよくないらしく、静かなフェアでした。
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部屋からの眺め

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何やら不思議な建物が(詳細は不明)。

展示作業は地元の作家、葉栗剛さん、長崎美希さん、真弓美砂さんにお手伝いしていただきました。
フェア事務局の心配りも丁寧で、今回は同じホテルに宿泊したのでときどき部屋に戻り昼寝も。おかげでとても快適な5日間を過ごすことができました。
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ホテルの好意でずいぶんと豪華なレセプションが初日の夕刻ありました。

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レセプションで挨拶する名古屋ボストン美術館館長の馬場駿吉先生。

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アートフェアは作品の売り買いの場ですが、また新たな出会いの場でもあります。
いまや海外のアートフェアの常連となった葉栗剛先生ともこのレセプションでめぐり会ったのでした。
今年もいろいろな出会いがありました。

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ときの忘れもののブース。
入り口にはマン・レイの写真作品

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瀧口修造、葉栗剛などのカタログ類

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左2点)秋葉シスイ
右)瑛九

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葉栗剛の最新作2点

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上)秋葉シスイ
下)菅井汲

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上)瑛九下)オノサト・トシノブ

若い画商さん、そして若い作家たちの出品が多かったせいで、老兵には良い刺激を与えていただきました。
それにしても時代の移り変わりは凄い。
大阪から来た若くて美しい作家に「梅田画廊の〜〜」と話し出したら、きょとんとされてしまいました。梅田画廊はもう死語か(笑)。
東大大学院に在籍する切れ者(らしい)研究者に「嗚呼玉杯に、の向丘寮に〜〜」と話し出したら、きょとんとされてしまいました。一高寮歌はもう死語か(笑)。
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瑛九の油彩(左)とフォトデッサン(右)

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中央)松本竣介「少女」

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左)ウィン・バロック、右)松本竣介

アートフェアは有料(入場料)です。お金をいただく以上、私たちが最も良いと思う作品を展示するのが画廊のつとめだと考えています。
今までお付き合いの無かった他のブースの画廊さんが若い人をぞろぞろ連れてきてくれて(ご自分の出品でもないのに)「松本竣介は、・・・・。瑛九は、・・・」と熱心に講義(宣伝)してくださいました。感謝です!!
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左)オノサト・トシノブ
右)五味彬

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左から馬場駿吉先生、森本悟郎さん、社長

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亭主の後ろは瑛九の作品

売上げは三度目の正直(黒字達成)とはならず、あえなく撃沈(涙)。
例によって、浮きまくっていたときの忘れものブースでしたが、思いもかけずいろいろな人たちに声をかけていただき、売上げのかわりに名刺をたくさんいただいての帰京でした(留守番のスタッフたちには何と言い訳をしようか)。

ご来場の皆さん、マン・レイ、元永定正靉嘔はじめ大枚はたいてお買い上げいただいた皆様には心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
ご上京の折にはぜひ青山にもお立ち寄りください。

●本日のお勧め作品は普後均です。
肉体と鉄棒 12-1《〈肉体と鉄棒〉より 12》
2013年撮影(2016年プリント)
ゼラチンシルバープリント
イメージサイズ:44.8×35.8cm
シートサイズ:50.8×40.6cm
Ed.15
サインあり

肉体と鉄棒 14-1《〈肉体と鉄棒〉より 14》
2012年撮影(2016年プリント)
ゼラチンシルバープリント
イメージサイズ:44.8×35.8cm
シートサイズ:50.8×40.6cm
Ed.15
サインあり

肉体と鉄棒 15-1《〈肉体と鉄棒〉より 15》
2003年撮影(2016年プリント)
ゼラチンシルバープリント
イメージサイズ:35.8×44.8cm
シートサイズ:40.6×50.8cm
Ed.15
サインあり

肉体と鉄棒 16-1《〈肉体と鉄棒〉より 16》
2012年撮影(2016年プリント)
ゼラチンシルバープリント
イメージサイズ:44.8×35.8cm
シートサイズ:50.8×40.6cm
Ed.15
サインあり

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◆ニューヨークで開催されるArt on Paperに出展します。
artonpaper_small_600


会期:2017年3月2日[木]〜3月5日[日]
VIPプレビュー:2017年3月2日(木)
一般公開:2017年3月3日(金)〜5日(日)11:00〜19:00
(5日は12:00から18:00まで)
会場:Pier 36 New York
299 South St, New York, NY 10002
ときの忘れものブースナンバー:G15
公式サイト:http://thepaperfair.com/ny
出品作家:磯崎新安藤忠雄内間安瑆野口琢郎光嶋裕介細江英公植田正治堀尾貞治ジョナス・メカス草間彌生マイケル・グレイヴス

「ART NAGOYA 2017」に出展します 2017年2月17日〜2月19日

「ART NAGOYA 2017」に出展します

昨日は西日本は大雪で大変だったようですが(お見舞い申し上げます)、亭主と社長は恩人のお墓参りに行ってまいりました。
石段をふうふう言いながら登りきった小高い場所に眠るその人は、厳しい人でしたが、私たちには忘れられないいくつもの思い出があります。
破産して全てを失ったある日、交差点でばったりお会いしたことがありました。
「どうしてるの」
亭主「ええ、何とかやっています」
「元気だったらいいのよ」

あの「元気だったらいいのよ」という一言が随分気持ちを楽にしてくれました。

あれから30年。
ネットとアートフェアを抜きにしては美術市場を語れない時代になりました。
海外ではもちろんですが、国内でも札幌から福岡まで全国各地でアートフェアが開催されています。
たくさんのギャラリーがそれぞれ得意の作家・作品をもって一堂に会して、競う。コレクターはそこで新しい作家・作品にめぐり会い、商談が成立すれば購入する。
小規模のホテルフェアでも数千人が集まり、バーゼルなどの大規模なフェアには数万人が世界中から集まる。画廊が自分の店で展覧会を開く場合とは桁違いの数字です。
うまく循環すれば、ギャラリーにとっても、作家にとっても、そしてコレクターにとってもハッピイなはず、ですが・・・
ときの忘れものは国内では、2007年以来、東京、名古屋、京都、大阪、福岡の各都市のアートフェアに20回以上参加してきましたが、黒字だったのは二回だけです。ブース代、スタッフの旅費・宿泊費、輸送費などの経費を賄うだけの売上げは達成できず、ほとんどが赤字。赤字どころか売上げゼロも少なくありませんでした。
にもかかわらず(笑)、3年ぶりに名古屋のアートフェアに出展します。
前回も惨敗でした。
201702_NAGOYA「ART NAGOYA 2017」
2017年2月17日[金] 13:00〜19:30※プレビュー/プレス・招待者のみ
2017年2月18日[土] 11:00〜19:00※一般公開
2017年2月19日[日] 11:00〜18:00※一般公開

会場:ウェスティンナゴヤキャッスル9階
会場:愛知県名古屋市西区樋の口町3-19
TEL:052-521-2121
ときの忘れものブースナンバー:926号室
公式サイト: http://www.artnagoya.jp/
出品作家:葉栗剛松本竣介瑛九オノサト・トシノブウィン・バロック秋葉シスイ、マン・レイ、五味彬、他

ときの忘れもののラインナップは海外の都市では暖かな評価を受けることが多いのに、国内では連戦連敗。
いい例が名古屋在住の木彫作家・葉栗剛先生の場合です。いまや葉栗作品はときの忘れもののドル箱でアジア各地のアートフェアで20体近く売っています(一月のシンガポールでも6点を売りました)。
にもかかわらず(再び苦笑い)、国内ではただの一点も売れたことがありません。

今年こそ、いい成果をあげたいものです。
名古屋に持っていく作品をいくつかご紹介します。

●葉栗剛 Takeshi HAGURI
葉栗剛1葉栗剛〈男気〉「龍」
2017年  木彫 楠木、彩色
H27cm
サインあり

葉栗剛2葉栗剛〈男気〉「鯉」
2017年  木彫 楠木、彩色
H27cm
サインあり


●松本竣介 Shunsuke MATSUMOTO
松本竣介1-38松本竣介「少女」
1942年頃 インク、墨、紙
35.0x26.0cm
※『松本竣介素描』(1977年 綜合工房)47頁所収
※『松本竣介とその時代』(2011年 大川美術館)図録27頁所収 No.53

松本竣介1-47松本竣介「人物」
ペン、紙
8.5x5.4cm

松本竣介2-12松本竣介「都会(3)」
1938年頃  インク、墨、紙
8.7x14.0cm
印あり
※『松本竣介没後50年展―人と街の風景―』(1997年、南天子画廊)図録9頁所収-No.11


●瑛九 Q Ei
qei_sakuhin-b瑛九「作品−B(アート作品・青)」
1935年  油彩(ボード)
29.0x24.0cm
*「瑛九油彩画カタログレゾネ 1925〜1959」No.17
(2011年、埼玉県立近代美術館・他『生誕100年記念 瑛九展』図録所収)

レゾネ番号17とある通り、文字通り最初期の、しかも最も早い時期の抽象画です(抽象画と断定するのは少し拙速ですが)。現在確認されている1925〜35年の油彩22点のうち、ほとんどが人物画(11点)、風景画(2点)、花などの静物画(6点)です。作品ーA、作品ーB、作品ーCと題された3点のみが抽象的なイメージをもった作品です。
20151014_qei_115瑛九
「風景」
板に油彩
23.7x33.0cm(F4号)
サインあり
*1950年代と思われる時期の油彩画です。抽象から具象へ、そして再び抽象へと揺れた瑛九の歩みを物語る作品です。



●オノサト・トシノブ Toshinobu ONOSATO
オノサト・トシノブ_オノサト・トシノブ「Silk-2」
1966年  シルクスクリーン
32.0x40.0cm
Ed.120  サインあり
※レゾネNo.20

オノサト・トシノブ5オノサト・トシノブ「F-9」
1985年  シルクスクリーン
22.0x27.2cm
Ed.200  サインあり
※レゾネNo.205

オノサト・トシノブ6オノサト・トシノブ「F-10」
1985年  シルクスクリーン
22.0x27.2cm
Ed.200  サインあり
※レゾネNo.206


●ウィン・バロック Wynn BULLOCK
ウィン・バロックウィン・バロック「Navigation Without Numbers」
1957年  ゼラチンシルバープリント
17.8x23.0cm
サインあり


●マン・レイ Man Ray
マン・レイマン・レイ「レイヨグラフ C」(リプロダクション)
ゼラチンシルバープリント
19.5x14.3cm
Ed.50
台紙にサインあり


●五味彬 Akira GOMI
五味彬五味彬「村上麗奈 CP vintage 1989-6」
1989年  ゼラチンシルバープリント
(コンタクトプリント)
14.2x10.8cm
サインあり

五味彬2五味彬「村上麗奈 CP vintage 1989-21」
1989年  ゼラチンシルバープリント
(コンタクトプリント)
13.4x10.0cm
サインあり


●菅井汲 Kumi SUGAI
菅井赤い太陽菅井汲「赤い太陽」
1976年
マルチプル(アクリル+シルクスクリーン)
(刷り:石田了一)
10.0x7.0x2.0cm
Ed.150  ケースにサインあり


●秋葉シスイ Sisui AKIBA
秋葉シスイ2秋葉シスイ「nocturne」
2017年  油彩、キャンバス
41.0x53.1cm(P10号)
サインあり

秋葉シスイ秋葉シスイ「次の嵐を用意している」(16)
2015年  油彩、キャンバス
33.3x45.5cm(P8号)
サインあり

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名古屋に行くのは老兵二人だけ、若いスタッフは来月のニューヨーク、そしてアートフェア東京の準備に専念してもらいましょう。
会場では亭主と社長、そして葉栗剛、長崎美希のお二人が皆様をお迎えします。
どうぞお出かけください。
愚痴ばかりのメッセージになってしまいましたが、皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

◆ニューヨークで開催されるArt on Paperに出展します。
artonpaper_small_600


会期:2017年3月2日[木]〜3月5日[日]
VIPプレビュー:2017年3月2日(木)
一般公開:2017年3月3日(金)〜5日(日)11:00〜19:00
(5日は12:00から18:00まで)
会場:Pier 36 New York
299 South St, New York, NY 10002
ときの忘れものブースナンバー:G15
公式サイト:http://thepaperfair.com/ny
出品作家:磯崎新安藤忠雄内間安瑆野口琢郎光嶋裕介細江英公植田正治堀尾貞治ジョナス・メカス草間彌生マイケル・グレイヴス
tokinowasuremono
緑豊かな青山のギャラリー&編集事務所「ときの忘れもの」は建築家をはじめ近現代の作家の写真、版画、油彩、ドローイング等を扱い、毎月企画展を開催しています。またオリジナル版画のエディション、美術書・画集・図録等の編集も行なっています。
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